令和4年1月5日(水)
小 寒 : 寒の入り
二十四節気の一つ、冬至の後十五日で太陽の黄経が285度
に達するとき。
「寒の入り」の日で、いよいよ厳しい寒さに向かう。
この日から節分までの凡そ三十日間が「寒の内」で四囲は、
荒寥とした冬景色となる。
昔から武芸や芸事の「寒稽古」が始まるのもこの頃から。
五日は商売繁盛、家内安全を願う「初戎」が未明から始まり、
名古屋の熱田神宮内の上知我麻神社で行われた。
境内には午前零時頃に参拝者が集まり、境内4ヵ所に在る授
与所へ、開始と同時に殺到した。
昨年は新型コロナウイルス感染予防のため、並んだ順に境内
へ入り授与された。
今年は感染者が落ち着いている事から、マイクで「マスクを
着用し順序よく進んでください」と呼びかけたが、「一番札」
「福熊手」を求めて代金(紙幣)を掲げながら、モミクチャと
なっていた。
東京の豊洲市場では恒例のマグロの「初競り」が行われた。
縁起物の一番マグロは、青森県大間港で水揚げされた本マグロ
の最高値は211kgで、1688万円で競り落された。
昨年に続き、銀座で寿司店を経営する「オノデラグループ」と
水産仲卸業者の「やま幸」が共同で競り落とした。
昨年は新型コロナウイルス感染者急増の中で、前年額を大幅に
下げる2084万円だったが、今年は更に下回った。
これ迄の最高値は、豊洲に移転した年の3憶3360万円。
職場を失い、喰うや喰わずの方達にはどう見えるのか、、、、
毎日が日曜日とは言え、正月5日、、世間様は「仕事始」、、
ヤギ爺も、そろそろ褌を締め直さねば、、、、、、、、
今日の1句
寒の入り一番鶏の高鳴りぬ ヤギ爺