フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

パリ セーヌ川 遊覧

2012年01月18日 | プロヴァンス

アヴィニョンからクリスチーヌとパトリス夫妻それに娘のレイラがパリにやってきた。

 

パリにクリスチーヌの両親が住んでいるので、里帰りと私に合うのと両方の目的があったからだ。

 

エッフェル塔の近くで待ち合わせをして会ったが、2年ぶりである。クリスチーヌは公立中学の国語(つまりフランス語)の先生だが、日本と同じで仕事は大変なようだ。

 

ストレス解消に私に会うことで日本へ旅行したことを思い出すよう、この里帰り旅行を企画したようだ。日本にもう一度旅行したいと思うが、なかなか難しいからということであった。

 

私は今回南仏には行かないと言ったので、それなら私達がパリに行くわと言うことでもあった。

 

2年ぶりに会ったレイラはまた大きくなり、高校生だがかなり大人になった。

 

もう一人パリ在住のクリスチーヌの友人(この人も中学の理系の先生)も、このセーヌ川遊覧に加わった。

 

エッフェル塔の近くの乗り場から、遊覧船に乗ってシテ島のノートルダム寺院を超えて東に行き、Uターンして元の乗り場まで往復するコースであった。

 

左右の岸の建物は全て歴史的な建造物だし、セーヌにかかる橋も古い物ばかりである。

 

 

 

 

 

 

 

これらを舟から見上げ、圧倒された。

これまで多少ともフランスのあちこちへ行って(このときはブルゴーニュとブルターニュの後であった)、それぞれそれなりに素晴らしい景観も見てきたが、やっぱり流石パリだなと思わずにはおれなかった。

 

バスチーユからのサンマルタン運河上りは早くに経験済みだが、セーヌ遊覧はいかにも「お上りさん」に思えて、なかなか機会がなかった。

 

しかし川から見上げることでその建物の迫力が増し、遊覧することで両岸に次々に現れる歴史的建造物、パリの美しさ、素晴らしさを改めて感じたのである。

 

セーヌ川遊覧を終るとバスで6区に移動し、サンジェルマン・デプレ近くのカフェで軽くサンドイッチなどでランチした。

 

 

そこから植物園へ行こうとしたが、雨が降ってきたので予定を急きょ変更し、5区にあるイスラム教のモスクへ行った。

建物の中はモザイクの装飾で飾られており、綺麗で自由に見ることは出来たが、メッカの方を向いてお祈りをする所だけは、私達異教徒は入れなかった。

 

 

 

 

 

イスラムのサロン・ド・テ(カフェ)があり、そこでモロッコのお菓子ととても甘いミントティーを頂いた。

 

 

このカトリックの国フランスで、イスラム教のモスクは異世界と言う感じがした。

 

 

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