遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

潮路句会

2022-01-16 16:47:14 | 日記

令和4年1月16日(日)

潮路句会(12月例会より)

兼 題 : 蕪、他 当季雑詠

日 時 : 令和3年12月11日(土)13時~

場 所 : 大手コミュニテイ・センター

出席者 : 7名、不在投句1名、欠席1名

蕪(かぶら)

かぶらは、南欧やアフガニスタンが原産地の2年草

日本の古名は菘(すずな)で、春の七草の一つである。

食用とされ主として根を食べるが葉も食べられる。

根は球形、倒円錐形・円筒形などで表皮の色は白・紅・紫・

黄などがある。 漬物が多いが、煮物も柔らかく美味しい。

味噌の香の母の伝へし蕪汁   ヤギ爺

 

潮路抄

手袋を外し別れを惜しみけり    玲 子

 

大鍋に具のせめぎ合ふおでんかな  勝

 

銀杏散るバス待つ人へ一頻り    美保子

 

さざ波の寄せくる岸辺葦枯るる   美智子

 

妣の事ばかり思ひて日向ぼこ    魚 青

 

骨折の暫く癒えし師走かな     輝 子

 

吹く風に痩せて細りし干大根    政 子

 

凩の勝手気儘にいい夫婦      ヤギ爺