令和元年7月31日(水)
風 鈴 :風鈴売
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/f1/3944451ca9e21a0d96b4366dfd67fb62.jpg)
風鈴は釣鐘状の鈴の中心に下げられた舌(ぜつ)、
その先に付いた錘(すい)、さらに末端に短冊等
を付けたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/8e/ee63b0cd67842f3f1fa27da871a7402d.jpg)
鉄やガラス、陶器、貝殻で出来ている。
家の軒下、窓辺等に吊るし、風に揺らいで涼しげ
な音色を響かせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/0c/358675d2f5c8deb6f51a48ca1b05d1de.jpg)
鉄製のものはその音色により、鈴虫、松虫等と
呼ばれ、風鈴を連ねて街を廻り、売り歩く風鈴売
が江戸時代に登場したと言われている。
亦、縁日等の夜店や、曳き売りの風鈴屋台なども
懐かしい光景である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/4e/c3ff3e33e2835c15d0d36646a432585f.jpg)
風鈴市
風鈴の起源は古く、中国の仏教寺院や宝塔などに
下げられる風鐸から始まる。
日本の古刹等にもこの風鐸が伝来している。
日本へは鎌倉時代に伝わり、室町時代には風鈴は
大衆化した。
江戸時代、「夜鷹蕎麦」の担ぎ屋台に風鈴を吊るす
風習が生まれた。
風鈴の代表的なものは岩手県の盛岡地方に伝わる
南部鉄風鈴、吹きガラスの玉の内側に採色を施した
江戸風鈴が有名であり、他に貝殻を使用した貝風鈴
陶器製の物に絵付けされたもの等がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/d2/90169d628bf027ff15a4dcbee7e5b51a.jpg)
南部鉄風鈴
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/59/b199dc5187d1cfc8af19ede9c0231892.png)
江戸風鈴
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/9a/671aaa1ca7ff982e2038e53d12fbdd94.jpg)
貝風鈴
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/cd/ed55fbef72c2f1fbfb627c4b3cf9960e.jpg)
陶器風鈴
現在はエアコンの普及により、締め切った家屋が
多く、縁側や軒下で風に吹かれる風鈴は時代遅れ
時には、若い世代等により騒音扱いされて居り、
風鈴の音の涼しさ等、見向きもされぬ世の中、、
これらの風情を嗜むのは、数少ない好事家や、
我々高齢者の間の様で、、、、
それでも、最近こう言った風流を楽しむ人達が
若い人の間にも増えている様で、、、、。
密に、ほくそ笑んでいる私です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/5b/cce74a00d8262f510f49c565fb4455f4.jpg)
愛知県豊田市の夢かけ風鈴(通称、風鈴寺)
今日の1句
風鈴や市井にすみて世に古りぬ 室生犀星
風 鈴 :風鈴売
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風鈴は釣鐘状の鈴の中心に下げられた舌(ぜつ)、
その先に付いた錘(すい)、さらに末端に短冊等
を付けたもの。
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鉄やガラス、陶器、貝殻で出来ている。
家の軒下、窓辺等に吊るし、風に揺らいで涼しげ
な音色を響かせる。
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鉄製のものはその音色により、鈴虫、松虫等と
呼ばれ、風鈴を連ねて街を廻り、売り歩く風鈴売
が江戸時代に登場したと言われている。
亦、縁日等の夜店や、曳き売りの風鈴屋台なども
懐かしい光景である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/4e/c3ff3e33e2835c15d0d36646a432585f.jpg)
風鈴市
風鈴の起源は古く、中国の仏教寺院や宝塔などに
下げられる風鐸から始まる。
日本の古刹等にもこの風鐸が伝来している。
日本へは鎌倉時代に伝わり、室町時代には風鈴は
大衆化した。
江戸時代、「夜鷹蕎麦」の担ぎ屋台に風鈴を吊るす
風習が生まれた。
風鈴の代表的なものは岩手県の盛岡地方に伝わる
南部鉄風鈴、吹きガラスの玉の内側に採色を施した
江戸風鈴が有名であり、他に貝殻を使用した貝風鈴
陶器製の物に絵付けされたもの等がある。
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南部鉄風鈴
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江戸風鈴
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貝風鈴
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陶器風鈴
現在はエアコンの普及により、締め切った家屋が
多く、縁側や軒下で風に吹かれる風鈴は時代遅れ
時には、若い世代等により騒音扱いされて居り、
風鈴の音の涼しさ等、見向きもされぬ世の中、、
これらの風情を嗜むのは、数少ない好事家や、
我々高齢者の間の様で、、、、
それでも、最近こう言った風流を楽しむ人達が
若い人の間にも増えている様で、、、、。
密に、ほくそ笑んでいる私です。
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愛知県豊田市の夢かけ風鈴(通称、風鈴寺)
今日の1句
風鈴や市井にすみて世に古りぬ 室生犀星