遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

蝉しぐれ

2017-07-30 10:44:19 | 日記
平成29年7月30日(日)

蟬時雨



梅雨が明け夏祭りも終り、子供達は夏休に入り
先日ラジオ体操も終了して、、、
暫くは、静かな日々が続いて居りますが、、、
相も変わらず、早朝から騒がしいのは蝉達の声、


油蟬

梅雨の明けた頃から「にいにい蟬」、町中で多く
聞かれるのが「油蝉」です。



クマ蟬


最近果樹園や街中の公園などで「クマ蟬」が大
発生している様で、シャーシャーと騒がしく鳴い
て、電柱のケーブルに穴をアケル被害が出ている
等と新聞等で報道されて居りました。
8月に入ると「法師蟬」や秋を告げる「蜩」等々。


どの蟬も鳴くのは雄蟬だけで雌は鳴かず「啞蟬」
と呼ばれています。

木の根元の蟬穴

蝉は幼虫の頃の約5年を地中で過ごし、最後の時
を木の根元の穴(蟬穴)から地上に出て木の幹や
高い草茎へよじ登り、羽化して成虫となる。


空蟬(うつせみ)
全身の抜けた後の抜け殻を空蟬(うつせみ)と
言う。
二、三週間の短い命を懸命に鳴き、、、、、
やがて地上に落ちて裏返り、未だ四股が動いて
いる内から蟻達が一斉に群がり、、、、、、
何とも残酷な話である、、、。

絶命の時、裏返る

今日の1句

蟬生れし儘徒然の断末魔       ヤギ爺

蟬時雨霖雨のさりてひとしきり    ヤギ爺


※霖雨(りんう) : 幾日も降り続く雨 



次回は藤沢周平さん原作の映画「蝉しぐれ」を
紹介する予定です。 


ラジオ体操

2017-07-27 15:11:08 | 日記
平成29年7月27日(木)

町内のラジオ体操


ラジオ体操の日本での始まりは、1928年(昭和3年)
昭和天皇をお祝いする事業の一環として、簡易保険、
生命保険協会とNHKの三者の考案で「国民保健体操」
として放送された。
1934年(昭和9年)に全国放送され定着した。

戦前のラジオ体操(ウイキペデイアより)

1951年(昭和26年)ラジオ体操第一の放送を開始、
(老若男女を問わず誰もが体操出来る事とする)
1952年(昭和27年)ラジオ体操第二の放送開始、
(体を鍛え、筋力を強化する事、働き盛りの人が職場で
 行うこと。)
今では、学校、職場、あらゆる公共の場で行われている。

※詳しくは、ヤギ爺昨年のブログ(平成28年7月28日付)
 をご覧ください。

子ども達も、お母さんも、、、


夏休みに入り、我が町内でもラジオ体操が始まりました。



お父さんも子に誘われて、、、

このところ天候不順が続き、一日置きに中止され、、、。
昨夜からの雨で公園の彼方此方が泥濘が出来て居り、
そんな中、ラジオと延長コード、蚊遣の準備を始めます。

延長コードを引きラジオはOK


蚊遣を焚いて、

子供会の役員さんが集まって来て、、、
「残念ですが、やはり中止にしましょう、待機している
 お母さんたちに連絡しなければなりません、、、」
また、小雨が落ちてきて、止む無く中止を決定する。
早速、子供会役員のお母さん等が「ライン」で連絡を、、
直ちに中止が伝わり、、便利な世の中になりました。

早朝散歩帰りのご高齢のご夫婦等が立ち寄り、夏休み中
の子供達も来て、皆一様に残念そうな顔です、、、。

町内のラジオ体操もご家庭の諸事情で短縮、残りあと
一日です。
明日の朝は必ず晴れてくれる事を祈りつつ、、、。


今日の1句

三世帯ラジオ体操蚊遣焚く       ヤギ爺



ひまわり

2017-07-24 16:24:06 | 日記
平成29年7月24日(月)

公園のひまわり

夏休みに入り、下の公園では午後になると三々五々
子供達が集まってきます。
さすがに午前中は親達の目が在るのか、家で宿題?
をしている様です。


公園の隅の小さな花壇に向日葵が咲いて来ました。
雨が少なく、成長が遅く心配して居りましたが、
見事な花を咲かせ、種から育てたカミさんもホット
して、水をやって居ります。




向日葵(ひまわり)日輪草、天蓋花


メキシコ原産のキク科の一年草。ハート形の大きな
葉を互生し、盛夏の太陽の下1~2mの高さに群れ
大きな黄色の花を付ける。
その花は直系20cm程になり、群れて壮観である。
その名の通り、太陽の光に従い花の向きを替えると
言われるが、実際には蕾が花開く時にだけ太陽の方
を向く様です。

逞しく陽に向かい強烈に自己主張しているかの様。
草とも見えぬ一本の茎の頂点に花一輪づつの仕立て。
ずっしりと重たく種が実る様に考えての事、、、。
虻や蜂が舞い降りて来て、、、、
やがて黒地に白い縦縞の種子をギッシリ実らせて、
花が重みに傾いで来ます。
種子は小鳥や小動物の餌となり、我々人間も食する。
食用油としても採取され、重宝される植物です。


映画「ひまわり」 1970年、イタリア作品




監 督 : ヴィットリオ:デ・シーカ
出 演 : ソフィア・ローレン
      マルチェロ・マストロヤンニ
      リュドミラ・サベーリュワ
音 楽 : ヘンリー・マンシーニ
 
第二次大戦で出征した夫の消息を求め、、、、
終戦の後、、やがてロシアの地にロシア人の若い女性
と幼女と伴に暮らす夫を見つける、、、、。
年月はお互いの新たな家族を伴い、それぞれの人生を
綴る、、、、。
何とも切ない、映画である。


中でも、ひまわり群生する畑の中から、幸せそうに暮
らす家族を覗き見る、妻(ソフィア・ローレン)の姿、
バックに流れる、ヘンリーマンシーニのメロデイが、
切々と流れる、、、。
二十歳になったばかりに見たこの映画のシーンと音楽
は今も尚、心に響きます、、、。

今日の1句(俳人の名句)

日を追はぬ大向日葵となりにけり    竹下しづの女

向日葵やもののあはれを寄せつけづ   鈴木 真砂女

夏祭 2

2017-07-21 15:12:40 | 日記
平成29年7月21日(金)

夏祭、子ども広場

昨夜(16日)遅く、雷鳴と伴に非常に激しい雨が降り
今朝(17日)早く公園に来てみると、テント(一張り)
が倒れて居りました。
頭上に溜まった雨水の重さと、風の強さでの倒壊です。
早速、集まった人達でテントを組立直し、、、、
所々に在る泥濘へ土嚢の砂を入れ、、提灯、獅子頭等の
祭の準備が調う頃、、子ども達もやって来ます。





10時頃から町内を一巡りして、早めの休憩、水分補給
等して、、午後からのゲームを楽しみに昼食へ、、、。


午後1時、4カ所のゲームコーナーを儲けて、
輪投げ、ボール投げ、おもちゃ釣り、大人とジャンケン
大会を行い、それぞれに参加して賞品を貰います。

輪投げコーナー

ちびっ子も、

お父さんと一緒に、


ボール投げ、、

ナイスピッチング

未来のエース、


景品釣りコーナー

上手く釣れたかな、

家族そろって、、


酩酊のお父さんと、ジャンケンポン

子供会役員らがそれぞれのコーナーで、手助けをし、
子供達は4つのコーナーを回り、ゲームを楽しみ乍ら
次々と賞品をゲットして行きます。
中には、思う景品が貰えず何度も挑戦する子供達も、、

午後3時、二日間の「町内の夏祭」も無事終了し、
役員総出で後片付を済ませました。

今夜(17日)は「港祭り花火大会」がガーデン埠頭
で開催されます。
4時過ぎ、公園周辺にも交通整理の警察車両や整備員の
人達が、次々に三角コーン、駐車禁止、自転車等車両
進入禁止ロープ等を張り、慌ただしくなって、、、。

夜7時、大音響と伴に花火の打ち上げが始まり、、、
祭屋形が彼方此方で迷奏、饗宴が一層昂ります、、。

夜11時過ぎ、、宴も終り、亦、静寂と闇夜が戻って
参りました。


今日の1句

子等とゐて濁声やさし祭香具師      ヤギ爺

祭果て夜の静寂の深まるる        ヤギ爺

 


夏祭り 1

2017-07-19 10:20:37 | 日記
平成29年7月19日(水)

夏祭り開催



毎年7月第3月曜日(ハッピーマンデー)は海の日。
前日の16日(日)から、「港まつり」が催され、
名古屋港界隈は祭り一色となります、、、。

我が町内からも「子供神輿パレード」に参加して
居りましたが、数年前からこの行事が廃止となり、
(熱中症等への対応)子供会を中心に夏祭りの
趣向を凝らし、子供獅子に加えてビンゴゲームや
様々なゲームを取入れ、親子で楽しむ祭りを。

テント設営

祭提灯取付

祭準備OK、受付

祭開催挨拶、

初日(16日)の日曜日、早朝8時前、町内役員や
子供会の父兄が集まり、テント(3基)の設営、
機材の搬入、祭獅子の宿(祭壇作り)祭提灯取付、
休憩所、氷、おしぼり、飲料水、お菓子等々、、
総勢40名、、、アットいう間に準備完了です。

10時、子供達が、、父、母親や祖父母等に手を
引かれた幼児達が次々集まって来ます。

町内会からの挨拶、御礼の後、子供会長からの
熱中症、交通事故等の注意がありました。

組分け

男児グループ

女児と幼児の組

祭獅子頭
10時30分、5組に別れた子供達は、獅子頭を
先頭に、笛や拍子木で「ワッショイ、ワッショイ」
親達が同伴し、町内を練り歩き「ご祝儀」を頂き
ます。それぞれにお礼の挨拶も忘れずに、、、。

この日は朝から猛暑となり、、熱中症では無い
ものの鼻血を出す子も居り、どの子も汗ビッショリ
で戻り、、、早速おしぼりを充て、冷たい飲料や
「がりがり君」を、、、、。
(熱さましシート等、猛暑対策が必要の様です。)
親達も早速ビールを、、、、、。



ビンゴゲームの開始

午後2時、ビンゴゲーム大会の開催です。

木陰に集合

掲示の数字とカードを見比べる

木陰に集まり、電光掲示の数字を見つめ、、、
読上げられる番号とカードを見比べて一喜一憂、
凡そ10分後、最初の「ビンゴー」の大声が、
小学2年生の女の子が図書券をゲットしました。

仲良し3人組が図書券ゲット、
この後、続々と「ビンゴ」が現れ、上位10名が
図書券を、他の子供達はおもちゃ、お菓子等を
手にして、、、、
残り3名程になった所で「まだ続ける、、、?
ちゃんと賞品はあげるよ」

残り少なく、ビンゴを続ける

子供達は最後までやりたい様で、、、約1時間、
ヤット最後の「ビンゴ」 とても嬉しそう、、
回りの大人達から、拍手喝采です。


次回、夏祭り 2日目です


今日の1句

豆絞り印半纏祭の子        ヤギ爺

祭の子老爺の目尻下りをり     ヤギ爺