令和4年1月23日(日)
水仙花 : 雪中花
ヒガンバナ科の多年草
暖地の海岸近くに群生するが、多くは栽培される。
古くシルクロードを通って、東アジアを経由して
日本の海辺の暖地に自生する。
越前海岸、淡路島、伊豆の爪ケ崎などが知られている。
葉は線形で白緑色を帯び、葉の間から20~30cm
程に真直ぐ花茎を立てた先に芳香のある白い花を数個
付ける。
花の少ない季節を彩る花として広く花として広く愛さ
れている。
「雪中花」の別称がある様に、寒気の中に凛として咲
き、然も可憐な花の風情は日本人の心に敵う花である。
白鳥庭園内の花の少ない時節、池の畔には白い水仙花が
群生し、時折の風に揺れて目を楽しませてくれる。
反対側の四阿の辺りには、濃黄色の水仙が咲いていた。
黄水仙はもう少し後の初春(2月)頃からの花であるが、
昨今では温暖化の所為か、花の移ろいも早い様である。
とは言え、マダマダ寒い最中ではあるが、、、、、
今日の1句
水仙の黄の温かき和ぎの径 ヤギ爺