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京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

「あきらめないことの大切さ」-梅小路公園七条入口広場「駐車場計画」撤回で声明

2010年08月27日 | 環境
「京都水族館」建設で
つぶされそうだった梅小路公園七条入口広場
昨日書いたように、市は計画を撤回し破壊は回避されましたが
地元の「下京区・パークプロジェクト」が声明を出しています。

駐車場計画撤回はもちろん歓迎

この間、「パークプロジェクト」は計画の白紙撤回に向けて
請願署名に取り組むとともに
それに先立って、6月8日~22日にかけて
「公園に隣接した地域1800軒を対象に緊急アンケート」を実施しました。
240人の方からの回答があり
そこでは
「水族館のために公園を削って駐車場にする計画に83,3%の人が反対」
この問題で京都市が「説明責任を果たしていない」とする声が78,4%
71%の人からの書き込みがあり、「関心の高さを実感」したとのこと
この間の取り組みを振り返りながら「パークプロジェクト」として
「『あきらめないこと』の大切さを実感しました」と感想を述べています。

ちなみのこの件
門川京都市長は、6月9日の記者会見では「360台分ほどが必要」と述べ
「当初1000台を超える駐車場案もあった」「360台は必要最小限」で
「この七条入口広場への駐車場設置方針は、今後もかわることはない」と述べていましたので、少なくとも、この分は”ひっくり返り”ました。


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1 コメント

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『あきらめないこと』の大切さ (optimiste)
2010-09-05 00:54:45
はじめまして。
「梅小路公園七条入口広場」の計画を撤回、破壊が回避できたのには、地元の「下京区・パークプロジェクト」の方々のご努力があったからなのですね。
公園に隣接した地域を対象に行われたアンケートで、8割以上の方が反対されたとのこと。
2008年、2009年の計2回行われた「市民意見の募集」の結果も、市民からは設置を疑問視する意見や9割以上もの反対意見がよせられていたにもかかわらず、市民の意見を全く無視するような強引さが、市に対する信頼をさらに失墜させ、地元の方を不安に落とし入れていたと感じていました。
今回初めて、市が「関心の高さを実感」したとされたことに、遅すぎる!とも思いましたが、
「パークプロジェクト」として「『あきらめないこと』の大切さを実感しました」とのご感想に、とても共感致しました。

門川京都市長が記者会見で、「360台分ほどが必要」→「当初1000台を超える駐車場案もあった」→「360台は必要最小限」→「この七条入口広場への駐車場設置方針は、今後もかわることはない」と述べられ→撤回という経緯から…二転三転する案の数値の変動からも、市長ご自身が「周辺に与える環境への負担・地元住民の方に与える交通量の増加に対する安全」等、殆ど検討していなかったんだ…ということを裏付けることになり、水族館建設にも、さらに不安感を強めた京都市民は少なくないと感じています。
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