フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

ちょっとずつ違うお好み焼き「もどき」

2011年08月28日 | アルザス

おばあちゃんの町を出た後は、ヴォージュの山をドライブしながら戻ってきた。

このあたりでは観光地になる湖(lac de Gerardmer)にも立ち寄る。日本人でここまで来る人はあまりいないかもしれない。湖の周りを散歩した。

 

                             

 

今夜は何か日本食をと言うことで、簡単に出来そうなお好み焼きをつくるためスーパーに寄った。

キャベツの種類が日本のものとは少し違うので、同じようにはならないけれど。

要するにこのキャベツ、日本のものよりちょっと固いのである。

豚肉も、日本のような薄くスライスしたものは売っていない。

包丁で薄く切るしかない。日本のお好み焼き用のうまく脂がついた肉もないがこれも仕方がない。

 

おまけにソースもここでは見つからない。

それやこれやで、少しずつ違うが「お好み焼きもどき」と言うことで何とか作ってみた。

それでも彼等は美味しいと言ってくれた。

 

そのときご主人が言った。「日本食がとても好きで本を持っているんだよ。作ったことがあるのはこれとこれと・・」と言うではないか。

お恥ずかしい限りであった。

一度も日本に来たことがないのに日本料理のレシピ本を持っていて作っていたとは恐れ入る。

しかも、メールではそんなこと何にも言ってなかった。

 

夜のお散歩にも出かけた。

                             

「氷室」のようなものがあってびっくり。昔の人の考えたことは、東西共通のものだったのだ。

もちろん形はまるで違うが。

                             

 

さあ最後の日はどうなるか二泊の滞在はあっという間だ。

明日はいよいよムッシュの生れた街、コルマールの観光だ。

 



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