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京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

松本亨と「英語で考える」(読売)

2015年10月26日 | 日本ウォッチ
昨日の「読売」書評で上記の記事がある。
確かに「ある世代には懐かしい名前」だ。
”マイ会話”学習、初めは祖父の池田豊穂先生
イギリス英語で「アイ・ハブ・ア・ブック」だった。
その頃お世話になったのが、松本亨の「基礎英語」
寝言で英語をしゃべっているという程、毎日やりましたが身につかず
聞き取り困難で、いつしか止めた。

その後、1997年のCOP3
せっかく外国から沢山の人が京都に来るのに
少しぐらい話そうと、3か月間ビートルズを聞き続けたら
ある日、歌詞が急にゆっくり聞こえた。
だから今はビビらない。
音はちゃんと言葉として入ってくるから。
分からなければ聞き返せばいいし、通じてないとわかると向うが別の言葉で話してくれる。
だから、片言でも”マイ会話”は、会話になっている。

「日米対話に賭けた情熱」「戦後日本を造形したのはそうした人物でもあったのだ」
どう「造形」されたかは定かではないが
カタコトも、人との交流にずいぶん役に立っている。

むちゃ、ウソつきー橋下大阪市長

2015年08月29日 | 日本ウォッチ
橋下さん、
「TPP断固反対、ウソつかない、ブレない」と言った自民党と、同じやね。
「大阪維新の会で国政政党をやる」
ブレブレ
この前、「大阪都構想」、住民投票で否決されて
「市長の任期が終われば政界を完全に引退する」といったんちゃう?
安倍首相と同じ
ウソつきの政治家キケン!
食べたらアカン、入れたらアカンやわ

京都新聞も怒ってる
社説ーーー
「維新の党の迷走」「『橋下劇場』はもういい」

まともな情報公開もなしに「TPP」批准なんて、許せない!

2015年07月25日 | 日本ウォッチ
TPPを巡って、重要なアクションです。

・・・・・・・・・・・・・・・・
この度、お願いがありメールいたしました。

7月下旬にもTPP閣僚会合で「大筋合意」、10月末ないし11月早々に
正式調印(署名)し,臨時国会を直ちに召集して「批准」を行なうというスケジュールが報道されています。
このスケジュールでは、どう考えてもまともな情報公開や国会審議を行うことは無理だと言わざるを得ません。
数年前よりAMネットが事務局を務める「市民と政府のTPP意見交換会・全国実行委員会」にて
賛否を問わず、中立の立場で団体賛同を募り、お盆前に内閣官房に持っていきたいと思っています。
お忙しい中恐れ入りますが、ぜひ、団体賛同のご検討・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

AMネットより

リンク先→http://tpp-dialogue.blogspot.jp/2015/06/blog-post.html

FB→https://www.facebook.com/tppsteeringcommittee/photos/a.563214917067077.1073741826.483013608420542/844963842225515/?type=1&theater


【「TPP交渉及び審議・検討における透明性」に関する対政府要請への賛同の呼び掛け 】


私たち「市民と政府のTPP意見交換会・全国実行委員会」は、
2012年、東京・大阪・名古屋で政府との対話集会を実現し、その後も署名活動
など、政府に対し継続してTPP交渉の透明性確保を要請してきました。

いまTPP交渉が大詰めを迎える中、あらためて、賛成・反対の立場に拘ることなく、

TPPの交渉と国内での審議・検討を透明性あるものとすることを、政府に訴えたいと思います。
多くの団体の皆様が、別紙の政府への要請文に共に賛同署名をして下さるよう呼び掛けるものです。

政府は、“外交交渉に秘密は必要”、“各国との保秘義務契約があるため明らかには
出来ない”と繰り返し、これまで“意味のある”内容説明は一切行われず、「国民の意見を
取り入れる」という言説も何処かに置き忘れられたかのようです。

政府は、他の11ヶ国に比べ丁寧な説明をしている、と強調しますが、いまだに「情報
公開」を求める声が繰り返され、日本各地・各界に広がり続けていることは、TPPの
異様な秘密性を表しているものと言わざるを得ません。

TPPの手本と言われるNAFTAにおいても今以上の透明性が確保されていましたし(※1)、
環大西洋自由貿易投資協定におけるEUの透明性がTPPとは格段に違うものであることは明らかです(※2)。

TPPは国・自治体の法・制度は勿論、私たちの暮らし、地域、社会の有り方に大きく
影響をすることが考えられます。それだけに、情報の公開を通じた意味ある市民参加、
国会での充分な審議を欠かすことが出来ません。
正式合意をする以前に、「TPP交渉及び審議・検討における透明性」に関する以下の要請を、
多くの皆様と共に政府に届けたいと考える次第です。


2015年6月27日


<呼びかけ団体>

市民と政府のTPP意見交換会・全国実行委員会 (http://tpp-dialogue.blogspot.jp/)
事務局:特定非営利活動法人 AMネット TEL:080-3773-2894 MAIL:amnetosaka@yahoo.co.jp


<賛同いただける団体は以下内容をメールにてお送りください>【7月31日〆切】
①団体名
②団体所在地(都道府県、全国または地方組織は全国、○○地方などと表記)
③メールアドレス
をお書きいただき、amnetosaka【※】yahoo.co.jp まで、メールにてお知らせください。(【※】を@に変えてください)

<参考>
※1米国パブリック・シチズンによるTPA法案分析「2002年ファーストトラックが復活」
http://stoptppaction.blogspot.jp/2015/05/blog-post_26.html

※2 欧州委員会プレスリリース(英語)
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-2980_en.htm



【以下、対政府要請文】

内閣総理大臣 安倍 晋三 殿
TPP担当大臣 甘利 明 殿

「TPP交渉及び審議・検討における透明性」に関する要請

TPPは21もの分野にまたがる広汎な経済連携協定で、交渉参加12カ国の市民はもとより
社会や生態系、さらには交渉参加国以外に対しても大きな影響を及ぼすと考えられます。
しかし、交渉の過程における情報公開や市民参加は極めて不十分であり、有権者の代表
である国会議員への情報公開すらほとんど行われないまま、交渉が進められてきています。

欧州委員会では、環大西洋自由貿易投資協定TTIP交渉をより透明性あるものにするため、
テキスト案やポジション・ペーパー、解説、各交渉項目のポイントを簡潔にまとめたファクト
シートを公開しており、保秘契約があるとされるTPP交渉の特異性が際立っています。

2015年6月2日には、国連人権理事会専門家グループも「全ての利害関係者に対する透明性と
協議と参加を保障すべきであり、諸国議会や市民社会が協定を精査するのに十分な時間を
確保し、民主的な方法で考慮できるように、テキスト草案が公にされるべき」との人権に対する
影響を懸念する声明を出しています。

情報公開と市民参加は民主主義の基本であり、私たち、市民団体、協同組合、労働組合、
農民団体、医療団体など諸団体は、TPPの是非を市民が判断するために、交渉過程を含め
『知る権利、透明性』の確保を強く求めます。
そのためTPPについて情報公開の徹底、市民参加の政府説明会と対話、パブリックコメントの
実施と同時に、国会においてはTPP交渉に関する詳細な審議並びに国会への定期報告を行う
ことなどを含め、下記事項を強く要請いたします。



1.TPPに関する徹底した情報公開
TPPの交渉内容が成文化され、参加各国の国会における承認手続きに入る前に交渉過程を
含めた徹底した情報公開の実施を強く要請します。その場合、条文の開示はもちろん、分かり
易い概要説明、市民の抱く懸念に対する充分な説明、新たな影響試算、わが国の法体系や
規制 ・制度、地方自治体の政策などを含めた、日本社会・地域・市民への影響と、取るべき
対策も明らかにするよう強く要請します。

2.TPPに関する誰でも参加できる政府説明会・対話の実施
安倍総理大臣はTPP交渉参加表明記者会見において「国民への情報提供はしっかり行ないたい」
旨の発言をしています。この発言の趣旨が十分生かされるよう、市民各層に対する政府説明会・
対話を全国各地で実施するよう、強く要請いたします。

3.TPPに関するパブリックコメントの実施について
日本社会や市民の将来に重大な禍根を及しかねないTPP交渉について、市民各層の意見を
聴取し、交渉過程・国会での審議に適切に反映するために、パブリックコメントを実施するよう、
強く要請いたし ます。

4.国会への情報公開、国会における特別委員会の設置、詳細審議について
有権者を代表する国会に対しても、TPPの交渉内容が成文化され、参加各国の国会における
承認手続きに入る前に、情報公開を徹底し、国会においてTPP特別委員会を設置し、詳細に審議し、
交渉の過程に反映するとともに、適時、国会への定期報告を政府の責任で行い、議論を尽くすための
十分な時間を確保するよう、強く要請いたします。

5.保秘義務契約について
情報公開を求める都度日本政府は、“外交交渉における必要性”、“交渉参加11ヶ国との
保秘契約“を理由に一切応じてきていません。しかし、TPP交渉が大詰めに近づくにつれ、
この秘密性がもたらすTPP交渉の歪みが、各国で大きな 政治的問題と化してきています。

情報公開を各国とも足並みを揃えて実施するためにも、日本政府が各国に対して保秘義務契約の
廃止を働き掛けることを強く要請します。

2015年8月


「シャープ3500人退職募集ー去るも、残るも地獄」(毎日)

2015年07月23日 | 日本ウォッチ
本日の「毎日」
シャープ社員の「苦悩」を書いている。
「全グループ社員の15%に当たる3500人をカットする希望退職の募集が27日に始まる。一部の社員は既に退職勧奨を受け、残りたい社員は肩たたきの恐怖に怯える。仮に残れたとしても給与や賞与はカットされ、人が減った分だけ仕事の負担は増える。『去るも地獄、残るも地獄』(中堅社員)」
「対象となる45歳以上の社員の3~4人に一人という『衝撃的な数』(50代男性社員)」

ここには、アベノミクスで”好景気”などという空気はない。

日本国憲法は
第27条、「すべての国民は、勤労の権利を有し、義務を負う」と明確だ。
普通の人生を生きるために、「生命、自由及び幸福追求の権利」をきちんと行使するためには
私たちの「勤労の権利」は保障されなくてはならない。
だから
「働き続けたい」を言い続けるのが最も基本
これらを侵す動きには、労働者の声と運動の対置が、ぜがひでも必要



日経平均CFD:一層の売り どんどん数字が進んでいる

2015年07月09日 | 日本ウォッチ
午前1時の「日経平均CFD」
昨日の「日経平均」の下落を超えて
さらに落ちる勢い
世界の株価を見ると
中国についで日本の落ち込みが目立つ
19395 マイナス4,82%

CFDって?
「少ない資金で大きな取引ができる」「CFDは、証拠金と呼ばれる少額の預託金だけで、元本の何倍もの取引が可能」
「レバレッジと呼ばれ、手持ちの資金量を上回る取引によって大きなリターンを狙う事ができる」
「ただし、逆に相場が振れれば、損失額もレバレッジ分だけ発生する」
いわゆるリスクが大きい。
中国もそうだったと夜のニュースでやってたね。

自民党ウソつくー「TPP推進」自民党

2015年07月07日 | 日本ウォッチ
本日の「赤旗」が栃木県の農家の声を紹介しています。
「自民党のポスターは『ウソだった』」

自民党の公約にもとづいた国会決議(2013.4)では
「コメや牛肉・豚肉、乳製品、小麦、甘味資源作物の農産品5品目などは『聖域』とし、『除外または再協議の対象』にする」と
「しかし、日米TPP協議では、コメの『特別輸入枠』を設定し、牛肉、豚肉も”アメリカ並み”の低関税に・・・」

”きっぱり言えば”、国民を騙すのは簡単!
こんな政権の裏声が聞こえてきます。



東証一時18300円台(毎日・夕刊) 今は誰がやっても儲かる?

2015年02月19日 | 日本ウォッチ
「景気回復への期待感から買い注文が先行」「2007年2月以来、18300円台まで値を上げた」(毎日)と

巷の話
Bさん:「株で小遣い稼いでいるんだってね」
Aさん:(笑)
Cさん:「どうなんですか?今の情勢は」
Aさん:「今は誰がやっても儲かりますからね、へへへっ」

うん、こんな気分なんだ、と思いました。
いつから小遣い稼ぎをしているか、いくらつぎ込んでいるかは聞きませんでしたが
2012年の11月(平均株価ー9446円)の時に94万円株につぎ込みずっと持ち続けていたなら
いま売れば183万円で90万円の儲けです(簡略化してます)が、
これは”小遣い稼ぎ”のレベルじゃない。
ただし、こうゆう人は、もう二度と買いません。

そこまではつぎ込まなくて、やや後に買い始めた人
2014年5月頃(平均株価ー14632円)の頃に14万円で買ってた人は
4万円の儲けでした。
ただし、この場合も、二度と買わない限りで!

「今は、誰がやっても儲かります」と言いますが、
いま、そうかなと思って買い始めた人は、
今後の値上がりが大したことなければ、そんなに儲かりません。
180万円つぎ込んで200万円に上昇しても20万円の儲けです。
18万円なら2万円です。

しかし、下る時は一気に下がります。
17674円(2015年1月)が10000円になれば
17万円つぎ込んだ人は7万円の大損です。
いま、「企業決算好感」とどんどん買いに走っている人が増えているかもしれません。
しかし、180万円つぎ込んで200万円に上昇し、20万円儲かる可能性と
一気に10000円に下落し、80万円大損する危険性と
この経済情勢のもと、どっちを採るかと言われれば
静かに下落を待つのがゆったりしたプロじゃないかと思います。
株はつぎ込んでる人がいるから、食い逃げる人が成り立ちます。

彼らには、次の大暴落の時がまたチャンスになります。
小遣いを稼いでいる人が、
2011年や12年、「株なんて儲からん」と言われた時に
上がろうと下ろうとどっちでもいいやと思って株を買い、
もう潮時と今手放しているなら、「株なんて、誰がやっても儲かりますわ」となるのですが
そんな人は「株なんて、誰がやっても駄目ですわ」という時に、
ゆったりと買っています。
こうなると儲けるのは簡単です。
要するに、別サイクルの人

いま、”期待感”から、行ってみようかと
庶民がみんなで、例えば合計17億円をつぎ込んで暴落すると
平均株価1万円で7億円の損をみんなで分担することとなります。
その分は、やり手のプロが食い逃げています。

「今は、誰がやっても儲かりますわ」
この気分、怖いねぇー



「自由なチーム」-アギーレ流自由の追求

2015年01月22日 | 日本ウォッチ
本日の「朝日」スポーツ面
上記の見出しで編集員の忠鉢さんが書いている。
選手に今のチームについて聞くと「自由なチーム」という答えが返ってくるそうだ。
これ、いい!
ザッケローニ監督はいい人だったが、
「日本らしく闘う」という点で硬直感があった。
乾選手は
「ザッケローニ監督の頃のように決まり事に縛られず、いろいろなアイデアを出せる今の方が、自分にとってはいい。任された以上は、選手がやらなければいけない。1対1でどんどん仕掛けていきたい」と語っている。
それまでを背負って
ジーコ監督時代は「自由と自主性」を選手がこなせなかったように見えた。
いまは、それが十分できるメンバーが、どんどん増えていると思う。
社会もそうだけど、サッカーも相手があって、各々の関係はスライムのように変化する。
目的は、ゴールを突き破ること
そこへの道筋は、その時々によって変わるけれど、基本は10対10でなく
時を駆け
1対ゼロ、2対1、3対2の空間をいかにつくるか
ゴールに向かって
相手を見て、自分たち、自主的スライムがうまく動く
この臨機応変でこそ、日本サッカーはもっと楽しく、強くなる。
アジアカップ、応援するよ!

自民党への一票は、「日本版ネオナチ」への一票

2014年12月11日 | 日本ウォッチ
昨日の四条河原町
共産党の前議長、不破哲三さんの演説は圧巻でした。
JCP京都にアクセスしてもらうと「演説大要」がアップされていて読むことができます。
そこから、「自民党への一票は、『日本版ネオナチ』への一票」部分を紹介します。

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自民党への一票は「日本版ネオナチ」への一票

相手の自民党は、「乗っ取られた党」になっている

私が、ここで強調したいのが、「自共対決」といっても、相手の自民党は、昔の自民党ではないということです。今年の8月、ある大新聞社が出している「アエラ」という雑誌に、野中広務さんの3ページにわたる大きなインタビューが出ました。見出しは、「安倍さんは、東京裁判を否定したいんだ」。
 要するに、日本のあの戦争を、正義の戦争といいたいんだ。それがこのインタビューの大見出しでありました。そして、いろんな角度から、今の自民党はすっかり変わってきたということが、こもごも語られていました。なかでも、野中さんがこういいます。「だいたい、安倍さんは戦後レジームの否定、戦後レジームからの脱却というが、それは、自分の祖父、おじいさんである岸信介元首相がA級戦犯にされた東京裁判を否定したいということなんだ」。記者が、「それは戦後秩序の否定です。中国や韓国ばかりか、ヨーロッパやアメリカからも認められない」。そういいますと野中さんが、この道を進んだら、「世界中で日本という国の形がなくなってしまう。それほど危険な状態になっている」。そこまでいっているのをみて、私は驚きました。

 野中さんといいますと、この何十年の間、私は京都に来るたんびに、野中さんと直に論戦したことは無いんですけれども、だいたい論戦相手の自民党の陣営の中心には、野中広務さんがいる。いつもそう思って、京都の選挙に、駆けつけてきたものであります。
 しかし、その野中さんが、今の安倍政治は、昔の自民党とは違う。この道を行ったら、日本が壊れてしまうとまで明言されている。私は、特に京都の皆さんには、そのことを、深く考えていただきたいと思うのです。
 だいたい、「あの日本の戦争が正しかった」、こういう議論が、自民党の中で持ち上がったのは、あの歴史教科書問題以来でした。歴史を、子どもたちに、「日本の戦争は自存自衛」、「アジア解放の戦争だった」。そういう間違った考えをふきこもうという、教科書づくりが始まりました。そして、その教科書づくりの運動の先頭にたったのが、「教科書議連」という悪名高い、自民党の議員集団でした。その事務局長にだれがなったか。当選してまだ4年ばかりの安倍晋三氏が、その事務局長になったんですよ。

 その時代から、野中さんがいう、「A級戦犯を否定したい」、その怨念を持って、政治をやってきた流れがある。
そして今、第二次安倍内閣のもとで、その流れが、政府と自民党をのっとってしまったんです。
 だから今、野中さんのような自民党の古い幹部、古賀誠さんのような方、そういう方々が、自民党の中では居場所がなくなっている。
 安倍さんが任命した、女性幹部が、「ネオナチ」の団体と一緒に写真を撮ったと言って、問題になりました。「ネオナチ」というのは、ヨーロッパでは、すこし勢力が大きくなっても、民主政治の仲間入りは、絶対にさせられない。その枠外に居る、政治勢力です。「ネオナチ」とはなにか。ヒトラーがやった戦争を擁護するから「ネオナチ」なんです。
 じゃあ、安倍さんはどうでしょう。安倍さんの中では、日本がやった戦争を侵略戦争と認めないばかりか、「正義の戦争だ」、「自存自衛、アジア解放の戦争だ」、そういって頑張る、まさに「ネオナチ」と同じじゃありませんか。その勢力に、今、自民党はのっとられている。
 第二次安倍内閣の大臣の顔ぶれを見てください。全部そういう団体に、加盟している、ウルトラ右翼の議員ばっかりじゃありませんか。

自民党に投じる一票は、「ネオナチ勢力に投ずる一票」になる!

 みなさん、私は、この選挙1区で立っている、伊吹さんというかたには、直接あまり話をしたことはないし、論戦をしたこともありません。しかし、その人が、どのような経歴をもっていようと、どのような考え方を、心に秘めていようと、今の自民党に属して、そこから立候補している限り、その方に投票する一票は、「ネオナチ勢力」に、「日本版ネオナチ」に、投ずる一票になる。
 このことをどうか投票日までによくよく考えて頂きたいんです。来年は、第2次世界大戦が終わって、70年の記念の年です。日本とドイツとイタリアが始めた侵略戦争を、世界の民主主義の力で打ち破った、そのことを祝う日です。
 その時に、あの戦争は正しかったといっている人間が、首相をやっている国が、いったい世界のどこにいるでしょう。日本にしかいないのであります。それが、野中さんがいう、このままでは日本という国の形がなくなってしまう。そう言ってることの、私は、深い意味だと思います。

「株価2万円に備えよ」(12.20週刊現代)ー備えながら、行動を!

2014年12月09日 | 日本ウォッチ
週刊現代の最新号
「春先にも2万円突破。そんな見通しを語るマーケット関係者は少なくない」
「しかし、『その後』について、市場関係者は多くを語ろうとしない。いくら株が上がっても景気は一向によくならず、庶民の生活は苦しくなるばかり。『不況の株高』という歴史的にも世界的にも見られない超異常事態がそう長くはつづくはずもない。株価2万円という大台を超えた時に、いよいよそのアベノミクスの矛盾が露呈し、この国に何かが起きると、固唾を飲んでいるのである」

11月下旬、財務省本庁舎4階フロアーにある第3特別会議室でのやりとりが次に紹介

「海外の一部では『日本売り』が始まったのではないかといった声も聞かれる」
「円安が急激に進行した場合にそれを止める手段がないということは、非常に不幸な物価上昇につながる恐れがある」と堰を切ったような発言が・・・

これ、「中枢」からのリーク。消費税増税10%しなかったら、ムチャクチャになるよ!と恨みつらみ。しかし、彼らも怯えているほどの「現状」、アベノミクスの大失政
次々と「カンフル剤」を投入しているが、これでうまくいくはずがない。

「円安の裏にある『日本売り』。それは、海外投資家たちがアベノミクスで景気がよくならない日本経済を嫌気して、円を売り始めているということに他ならない。そして、最悪の場合、円の売り浴びせが起こり、日銀のコントロールが効かない円安が進行。全国各地でアベノミクスの恩恵を受けられない多くの庶民が円安による物価高で生活苦に追いやられているが、事態の悪化がさらに加速し、モノも買えないような『不幸な物価上昇』に陥る。日本の中枢で、そんな予測が語られていた」

「株価暴落」「国債も暴落」「円の暴落」という日本売り
経済と社会の大地が割れる。

皆さん、アベノミクスに期待してても、決して暮らしはよくならない。
そして、「備える」だけでなく、選挙で動いて!
もしかすると、大地震と同じぐらい、怖い事態になる。

昨日の京都新聞夕刊は
「GDP下方修正1.9%減」の記事で「日本経済の停滞鮮明」の解説を載せている。
「景気低迷のもっとも大きな要因は、GDPの約6割を占める個人消費の不振が続いていること」
このまっとうな主張は、日本共産党の「経済政策」の土台をなしているものと同じ
日本は「暮らしの経済」立国でこそ、経済がちゃんとする!
「大企業からのおこぼれ経済」でも、いわゆる「貿易立国」でもない!
アベノミクスは日本の現実を無視しているからこそ、ナンボやってもうまくいくはずない。
人間も経済も、カンフル剤では、生きていけない!

「死に支度」で語った心境(毎日)

2014年12月09日 | 日本ウォッチ
本日の「毎日」夕刊・文化面に
瀬戸内寂聴さんの
「出家から40年『私は死なない』」「新刊『死に支度』で至った心境」のインタビュー記事が載っている。
新著で書かれている内容は
「実際の出来事だが、思索は過去にさかのぼり、己を見つめ、若いモナたちとの新鮮な現在とを行きつ戻りつ自在に広がる。『”私小説か”と言われるけれど、小説とはそんな小さいものではありません。私小説の手法を使って物語を書いています。どんな物語にも作者の精神が入っていないとつまらない』」・・・
「『あと3本、書きたいアイデアがあるけれど、もうどうでもいいわ』という一方で、『この病気を経験して書くと違うだろうなと思う』とも語る。『書けるんだったらまだ書きたい。ペンを握ったまま枕にうつぶせになって死にたい』。これが本音だ」

どんな作品も人生も、作者の精神が入っていないとつまらない
その通りだ

「日本売り」と総選挙

2014年12月08日 | 日本ウォッチ
やがて「日本売り」と、週刊現代最新号
株価上昇と言っても、ドル建てでは、たらたらと横ばい
海外の投資家は、ここをみて、日本経済に危惧の念を抱いている、と。

本日、各紙夕刊で「GDP下方修正 年1.9%減」
設備投資が悪化、11月に発表された「速報値」よりさらに後退の数字。
「直前の市場予想は小幅改善を見込んでいただけに『想定外』の下方修正と言える」(毎日)

日本経済の予測は「想定外」が続く。
しかし、これを想定外という政府が怖い。
普通の目でみれば、まったく想定内の事態が続いている。
安倍首相の経済演説
ほとんど、大本営発表と同様のメッセージを発し続けているが
やがて「日本経済玉砕」では困る。

この道を止める総選挙。
アベノミクス進める自民党・公明党政権に大打撃を
共産党がどれだけ伸びるかがポイント
その票数がムチャクチャ大事です。

「日銀、物価操作できない」(読売)

2014年12月05日 | 日本ウォッチ
本日の「読売」経済面
日銀の佐藤審議委員が、黒田総裁への「異論」。
高知市内の講演で
「『物価は経済の体温であり、中央銀行が直接に操作可能な変数ではない』と述べ、日銀が物価目標の達成に向けて行っている量的・質的金融緩和には限界があるとの考えを示した」
「特定の期間内に特定の上昇率をめざすのは硬直的な考え」とも
「操作不可能」はその通り
”生き物さえ自由に操れる”
日銀黒田総裁や安倍首相のこうゆう発想が
日本経済と社会をつぶす

安倍政権の「失敗隠ぺい選挙」

2014年12月01日 | 日本ウォッチ
本日の「毎日」夕刊
日本大学教授の水野和夫さんが語っている。

今回の選挙、安倍政権の「失敗隠ぺい選挙」
「自分の経済政策に本当に自信があるのなら『今回は消費増税を見送るが、適切な手を打つ。18カ月後といわず、例えば3四半期プラス成長が続いたら、増税に踏み切る』と約束すべきだ。それができないのは、二年間の政策が失敗したことを認めるのと同じ。国会論戦となれば野党からアベノミクス失敗の責任を追及されぼろが出る。有権者の不信感も広がる。それを防ぐための解散」
実質賃金ー15か月連続後退!景気悪化!

「黒田バズーカ」は、逆噴射
「株価は上がっても、実体経済にとっては実質賃金が下がるなど逆噴射だった。・・・成長戦略には新味がなく、効果も上がっていない」

「そもそも消費増税前にやることがある」
日本社会は、格差が広がり
「全世帯のおよそ30%は預貯金がない。40%近くが非正規雇用だ。個人消費が伸び悩んでいるのは、こうした構造的要因があるから」
日本社会は、”暮らし経済立国”。ここをつぶして、景気が良くなるはずはない。

「財政再建は確かに必要。しかし、富裕層への課税強化が先であり、低所得者層に負担の重い消費増税は、それからの話」

安倍首相の2017年「消費増税10%約束」は
「どうしてそんな約束ができるのか」と水野さん、怒っておられます。
安倍首相は、「国際経済の常識が分かっていないか、分かっていないふりをしている」
分かっていないんだと、私は思います。

「黒田バズーカ」なんて言われるが、
カンフル剤は栄養ではありません。カンフル剤だけでは生きられません。
だから、株価も、残念ながら、上がり続けません。
カンフル剤を入れれば入れるほど、落ちた時、大変危ない!

情勢の激動、流れは「脱自民党政治」へ

2014年11月29日 | 日本ウォッチ
総選挙の公示まであと3日
少し振り返って、日本の政治の流れを考えてみたい。

自民党の得票は、やはり歴史的には退潮傾向
・03年衆議院ー2066万
・07年参議院ー1654万
・09年衆議院ー1881万(政権を失った!)
特に、この時は、”とにかく自民党ではあかん!”という風が吹きまくった。
・10年参議院ー1407万
・12年衆議院ー1662万
・13年参議院ー1846万
しかし、この時の得票も、09年を下回っている。
選挙では「勝った」が、国民の自民党への否定は続いている。

民主党の得票は、高みから急降下でダウン
・03年衆議院ー2209万
・07年参議院ー2325万
・09年衆議院ー2984万
この時は、自民党とは逆に、とにかく自民党ではアカンという風が、思いきり民主党に向かった
・10年参議院ー1845万
・12年衆議院ー962万
・13年参議院ー716万
その後も、”もう、民主党はこりごり”が続いている。
なぜ?
それは、民主党が、「反自民」「脱自民」の有権者の思いをちゃんと捉えられていないから
ずっと続く「中途半端」さ、「自民党政治」に対する踏ん切りの悪さ
新自由主義的経済・社会政策にどう対決する?
民主党は、対決どころか”スピードが遅い”とやった時さえある。
「戦争する国」目指す集団的自衛権容認にきっぱり対決できる?
対決どころか、対応はあいまい
大地大乱の時代、「原発再稼働は絶対ダメ」と言える?
再稼働に踏み出してしまったのは、民主党の野田政権だった。
TPPは?
沖縄米軍基地は、「少なくても県外」からやっぱり県内に戻ってしまった。
「自民党はダメ」と有権者は思ったのに、自民党と同じような道を歩んだら、有権者は離れます。
一度は民主党を支持した皆さん
”もう、こりごり”はよくわかります。そして今
”どこに入れたらいいか?”というあなたの1票を
棄権や崩れ溶けていく”第三きょく”でもなく、もちろん自民党や民主党でもなく
「共産党」で行使してほしい。
共産党に発展途上のところを感じていても
それは、必ず各党議員の
例えば「原発再稼働はダメ」の声や、「非正規を増やすな!」「TPPはあかん!」「閣議決定で『戦争する国』などもってのほか」「秘密保護法は廃止を」の声を強めます。
民主党だけでなく、各党のスタンスにも大きな影響を与えるでしょう。
大企業から企業献金を一切うけとらず、ずっと自分たちで資金を集め、
営々と、日本最大の権力者・財界や自民党に対抗してきた党の得票数の増加は
「もっと働く庶民のことを考えろ」「戦争なんか、絶対あかん!」の、各政党への意思表示
もちろん、安倍政治への最大のプレッシャーです。
誰かが言ってました。
「今回、共産党を伸ばさないと、国民は道を誤る」と