遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

いい肉の日(1129)

2016-11-29 16:33:30 | 日記
平成28年11月29日(火)

今日は何の日 ?


肉のサンプル(郡上八幡にて)

 今日11月29日は、語呂合せで「いいふくの日」
「いいにくの日」等が有ります。
また、年末になると必ず全国各地でベートーベンの
第九(交響曲第九番)が演奏されますが、日本人に
より初めて、東京音楽学校で1924年に上演され
たのが11月29日だった様です。

いいふくの日は、いい服の日の語呂合わせですが
毎月29日が服の日。
洋服記念日と言う日が11月12日に在ります。
これは明治5年に太政官布告により、これまで和服
の礼装を行ってきたものを「礼服には洋服を」との
通達で、和服礼装が廃止されたと有ります。

いいにくの日(いい肉の日)

イベリコ豚の陶板焼き(名古屋、魚鉄)

しめじ肉巻き(串の宝山)

焼肉定食(郡上八幡にて)

飛騨牛弁当(飛騨高山にて)

宮崎県の「より良き宮崎牛作り対策協議会」が食肉
販売を促進するため、語呂合わせで11月29日を、
「いい肉の日」と制定した様です。
因みに、全国食肉事業協同組合」はJA全農と連携し
毎月29日を「肉の日」と制定している。

特大ハンバーグ(グアムにて)

家族揃ってすき焼を、、(年に何度揃うか、、)

何はともあれ、日本人の「魚離れ肉好き」が特に
若者を中心に多く見られます。
我が家は老い二人、どちらかと言えば肉より魚、、
然し、娘一家、息子一家伴に肉好きの様です。

今日の1句(俳人の名句)

牛鍋や妻子の後のわれ独り     石田 波響

ヤギ爺の拙句



鋤焼を一人きままに腹充たす    ヤギ爺



リンゴを頂きました

2016-11-27 16:03:18 | 日記
平成28年11月27日(日)

林檎のお歳暮

毎年この時期になると、古い友人から
美味しい林檎を一杯送って頂きます。
宅配の箱を開ける、大きな林檎が箱に
びっしり、、りんごのとても良い香りと
真赤な色が目に飛び込んで参ります。


林檎は、秋に熟する果物の王様、、、、
色、香り、味、それに滋養の面でも優れて
何といっても、生で齧るみずみずしさが
一番ですが、加工しても「パイ等の菓子」
「酒」「羊羹」「フルーツゼリー」等や
料理として、色々利用されています。

アップルパイ

めんこいリンゴ

フルーツゼリー


青森を始めとする東北、信州や岐阜等で
生産されて、日本人に一番親しまれる
果物ですね。

品種も紅玉、国光から今では「ふじ」や
「世界一」等が主流となり、より美味しく
改良されたものが殆どです。

林檎で直ぐに思い出される二つの歌

「リンゴのひとりごと」1940年(昭和15年)
 作詞:武内 俊子、作曲:河村 光陽
わたしは真赤なりんごです
お国は寒い北の国
りんご畑の晴れた日に
箱につめられ汽車ポッポ
町の市場へつきました
リンゴ リンゴ リンゴ
リンゴかわいいひとりごと

2番の
果物店のおじさんに
お顔をきれいにみがかれて
みんな並んだお店先
青いお空を見るたびに
リンゴ畑を思い出す
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー

童謡「りんごのひとりごと」

この曲の作られた少し前まで東北地方は
冷害、飢饉に見舞われ、娘たちは女衒と
呼ばれる人買いに連れられ身売りされ、、
子の歌の2番の詩には、女の悲しみや
世間の冷たさを切々と訴えて居る様な、
(合田道人著:童謡の風景より)

実際、この詞を書いた時に竹内さんは
入院中に見舞いとしてリンゴを貰い、
この詩を作ったといわれています。

「りんごの唄」1946年1月
 作詞:サトウハチロー、作曲:万城目正

並木路子の「りんごの唄」

赤いりんごにくちびる寄せて
だまって見ている青い空
リンゴは何にも言わないけれど
リンゴの気持ちはよくわかる
リンゴ可愛や可愛やリンゴ

子の唄は、日本で戦後初めて封切られた
映画「そよかぜ」の挿入歌として、、
歌手の並木路子さんが唄い、大ヒットし
戦後の復興にかける日本人の心を大いに
癒してくれました。
ラジオその他で毎日聞かれない日は
無かった様です。

今日の1句(俳人の名句)

胃痛癒えて林檎の来る嬉しさよ   正岡 子規

蛍めく奥羽りんごの明かりかな   室生 犀星

小学校の作品展

2016-11-24 14:13:59 | 日記
平成28年11月24日(水)

小学校の作品展


先日、小学校の作品展を見に行きました。
今年は開校60周年の記念の年でもあり、全校児童
の力作が勢揃いです。


生徒全員で作った風車

展示会場の体育館に入ると、中央には生徒全員が
作った風車が飾られていました。



その周囲には各学年毎の工作品、粘土細工の人形
針金を使ったタワー、紙粘土とペットボトルを使
った小物入れ等々、どれも個性豊かな作品がなら
んでいます。

紙粘土で作った小物入れ

針金で作ったタワー
壁面には、低学年の絵画、折り紙を使用した窓の
外の風景、版画をローラーインクで印刷した動物
の絵、ポリ袋で作った水の生き物、6年間の思い出
を墨絵で、、どれも力作ばかりです。




低学年の子供達の絵画は皆さんとても上手で、
特に動物の絵はどれも見事に描かれていました。

1年生の絵画




工作については、ペットボトルや紙容器等の
リサイクル使用等、工夫がなされ、容器の形を
上手く利用して、作品に表現、工夫がなされて
居りました。

亦、高学年の6年間の思い出を墨絵で描き、
修学旅行等の楽しかった思い出が伝わって来ま
した。

墨絵で描いた修学旅行の思い出

粘土細工で自分の将来、希望を人形に託す作品
は、生き生きと、今にも踊り出しそうな、
それぞれに個性が有り、とても上手いです。

野球選手


大工さん


助産婦さん


サラリーマン


シェフ

サッカー選手


私(ヤギ爺)の子供の頃は、物資(絵具等)も
少なく、親達の関心も薄く、皆へたくそで、
とても比べものになりません。

この子供達の才能、個性をこのまま上手く伸ば
していけば、素晴らしい大人になってくれる
事と信じています。

多分、周りの大人達(我々)が壊さなければ、
上手く見守っていければ、、、、。

今日の1句

冬ぬくし子の作品に立ち止まり    ヤギ爺



歌声サロン、(中川)

2016-11-21 15:55:15 | 日記
平成28年11月21日(月)

歌声サロン(中川文化小劇場


昨年の11月に続いて2回目の中川文化小劇場での
歌声サロンです。

あおなみ線、荒子駅を降りると駅前に
ここは荒子観音に近く「前田利家公の像」が、
出迎えてくれます。(昨年は気付かずでした)



中川文化小劇場は名古屋に在る文化小劇場の中
では比較的大きく座席数446有ります。


今回も、最初に①「高原列車は行く」で始まり
②里の秋、③冬の星座④白いブランコ⑤旅の夜風

冬の星座

⑥山小屋の灯、⑦忘れな草をあなたに、⑧北上夜曲

山小屋の灯

北上夜曲(ダークダックス)

ビリーブ(卒業式の歌ベスト10)

⑨ビリーブ、⑩秋桜、⑪あの素晴らしい愛をもう
一度で、  コーヒータイム15分間の休憩です。

ロビーには一杯の人が溢れて、、女子用トイレも
長蛇の列が、、、。

後半の最初は⑫散歩と言う童謡に始まり、

真赤な秋

冬景色

⑬真赤な秋、⑭冬景色、⑮川の流れのように、
⑯ローレライ、⑰野に咲く花の様に、⑱菩提樹

菩提樹の映画

はしだのりひこの風

⑲風、⑳灯台守、㉑桜貝の歌、、、、、最後は
㉒高校三年生の大合唱でフィナーレです。


ビリーバンバンの白いぶらんこ


公園のブランコで遊ぶ

歌の合間に、ソングリーダーのユーモア溢れる
お話しが有り、その中「白いブランコ」に纏わり
在る日公園を通ると、園児らが一杯遊んで居て
女の子が「カーワッテ、」「カーワッテ」と、、
直ぐに交代する子もいれば、力の強そうな男の子
は「替わって」と言う言葉が恥ずかしい(シャイ)
のか出てこない、クサリを持ち強要する。嫌がる
と、頭をゴツン、、、、「痛いー、」と叫ぶと
「ドケー、」と力ずくです、、、。
ドラえもんのシャイアンのようなガキ大将です。
じっと見ていて、止めに入ろうかどうしようか?
すると若い先生が止めに入りました。
後で、園長先生が「直ぐに止めに入るのは良い
のでしょうか? 子供だけでどうやって解決して
いくか、、慰める子、泣く子、様々ある、、。
そんな中で少しずつ、言葉を覚え、痛みを知り
子供同士のコミニュケーションを持てる様に
なります。勿論、怪我をさせぬための注意は、
必要ですが。」
成る程、なるべく子供同士で上手く収める様、
優しく見守る事も必要です、、ネ。
仲良く遊ぶコツ。 
直ぐに、「アーセイ、コーセイ」はダメの様
です。

今日の1句 (俳人の名句)

次の世もかく遊びたし零余子採る      藤本安騎生

帆船、海王丸

2016-11-16 14:54:37 | 日記
平成28年11月16日(水)

海王丸の出航

昨年の「日本丸」(H27年、11月)に続き、今年は
「海王丸」が11月11日に名古屋港に入港し、本日
11月16日に出港して行きました。


海王丸: 航海訓練練習帆船

 1989年3月7日建造 : 初代は1930年建造から
 59年の間航海訓練帆船として活躍。
載貨重量   : 1,425.00 トン
満載排水量  : 4,654.70 トン
全 長    :  110,09  M
垂線間長   :  86,00  M
最大積載人員 : 199 名(実習生128名)


名古屋港の入港予定

名古屋港入港の式典

 11月11日(金)10:00  入 港
 11月12日(土)13:00~16:00 セイルドリル


                (帆を張る訓練)
 11月13日(日)9:00~11:00 船内一般公開
        13:00~15:30   同

 船内の一般公開



夜の名古屋港停泊中の海王丸

 11月16日(水)10:00 出航、小松島港(徳島県)へ
         登檣礼を行い名古屋港を出港する。

登檣礼
 帆船出航の儀式。練習生がデッキに集合し、素足で
 マストを上り、ヤード(帆桁)に整列。
 帽子を振り「御機嫌よう」と別れの挨拶をする。





デッキに集合した練習生たちが、安全帯、ヘルメット
を着用して全員素足のまま、マストの両側から次々に
上って行きます。
年々、女子の練習生が増え頼もしく思います。


ヤードに配列された練習生は、舳先のリーダーより
「脱帽、構えて」の合図があり、一斉にヘルメット
を振りながら「ご機嫌よう」を3回、繰り返します。
他の船長以下乗組員全員がデッキに整列し、最敬礼、
見送る我々に別れを告げて、、、、、。

「蛍のひかり」が流れる中、汽笛(3度)を鳴らして、
タグボートに曳航された「海王丸」が次の寄港地の
小松島港(徳島県)へ向けて出港して行きました。

登檣礼は何度見ても、涙が溢れて来ます、、、。

今日の1句

小春凪帆桁の素足頼もしき      ヤギ爺