遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

スイートピー

2023-04-08 16:25:15 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年4月8日(土)

スイートピー : 麝香連理草

スイートピーは地中海沿岸の原産、ヨーロッパ各国で改良された
マメ科蔓性一年草の園芸品種・
葉も花も豌豆によく似ていて、春に白、ピンク、紫、ブルー等の
花が咲く。

日本へは江戸幕末の頃に渡来し、「麝香連理草」「麝香豌豆」等
の和名で呼ばれた。
草丈2~3m程に育ち、花は蝶の翅のような形で芳香がある。


花持保ちがよく切り花として好まれ、鉢植え垣根に植えられる。
「匂い豌の別名はあるが、一般的に「スイートピー」の呼び名で
親しまれている。
温室栽培、
出荷最盛期、

このスイートピーが、俳人夏井いつきの著書「絶滅寸前季語辞典」
に記述されている。「麝香連理草」の名がそうなのかも知れない。

麝香連理草(じゃこうれんりそう)、晩春植物
麝香連理草、
スイートピーの別名、地中海沿岸原産で日本へ幕末に伝わった。
【うわー、なんじゃこりゃ。「大辞典」を調べて見ると麝香とは
「ジャコウシカ」の下腹部にある鶏卵大の麝香腺を乾燥して得ら
れる香料。紫褐色の粉末で芳香が極めて強く、強心剤、着付け薬
など種々の薬料として用いられる」とある。
かたや「連理」とは、一つの木の枝が他の木の枝と相連なって、
木目の相通じること。古来、吉兆とされる。 男女の契りの深い
ことに喩えていう。義理を重んじることなのだそうな。

連理草、

本州、九州にはもともと「連理草」というマメ科の多年草が在っ
たらしく、スイートピーがそれに似ているということで、こんな
別名になったのかも知れないが、
それにしてもそれにしても、松田聖子の名曲「赤いスイートピー」
が、実はこんな和名を持った植物だったとは驚きである。】
(俳人夏井いつき著書:絶滅寸前季語辞典、麝香連理草より引用)

ここ数年、コロナの影響で「歌声サロン」(往年の歌声喫茶のステ
ージを、月に一度名古屋市内に在る文化会館をめぐる会)は中止と
なった。リクエストを募り季節の歌を合唱する際、春になると必ず
リクエストの多いのがこの「赤いスイートピー」であった。
赤いスイートピー、

最初の頃は、この歌を歌うのは少し抵抗感があった。(爺の私)
唄い出すとメロデーは確り記憶の中に在り、、大合唱に加わった。
最も私が歌声喫茶に通った頃は「赤いスイートピー」はなかった。


今日の1句

スイートピーかみさんほっこり茶の仕度  ヤギ爺


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1 コメント

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こんばんは (花華)
2023-04-09 00:53:24
スイートピーは大好きな花のひとつです。
香りもお気に入り!!
最近は、そのもののカラーだけでなく染め色のシックなカラーもありますね。
「 麝香連理草 」が和名ですか。
しなやかな花にはちょっとお堅い名前ですね (^_^;)

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