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京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

今、宮城県沖で震度5強の地震ー12時28分 福島第一の地盤が心配になる

2013年08月04日 | 原発ゼロ
石巻市で震度5強
東北で大きな地震が起きると、いつも原発が心配だ。
「女川原発」は、現在は「運転停止」していて、「異常が発生したという情報は入っていない」とのこと
福島第一、第二からは「新たな異常があったという情報は入っていない」と

今は、地下も心配
「地盤が緩んでいるところでは土砂崩れなどにも注意して下さい」という
当然、福島第一の地下でも様々な変化が起きる可能性があり、
原発そのものの地下や、非常に高い濃度の放射性物質を含んだ水の行方が心配

今朝の京都新聞には
「福島第一 汚染域『土の壁』包囲へ」「地下水くみ上げも急ぐ」の記事があるが
早く、根本的な「地下ダム」を第一原発を囲む形で建設しないと大変
政治はここに早急に手を打つべき
この点の『鈍感さ』は、原発事故発生と同根のものがある

「(”汚染域”と東京電力などが称している)山側の壁の設置にはガレキの撤去などが必要で、完成は早くても10月の見込み。一方で、地下水の水位はどんどん上がり続けており、1日現在、地表まで1メートルにさまっている」
「土の壁は工法の制約で地表から約1.8メートルより深い部分しか造れない」
ということは、工事を始めれば、そこでは、放射能で汚染された水がチャプチャプと音を立てるということ

この”出口のなさ感”、自民党政治と同じものを感じる。

8月2日の”キンカン行動”-150人

2013年08月03日 | 原発ゼロ
8月2日の関電京都支店前の”キンカン行動”
先週より参加者増で引き続き盛り上がっています。
福島原発事故の”広がり”
安倍政権は、再稼働へ前のめり

もっと盛り上げたい。

本日の「毎日新聞」のスクープ
一面トップで
「原発流出先 安全確認なし」「昨秋以降、規制委が拒否」と

「原発関連機器の輸出前に実施されてきた、相手国の規制体制を調べる国の『安全確認』と呼ばれる手続きが昨年9月以降、行えない状態になっていることが分かった。
毎日新聞が情報公開で入手した文書や関係者の話によると、従来は経済産業省の旧原子力安全・保安院が担当していたが、東京電力福島第1原発の事故を受けて発足した原子力規制委員会側が『(推進業務である)輸出に関与すると規制機関としての独立性を保てない』として引き継ぎを拒否した。安全面で事故前より後退した体制のまま他国に売り込みを図る、異常な実態が浮かんだ」

まさしく、安倍自民党・公明党政権の『異様な姿』だ。

そもそも、原発”輸入国”の安全確認など日本が出来るはずがない。
二重の意味で。
まず、日本の”安全確認”さえ、出来ていない。
ましていわんや、外国に持って行って”安全確認”?
こんな中で、外国に原発売り込みとは、神経疑う。
”日本を取り戻す”などという前に、正気を取り戻せ!

「関電 今冬『原発ゼロ』(か)」(京都新聞)

2013年07月27日 | 原発ゼロ


本日の京都新聞
見出しには「か」が付いているが、(か)はいらない。
「関西電力の高浜原発3.4号機と大飯原発3.4号機の再稼働に向けた安全審査が遅れる見通しとなり、関電は原発ゼロで冬場を迎える可能性が強まった」
「関西電力関係者は『遅れると決まったわけではない。審査が早く進むように努力したい。』と話すが、焦りも見せる」
「大飯原発3.4号機は国内唯一の運転中の原発だが、定期検査で今年9月に停止する。敷地内の断層が活断層が議論が続いているため、再び稼働するには長い時間が必要との予想が大勢だった」
こんな中で、
「関電は、高浜3.4を早期に再稼働させ、大飯3.4の肩代わりを狙っていたが、原子力規制委員会は地下深くの構造が把握できないことなどを批判。『大飯ほど審査は遅れない』との見方(別の関電関係者)は揺らぎ始めている」

9月に、再度「原発稼働」ゼロの日本になる。

ただ、「原発再稼働」の綱引きは、
「電力会社」側と「原子力規制委員会」とのやり取り、綱引き、論点では十分に解明されないことを、新聞の側もしっかりと頭に入れて
読者に「論点」を提示し続けてほしい。

福島第一原発の事故原因が、全く解明されないまま「とにかく”再稼働”を急ぐ」ことへの大きな疑問は、ずっと、真っ当に横たわっている。
ガス器具から出火、家が全焼したが、原因がわからないまま「製品を売る」
ブレーキが急に利かなくなって、高速道路で激突、しかし「ブレーキ故障」の原因がわからないまま、車を売り続ける
ポテチを食べて、全身に発疹、しかし・・・・

これと同じことが平然とまかり通っている。
これ、ほんと、「犯罪」でしょ


写真は、7月26日の「キンカン行動」-関西電力京都市店前での”原発なくせ・再稼働するな”のアクションで写してもらったものです。この日は、130人ほどが参加、引き続き、盛り上がっています。
この直後、今回の参院選で当選した倉林明子さんが激励にきていました。あちこちで、握手や”よかったなぁ”の言葉が交わされていました。

参院選投票日、直前の”キンカン”行動に150人

2013年07月20日 | 原発ゼロ
関西電力京都支店前の”キンカン”行動
150人の参加で盛り上がりました。
参院選投票日直前のキンカン行動には
共産党の京都選挙区、倉林明子候補、続いて、緑の党の選挙カーが訪れて、門前で訴えました。社民党の人もマイクで訴えていました。
これは、キンカン行動のコールの合間、正確に言えば
脱原発に取り組む候補者の、ここでの訴えは、コールを止めて聞かせてもらおうというアクション
「脱原発」と選挙は、総選挙以上に関わりながら、運動が広がっている印象です。





米サンオノフレ原発の廃炉ー三菱重工に巨額の損害賠償請求

2013年07月20日 | 原発ゼロ
本日の「朝日」
記事としては大きくはないが、かなり大事なこと
アメリカ進出の三菱重工業
米カリフォルニア州のサンオノフレ原発に、蒸気発生器を納入したが、その配管が破損を起こした。
そこから放射性物質が漏れ
「3号機が昨年1月末に緊急停止。定期点検中の2号機でも配管に磨耗が見つかり、米原子力規制委員会(NRC)が両機の稼働を禁じた」
「地元住民や一部の議員らは事故を強く批判した。エジソン社は、NRCによる再稼働の是非の判断を待たず、『これ以上長引くのは不経済だ』として今年6月に廃炉を決めた」
これらに関わる三菱重工業に対する賠償請求は契約で決まっていたが、
(三菱重工との契約には、「賠償請求の上限額(138億円)」が決まっていた)
アメリカの地元電力会社、エジソン社は
「『欠陥があまりにも基本的かつ広範な場合、上限は無効』と主張」
「原発の停止に伴う代替燃料のコストや、発電できないままの原発の維持費用などが数十億ドルに上る。これらも請求対処にする構えだ」とのこと
「日本メーカーの原発輸出に新たなリスクとなる可能性がある」と朝日は書いているが 、
原発輸出に政府保証をつければ
リスクは「国民的」なものとなる。


「福島第1原発事故後の約2年間で、(共産党への)見方が変わりました」

2013年07月17日 | 原発ゼロ
京都民報の7月21日付に、「使い捨て時代を考える会」相談役 槌田劭(たかし)さんが
「がんばれ日本共産党」のコーナーで登場している。

以下、全文

「反自民の立場で躍進を」

「私は約40年間、反原発の立場で活動し、その中で日本共産党とは一定の距離がありました。今回は、京都選挙区だけでなく、比例代表でも日本共産党に期待しています。
これまでの日本共産党は、中央委員会の方針にそった上意下達の機械的なイメージで、親しめませんでした。しかし、福島第1原発事故後の約2年間で、見方が変わりました。関電京都支店前行動などに来る党員らしき人たちは、1人1人が自分の思いで自発的に参加しておられるようです。また、幅広い市民との共同行動も広がっています。こうした行動をさらに広げてほしいと期待しています。
多数権力を持つ自民党は『ねじれ解消』と訴えていますが、とんでもありません。やりたいことを無理押ししたいから困るというのなら、『ねじれ』のある方が健全です。自民党圧勝を防ぐ必要があります。そうでないと、利害・打算の党略によって、危険な政局の流動化もありえます。これに対し、『護憲』『脱原発』『反TPP』の立場の人が小異を認め、大同を願って協力する必要があります。その中で、日本共産党にはがんばってほしい。そのためにも、躍進してください。」

「使い捨て時代を考える会」相談役 槌田劭(たかし)さん

非常に嬉しい激励です。


「原発、再稼働を聞く」(毎日)を読む

2013年07月16日 | 原発ゼロ
本日の「毎日」
寺島実郎氏が「国際情勢 見誤るな」と、”現実的には「再稼働は必要」”論を書いている。
「日米は『原子力共同体』」「オバマ政権にとって、日本の原子力産業は必要不可欠な存在だ」。だから「日本が自国の判断だけで脱原発に向かうのは現実問題として無理がある。原子力は軍事(核兵器)と民生(原発)とが表裏一体の関係。日米安全保障条約で米国の核の傘に守られながら、日本が脱原発を唱えることは『甘えの構造』と言える。『原発ゼロ』を選ぶなら(日米同盟関係の変化も辞さない)相当の覚悟が必要だ」
そして、最後の結論は
「安全性の高い原発を再稼働させて国内電力の15~20%程度を賄いつつ、優秀な技術者を育成していくのが現実的」

「原子力は軍事(核兵器)と民生(原発)とが表裏一体の関係。『原発ゼロ』を選ぶなら(日米同盟関係の変化も辞さない)相当の覚悟が必要だ」の点は、一致する。
日米同盟関係を、本当に対等平等なものに変えるためには、「覚悟」が必要

寺島氏の議論は、”現実論”で一貫している。

本日の「京都新聞」では、原子力コンサルタントの佐藤暁氏が
「原発の新規制基準、『世界最高の安全』の欺瞞」を書いている。
世界最高は、「おそらく米国が2007年に発行した将来型(第4世代)の原子炉に適応する安全基準の骨子案」「その前の第3世代と呼ばれる新型の原子炉が世界各国で建設されている」が、「仮に、これらも新規制基準に含めていたならば、日本の原子炉は一基も適合できない」「東京電力福島第一原発事故の前年に提出されたその申請書には、全電源喪失に対し、ガスタービン発電機が自動起動し2分以内に給電可能とある。だが、日本では、今でも長時間を要する人力作業が認められている」
「世界で現在運転中の原子炉の半数以上は、1万~10万年に一回の大規模地震を想定して設計することになっているが、日本では未だに規定されていない。せめて千年に一回の規模のものでもいいから、大規模地震や大津波に関する基準となる数値を示し、我々に問うてほしかった」

再稼働にあたって
「まず各電力会社が、新たな規制基準の用件に適合していることを示す文書をまとめて提出し、委員会の審査を受けなければならない。一連の審査を終えた後、評価書が発行される。一方、審査とは別に『検査』が各発電所で実施され、審査内容との食い違いがないことが確認され、検査報告書が作成され公開される。既に、関西電力大飯原発3,4号機に対し、このような手続きが猛スピードで進められている。委員会は今月3日、規制基準の施行より先に、評価書の案を示し、その中で、検査マニュアルも検査官の研修制度もないのに、検査を一応首尾よく終えた旨が付言されている」

安易な手続きで、甘く、進められている。

7月5日の、柏崎刈羽原発の、再稼働「駆け込み申請」をめぐる東電と新潟県知事とのやり取りが、6日の「京都新聞」で報じられている。
「柏崎刈羽原発には他の原発より厳しい事情もある。5日に事前申し込みをした4電力10基はすべて加圧水型だが、柏崎刈羽は事故を起こした福島第一原発を同じ沸騰水型だ。加圧水型では設置を5年猶予されるフィルター付きベント設備の設置も、沸騰水型では再稼働に必須となる。東電が自社開発するベント設備は、ようやく設計が固まり『ほぼ年度内にはつくれるのではないか』(東電)という状況に過ぎない」

”ようやく設計が固まった”?段階で、駆け込み申請
”横着”のひとこと

新潟県知事が
「お金より安全が重要だと答えていたが、ウソだった。約束を破る会社だ。信頼できない」と怒るのは当然だ。

「現実的に」というなら、
寺島氏は、これらの問題にも『現実的』に対応することが強く求められる。



本日、午後5時~6時 脱原発「あなたの選択」・京都アクションします。

2013年07月13日 | 原発ゼロ
本日、祇園祭の準備もクライマックスに差し掛かりつつある、京都で
脱原発「あなたの選択」プロジェクト・京都アクションを行います。
場所は八坂神社の祇園石段下
四条通と東大路通がぶつかった所です。

これは、首都圏反原発連合が進めている脱原発「あなたの選択」プロジェクトを盛り上げようと、バイバイ原発などに集う有志、10数人で立ち上げ、呼びかけているもの

発行されているビラは、政党の「脱原発度」「原発推進度」を5項目で評価・コメントし、月刊ルーフトップの臨時増刊号として発行されているものです。

支持する政党がいろいろ違っても、
こうしたビラをきっかけに、
原発と政治、選挙の話があちこちで広がることは大歓迎
そうした私たちの政治への接近こそ、これを変えていく力になると思います。

私は、ネットで
「日本では、”お上”に余りにも密着した利権政治と、
”お上”に任せておけば何とかなるという風潮と
そして、その一方で、政治に期待しない諦めが長く続いてきたように思います。
しかし、原発事故を見てもわかるように
政治家だけに任せておけば大丈夫、何とかなるという時代は過ぎました。
お任せや諦めでなく、
私たち自身が政治にコミットし、関わり、それを変えていくことが
原発ゼロを実現するためにも、かなり求められていると思います」と呼びかけました。

このビラもその一つで、
ぜひ、周りで、”原発”と政治・参議院選挙の議論の輪を広げていきたい。
一万枚注文し、残りはあと2000枚になりました。


今日のキンカン行動ー150人 共産党の神山さん(福島県会議員)も街頭で訴え 

2013年07月12日 | 原発ゼロ
毎日暑い京都です。
今日の”キンカン”ー関西電力京都支店前での原発ゼロを訴える行動には、150人の市民が参加
元気に、「原発いらない」「プルサーマル反対」「再稼働するな」と訴えました。

ただ今、参議院選挙中
キンカン行動では、脱原発を訴える候補者が近くで演説をする時には、「脱原発」の政治を応援しようと、コールをとめて”耳を傾けるタイム”を作りました。
今日は、緑の党の候補者のあと、共産党の選挙カーが到着
神山悦子福島県議が倉林明子候補への支持を訴えました。

京都選挙区では原発推進の自民党候補に続く議席を、
原発再稼働容認の民主党候補と、
即時原発ゼロの共産党ー倉林明子さんが激しく争っており、
私たちにとっても大注目の選挙区です。

京都の週刊誌「京都民報」(5月31日付)は
西田氏は
「『原発再稼働は稼働せずよりもリスクが小さい』(Hp)として、『安全性の確認された原発の再稼働は必要』(同)と主張」
また北神氏は
「福島原発事故前に菅政権の原子力推進政策を担った民主党の『原子力政策・立地政策プロジェクト・チーム』の役員を務め」「大飯原発再稼働をめぐっては、経産大臣政務官として枝野大臣(当時)に準備の前倒しを直談判し『ようやく再稼働にたどり着いた』(「東洋経済オンライン」4月1日付)と内幕を明かしてい」る人

京都選挙区の定数は2
これを絶対に、「原発推進」派に独占させてはならないと思っています。


脱原発「あなたの選択」プロジェクト・京都

2013年07月06日 | 原発ゼロ
首都圏反原発連合が進めている脱原発「あなたの選択」プロジェクト
京都でも盛り上げようと、昨日、相談会を持ちました。
8人が集まり、いろいろ議論しました。
Sさんの提案もあり、
上記のグループ名もつけて運動を進めます。

支持する政党がいろいろあっても、
こうしたビラをきっかけに、
原発と政治、選挙の話があちこちで広がることは大歓迎です。
そうした私たちの政治への接近こそ、公約違反を許さない力になると思います。

日本では、”お上”に余りにも密着した「利権政治」と、
”お上”に任せておけば何とかなるという風潮と
そして、その一方で、政治に期待しない「諦め」が長く続いてきたように思います。
しかし、政治家だけに任せておけば何とかなるという時代は過ぎました。
お任せや諦めでなく、
私たち自身が政治にコミットし、関わり、それを変えていくことが
”原発”一つ見ても、切実に求められています。
首都圏反原発連合発行のビラもその一つ
ぜひ、周りで”原発”と政治・参議院選挙の議論の輪を広げていきたいと思います。

私たちのグループは、
7月10日に、このビラを持ってお店などを訪ねる行動をします。
また、7月13日の午後5時~6時は、八坂神社前(石段下)でロングラン宣伝を計画していますので、
面白そうと思われる方、ぜひ一緒にビラをまきましょう。
”音”も付けたいので、楽器を持っての参加、大歓迎です。

*写真は、相談会の帰り道、祇園祭のムード高まる新町通でのスナップです。
祇園ばやしの練習に、力が入ってきています。

京都での、脱原発「あなたの選択」ビラ配布アクション

2013年07月04日 | 原発ゼロ
先日、首都圏反原発連合が作成したビラ「こどもたちに原発を残せますか?」をどう配るか
四条通の喫茶店で相談会を開きました。
取り寄せた枚数は1.5万枚ですが
新日本婦人の会や個人がビラを取り寄せて配布する計画を始めています。

上記の写真は、そのビラ(6.25現在)の一部
日本共産党は
「全原発を廃炉」「再稼働させない」「新増設をさせない」「原発輸出をさせない」
「核燃料サイクル計画は中止」の全てで◎の評価をもらっています。
コメントは
「『全ての原発からただちに撤退』『即時原発ゼロ』という基本姿勢が◎。各論も首尾一貫しており◎」

続いて、みどりの風、社会民主党、生活の党、緑の党が
「全原発を廃炉」については二重丸でなく○で続き
最下段には、「日本維新の会」と「自民党」が原発推進を競うように並びます。
続く「公明党」は、
「与党に返り咲くや参院選重点政策(13.6.4)では、原発の是非について一切言及せず、さらには石井政調会長が原発輸出を『国際貢献』と公言」とコメントされています。

原発推進の自民党へのコメントは
「安倍政権は、民主党政権時の『2030年代に原発ゼロ』という方針を転換、2013年6月にまとめた成長戦略に『原発の活用』を盛り込み、既存原発の再稼働とインド・トルコ・東欧などへ原発輸出を積極的に推進」で×3つ
日本維新の会は
「石原代表は明確な原発推進派。党内で一致した原発政策がなく、幹部でも言うことが違ったり、人気取り的に『脱原発』を掲げた後に容認へと態度を急変させたりしており、信用できない」と酷評されています。

ちなみに民主党は
「『2030年代に原発稼働数ゼロを可能』を掲げるものの、再稼働の一部容認、核燃料サイクル計画も態度曖昧で、脱原発の実現に責任を負う姿勢でないため△」



高市発言「撤回し謝罪」とのことだが、判っているのか?

2013年06月19日 | 原発ゼロ
今日は、先日「倒れた人」が退院で、これから”家族リハビリ”でバタバタしていました。

高市発言、先ほどのニュースで「謝罪・撤回」とのこと
私の思いからいえば「当然」だが
本当に本人は意味が判っているか?
”判った”と言うなら
そこを、はっきりと語ってほしい。

(東京新聞より)
高市氏発言の要旨

【十七日】日本に立地したい企業が増えているが、電力の安定供給が不安要因だ。原発は廃炉まで考えると莫大(ばくだい)なお金がかかるが、稼働中のコストは比較的安い。東日本大震災で悲惨な爆発事故を起こした福島原発も含めて死亡者が出ている状況にない。そうすると、最大限の安全性を確保しながら(原発を)活用するしかないのが現状だ。火力発電も老朽化し、コストがかかる。安いエネルギーを安定的に供給できる絵を描けない限り、原発を利用しないというのは無責任な気がする。(神戸市での講演で)

【十八日】趣旨を取り違え報道されている。安全基準は最高レベルを保たなければいけないと伝えたかった。誤解されたのであればしゃべり方が下手だったのかもしれない。被ばくが直接の原因でなくても、体調を崩し亡くなられ、なりわいを失い自ら命を絶たれた方がいる。(死亡者がいないから)再稼働するなんて考え方は、そもそも持っていない。(国会内で記者団に)

自民党、参院選公約原案ー「原発再稼動」へ

2013年06月14日 | 原発ゼロ
もう一つ、選挙公約の話題(14日「毎日」)
「自民参院選公約原案 要旨」(13日判明)

<経済>
「民間の活力が最大限発揮される社会を実現」「国家戦略特区」「電力システム改革を断行」「3年間で再生可能エネルギーの最大限の導入促進」「原子力技術などのインフラ輸出」「原発再稼動は地元自治体の理解が得られるよう最大限努力」

今のアベノミクスを見ると、
自民党は、
『一部の』民間の活力が最大限発揮される社会を目指しているのがよく分かる。
多くの民間企業は元気にならない。

『原発再稼動は・・・・最大限努力』
間を削れば、自民党の公約の言ってる事がよく判る。
これは、福島でもう一度原発を動かしたいと思っている?と邪推してしまうような書き方で
何をか言わんや

小出裕章さんが少し前の「たね蒔きジャーナル」で語っている。
「福島(原発)をどうすべきか」の質問に
「やるべきことは簡単で、原発の核分裂生成物、炉心にあったのが融けてどこにあるかわからない。ひたすら水をいれて冷やすしかなく、何としても破壊された原子炉から放射能がこれ以上でないようにするだけだが、一度に4機の原子炉が崩れるという過去にない事態で(小出先生も)どうしていいかわからない」

政府は、こうした事態に正面から向き合い全力で対応すべき
原発対策・事故処理は、
日本政府と国民が向き合う世界を代表して対応すべき「全人類的課題」なのに、
自民党公約(案)では、「原発」は<経済>の項に入っている。
なるほど
財界と自民党にとって、原発は「儲け」の課題
だから、原発で儲からなくなれば、彼らは日本を捨てるだろう。

公明『原発ゼロ』削除(14日「毎日」) 

2013年06月14日 | 原発ゼロ
14日「毎日新聞」
「公明『原発ゼロ』削除」「参院選公約 自民に同調へ」

「公明党は参院選公約で2012年の衆院選公約で掲げた『原発ゼロをめざす』との表現を削る方針を固めた。エネルギーの安定供給を求める経済界に配慮し、自民党と歩調をあわせる。」・・・

「安定は希望です」の公明党
安心なくて「安定」あるの?
原発ゼロも”めざせ”なくて、どうする!