遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

カミさんの怪我

2017-01-28 16:11:43 | 日記
平成29年1月28日(土)

自転車転倒、鎖骨骨折


先日(1月13日、金)昼前にうちのカミさんが
自転車で転倒し、左の鎖骨骨折をしました。
レントゲンで、素人目にもハッキリ判る様な
骨折です、、、。 (全治 3か月)
整形外科の先生は「手術より、自然治癒の方が
良いと思います、、、、」
手術は患部の骨を削りボルトで固定、治った後
再び切開しボルトを除去するので殆ど治る速さ
は変わらない、亦傷跡も残らない、、との事。

両肩から「鎖骨固定ベルト」を装着し、安静に
する事が肝要で、負担を掛けぬ様にゆっくりと
自然に治癒していく様です、、。

鎖骨固定ベルト



最初の1週間は少しの動きで痛みを感じ、、、
着替えも自由に出来ず、イライラが、、、、
少しづつ痛みも和らぎ(と言うより痛みに慣れ
絶える事を覚えたのか?)余り痛みを訴えなく
なりました、、。
最近はお風呂にも毎日(下半身だけ浸かる)
入り、上半身は私(ヤギ爺)が拭いてやります。
痛みは患部よりベルトの当たる腋の下や背中の
部分が痛む様で、其処にタオルを挟みます。
痛み止めや、湿布薬を張りゆっくり治療です。

勿論、着替へ等一人で出来ず介助が必要です。
患部は左肩なので右手は使え、食事も歩行も、
口は達者で、あれこれと、、、、

お陰で、家事(炊事、洗濯、掃除、買い物等)
を私引受、毎日てんやわんやです、、、。
今まで、家事は殆どカミさん任せだったため、
一日中休む間もなく、動き回って居ります。
自分の事(趣味等)や町内会の事は手が回らず
四苦八苦で、、、、。
(カミさんの有り難味に、日々感謝しつつ、)

2週間が経ち、この2,3日は痛みに慣れたのか
リハビリを兼ねて散歩に出掛けて、コンビニで
お昼のサンドイッチを、、、。
じっくりと、、日にち薬です、、、。

今日の1句

炬燵より差し出がましき口の在る

妻の病む気の重き日や寒椿



※ 次回は「13日の金曜日」について。
  本当に有るんですね、、、、、?

横綱、稀勢の里の誕生

2017-01-24 10:08:20 | 日記
平成29年1月24日(火)

待望の日本人横綱、誕生


大相撲初場所(両国国技館)の千秋楽、大関稀勢の里は
横綱の白鵬をすくい投げで破り、14勝1敗で初優勝を
遂げました。


これにより日本人力士では、1998年7月に横綱に
昇進した「若乃花 勝」(3代目)依頼19年振りの
横綱誕生の様です。

喜びの稀勢の里のご両親

優勝は初めてですが、ここ1年(昨年)の安定感は抜群
で、昨年は優勝無しで年間最多勝利(69勝21敗)、
1月23日に開かれた横綱審議委員会の場で、全会一致で
横綱に推薦されました。
1月25日には、日本相撲協会で正式に昇進の決定をし、
伝達式が行われる予定との事。

賜杯(優勝杯)を手に、、

優勝インタヴューで涙、、、

祝杯のお味は、、、
2003年3月、「横綱貴乃花」が引退し、それ以降
途絶えていた日本人横綱が14年振りに復活します。

若乃花以来の横綱へ



夜、スポーツ番組で(NHKサンデースポーツ)

「ここ一番の勝負に弱い」「精神的な脆さがある」等
私達は何度も期待し、、都度失望し、、、、、
「稀勢の里はもう優勝は出来ない、此処まで(大関)
の人なのか、、」 諦めていたのが正直な処です。
モンゴルの方達には何の恨みもないのですが、 ただ
恨めしく、、、 白鵬始め、日馬富士、鶴竜の横綱は
とても立派で、真面目で優しく好感のもてる横綱、
では在るが、、、やはり日本人でなければ、、、、
これが私(ヤギ爺)の本音です、、、。

23日朝刊(中日新聞)

24日朝刊(中日新聞)
稀勢の里も今後(少なくとも今年1年)は横綱として
大いに活躍してくれるものと期待して居ります。

稀勢の里 寛(ゆたか) 1986年7月3日生(30歳)

入門当時の稀勢の里

茨城県牛久市 出身、188cm、175kg
2002年3月初土俵、2004年11月新入幕、
2011年大関昇進後、31場所目での初優勝は
史上最も遅い記録。

大関昇進の伝達
入門後15年間で休場が1回(不戦敗で記録上0)
は、休場力士の多い中とても立派である。
2010年九州場所に於いて、横綱白鵬の63連勝
の記録(故双葉山の記録)をストップさせた。

白鵬の63連勝を止める


今日の1句(俳人の名句)

初場所や花と咲かせて清め塩     鷹羽狩行

ヤギ爺の拙句

初場所や日の下開山やつとかめ


日の下開山 : 武芸、相撲等で天下無双で有る事
やっとかめ : やっとこさ、久しぶりの名古屋弁



新年初句会

2017-01-20 15:58:47 | 日記
平成29年1月20日(金)

潮路句会新年初句会


潮路句会恒例の新年初句会が1月14日(土)11時30分
より、大手コミュニテイ・センターで催されました。
小雪が降り続く中、10名(1名不在投句)の出席です。

主宰の玲子先生から挨拶があり、

「今年も皆さんで、何時も自然と向合い楽しく俳句を
作りましょう。 亦、吟行に参加して下さい。歩く事
によって健康でいられます。 句会にもどしどし参加
され、選句、披講、他の方の句の観賞や披講により、
知らない語彙、表現方法等知識を得られます。
また多くの俳句を詠み、捨てる事も必要です。
恥ずかしがらず、焦らず、楽しく俳句を、、、」


次に、志げお先生の乾杯の音頭で、シャンパン、酒を
酌み交わしました。(酒類は志げお先生のご進呈)
飲むほどに舌が回る中、各自の今年の抱負を、、、

原点に返り、判り易い言葉で判り易い句を。
俳句が生活の中に在り作句は苦にならないが
語彙を忘れ易い、メモを残す。
一つのテーマ、季題に集中する。
景をよく見る、じっと観察する。
病院通い、健康に留意、俳句は痴呆に良い、持続する。
語彙を多く覚えたい、吟行に出たい。
新しい言葉、珍しい言葉に感心が在る。
先人(俳人)の句を多く読みたい。
昨年初めて吟行に参加、不安だったが思いの他多くの
俳句が出来楽しかった、是非続けたい、、、
等々多くの抱負が在り、皆さん楽しく続けて行きたい
様です。

潮路抄


淑気満ち神鶏一声立てにけり       玲 子


寒雀転がるほどに膨れをり        志げお


初鏡みがき足りない儘にして       静


一切の雑音絶ちて山眠る         勝


風の神火の神奔るどんど焼き       英 子


水鳥の群れ合ひ川の狭くなる       美保子


軒を占め大根簾に日差し絶へ       魚 青



叱られているやうに溶けゆく雪達磨    和 子



着膨れて人人人の初詣          輝 子



返り花一輪なれど足とどめ        政 子


海に入る白褌の寒の入り         ヤギ爺

初雪

2017-01-17 15:57:43 | 日記
平成29年1月17日(火)

初雪(昨年12月16日


初雪:その年初めて降る雪、
雪国の人にとり当たり前の雪も、余り雪の降らぬ
都会では初雪はまさに冬の到来を実感致します。
亦、我々日本人は取分け「初物に対する考え方は
「珍しく、有り難い物、、」と言った心が働き、
殊に「初雪」は単に初めての雪という以上の感慨
が在ります。


新年初積雪(1月14日)
先週末からの大雪は初雪では有りませんが、この地方
にとり、今年初めて積雪をもたらし、、、

ご近所の屋根
見る見る内に、、家並や公園の一面を銀世界に、、。
大雪注意報が出るまでに降り続きます、、。
毎年この時期「大学入試センター試験」が丁度重なり
多くの受験生を悩ませ、、子を持つ親の心情は私にも
経験は有りますが、、、。



今の私には遠い昔、そんな事等はつい忘れて、、、
降る雪が少しずつ木々や枝葉を白く染め、見る見る
全ての物を覆い、芥を隠していく、、、。



唯々、美しく思はれて、暫し浸って居りました。
雪国の人達や、通勤通学の方達には甚だ迷惑千万、
この上なしと言った所でしょうが、、

その朝の公園では、辺りが未だ寝静まっている頃、、
子供達が一人、又一人と互いに呼びかけた様に集り
雪の中を駆けずり回り、新雪に自らの足跡を残し
雪を投げ合い、、、、
暫くの後、、静かになったと思ったら、、、、
子供達で雪を丸め、転がし、、、、見る見る内に
大きな雪だるまが、、、。


隣の御宅では、玄関前通路に可愛らしい雪達磨が
出来て居り、側壁上には人形?が並んでいました。


今日の1句

俳人の名句

初雪や水仙の葉の撓むまで      松尾 芭蕉

ヤギ爺の拙句

初雪の朝けたたまし子等駆ける





北の旅 ③

2017-01-14 16:53:13 | 日記
平成29年1月14日(土)

小樽散策


小樽天狗山山頂から小樽市街を、、、

3日目(1月8日)の朝、この日は全員で天狗山山頂へ出掛ける
ため、6時30分にホテルの朝食を採る。
バイキング形式の朝食で、早朝にもかかわらず、既にかなりの
人達(外人、特に中国人の方が多い)がトレイ片手に順序良く
料理を運んでいます。

慌ただしく食事を済ませ、休む間もなく荷物を抱えて大移動
です。
地下鉄南北線「札幌駅」下車、広い地下道を大通り公園方面へ
時計台手前の、高速バス指定乗り場迄、雪道を歩く事なく、
スムーズに到着出来ました。

天狗山ロープウエイ乗り場

8時30分発の高速で約1時間、9時40分頃「小樽駅」到着
荷物を預け、小樽天狗山ロープウエイ乗り場へバスで20分、
ロープウエイ(30人乗り)所要4分アッという間に山頂へ。



子供達はスキーウエアに着替え、持参のスキーを装着、、、
早速リフトに乗りゲレンデへ、、、、、。
天狗山のスキー場は小さいのですが、スキースクール等が在り
地元の子供達が沢山集まります。
小学生が独り或いは親と一緒にと、ここへ通って来ていました。


我々(娘とヤギ爺夫婦)は山頂にある「小樽スキー資料館」等
を散策し下山、小樽市街へ向かいます。
下山してバスで「小樽運河バスターミナル」降り、他の客等に
付いて歩き、「小樽瑠璃工房」→「歴史博物館」を訪れ、、

うろこ亭で昼食を、、、

空腹を感じ、「うろこ亭」という魚屋直営の料理屋で昼食。
さすがに魚屋さん、カミさん達の刺身定食、私の魚貝フライ
定食ともに、それぞれの物が大きく、凄い量です。
値段以上に良心的でした。  (食べきれずに、、、)


小樽市街で見つけた雪だるま、、


北一硝子の醤油さし、、

「小樽武将館」→「北一硝子3号館」で横洩れし難い醤油さし
を買い求めた所へ、娘の旦那様から電話で、市街へ着いたと
の事。早速、バスターミナル近くの「小樽浪漫館で合流」です
旦那様から「人身事故で昼過ぎから、小樽~札幌間」が不通
で復旧は未定」との事。
止む無く、再び小樽散策を、、今度は運河通り沿いの大通りへ


巨大たこ焼きに並ぶ、、、

角に在る「出抜け小路」で、巨大たこ焼き(野球ボール位)、
地鶏唐揚げ、じゃがバタ等を子供達が買い 喰い歩き、、
運河通りの「かま栄」本店でかまぼこ、揚げ半等を購入、
暗くならぬ間に引き返そう、、、と、」急ぎ小樽駅へ、、、
4時50分ヤット全線開通、、切符売り場に客殺到、、
娘夫婦は、我々に気を使い、特急座席指定券を手に入れ、、
今晩の宿、千歳空港へ向かいます。



千歳エアータミナルホテルに無事チェックイン、、、
今回の旅は子供達の配慮で、年寄りはゆっくり温泉に入り、
移動も少なく、美味しい物を食べ、積雪も余り苦にならず
短い間でしたが、良い思い出がまた一つ、、、、

空港内でお腹を満たし、、お土産を少しばかり、、、、。
今年も幸先の良い出足となりました。

千歳空港

今日の1句
凍土を恐るる足の滑りをり       ヤギ爺

寒四郎無事札幌を飛び立てり      ヤギ爺