令和3年10月31日(日)
じゃが芋 : 馬鈴薯
ナス科の一年生作物、原産地は南米アンデス高地
早春に植えた種薯の茎が分岐して、初夏に白色の花を咲かせ
地中に多くの塊茎を付ける。
その形が馬の鈴に似ている故に馬鈴薯の名が付いた。
国内での生産は北海道が中心であるが、実際には日本の何処
の地でもじゃが芋は出来る。
戦後の食糧事情が悪い時代に、我が家では父が裏庭にじゃが
芋畑を作り、飢えを凌いだ。
日本へは
16世紀にオランダ領ジャワ島ジャカルタから、伝来したと
言われ「ジャガタラ芋」と呼ばれた。
本格的には明治維新後、北海道開拓の地より始まった。
日本の馬鈴薯総生産量の80%は北海道で、長崎、鹿児島、
茨木、千葉等が主な生産地。
じゃが芋は比較的に日本の風土に適し、何処でも作れる。
男爵
北あかり
じゃが芋は豊富なデンプンを抽出し、片栗粉やウオッカ、
日本の焼酎等の蒸留酒を造る。
最近ではポテトチップス等スナック菓子の需要が増す。
様々な料理にも重宝され、品種ごとに、、、
男爵芋はコロッケ、メークイン(荷崩れしにくい)は煮物
カレー等、北あかりはサラダやマッシュポテトなどがある。
昨日、友人から「じゃが芋」が届いた。
毎年、この時節に土の香についた北の便りだ、、、、、
芋の中でも最も好きなじゃが芋である。(感謝、感謝)
取り敢えず、手っ取り早い塩茹で、、いやいやホイル焼き
が早いか、、、、、
今日の1句
土匂ふ馬鈴薯届くあふるほど ヤギ爺