京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

民主党3名の参議院議員、「再稼働」で離党

2012年07月18日 | 原発ゼロ
これも本日各紙
民主党の3人の参議院議員が大飯原発再稼働問題などで離党届けを出したことを報じている。

「離党届を出した参議院議員の谷岡郁子、行田邦子、舟山康江の3氏に国民新党を離党した亀井亜紀子参議院議員を加えた新会派『みどりの風』は、当面三つの課題の一つに『原発ゼロ社会の実現』を挙げた」
「谷岡氏は17日に記者会見で、毎週、首相官邸を取り囲む大規模なデモにも触れ、『当事者意識に目覚めた国民の皆さんと新しい日本をつくっていかないといけない』と語った」
4氏は「『原発ゼロ社会の実現」』ともに『反TPP』のほか『消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案に反対』を重点政策に掲げることも表明した」とのこと

彼らも語っているが
「官邸前行動」「電力会社前アピール」など、私たちが行っている意志表示が、
政治に大きな影響を与え始めていることをしっかり心にとめたい。

それから離党した皆さんに
「原発ゼロ社会の実現」「TPP反対」「消費税増税に頼らないで社会保障を充実させていく道」は、
必ず日本の財界やアメリカ政府の思惑とぶつかることを覚悟して、
これに負けない意志と政策を持ってほしい。

民主党は間違いなく泥舟状態になっていくだろう。
その時、議員の皆さん、
こちらの船から、見栄えだけ替えた「あちらの船」に簡単に乗り移るとことだけはやめてほしい。
それは、目先を変えて有権者を騙すだけのことだ。
それは、国民の本当に切なる思いを踏みにじる。

これから自民党と同じになってしまった民主党を去る議員の皆さん、
「国民の生活第一」は、経団連やアメリカ財界・政府の思惑とぶつかることをしっかりと見据え、それを国民(の運動)とともにどう抑え、着実に前に進めるか、
選挙での当選だけでなく、
覚悟を決め、知恵を働かせ、当たってほしい。政治にはその役割がある。

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前原氏、心配は「日米安保」

2012年07月18日 | 日本ウォッチ
本日の各紙
前原氏の首相批判が記事になっている。
「オスプレー『見通し甘い』」(読売)
「オスプレー配備 拒否できぬ首相」「与党内、相次ぐ批判」(毎日)など
しかし、この「批判」
「国民の安全のため、オスプレー配備には一切応じない。国民の安全第一。日本政府はアメリカ政府にもはっきり物を言います」というものではない。
前原氏の最大の危惧は「日米安保体制が崩れる」かもしれない、ということ。
これは、彼がしっかり証言している(7月14日当ブログ参照)
新聞各紙、「朝日」は少し触れているが、
単に「首相を批判した」ということだけでなく
どうゆう立場からの発言か、そこをしっかり書いてほしい。
そこに前原氏の真意があるのだから。

「配備事態は米国政府の方針で、同盟関係にあるとはいえ、(日本から)どうしろこうしろという話では基本的にはない」(毎日)という野田首相にもゲンナリだが、
前原氏の立場も基本的に同じ、「安保が第一」
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