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朝起きてみると、外は雲ひとつない青空。キャンプ場のチャックアウトタイムは午後2時だが、せっかくの快晴、もう一度テントロックス国定公園へ行こう!急いで、朝食とモモの散歩を済ませ、午前8時45分、キャンプ場を出発する。テントロックスの駐車場に到着したのが午前9時20分。早速昨日と同じスロットキャニオントレイルを目指す。このテントロックス国定公園にはスロットキャニオントレイルとケーブループトレイルと言う2つのトレイルがあるのだが、スロットキャニオントレイルの方が断然面白い。
駐車場から左手にテントロックスを見ながらトレイルを緩やかに登っていくとやがてトレイルはキャニオンの中へ入っていく。そのキャニオンがだんだんと細くなり、人ひとりがやっとすり抜けられるスロットキャニオンとなる。
上を見上げればニューメキシコらしい雲ひとつない真っ青な空、崖にそびえる奇岩群も青空に映える。やはりテントロックスに来るなら今日のような天気じゃなければ!
ところがスロットキャニオンに来たとたん、子チャック(弟)の歩みが急に遅くなる。どうしたんだ?すると「ウンチしたい。」と一言。あ~ぁ、ここで今日のハイキングは諦めて、駐車場のトイレまで戻らなければならないか。残念。
子チャック(弟)の手を引き、スロットキャニオントレイルを戻る途中また一言「ガマンできない。」
エ~ィ、仕方がない。スロットキャニオンを出たところでトレイルから外れ、脇の岩陰に穴を掘って、そこで用を足させる。やれやれ、これでハイキングが続けられる。スッキリした子チャック(弟)は俄然元気が出て、先頭に立ってトレイルを進む。スロットキャニオンを抜け、昨日引き返した地点も通過。実はここからがテントロックス国定公園の一番の見所。
目の前にはお城のようなテントロックスがそびえる。やがてトレイルはそのテントロックスの間をぬって裏側へ、そして崖を登り、やがてテントロックスを見下ろす高さまで。きっとトルコのカッパドキアはここをもっと大きくしたようなところなのだろうな。奇岩好きのパパチャックはいつか一度行ってみたい。
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子チャック(弟)を先頭にして、とうとうトレイルの一番頂上まで来てしまった。ここからは遠くにコチティレイクも見える。ママチャックや子チャック達が休憩している間に、パパチャックはもう少し先のトレイルの終点まで行ってみる。ここはトレイルの両側は断崖絶壁で結構怖い。下には駐車場が見下ろせる。
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子チャック(弟)がここまで来られるとは思っていなかったので、ちょっと時間オーバー、急いで戻らなければ。トレイルを戻り、スロットキャニオンへ、ちょうど陽がキャニオンを照らす瞬間。美しい。
往復5.5km、高低差200mのトレイル、ちょっと慌ただしかったが、今日来て良かった。子チャックたちも頑張って、トレイルの一番上まで行くことができた。急いで戻り、キャンプ場へ到着したのが午後1時40分、ママチャックは昼食の準備、パパチャックはキャンパーの片付け。昼食を済ませ、キャンプ場を後にしたのが、午後3時ちょっと前、ちょっと時間オーバー。2時間のドライブで無事ロスアラモスの我が家へ到着。