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今朝は皆早起き。子チャック(弟)もすっかり元気になった。カヌーをやるなら、風が吹き出す前の早いうちに行こう!朝食とモモの散歩を済ませ、午前9時、カヌーを積んだトラックで出発。このキャンプ場から直接カヌーを水辺に運び出すことは出来ないので、すぐ近くのボートランプまで移動する。ボートランプでカヌーを下ろす準備をしていると、パークレンジャーがやってきて、Inspection (検査)をするという。皆ライフジャケットは持っているし、何も問題はないだろうと快諾すると。「予備の救命フロートはありますか?」と聞いてくる。「えっ!なにそれ?ライフジャケットだけじゃ駄目なんですか?」、「新しい規則で必要になったんですよ。」それと水を掻い出すためのバケツ、助けを呼ぶホイッスルが必要なことが判明。バケツとホイッスルはキャンパーにあるが、予備の救命フロートはない。「その救命フロートはどこで買えますか?」、「公園入口近くのヘロンストアで買えますよ。これら必要なものをすべて用意してからまた来てくださいね。」
そこで、早速ヘロンストアへ。ところが店は月曜日閉店。あぁ~、今回はカヌーに乗れないのか。
仕方がない、することがないので、公園入口近くのビジターセンターにでも立ち寄るか。
ビジターセンターでパークレンジャーに再び質問。「予備の救命フロートが必要と言われたのですが、どこか売っているところを知りませんか?ヘロンストアに行ったのですが、月曜日閉店だったのですよ。」
「それならもう一軒 El Vado Lake の方に Stone House Lodge と言う店がありますよ。電話で救命フロートを売っているかどうか尋ねてあげましょう。店は開いていて、お探しの救命フロートも売っているそうですよ。カヌーをするなら El Vado Lake の北ボートランプから Rio Chama 川をさかのぼるルートが面白いわよ。」
「どうもありがとう。」ビジターセンターを後にし、キャンプサイトへ戻り、バケツを入手、ホイッスルは見つからないのでホイッスルも買わなければ。すぐに Stone House Lodge を目指す。キャンプ場から約18km、ちょっと迷ったが、Stone House Lodge へ到着。こんな辺鄙なところにある店だが、結構繁盛している。四角い予備用の救命フロートとホイッスルを無事購入。
予定よりもだいぶ遅くなってしまったが、午前10時50分、El Vado Lake の北ボートランプに到着。 まだ風は吹いていないし、広い湖ではなく狭い川を遡るためあまり風の影響も受けないだろうということで、トラックからカヌーを下ろして、今年はじめてのカヌーイング。 El Vado Lake は Heron Lake と違って、No Wake Lake (モーターボートは波を立てないようにゆっくり航行しなければならない湖) ではなく、モーターボート、水上スキーやジェットスキーが走り回る湖なので、カヌーイングの場所として全く候補に入れていなかったのだが、この北ボートランプから北側、Rio Chama 川にかけてはNo Wake の規制対象になっていた。なるほどこれは良い場所を教えてもらった。北ボートランプから湖を横切りまっすぐ目の前の谷へ漕ぎ出していく。ここから両岸はかなり切り立った崖、峡谷の川を遡っていく。どこまで川を遡れるのだろうか?ヘロンダムまで行けるのかな? ヘロンダムへ向かうちょうど半分くらいまで遡っったところで、川下から風が吹き始めたので急いでU-ターン。
湖に戻ってくると風は結構きつくなっているが、なんとかボートランプまでたどり着いた。カヌーをトラックに積み込んでキャンプ場へ戻り、昼食。
午後はパパチャックひとりで公園のトレイルをサイクリング。結構なアップダウン、途中階段や橋などもあり、面白い。途中で見つけたミサゴの巣。
やはり浮き輪などを用意しておいたほうが良いかも。
さすがアメリカ。見習いたいですね。
日本でこういう事態に遭遇したら、自分の着てるライフジャケット投げちゃうかも…。
空のペットボトルでも許されるかなあ。