10月31日付け京都新聞に「京都市ごみ有料化1ヶ月」
ー家庭ごみ2割減、資源ごみ3割減ーとあった。
ごみ出しの印象でもそうだが、自宅のごみ出しはさらに”減”だ。
しかし、本当に京都市全体でごみの量は減っているだろうか?
前にも書いたが、
明らかにスーパーやコンビニのごみは急増している。
少し前の京都新聞「窓」欄(読者の声の欄)でも、
「ごみ袋有料でコンビニ悲鳴」の投稿が掲載されていた。
今日もあるお店で話していたら、
「今まで、空き缶は市の回収ルートで出していたが、考えてみたら店の前に自動販売機がある。”ここに入れとけばいいのよ”と奥さんに言われて、それからは缶は一切出していません」とのことだった。
「有料化後、ゴミは二倍になった」という大型スーパーの声も聞いたが、
市民の消費が減っていなければ、全体としてのごみが減るはずがない。
コンビニの経営者は、「家庭ごみが持ち込まれている」と悲鳴をあげている。
もちろん、生ごみなどの持込は論外だが、店内で購入した商品の過大な包装をはずしていく行動は、極めて自然で積極的なものだと思う。
私たちは、
「負担が増えるだけの過大包装を買いたいわけでなく、ちゃんと中身がいただきたいだけ」。しかし、結構、過大な包装を押し付けられている。それへの抵抗が”有料化”をきっかけに、店への包装返却に現れてているのではないか。
京都市は、ごみ有料化でごみが「減った」というが、全体の包装や容器の在り様が変わっているわけではなく、本当にごみの減量を進めるためには、無駄な包装を製造段階で無くしていくような商品づくり、社会の仕組みづくりが求められている。行政の施策も、国の法律もズバッとここに踏み込む必要がある。ドイツのように、「企業は、製品の容器・包装ごみをつくるだけでなく、回収・リサイクルまでの全工程を、費用も含め、全て責任を持つ」。こうした仕組みづくりに向かって、新聞も、ぜひ分析を深め、メスを入れてほしい。
ー家庭ごみ2割減、資源ごみ3割減ーとあった。
ごみ出しの印象でもそうだが、自宅のごみ出しはさらに”減”だ。
しかし、本当に京都市全体でごみの量は減っているだろうか?
前にも書いたが、
明らかにスーパーやコンビニのごみは急増している。
少し前の京都新聞「窓」欄(読者の声の欄)でも、
「ごみ袋有料でコンビニ悲鳴」の投稿が掲載されていた。
今日もあるお店で話していたら、
「今まで、空き缶は市の回収ルートで出していたが、考えてみたら店の前に自動販売機がある。”ここに入れとけばいいのよ”と奥さんに言われて、それからは缶は一切出していません」とのことだった。
「有料化後、ゴミは二倍になった」という大型スーパーの声も聞いたが、
市民の消費が減っていなければ、全体としてのごみが減るはずがない。
コンビニの経営者は、「家庭ごみが持ち込まれている」と悲鳴をあげている。
もちろん、生ごみなどの持込は論外だが、店内で購入した商品の過大な包装をはずしていく行動は、極めて自然で積極的なものだと思う。
私たちは、
「負担が増えるだけの過大包装を買いたいわけでなく、ちゃんと中身がいただきたいだけ」。しかし、結構、過大な包装を押し付けられている。それへの抵抗が”有料化”をきっかけに、店への包装返却に現れてているのではないか。
京都市は、ごみ有料化でごみが「減った」というが、全体の包装や容器の在り様が変わっているわけではなく、本当にごみの減量を進めるためには、無駄な包装を製造段階で無くしていくような商品づくり、社会の仕組みづくりが求められている。行政の施策も、国の法律もズバッとここに踏み込む必要がある。ドイツのように、「企業は、製品の容器・包装ごみをつくるだけでなく、回収・リサイクルまでの全工程を、費用も含め、全て責任を持つ」。こうした仕組みづくりに向かって、新聞も、ぜひ分析を深め、メスを入れてほしい。