遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

枯木立

2022-01-25 16:43:56 | 日記

令和4年1月25日(火)

枯木立 : 裸 木

冬に葉がすっかり落ちた樹木、あたかも枯れたかの様だが

枯死したものではない。

樹木は大別すると常緑樹と落葉樹の二種類に分かれる。

落葉樹が冬に落葉し尽したのを「枯木」といって冬の季語

としている。

枯死した木は季語とならず、春にまた芽を吹き葉となり、

花を咲かせる樹木が「枯木」といわれる。

「冬木」も同じようであるが、冬木といえば葉をつけている

のも含まれている。

「枯」を付けて「枯枝」「枯木立」、はたまた「枯銀杏」や

「枯欅」等も在る。

更には「枯木宿」「枯木星」等としても使われる。

冬枯れの寒々とした木立が侘しさを一入、増す季語である。

 

下の公園もすっかり葉を落とし、とても見通しがよくなり、

広々とした様だがうら寂しくも感じられる。

終末、久しぶりに学童(集会所)の子等が三々五々やって

来た。

そのうちに、色々な遊びを保護者(若者)から教えられて

歓声が挙がる。

気の所為か子供達の声も声も良く届くようになった。

久々に賑やかな公園の、一時が、、、、、、、

今の公園

昨夏の公園、緑陰が、、、

 

 

今日の1句

枯木立たちまち声の広がりし   ヤギ爺