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京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

アベノミクス「失敗」39%、「成功」は30%(朝日世論調査)

2014年11月21日 | 日本ウォッチ
本日の「朝日」
19日、20日に朝日新聞社が行った世論調査を書いている。
安倍内閣「不支持」が「支持」を初めて逆転
「不支持」最高を更新し、40%(36%)、「支持」は最低の39%(40%)
( )は11月8.9日の調査

もう一つのポイント
アベノミクスの評価
「この2年間の安倍首相の経済政策は、全体として成功だと思いますか?失敗だと思いますか?」の問いに
「失敗」は39%、「成功」は30%
その経済政策が「賃金や雇用が増えることに結びついていると思いますか」には
「結びついている」20%、「そうは思わない」65%で
これはそうだろう。

アベノミクスの評価
「失敗」が「成功」をかなり上回り始めていること
これは大切なところ

本日「毎日」一面は
「衆院きょう解散」
ズバリ「アベノミクス争点」と

19日、同じ「毎日」4面で浜矩子さんが
「メッキはがれたアベノミクス」を書いている。
○景気は悲惨な状況
○消費や設備投資といった内需が低調
○円安効果は、輸出額より輸入額を増やす方向に働き、外需伸び悩み

<アベノミクスの問題点>は
○市場をあおり株価を上げれば皆が元気になると考えた
○「円安が進めば日本経済は成長する」という時代錯誤
○そんな中、「消費税増税」ではつじつま会わない

<そして、負けそうな将棋になったと、将棋盤をひっくり返した>今回の解散
○本当は、国会でちゃんと説明し、論戦を経て仕切り直しすべきなのに、解散で目くらましをしようとしている。
それは「国会論戦という民主主義のプロセスを無視し、国民を愚ろうする行為」だよ

いま<日本経済が抱えている最大の問題>は
○「豊かさの中の貧困。富が偏在しているから中低所得者の財布のひもが締まり、消費が盛り上がらない。
今やるべきは、富者をますます富ませる株高・円安推進策ではない。
弱者救済の観点を前面に出した、貧困世帯や低所得者の生活支援だ」
その通りです。

アベノミクス
日本経済の土台は
GDPの60%を占める個人消費ーいわゆる暮らしに関わる経済
ここを元気にする方向じゃないので、どんなに税金を投入しても、残念ながら日本経済を良くすることはできない。
逆に、さらに悪くする
安倍首相は、労働者の賃金が上昇することが重要という。
そうです。
しかし、非正規労働者をどんどん増やし「残業代ゼロ」の制度を働くものに押し付けるあなたには、出来ません。
労働者の力と運動、世論が強まること
選挙で共産党がぐっと伸びると、経団連にも自民党にも「働くものの声」のプレッシャーはかなり届くと思います。



「命名〇〇解散」(朝日・夕刊)、このコメント、あかんなぁー

2014年11月20日 | 日本ウォッチ
本日の「朝日」夕刊
3名が「〇〇解散」について、コメントを書いているが、
あかんなぁー
漫画家、倉田真由美さんのが一番あかんと思う。

「ゾウがアリを踏みつぶす解散」だそうで
「どうせ自民が勝つのに、無駄なこと」と国民が思っちゃうそうです。
(倉田さん、そう思ってるの?)
アベノミクスが争点だけれど、「また景気が悪くなるのはいや」で
「パンチのある経済政策をスピーディに進めてほしい」そうだ。

倉田さん!
デモが無駄じゃないように、国民の1票1票は決して無駄じゃないですよ。
沖縄県知事選挙などの1票1票は、日本の政治に大きな影響を与えている。
倉田さんが「アベノミクス」も「集団的自衛権の行使容認」も「原発再稼働」も
このままでいいと思っていれば別ですが・・・
そうでなければ
「また景気が悪くなるのはいや」だから
「パンチのある経済政策をスピーディに進めて!」なんて、簡単にお任せしないで!
国民にとっても、日本の今後にとっても大事な「〇〇総選挙」だと思います。
国民の声をきちんと聴きながら、もう少しまともに考えてほしい。



私たちの選挙に!

2014年11月19日 | 日本ウォッチ
「毎日」一面に、政治部長末次さんの「『私たちの選挙』に」
ある自民党のベテラン議員が「『安倍晋三の安倍晋三による安倍晋三のための選挙』と嘆くのを聞き、(151年前の11月19日、リンカーン米大統領の演説、そこでの有名なフレーズ「人民の人民による人民のための政治」との)因果を感じた」と書いている。

今回の選挙
アベノミクスの悪政が実際の経過の中で明らかになってきている中での私たちの選挙。
”憲法?なに?それ?”と、10人程の閣議決定で、集団的自衛権容認「戦争する国」に日本を突っ込ませようと、その最中での選挙
原発再稼働しかり。
全部、国民の声や現実を全く無視し、安倍晋三のために政治にお墨付きを与えろと、安倍晋三が迫るのが今回の総選挙
私たちは、受けて立ちたいと思う。
市民による市民のための政治へ
安倍政権はあかんの声を、共産党に集中させたい。




GDP年率1.6%減ー『全く予期せぬ一撃だった』とは・・・

2014年11月18日 | 日本ウォッチ
本日の「毎日」1面に
「GDPショック」「アベノミクス瀬戸際」「『予想外』株価急落」

京都新聞は3面で
「政界、市場に激震」「解散控え『想定外』」
いわゆるこの道の”専門家”や政府関係者が”全く予想だにしなかった”と伝えている。
当然、安倍首相にもまったくの「想定外」だっただろう。
筋書きがまた大きく狂ったが、今更、「解散やめます」とは言えない。

「『全く予期せぬ一撃だった』。17日朝、GDP発表をかたずを飲んで見守っていた経済官庁幹部は愕然とした。市場での実質GDPの事前予想は年率換算でプラス2%程度。『いくらなんでもマイナスはないだろう』と踏んでいた予想をあっさり裏切り、マイナス1.6%に沈んだ」

京都新聞の社説ー「GDP連続減」では
この「2四半期連続のマイナス成長は、日本経済の失速をはっきりと示した」とし
「その最大の問題は、GDPの約6割を占める個人消費の低迷だ」と指摘した。
その通り
「円安で期待された輸出も伸び悩んでいる」「すでに海外生産が進んでいて、円換算による収益増ほど輸出数量が伸びていない」

月曜日の朝、私の身近なところで
「なんで民間の予測と実態が、こんなに食い違うの?」と素朴な質問が発せられた。
これ、結構重要!

まず第一に、庶民の暮らし感覚、「GDPのダウン」はその通り
なのに、予想を狂わした人々は、どこ見てた?

先日参加した「ODA大綱案」公聴会でも政府関係者が
「日本は貿易立国だから・・・」などと当たり前のように発言していたが
日本は、京都新聞が書いているように
本当は「貿易立国」の国ではなく
「暮らしの経済立国」の国
あの高度経済成長の時代でも、対外輸出より国内での消費拡大が景気高揚に効いていたと
これは、日本共産党などは経済政策を提案する上で土台としている認識だけれど
政府関係者の間でも「貿易立国」の誤った”思い込み”が相当あるのでは
「アベノミクス」で日本の経済・暮らしはまったく改善されないのは
善意で言えば、ここに原因があるが
財界と自民党は、決してその立場には立たないし、そうは言わない。
強いものが強くなれば日本はよくなる、企業が貿易で大儲けすれば、滴り落ちる滴がやがて庶民に回ってくるというのは
日本社会をダメにする悪意の宣伝だ。
現実がそれを露わにしている。

ここもズレた!「消費税10%増税先送り」

2014年11月14日 | 日本ウォッチ
京都新聞3面で消費税先送り議論を紹介している。
財務省幹部が投げやり気味に話したそうだ。
「法律で定めた再増税を実現できないとなれば、近年稀にみる惨敗だ」
”惨敗”と表現しているところが面白いが
アベノミクスの大きな横ずれ、想定違いの一つとなった。
「東証年初来高値続く」(毎日)ということだが、
「将来的なリスク拡大」
残念ながら、必ずやってくる。
アメリカのバブルは、今度は「車」だそうだが
日本は、国債と円そのものがバブル化している。


実際は、「破れかぶれ解散」

2014年11月11日 | 日本ウォッチ
ここ数日「解散」の臭気が新聞各紙の一面を覆っている。
「首相、解散を検討」(朝日・夕刊)
「来週中の解散浮上」(本日・読売)
読売は先導役。「公明 衆院選準備を指示」(本日・夕刊)

本質は、アベノミクス失敗で、「日本を取り戻す」野望がどんどん危うくなる中での”破れかぶれ解散”
そうなる確率がだんだんと強まっている。
株価上昇で目くらましし、政治的野望を遂げようという単純作戦
「労働者の給料を上げて、日本経済の好循環を!」
それは、日本共産党が主張しているが、経団連や安倍政権が為す筈のない嘘っぱちで
このウソは、時間が経てば剥がれてくる。
それはもう、誰の目にも明らかになりつつある。
その前に、まだ支持率が残っている段階で
ウソの皮は剥がれきってないからと「解散」に逃げ込み
リセットを狙う。
発想が薄っぺらすぎ
沖縄の選挙結果もアベノミクスの総括もなく
市民の声を聞くことなど全くなく
また「セロ」から、野望に向かって進むことができると思っている?

彼の唯一の”味方”は株価
ある証券マンは
「こんなに株価が上がるための施策を政府・日銀がうっている、こんなことはかつてなかった」「これからまだどんどん上がる」と話していたが、
事態は病的な動き
不安な気分が、上がったり下がったりのグラフに、正直に現れている。
その病的な乱高下の中で、買っては逃げる姿が見えるよう

朝鮮も日中も、消費税増税も沖縄知事選挙も、そして何よりもアベノミクスも
あちこちでずれ始めた地盤が
大きく動きそうな予感。

論外!「小1 35人学級見直しを」と財務省

2014年10月23日 | 日本ウォッチ
本日の「京都新聞」一面
「小1 35人学級見直しを」「財務省『効果見られず』」と

財務省、論外!

「財務省が公立小学校1年生で導入されている『35人学級』を見直し、1学級40人体制に戻すよう文部科学省に求める方針を固めたことが22日わかった」
理由は「教育上の明確な効果が見られず、別の教育予算や財政再建に財源を振り向けるべきだと」
その”教育上の効果なし”の立証は、いじめの発生件数、その他
「小学校で確認されたいじめのうち1年生の割合は、導入前の5年間の平均が10、6%だったのに対し、導入後の2年間は11、2%に上がった。暴力行為も3.9%から4.3%に、不登校も4.7%から4.5%と目立った改善は見られなかった」
だから”財政のムダ”だと

当然、現場からは「現場分かっていない」の声
文科省の幹部も「教員を増やして対応するのが普通の感覚ではないか」と。その通りすぎる。
いじめや暴力の件数を言うなら、
小学校に上がってくる幼稚園児や保育所の子どもたちの実情もきちんと把握してほしい。
保育園児も幼稚園児も小学校児童も、どうなっているか
そして、どのように対策を打つべきか
財務省の考えは、「逆行」
小学校教員は増やすべし!
”どうせ効果がないのなら、35人も40人もいっしょだ!”とは、なんと冷たい政治か!


「異議唱えぬ日本の若者」(山田昌弘・毎日新聞11面)に異議あり

2014年10月22日 | 日本ウォッチ
本日の「毎日」15面
「異議唱えぬ日本の若者」に、異議あり
中央大学教授の山田昌弘氏が香港の学生たちの民主化運動と比べながら、”異議を唱えない日本の若者”を嘆いている。
自分が若いころは・・・と、一番ダメなフレーズを使いながら
「人と違う意見を言うのを避ける傾向も若者の間に広がっている。『権威に疑問を持ち、社会を変えるエネルギーを持つ存在』という若者の定義は、もう日本では当てはまらない」と断言する。

山田氏は「社会学者」でしょ
であれば、いま実際に日本の中で動いている、例えば「脱原発」でも「安倍やめろ」デモの若者たちの話をまず聞いてほしい。
だけどそれは、彼の「社会学者」としての視野に全く入っていない。
きちんとしたフィールドワークなしの社会学者の論など、ほとんど役に立たない。

秘密保護法-運用基準・施行日など閣議決定

2014年10月15日 | 日本ウォッチ
安倍内閣は、昨日、秘密保護法の運用基準・施行日など閣議決定した。
私たちは、午後6時から京都・四条河原町のマルイ前で、それに抗議する市民宣伝を22人で行った。

秘密保護法
今年1月11日の朝日新聞で瀬戸内寂聴さんは、「反対に命捧げる」と訴えた。
瀬戸内さんは
「自民党の改憲草案では自衛隊を『国防軍』にするとし」「日本は戦争のできる国に一途に向かっている」
「私は、残りわずかな命を秘密保護法反対に捧げます」「でも、私たちのように戦争を生き残った一握りの人間たちだけだと、とても戦えない。若い人たちこそ、歴史の過ちをもう一度振り返ってみてほしい。そして立ち上がってほしい」と訴えた。

昨年の12月2日、毎日新聞で「原発ホワイトアウト」の作者、若杉冽さんが
「特定秘密保護法案に『知る権利や報道に配慮する』とありますね」
だけどそれは「僕らが(若杉氏は現役キャリア官僚)いろんな法案で議員を説得するときにやる手と同じなんですよ。『配慮』『尊重』『勘案』は独特の官僚語。僕らは事前に『この規定は慎重派の公明党さん用』『この条文は反対野党のねじ伏せ用』と空手形のような拘束力のない努力規定・条文をカードとして用意しておき。議員の反対を見ながら切っていく。例の条文も、その程度のもの。『配慮をするつもりはない』と言っているのとほとんど同義語ですね」と語った。

10日、松島みどり法務大臣が野党の追及を「雑音」と発言し、14日の法務委員会で「陳謝」しているが
あの「うちわ」で話題の法務大臣が10日の記者会見で、おもわず「いろいろな雑音で迷惑をかけ残念」と発言し、自民党内からも批判が出たそうだが、
”強い国”づくりのためには、「邪魔者」は排除して当然、という安倍政権の体質がつい出てしまった「本音」発言だろう。

秘密保護法の第5章「適正評価」
この2に
「適正評価は、適正評価の対象となる者について、次に掲げる事項についての調査を行い、その結果にもとづき実施するものとする」として一から七が列挙されている。(「適正評価」とは「特定秘密」を取り扱う人たちの身辺調査のこと)
その一に、特定有害活動及びテロリズムとの関係に関する活動というのがある。
何段階に亘っていてわかりにくく作ってあるが
テロリズムは以下のような説明になっている。
「テロリズム(政治上その他の主義主張に基づき、国家もしくは他人にこれを強要し、又は社会に不安もしくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう。同表第4号に同じ)」
「又は」でひとつづつ区切られているとすれば、
「政治上その他の主義主張に基づき、国家もしくは他人にこれを強要」する活動が”テロリズム”として法的調査の対象になったということだ。
「人を殺傷」「重要な施設の破壊」は当然法的取り締まりの対象だが
「又は」の前にもう一項目、こうした内容を忍び込ませた安倍政権
松島みどり法務大臣の「本音」と十分重なる。


11月24日、京都で「安倍政権をやめさせる大集会」をやろう!呼びかけ

2014年10月10日 | 日本ウォッチ
11月24日に京都で「安倍政権をやめさせる大集会」をしようというアクションが動き始めています。
以下、その呼びかけと、私からの「呼びかけ」です。
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「安倍政権をやめさせる大集会」
10月29日、 集会実行委員会にぜひご参加ください
      
安倍政権が集団的自衛権行使容認を閣議決定し、「戦争する国づくり」へ動きを強めています。京丹後への米軍レーダー基地建設、沖縄辺野古への新基地建設、全国への基地機能や訓練の拡散、秘密保護法の施行など、具体化される「海外で戦争する国」に対して、各地で多くの人々が反対の声をあげています。国民の過半数が集団的自衛権行使容認に反対し、7割が憲法を解釈で変えることに「適切でない」とし、8割が「議論不足」など圧倒的多数の世論となっています。しかし、安倍政権は国会での多数議席を力に、「戦争する国づくり」へつきすすもうとしています。

 この安倍政権が、一方で、消費税増税や社会保障の改悪、労働法制の改悪、原発の再稼働や輸出等を強行し、「世界で一番企業が活動しやすい国」に国の形を変える政治を強めています。いのちや暮らし、雇用や営業などを脅かす暴走政治に、怒りと反対運動が広がっています。
今こそ、「戦争する国づくり反対」「いのちと暮らしを脅かす政治反対」「安倍政権を打倒しよう」と声をあげておられる皆さんに一堂に集まっていただき、府民にアピールする大集会を11月24日(月・休)に開催したく、実行委員会を呼びかけさせていただきます。
趣旨にご賛同いただける皆さんのこぞっての参加を呼びかけます。

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「安倍政権をやめさせる大集会」実行委員会のお知らせ
      日時:10月29日(水)午後6時半~
      会場:ラボール京都会議室(中京区四条御前西北)(団体代表だけでなく、個人参加も自由)
初めの呼びかけ人は私たちです
尾崎 望(京都民主医療機関連合会会長)/上田 勝美(京都憲法会議代表幹事・龍谷大学名誉教授)/久保田 憲一(京都府商工団体連合会会長)/小林 聡 (民主青年同盟京都府委員会委員長)
中村 和雄(自由法曹団京都支部幹事長)/森下 総子(新日本婦人の会京都府本部会長)
吉岡 徹(京都地方労働組合総評議会議長)/吉田 文子(京都母親連絡会会長)


<以下、私の呼びかけです>

「戦争する国許さない」「原発再稼働許さない」「つぶそう!秘密保護法」・・・
私たちは、3.11以後、様々な運動に取り組んできました。安倍首相は「日本を取り戻す」をスローガンに掲げていますが、ほとんど全ての問題で、日本を売り渡そう(アメリカに平和を売り渡す、日本の社会を無国籍企業に売り渡す、安全も、自由も民主主義も、辺野古も丹後も・・・・)としています。
安倍政権はやめさせる以外ないと思います。そして、そのためには、大きな共同の力をつくる、草の根で小さな活発な運動をつくることが本当に大事だと思っています。
今回、8人の方が呼びかけた「大集会」、私たちが取り組んできた「市民デモ」とは少し始まりが違いますが、こうした様々な運動を盛り上げ、大きな力に合流していくため、私は今回の集会が団体代表とともに市民も加わる大集会にしたいと思っています。10月7日、この「大集会」のための相談会が持たれた日、「戦争させない京都1000人委員会」結成総会が会場いっぱいの参加者で行われました。京都で、「バイバイ原発・京都」のような大きな共同が生まれることを切に願いながら、上記の「大集会」への呼びかけ人参加(ご賛同)を、皆さんに呼びかけます。

「戦争する国絶対あかん市民デモ」呼びかけ人の一人 榊原義道

「日本国憲法第9条」が、ノーベル平和賞をとったら・・・

2014年10月08日 | 日本ウォッチ
「毎日」の夕刊
青色LEDの開発で、日本人3人のノーベル物理学賞が決まったことに対して安倍首相
「首相官邸で記者団に『久々に日本にとって明るい、心がうきうきするニュースだった。本当に日本人として誇りだ』と語った」そうだ。

今回、「日本国憲法9条と国民」がノーベル平和賞を受賞したら
その時こそ
「本当に日本人としての誇りだ」と言ってほしい。
それは、本当に誇りなのだから

結局”金”の安倍政権 「中間貯蔵交付金 官邸指示一気3倍増」(京都)

2014年08月09日 | 日本ウォッチ
本日の「京都」3面
上記の見出しのあとに、「知事選連敗を危惧」「福島と溝、業を煮やす」と

政府と福島県の中間貯蔵施設をめぐる交渉が行き詰る中
「政府は施設使用の30年間で総額の3010億円の交付金を拠出する方針を提示した」
「最後は金目でしょ」(石原伸晃環境大臣)の発言があったが、
「金目で解決できる」という傲慢な考えを、一番強く持っていたのが安倍政権だったということ
鮮明になりました。
ほんとに横着な安倍政権
しかし、金で解決できないことは、たくさんあります。
「原発事故」がそう
潰れ状態の東電、事故処理など全くままならず
このままでは私たち、何十年間も東電の奴隷のように、税金を拠出し続けなければなりません。
「民間活力」とか「民主導」などと、勇ましい掛け声をはいていた皆さん
一旦事故が起きたら「民」は責任を放棄し、政府も自らの責任を明確にしない。
謝罪や反省もなしに、またまた再稼働だって・・・

先日、関西電力京都支店の担当者と意見交換をする機会がありました。
”4名まで、30分以内”という条件があったので、3つだけ質問しました。
その2-関西電力の事故対応は、福島でおこった原発事故レベルのものを想定して、事故対応を考えていますか?
答えは、そうです。
これ、驚きました。
福島のあの事故を想定して、民間資本が営業(電力事業)を行う。
こうゆう経営体は終わっていると思いました。
あの事故を想定せざるを得なくなっているのはその通り
だけど、あの事故を想定して営業を行うというのは、「もう、終わってます」ということ

今回の交付金の拠出の「一気3倍増」
福島県も環境省も”寝耳に水”の状態だったそうで、「突然、官邸から指示があった」ものだって
福島県知事選での負けない対策が必要ななか
「これ以上は逆さに振っても金は出ない」(官邸)金額が、急きょ増額。
しかし、これ、私たちの税金ですよ。
「中間貯蔵施設」の選定
しっかりと様々な関係者、地元が議論を重ね、データも開示され
費用は何にどれだけ必要かも鮮明にされ、金額も決められるのが筋
「結局、金でしょ」というやり方で、こうした問題が前に進むと思っていたら大間違いです。
こんな点でも、安倍政権はもう末期です。
「中間貯蔵施設問題」
何よりも、解決の出発点は、政府も東電も「原発は終わります」と宣言し、
被害をかけた住民と国民に謝罪し、真摯に未来に向かう姿勢を示すこと
それがないから、「金だ!」「金だ!」と奈落の底に落ちていく
「酒だ!酒だ!」と、やけ酒飲んでる場合じゃないだろ


自民党、”舌禍”は深めてこそ生きる

2014年06月24日 | 日本ウォッチ
今日の「毎日」
「自民、止まらぬ舌禍」
自民党都会議員「早く結婚した方がいいんじゃないか」のヤジ謝罪
「追い詰められ”自白”」と京都新聞は書いた。
しかし、
「まずは自分が産めよ」(?議員)
「子どもはを産めないのか」(?議員)
「子どももいないのに」の議員は、まだ逃走中。
問題になった時、そもそも鈴木議員はしらを切り嘘をついた。
その時、自民党都議団の責任者も誤魔化そうとした。
追い詰められて、一人は謝罪したのだが、
犯人は明白、
自民党がきちんと全都議から聞き取れば、誰が不当な発言をしたか、すぐわかるはず
自民党、ホントに、問題を問題として明確にする(深める)つもりはあるの?

こうした問題をきちんと反省する良い機会かもしれない。
まず他のヤジ議員も謝罪する。
そして、これがダメな発言だったのか、
きちんとしたレポートを議会で公にして前に進めばいい。

ブラックバイト 続き

2014年06月21日 | 日本ウォッチ
昨晩、相談事があって飲み屋に
バイト生に「どうや?」と聞いた。
本人が通う専門学校の話になった。
「バイトしんどくて、学校行けなくなることない?」と聞くと
「そうなったら大変。補講受けないといけなくなり、一回3000円とられる」と

わあっ
ホントに板挟みだなー

原発とブラックバイトと学生たち

2014年06月20日 | 日本ウォッチ
今日の「朝日」
「福島の今を語れない学生」を読んで、先日京都大学で脱原発を求める市民グループが開いた学習会の一コマを思い出した。
「朝日」記事の流れとは少しずれるけれど、原発事故を通じて、若い人たちに社会的な問題として考えてほしい、というところは似ていた。
学習会(62人)のテーマは「火山と川内原発の再稼働」
報告後、意見交換に入り、司会者が振った。
「今日は学生さんの参加は多くないが、大学は真理探究の場。これだけの大事故が起きている。この問題を通じて、若い人たちに社会的な問題を考えてほしい、学生の皆さんの意見もうかがいたい」と
これに、ある大学の原発問題を考える小グループの学生が応えた。
「いま学生が、大学で真理追求などしていたら死んでしまいます」
それでは何をしてるかと聞かれれば、「就活してます」
彼らは原発事故が起こって、何かしようと数人で原発問題などを考えるグループを立ち上げた学生たちで、私も好感を持っている。
発言はズバリ、現実を言い当てていたけれど、その後の発言がいっそう大事だった。
「まわりの学生たちは、原発問題には関心は持っているが、関わろうとはしない。だけど、ブラックバイトや奨学金の問題は直接関係するので別、関わらざるをえない」と。

これすごく大事だと思って、昨日、同志社大学の近くで行われた「ブラックバイトアンケート・宣伝」に参加した。
この企画は、共産党京都府委員会の青年学生部と北地区委員会が行ったもの
マイクで訴えたり、シール投票ボードをもって学生たちに話しかける。
反応は?
学習会でA大学の学生が話していた通りだった。
「アルバイトしているときの労働条件のこととかアンケートで聞いているんですが」と話しかける。
私が話した二人は「アルバイトやってる?」と聞くと、「串カツやでやってます。うちは大丈夫」とか、「塾に行ったます」とか
結構、大丈夫な人ばかりだったけど、”まったく拒否”は全くなし。
やあ、これ、結構話しできるわ、という感じでした。
烏丸通で、クロネコヤマトの若者が仕事しながら話を聞いていて、”バイトだけちゃうでー”という顔をしてたんで話しかけてみたら、
ホント、そうだった。正社員も「長時間きつい」

「労働現場」「給料」「長時間労働」「休み」「健康」「ブラック」で周りを見たら、今出川交差点の景色が違って見えた。
この景色は、学習会で学生が話していた大学の景色だと思う。
「ブラックワークの問題は直接関係するので別、関わらざるをえない」
この景色は、日本中に広がっている。