遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

野菜の日

2019-08-31 15:44:58 | 日記
令和元年8月31日(土)

野菜の日 : 8・3・1


今日8月31日は、語呂合わせでヤサイ
の日のようです。
1983年(昭和58年)、「食料品流通
改善協会」が、野菜の栄養価や美味しさを
見直して貰おうと制定した。

成人の1日の野菜の摂取量は、350g
最近よく目にするテレビCM「野菜を1日
で、こんなんに摂れなーい、、、、」
「青汁を飲もう、」
私はもう十数年程、朝食はバナナと牛乳と
青汁と決めつけ、実行している。
昼は麺類、夕食は通常通りである。
旅行等で止むなく外泊する以外は殆ど毎朝
これを続けている。
お陰か、体調は良い様である。

然し、CMの様に青汁だけでは野菜は撮れ
ない、、、。
昼食には、果物かサラダを、
夕食には、具沢山の味噌汁、大根おろし、
納豆と、野菜中心の食事。
勿論、メーンは肉か魚を食べている。

幸い、嫌いな野菜は殆どなく、、春夏秋冬
季節に合わせて頂いている。



トマト、キュウリ、レタスなどは生で、
ほうれん草等の菜類はお浸し、芋類、豆類
大根、人参、ゴボウ、カボチャ、茄子等の
煮物、炒め物、キャベツ、白菜や西洋野菜
等は肉等と炒め物に、キノコ類も万能で、、
これからは、鍋物に野菜をたっぷり加えて、






そうそう、カレーライスには大きく切った
玉ねぎ、ジャガイモ、人参、ブロッコリは
欠かせない、、、。



やはり、野菜の無い食卓は考えられない。
最も、一日350gは考えた事もないが、

私の健康法は何もないが、野菜好きが一番
なのかも知れない、、、、、。


今日の1句




子に曳かれ町内総出の甘藷掘り   ヤギ爺

セキレイ

2019-08-30 16:09:39 | 日記
令和元年8月30日(金)

鶺 鴒 : セキレイ、石たたき

セキレイ科の小鳥の総称、
体の色、尾の長さ、頬の色等によって種別される。
背黒鶺鴒、黄鶺鴒、白鶺鴒、田雲雀等がある。
尾を上下に動かす習性があるので「石たたき」
「庭たたき」の呼び名がある。

背黒鶺鴒


黄鶺鴒


白鶺鴒

鶺鴒は、留鳥、漂鳥、冬鳥等と種類は様々だが、
古来より、その姿態の涼やかさと水辺に多く見
られる事から「秋季」に分類される。

年中、都会の近郊などでもよく見かけるが、、
この時節、名古屋港の埠頭等を散策していると、
よく出会う、、、、。

「チチン、チチン、」と甲高く、佳く通る声で
鳴き、、出会うとすぐ目の前をスー、スー、と
這うように走り、、時折り、低空で波状に翔び
また直ぐに目の前に戻って来る、、、
とても愛らしく、
まるで私に先行して、道案内をしてくれる様で
ある、、、、。



今日の1句

せきれいの尾を打ち振りて導かる    ヤギ爺

イチジク

2019-08-29 16:03:17 | 日記
令和元年8月29日(木)

無花果 : イチジク

クワ科イチジク属の落葉高木、西南アジア原産
木の高さは≒3m、不老長寿の果物と言われる。
日本へは江戸時代の初期に渡来した。


初夏、葉腋から倒卵形の緑色の花嚢を出す。
その内部に多数の小さな花が在る。
日本の無花果の多くは受精せずに秋に雌花嚢は
果嚢となり、花も実も花嚢のうちにある。

「無花果」は花を咲かせずに実を付けるように
見える事から、中国で付けられた漢語。
日本語ではこれに「イチジク」という熟字訓を
充てられた。


果嚢は暗紫色或いは黄緑色に熟する。
生食または乾燥、ジャム、缶詰等に加工する。
乾燥イチジクはパウダーにして薬用や食品添加
物等に利用する。
イチジクには水溶性植物繊維の「べクチン」が
豊富で、血糖値の急激な上昇を抑え、コレステ
ロール値の上昇を抑制する働きがある。
亦、メラニン色素を作ったり、老化の原因の
活性酸素を除き、便秘で悩む人にはイチジクの
ドライフルーツがお勧めのようである。
便秘の人にはヨーグルトを組み合わせると、乳
酸菌がプラスになり、腸内環境を整える。
今流行りの、スムージー等はお勧めである。


美味しいイチジクの見分け方は、丸みがあり、
付け根の部分迄色づいている物が良いとの事。
お尻の部分に裂け目(割れ目)が出てくると
完熟状態で、食べ頃と言われる。
未熟の物を食べるとお腹を壊すので注意が必要
である。

傷み易いので、買って来たら直ぐ食べること。


今日の1句


捥ぎ時を無花果割れて告げてをり    ヤギ爺

水引草

2019-08-28 16:43:29 | 日記
令和元年8月28日(水)

水引草 : 金線草

山野に自生するタデ科の多年草
8月頃、先の尖った楕円形の葉の間から
長い鞭のような花軸を伸ばし、小さな赤い花
を点々と付ける。
花の姿が祝い事に用いる水引に似ている所
から名付けられた。
湿った木陰を好んで咲く様子は秋の風情に
満ち、慎ましく地味だが凛とした印象がある。

白い花は「銀水引」、紅白混じりのものは
「御所水引」と呼ばれる。

銀水引


御所水引

観賞用として庭等にも植えられが、お寺や
料亭などの手水場等に見られる。

数年前、家族旅行で長野方面へ行った折り、
帰路、飯田市に在る「水引工芸館」を見学
した。

令和天皇、皇后がご成婚を成された際に
「御納采の儀」で、小和田家に贈呈された
「鶴、亀」の水引モデルが展示されていた。

平成天皇ご一家と、皇太子(当時)ご一家
のお写真と伴に紹介されて居りました。
水引は我々の祝い事だけではなく、様々な
加工品が展示され、その豪華さに驚かされ
ました。

水引草は、本当に地味な花で、普段あまり
目にしませんが、寺院などの手洗い場等に
時に咲いています、、、、。


今日の1句



水引の雨誘ひたる地蔵尊     ヤギ爺

赤トンボ

2019-08-27 16:14:12 | 日記
令和元年8月27日(日)

赤蜻蛉 : 秋茜、のしめ

赤トンボは秋茜、深山茜、猩々トンボ、姫茜、
のしめ等を総称したものである。

秋茜


深山茜


猩々とんぼ


姫茜

この仲間は成熟すると腹部が赤くなり、雄は
特に鮮やかである。
晩春から秋まで色々な種類がみられる。
幼虫(やご)は水中生活を送り、幼、成虫共
に肉食で、他の虫を捕食する。

赤トンボの代表は、秋茜である。
夏は山地で過ごし、秋になると移動をし始め
里へ降りてくる。雌雄が連結して水を打ち
ながら産卵をする。水や土を打つのも蜻蛉の
習性の一つである。

「のしめトンボ」は腹部の黒い斑目が熨斗目
(のしめ)に似ているのが名の由来である。

雄の腹部は暗赤色で、雌は濃橙色をしている。

日本の童謡で広く親しまれる「赤とんぼ」は
三木露風が作詞、山田耕作の作曲で、
1955年(昭30年)映画「ここに泉あり」
の挿入歌として、亦1961年(昭36年)
映画「夕焼け小焼けの赤とんぼ」の挿入歌と
して世に広まる。
1989年(平成元年)「日本の歌ふるさと
の歌、全国実行委員会」が、NHKにより
全国アンケート調査を行った結果、第1位と
なった。これにより日本の抒情歌の代表曲と
して今もなお歌い継がれている。

赤とんぼ
 
作詞:三木露風、作曲:山田耕作

歌碑:童謡の小道(埼玉県久喜市)

夕焼け小焼けの 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か

山の畑の 桑の実を
小籠につんだは いつの日か

十五で姐(ねい)やは 嫁にゆき
お里のたよりも たえはてた

夕焼け小焼けの 赤とんぼ
とまっているよ、竿の先



今日の1句

枝折戸に留まり居りぬ赤とんぼ    ヤギ爺