令和4年1月2日(日)
一月二日
目出度い元旦が終わって二日、
昔は仕事始めの吉日とされ初荷、初湯、書き初め等が
行われた。
張り詰めた元旦から、二日目はふっと息をつく日でも
あり、人の世の動きが始まる日とされた。
三が日の真ん中で、最も気持ちの落ち着く日でもある。
ひっそりとしていた商店街がこの日より活気付くのも
この日から、、、、、、。
昔なら初荷の垂れ幕を下げたトラックが走り廻るのも
この日で、最近では殆ど見かけぬ光景である。
初湯も都心部では銭湯が少なく、「初湯」のポスター
もなく朝風呂に出掛ける姿を見かけない。
今では、入浴剤の「初湯」というのがあり、我が家も
夜にこれを入れる。(元日から風呂を沸かしていたが)
私が小学校へ通う頃、私の父親が二日の朝「書き初め
を行う」と私達(姉、私、弟)3人を座敷机に座らせ
新聞紙と半紙を用意し、墨は父親が摺る。
新聞紙で練習をし、半紙に書く。書かねば外出させて
は貰えなかった。裕福な家庭ではなかったが何故か父
は実践した。
嫌で嫌で仕方がなかったのだが、、、、、、、。
今日は娘家族やって来る日。
今年は娘の長男(高3)は大学受験を控え来られない。
娘夫婦と長女(高1)の3人が年始(私達へ衣類)と、
年賀を携えやって来た。
長女は年末(28日)に部活へ行く途中、凍結した道路
で転倒し、怪我をしたとの事(大事に至らず良かった)
お年玉(二人分)を渡すと笑顔を見せてくれた。
(息子から預かったお年玉と、娘から息子の子等へも、)
5人ですき焼きを囲み、海老・蟹を焼いて、、、、
箱根駅伝を眺め、うつらうつら転寝る、、、、、、。
往路は青山学院大学が優勝、
息子家族(小6男児、小3女児)は正月も塾通いとか、
中学受験を控え大変そうだ。(ちょっぴり可哀そうだが
年寄りが口をはさむ事ではない) 一緒に食事しようと
は電話がある。
今日の1句
子等帰り静寂広がる二日かな ヤギ爺