このヴァンサンが三週間ど度滞在し、途中直島に行ったとき、その合間?にやってきた家族がいる。
以前三人組でやってきたリールに住むセリア、そう、友人たちともやってきて、我が家に泊まったこともある。
そして、こんどは家族とやってきた。お母さんと妹と一緒だった。
彼女は京都のアパートに滞在しているので、うちには泊まらず、昼食に招待し、その後案内をすることになった。
この妹さんが、本当に美人だった。
家では三人に着物を着てもらったが、セリアは見栄えのする着物を妹に譲った形だ。
そして、奈良を歩いていても、この妹さん、やたら日本人の若い男性から声をかけられる。
それくらい目立って美しかった。
真夏でとても暑く、彼女たちは皆、ムームーというようなワンピースを着ていた。
もちろんお母さんもだ。肩や胸を大きくだし、ワンピースもごく薄い生地で、下着が透けそうで、こちらが少し恥ずかしくなるようなくらいだ。
お母さんは言った。
「なぜ、日本人はこんなに暑いのに、長そでを着ていたり、手袋をはめていたり、ジーンズをはいているの?暑くないの?」
長そでや手袋は日焼けから守るためだが、ジーンズや長いズボンはどうしてか?答えられなかった。
確かに素朴な疑問だ。
そう最近の暑さは異常なので、さすがに減ったように見えるが、夏でもきちんとストッキングをはいている人もまだ結構いる。
このお母さんは、陶芸をしていて、自作の花瓶をお土産にいただいた。
お母さんとこれ以来メールのやり取りが始まった。
どうやら、セリアと妹は異父姉妹であることもわかった。
お母さんが住んでいるところは、リールのアミアンの間くらいのところだが、またいつか訪ねることがあるかもしれない。
このセリア、三人組の一人である、シリルと一緒に昨年の9月から一年間京都滞在し、帰ったところである。その三人組のうちのジュリアは日本人と結婚してしまった!!
私も「あなたはほんとにフランスが好きね」と言われるが、「かれらもまた日本がとても好き」なようだ。
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