今日はいよいよ排気ダクトの敷設。
我が家の一階はリビング、ダイニング、キッチン、ファミリールームが天井高5.2m の空間を共有しており、マスターベッドルームとユーティリティールームは天井高2.4m の標準。しかし1階の廊下、マスターバスルーム、ゲストトイレは天井高2.1mと標準よりも低くなっている。このためゲストトイレ、廊下、マスターバスルームを結ぶ天井裏空間には約30cm の空間がある。ここにダクトを通せるのではないか?もしこの空間がなかったならば、後から排気ダクトを通すのはほとんど無理だった。まずはゲストトイレとマスターバスルームの天井に取り付ける換気扇が以前のものよりも一回り大きくなるために天井の開口部をその分大きくする。そして換気扇が取り付けられるように2x4を天井裏に固定して、ここに換気扇をネジ止めできるようにする。開口部が一回り大きくなったので、頭と片腕が天井裏に入るようになった。次にゲストトイレにダウンライトを取り付けるため天井に二つ穴をあける。洗面台上には6インチ、トイレ上には4インチの穴をあける。そして、天井スピーカー用の穴二つを開ける。マスターバスルームは換気扇を交換するだけの予定だったのだが、排気ダクトを外壁に取り付ける排気口につなぐために浴槽上に天井裏にアクセスするための穴をあけ無ければならず、結局ここには防水仕様の天井スピーカーを埋め込むことにし、急遽スピーカーとアンプを追加注文、スピーカーのメーカーウェブサイトから天井開口部の寸法を調べて、穴を開ける。しかしこのサイズ、直径7-2/3インチという不思議なサイズ(インチの分数は普通1/2、1/4、1/8などで1/3などはない。)さすがMade in China。
家の外壁からちょうどバスルームの天井裏に二つ直径4インチ(10cm)の穴を開ける。この穴から長さ20フィート(約7m)のアルミ製伸縮棒(普段は天井のクモの巣取りに使用している)を差し入れる。これでも少し長さが足りないため棒のお尻に紐をつけて棒をさらに奥に送り込む。ゲストトイレのダウンライトの穴から腕を伸ばして何とかその棒の先をつかむことが出来た。棒を換気扇口まで引き寄せ、アルミ製フレキシブルダクトの先をガムテープでアルミ伸縮棒の先に固定する。もう一度外に出て、伸縮棒のお尻に取り付けた紐を引っ張り、そして、その棒を手繰り寄せてやっと天井裏にフレキシブルダクトを通すことが出来た。外壁の穴にはアルミ製のダクトキャップを取り付け、マスターバスルームの浴槽の上に開けたスピーカー用穴から手を入れ、ダクトキャップの根元にフレキシブルダクトを固定する。