コロナウィルス感染拡大防止のため非常事態宣言が出され、登山の自粛が要請されている。山梨県の登山道も入山が規制されているところが多数ある。まず散策する場所を選択する私自身の基準のひとつがメインルートでは無くて人が居ない場所を選ぶこと、そして一人で出かけること、かつ山頂は避けるということである。そう考えると、ほとんど単独で入山していてマイナーな場所が多い私にはあまり影響が無いのかも知れない。そして最も注意しなければならないのは決して遭難しないということである。こんな非常時に人に迷惑をかけてはいられない。なので難しい場所ならば即座に撤退すること、これが最も重要だと思う。
昨年も歩いているマウントピア黒平周辺の沢を散策に出かけてみる。甲府市の施設であるマウントピア黒平は現在休館中でありあまり人は居ないはずである。駐車場は半閉鎖状態だったが3台ほど車が止まっており、いずれも山梨県ナンバーだった。1台は管理人さんの車のはずである。施設の建物に挨拶に立ち寄ってみるが残念ながら不在だった。
桜が満開のマウントピア黒平。施設は休館中である。
ヒナスミレが咲く。
エイザンスミレ
エゾアオイスミレはもう痛みかけていた。
白いヒナスミレ
薄紫色のヒナスミレ
ニリンソウはまだ咲き始め。だいぶ数が減ったように見受けられる。
渓谷に咲くコガネネコノメソウ
コガネネコノメソウ
ニッコウネコノメソウ
花が平開するニッコウネコノメソウ
ニッコウネコノメソウと渓谷の流れ
ツルネコノメソウ
倒木が多く歩きにくいので避けていた場所に入ってみる。
右側から滝が流れ込む。本流は左側。
ニッコウネコノメソウと滝
コガネネコノメソウ
この先は倒木で荒れていて歩きにくい。左側の土手を登って登山道に抜け出る。
何度も歩いている渓谷なので少し靴を濡らした程度で上流部まで登って来た。あと20分も登山道を歩けば源流になるが、途中の支脈に2本ほど入ってみる。
1本目の支脈は伏流になっており、遡上するとすぐに水が流れ始める。
コガネネコノメソウ
ハナネコノメソウが咲く岩壁
ハナネコノメソウ
ツルネコノメソウ
滝に出る。右側にマウントピア黒平の取水ホースが付いており左右にロープが取りつけられていた。
ロープが付いているので滝を越えることはさほど難しくないが、もしものことがあると大変である。一応ザイルは持って来ているがこの場所まででこの沢は撤退する。帰り際にマウントピア黒平の管理人さんと出会い、この滝の上にある取水口までは行けるそうだがその先は難しいようである。次の沢に入るが、この沢は一昨年八丁平まで登り詰めており、勝手知ったる谷である。
広い谷の中はハシリドコロがたくさん茂っている。
赤紫色のヤマエンゴサク
咲き残っていたハナネコノメソウ
ハナネコノメソウ
右岸の滝。この岩壁に何か変わったものがあるのではないかと期待してきたが何も無し。ここまでで本日は撤退。
今年もたくさんのネコノメソウ属の花たちが咲いてくれた。ここは支脈も含めて植生豊かな素晴らしい渓谷である。昨年歩いた際にニッコウネコノメソウかヨゴレネコノメソウか判断できなかった群落があったのだが、どうやらニッコウネコノメソウのようだ。日当たりの悪い場所だと葉が茶色くなるようである。渓谷の岩壁に何か変わったシダが付いているのではないかと期待しての今回の散策だったが、何も目ぼしいものには出会えなかった。登山解禁となったら、升形山や黒富士の岩壁を探索してみたいと思う。
昨年も歩いているマウントピア黒平周辺の沢を散策に出かけてみる。甲府市の施設であるマウントピア黒平は現在休館中でありあまり人は居ないはずである。駐車場は半閉鎖状態だったが3台ほど車が止まっており、いずれも山梨県ナンバーだった。1台は管理人さんの車のはずである。施設の建物に挨拶に立ち寄ってみるが残念ながら不在だった。
桜が満開のマウントピア黒平。施設は休館中である。
ヒナスミレが咲く。
エイザンスミレ
エゾアオイスミレはもう痛みかけていた。
白いヒナスミレ
薄紫色のヒナスミレ
ニリンソウはまだ咲き始め。だいぶ数が減ったように見受けられる。
渓谷に咲くコガネネコノメソウ
コガネネコノメソウ
ニッコウネコノメソウ
花が平開するニッコウネコノメソウ
ニッコウネコノメソウと渓谷の流れ
ツルネコノメソウ
倒木が多く歩きにくいので避けていた場所に入ってみる。
右側から滝が流れ込む。本流は左側。
ニッコウネコノメソウと滝
コガネネコノメソウ
この先は倒木で荒れていて歩きにくい。左側の土手を登って登山道に抜け出る。
何度も歩いている渓谷なので少し靴を濡らした程度で上流部まで登って来た。あと20分も登山道を歩けば源流になるが、途中の支脈に2本ほど入ってみる。
1本目の支脈は伏流になっており、遡上するとすぐに水が流れ始める。
コガネネコノメソウ
ハナネコノメソウが咲く岩壁
ハナネコノメソウ
ツルネコノメソウ
滝に出る。右側にマウントピア黒平の取水ホースが付いており左右にロープが取りつけられていた。
ロープが付いているので滝を越えることはさほど難しくないが、もしものことがあると大変である。一応ザイルは持って来ているがこの場所まででこの沢は撤退する。帰り際にマウントピア黒平の管理人さんと出会い、この滝の上にある取水口までは行けるそうだがその先は難しいようである。次の沢に入るが、この沢は一昨年八丁平まで登り詰めており、勝手知ったる谷である。
広い谷の中はハシリドコロがたくさん茂っている。
赤紫色のヤマエンゴサク
咲き残っていたハナネコノメソウ
ハナネコノメソウ
右岸の滝。この岩壁に何か変わったものがあるのではないかと期待してきたが何も無し。ここまでで本日は撤退。
今年もたくさんのネコノメソウ属の花たちが咲いてくれた。ここは支脈も含めて植生豊かな素晴らしい渓谷である。昨年歩いた際にニッコウネコノメソウかヨゴレネコノメソウか判断できなかった群落があったのだが、どうやらニッコウネコノメソウのようだ。日当たりの悪い場所だと葉が茶色くなるようである。渓谷の岩壁に何か変わったシダが付いているのではないかと期待しての今回の散策だったが、何も目ぼしいものには出会えなかった。登山解禁となったら、升形山や黒富士の岩壁を探索してみたいと思う。
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