遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

寒 肥

2022-01-30 17:11:49 | 日記

令和4年1月30日(日)

寒 肥 : 寒こやし

果樹や桑、茶その他の樹木へ寒中に肥料を施すことをいう。

樹木の周囲に何カ所かの穴を掘り、其処へ堆肥や化学肥料を埋め

込むと春の芽出しに効果があるといわれる。

樹木だけでなく田畑や花壇等にもよく施されるが、いずれの場合

も寒中を逃してはあまり効果がないといわれている。

寒肥は12月から翌年の2月頃の寒い時期に植物に与える肥料を

そう呼ばれる。

寒中は植物の生長は殆どないが、この時期の肥料は土の中で植物

が吸収され易い形に換り、春の成長期に効果が出るといわれる。

 

ご近所に庭弄りのお好きな方が見える。

この寒い時期は何もする事はないのではと、素人の私は思うのだ

が、「結構やる事は多いのですよ、」と言われた。

晩秋には、薔薇などの枯枝を除き、樹木には菰を被せ冬支度、、

この時期には菰を外し、樹木の周りには穴を掘り、寒肥を施し、

薔薇などは、掘り起こしてそこに寒肥をし、植え換える。

寒い時期にこれをして置くと、春先に新しい芽が吹いて、、、

これが楽しみの一つです、、と、仰った、、、。

 

今日の1句

皴の手に地を愛おしに寒肥す   ヤギ爺