令和4年1月16日(日)
潮路句会(12月例会より)
兼 題 : 蕪、他 当季雑詠
日 時 : 令和3年12月11日(土)13時~
場 所 : 大手コミュニテイ・センター
出席者 : 7名、不在投句1名、欠席1名
蕪(かぶら)
かぶらは、南欧やアフガニスタンが原産地の2年草
日本の古名は菘(すずな)で、春の七草の一つである。
食用とされ主として根を食べるが葉も食べられる。
根は球形、倒円錐形・円筒形などで表皮の色は白・紅・紫・
黄などがある。 漬物が多いが、煮物も柔らかく美味しい。
味噌の香の母の伝へし蕪汁 ヤギ爺
潮路抄
手袋を外し別れを惜しみけり 玲 子
大鍋に具のせめぎ合ふおでんかな 勝
銀杏散るバス待つ人へ一頻り 美保子
さざ波の寄せくる岸辺葦枯るる 美智子
妣の事ばかり思ひて日向ぼこ 魚 青
骨折の暫く癒えし師走かな 輝 子
吹く風に痩せて細りし干大根 政 子
凩の勝手気儘にいい夫婦 ヤギ爺