フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

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カナダ人の「ミッシェル」さんは、何人目のミッシェルかな?

2013年01月08日 | カナダ

先のお客さんを送った一時間後に、次のお客さんを迎えに行った。

カナダ人である。 

ケベック在住で、フランス語を話す名前も「ミッシェル」さんだ。

さて、私の友人では何人目の「ミッシェル」さんだろう?

そのくらい多い名前である。「クリスチャン」とともに5~6人はいる。

 

19時過ぎだったが、夕食も済ませてきたという。

このあたりフランス人の夕食の時間とは少し違うのか?(フランス人はだいたい20時くらいからである)

そして、冬の長いカナダ、生活のリズムも違っていて早寝である。

6泊の滞在だったが、毎晩18時過ぎから夕食を取ると、すぐに眠りたいということで、20時には休んでいた。

 

朝はカナダの妻と「スカイプ」をすると言って、朝ご飯の後毎日話していた。

何度か私も話したが、彼女もなかなか素敵な人だった。

しかしミッシェルによると、「妻は飛行機が怖いのと人見知りをするので、旅行は好きでない」ということで一人旅だ。

それも今回も日本に一か月、中国に一か月、二か月間離れ離れだ。

 

彼によるとこの後、カナダでB&Bをしたいということだったが、奥さんが人見知りをするので、本当は嫌だと言っているとか。

(しかしこの一年後、彼らは念願のB&Bを始めた。ご興味のある方はご連絡ください)

 

このミッシェルは世界中に、ホームステイ先があり、とても経済的に旅行していると言っていた。

二か月間の旅行なのに、荷物もとてもコンパクト。機内持ち込み用のキャリーひとつである。

中国は寒いのに防寒着はどうするのだろうと思ったら、現地調達という。

そして、着古した衣類を処分してくれと置いていったのである。

 

食べ物は何でも食べる。

これは世界旅行する人の必須条件かもしれない。

前妻はフランス人だったとかで、子供に会いに今も時々フランスにも行くらしい。

朝食などもフランススタイル、甘いパンにコーヒーである。

 

京都にも二週間くらい滞在したそうだが、何とそこでは英語のレッスンもしていたとか。

うまくお小遣いも稼ぎながら旅をしている。

そういえば、徹底した倹約家で、トイレは何も買わなくてもマクドナルドを利用したりしていたし、京都ではレンタサイクルで観光(しかも一番安いと思われるところを知っていた)していた。

歴史的建造物や日本文化より自然派でもあり、「お金をかけないで、旅するスタイル」を実践していた。 

この彼は今年も来日していたが、東京が中心で奈良に来ることはなかった。だが、滞在中何度も写真やメールを送ってくれた。

そして日本の後は東南アジアに向けて旅立ったということだった。

 

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フランス語を話せども、何かが違う

2012年03月05日 | カナダ

実はフランス人以外の友人も少しはいる。しかし泊めたり案内することはまれである。

この二人は、ベルニの紹介と言うことで初めて宿泊を受け入れたカナダからのカップルであった。 

また改めて記すことにするが、それまでにはドイツ人姉弟を案内、弟が再来日した際に夕食に招待したくらいであった。 

カナダと言ってもケベックはフランス語圏で、フランス語を話す。まだ着いて数日後ということもあり、時差ぼけなので昼寝をさせてほしいということだった。 

案内なしなので、観光についても見どころを説明するにとどめる。もちろんフランス人を迎えたときと同じように折り紙や、習字の体験はしてもらった。 

とても感じのよい若いカップルではあったが、気のせいかこちらがあまりカナダのことを知らないせいもあり話はフランス人とのそれに比べ、盛り上がりを欠いているようにも感じた。 

着付けの希望も疲れているようで「今回はいい」と言った。

しかし習字は気に入ったようで、日本が大好きだけど来日は容易ではない友人にプレゼントをしたいということで、「永遠の友」と書いてほしいとリクエストがあった。 

顔立ちもそうだが、少しアメリカ的な感じもある。例えば宿である。

京都の宿は落ち着いた和風旅館で、一泊2食付いて2万を超えていたと思うが、奈良の後はそこに泊り、大そう満足していた。

フランス人で、まして若いカップルでこのような宿を選択する人を私はまだ知らない。 

日本料理も問題なく、抹茶のお菓子はとても気に入ったようで、帰国後レシピを尋ねられたりもした。 

彼らも「カナダに来たら連絡して」と言ってくれているが、さて、そんな日がやってくるだろうか・・・。

 

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