ヴィラヌエバ州立公園

2008年4月25日～27日

昨年4月上旬に購入したニューメキシコ州立公園キャンプ場の年間パスが4月末で切れてしまうため（ということは実質13ヶ月使用可能な年間パスか。) その前にもう一度キャンプに行こうということで、さてどこに行こうか？ 去年何度も行って満杯で入れなかった、ヴィラヌエバ州立公園にもう一度行って見るか。
さすがにまだ4月、多分空いているだろう。

25日金曜日、子チャックたちが学校から帰ってきた午後3時50分、我が家を出発、サンタフェの市外を抜け州間道25号線を東に向かう。午後6時公園に到着。ところがこれが結構キャンプサイトは埋まっている。なんとか一つだけ残っていたエレクトリックサイトを確保。
そしてここで大きな問題を発見。各サイトにあるキャンプファイヤー用のリングやバーベキューグリルがすべて黒いビニール袋で覆われている。掲示板を見るとニューメキシコ州知事の命令ですべてのニューメキシコ州政府機関で野外での火気の禁止命令が発令されていた。そういえば3月に雪が降って以来まったく雨も雪も降っていないなぁ。ガソリン、灯油、プロパンガスを利用する調理器具以外は使ってはいけないという。我が家のキャンプメニューはたいてい炭を使ったもの、それにキャンプファイヤーのできないキャンプなんてあれの入っていないコーヒーみたいなもので面白さ半減。仕方がないキャンパーのガスレンジで調理することに。

26日土曜日
公園内を流れるペコス川は春の雪解けで増水し、真っ赤な濁流とても釣りができるような状態ではない。パパチャックは一人で公園の周りをサイクリング、以前ハイキングで見た崖の上の道路を目指したが崖上から公園内に入る道が一向に見つからない。仕方なく来た道を再び戻る。




お昼前から向かいのグループサイトに続々と車がやってくる。総計30台以上。我が家のキャンパーのすぐ隣にもトラックが数台並ぶ。なんとヒスパニックビックパーティーが始まる模様。最悪である。ヒスパニックの人たちのパーティーはとにかくうるさい。周りの他人の迷惑などまったく気にせず大音量でラテン音楽を流す。今夜は眠れるだろうか。これじゃ何のためにキャンプに来たのか？家でゆっくりしていたほうがよっぽどましだった。
しかし、このパーティーは恐れていたほどうるさくはなく、何とか許せる範囲。
明るいうちにパーティーもお開きになりそう。何台か車が帰り始める。キャンプ場のトイレの近く、トラックの周りでビールを飲みながら談笑している男たち。そのうち一人の男が助手席のドアを開けたかと思うと、立ち小便をはじめた。「オイ、オイすぐそこにトイレがあるだろう。」まったく、このままではヒスパニック系に対する偏見で人種差別主義者になりそう。

27日日曜日、午前中は公園の遊戯施設で子チャックたちを遊ばせ、昼食後帰路に着く。途中サンタフェで買い物をして、4時過ぎ無事我が家に到着、やっぱり我が家が良いね。今回だけは・・・・・

ユタ州モアブの旅（12） おまけ２ (パノラマ写真)

デジカメ写真を数枚つないでパノラマにする作業が終了した。
このパノラマ、デジタルならではの楽しみの一つ。なお以下の話はすべて Windows PC 使用。

ウッドチャックの手順は
まず写真を撮る。この時後で繋ぐ写真が皆同じ露出条件であることが肝要。そのパノラマ写真の中心テーマになるものにあわせて露出を決める。写真がぶれる事がないシャッタースピードの範囲で（1/100ｓ が目安）カメラのしぼりを絞る。その状態でマニュアルモードにして露出を固定する。（コンパクトデジカメでパノラマモードがあるものは自動的にこのような事を行っているはず。)
あと、ズームレンズの最広角は四隅が暗くなったり、画像がゆがむので使わない。ウッドチャックの場合、27mm～82mm のズームレンズ（35mm 換算）で、35mm 辺りを使用している。

あと、カメラを水平にパンして撮影するのが基本。展望台などから眼下のパノラマを撮ると後で繋いだときに扇状になる。

この状態でカメラ手持ちでお互い1/3～1/4程度重なり合うように写真を撮る。360度パノラマや至近距離のパノラマを目指さない限り三脚は特に必要とはしない。


これはデリケートアーチを4枚撮ったもの。

この4枚の写真を繋ぐ。ウッドチャックが気に入っているのは Autostitch というフリーデモソフト。（使用期間限定だが、期限が切れたら新しいバージョンをインストールすれば良い。）
デフォルトの出力サイズが10％になっているのでこれを100％に変更し、後は繋ごうとするファイルを指定するだけ。時間はかかるが、後はすべて自動で下のようなパノラマが出来上がる。

これを一般的な画像処理ソフト（ウッドチャックはフリーソフトのGIMPを使用）で長方形に切り出し、色レベルを調節するだけ。


これが出来上がり。

ウッドチャックはこのようなパノラマ写真を WPanorama というフリーソフトで鑑賞している。このソフトで横長とか縦長の写真をスクロールして見ることができる。付属のスクリーンセーバーエンジンを常時使用している。

写真をクリックすると巨大パノラマ写真が開くので、それを保存してパノラマ鑑賞ソフトでご覧ください。

では今回ユタ州モアブで撮影したパノラマ写真の数々。


上記と同じくアーチーズ国立公園のデリケートアーチを別のアングルから。これはカメラを縦にしてとった写真5枚を繋いだもの。


キャニオンランズ国立公園メサアーチ。2枚を繋いだもの


キャニオンランズ国立公園グレートビューポイント。縦2枚ｘ横4枚の計8枚を繋いだもの


キャニオンランズ国立公園ニードルズ。6枚を繋いだもの


キャニオンランズ国立公園ニードルズに行った帰りに立ち寄ったニュースペーパーロック。縦撮り3枚を繋いだもの


アーチーズ国立公園ランドスケープアーチ。4枚を繋いだもの


アーチーズ国立公園ダブルオーアーチ。3枚を繋いだもの


キャニオンランズ国立公園ホースシューキャニオン、グレートギャラリー。5枚を繋いだもの

ユタ州モアブの旅（11） おまけ１ (データ整理)

今週末はMoabの旅のデータ整理。
デジカメの画像をつないでパノラマにした（これは後日公開）。
またフリー地図ソフト カシミール3D 上で地形図とスペースシャトルの高度データを合成し、それにGPSのトラッキングデータを重ね合わせた。このうちハイキングのトラッキング画像をブログの各エントリーにアップロードしなおした。
面倒くさくて、こんなことするのもよほどの暇人だなぁ。と思いながらやっているのだが、「おぉ、こんな等高線の詰まったところを下ったんだ。」とかあの素晴らしかった旅が再び思い出されて、結構楽しい。

ユタ州モアブの旅（10） 無事帰還

午前5時起床、朝食後出発の準備。


昨日隣にとてつもなく大きなトレイラーが到着。我が家のトラックとトレイラーがますます小さく見える。

明るくなってきた午前7時キャンプ場を出発、ひたすらロスアラモスを目指す。コロラド州とニューメキシコ州境のUS84号線道脇で昼食。午後3時、無事ロスアラモスに到着。キャンパーの水抜きをし、再びWinterlization。

思ったよりもMoabは近かった。昼食込みで8時間のドライブ。これからはもっと気軽に行けるような気がする。

Portal RV Resort は　なかなか良いキャンプ場であった。多くの民間RVパークは国道脇にあるが、ここは少し奥にあり、国道とキャンプ場の間に馬の放牧地がある。そのためトラックの音が聞こえず夜でも静か。

Moab は四駆のメッカ。Moab 近郊の４WDロードはリアル４WDロードである。リフトアップしたホイールベースの短いジープのような車でないと車を壊したり、立ち往生したりする危険性大。自分の車に４WDのエンブレムがついていてもむやみに入ってはいけない。4WDロードドライブを楽しみたければ、Moab の町でジープをレンタルしよう。

春休みのこの時期、日中ハイキングするにはちょうど良い季節であった。しかし、景観写真撮影に最高の日の出、日の入りには寒すぎる。今度は真夏に来て、日中は昼寝、朝晩のみ行動するというのどうだろうか？その際には国立公園内もしくはBLMのキャンプ場（電気、水なし）でキャンプするのが良いかもしれない。

子チャック（弟)を背負うのはもう限界。今回が最後の背負子ハイキングである。
しかし我が家の旅行からハイキングをとったら何が残るのか？子チャック（弟)よ、早く兄のように歩いてくれ。

さあ、明日からまた仕事だ。

ユタ州モアブの旅（９）Upheaval Dome ＆Courthouse Wash Rock Art

天気予報によれば今日も快晴のはず。予備日として週前半天気が悪かった時に行った場所へもう一度行くつもりであったが朝になってみると曇り。仕方がないので朝はゆっくりとキャンパーの中でブログの整理をする。このPortal RV Resort キャンプ場にはFree Wi-Fi サービスがあるのだ。これが民間RVパークを利用する一番の利点。
午前11時出発、ジュニアレンジャプログラム用に借りたバックパック一式を返すためキャニオンランズ国立公園のIsland in the Sky を目指す。ビジターセンターに行く前に、前回訪れなかった公園奥の Upheaval Dome に立ち寄る。トレイルヘッドの駐車場でまずはお弁当を食べ、それからUpheaval Dome のFirst Overlook と Second Overlook 途中までの往復2.2km 約1時間のハイキング。




写真はFirst Overlook からの眺望。

Upheaval Dome はキャニオンランズの峡谷の中にある巨大なクレータ。どのように出来たのか?まだ確かではないのだが、巨大隕石衝突原因説と、地下のSalt(塩)層が周りの圧力で押し上げられて岩石とともに盛り上がり、その後 侵食されてできたSalt Dome 説の二つがあるそうである。
現場では大きすぎでよく分からなかったが、Google Map の航空写真で見るとそのクレータの姿が良く分かる。

帰りはビジターセンターに立ち寄り、バックパック一式を返還。子チャックたちは二人ともジュニアレンジャーバッジをもらうことが出来た。なんとこの時のパークレンジャーの一人が日本人女性でビックリ。

キャニオンランズ国立公園を後にし、Moab の町へ戻る前にもう一ヶ所立ち寄る。
一昨日、アーチーズ国立公園のビジターセンターでジュニアレンジャープログラムの完了を報告した際、パークレンジャーがCourthouse Wash Rock Art という先住民が描いた壁画の場所を教えてくれた。この場所は実は公園でもらう地図には載っていない。公園の外、Moab の町とアーチーズ国立公園の境界辺りにあるらしい。そこへ寄ってみよう。
US191号線脇にあるCourthouse Wash の駐車場に車を停める。駐車場にある案内板を見ても Rock Art について何も書かれていない。さて、どこへ行ったらよいものか? ちょうど僕らより一足先に歩き始めた子供連れの家族がいたので彼らの後を追う。Courthouse Wash 脇の獣道のようなトレイルを進んでいくと道が途切れた。先の方で家族連れの声がしたのでそちらに向かって崖を上り、坂を下り、岩を潜り、河原で彼らに追いついた。ところがそこに壁画はない。彼らもその壁画を探していて迷っていたのだ。そこでなんとなく一緒に探すことに。US191号線まで戻り、橋を渡り、Courthouse Wash の対岸を探す。Courthouse Wash Trail の案内板を発見。このトレイルは Courtohuse Towers まで続いているのか。しかしそこにもRock Art についての情報はない。一緒に探していた家族はここであきらめ、駐車場に戻ってしまったが、僕らにいくつかのヒントを与えてくれた。「Rock Art は Courthouse Wash と River Walk の間、崖の下にある。」
そうか、River Walk というのは Colorado River の River Walk のことかもしれない。と言うことは Rock Art は Courthouse Wash の南側 にあるはずだ。ぐるっと見回すと、南側の小高い丘にうっすらとトレイルの跡が見える。もしかしたらこれかもしれない。急いで丘に登ってみると、遠く崖の下に案内板らしきものが見えた。
急いで案内板まで歩く。やはりここだった。やっと見つけた。崖の中腹にRock Art が見える。崖にトレイルを示すRock Cairn がいくつか見える。あまりに険しいので背負子（子チャック（弟））を下ろし、崖を上るとすぐ近くでRock Artを見ることが出来た。



Rock Art の一部を拡大


いろいろ迷ったので２．４ｋｍ 1時間30分 のハイキングであった。




駐車場に戻り、Moabの町で軽油を満タンにし、キャンプ場に戻る。Rock Art の場所も一度分かってしまえば、なんということはない。いつも通っているUS191号線から丸見えの崖ではないか。
夕飯は焼肉＋ワイン＋チーズ。

ユタ州モアブの旅（８） キャニオンランズ国立公園 －Horseshoe Canyon －

午前7時20分キャンプ場を出発。今日はこちらに来て始めて朝から雲ひとつない快晴。この良い天気は今日のために取っておいたのだ。何しろ雨が降ったら行けない所に行くのだから。
US191号線を北上、I-70 を西へ向かう。Exit149からUT24号線を南西へ向かう。I-70を下りてからちょうど40kmの地点、Goblin Valley State Park 右折の看板を過ぎてすぐ左側にダートロードの入り口があるのでそこを左折(午前8時50分)。ここから約50kmのダートロードが始まる。この道はフラットに整備されているので、普通車でも走行可能。ただし雨が降るとぬかるんで走行不可能になる。
ダートロードは牛の放牧地の中を走っている。


時々牛が道をふさいでいるので要注意。

道なりに進むとキャニオンランズ国立公園のThe Maze 方面 に行く道とHorseshoe Canyon に行く道に分かれるので左側の Horseshoe Canyon を目指す。ダートロードをさらに進むと右側にHorseshoe Canyonの小さな看板、そこを右折し、しばらく行くとHorseshoe Canyon Trail Head の駐車場に到着（午前9時35分）。


午前9時50分ハイキング開始。標高1630m の駐車場から、標高1430mの谷底まで一気に崖を下る。谷底は枯れた川。川底は砂と砂礫で結構歩きにくい。


この川を川上に向かってトレイルが続いている。この先4箇所の川岸に目的のものがある。
川下からまず一つ目の左岸にあるのが、High Gallery。


その対岸にある2つ目が Horseshoe Shelter。


そこからさらに川上に歩いていくと右岸の洞窟に Alcove site。

ここはちょっといたずら書きがひどいのが残念。

ちょうどお昼時になったのでここでお弁当のサンドウィッチを食べる。

そしてさらに上流に向かって2km ほど歩くと今日の最終目的地 Great Gallery に到着。



そう今日はこの宇宙人の絵を見に来たのだ。説明書きにはゴーストと書いてあるが、どう見てもこれは宇宙人でしょう。この絵が描かれた時期ははっきりとは分からないが、数千年前に描かれたものであるらしい。いったいどのような顔料で書いたのか? まったく持って謎だらけである。

後はトレイルをひたすら戻る。そして最後の崖登り。午後4時、駐車場に何とかたどり着いた。往復12.8km 約6時間のハイキング。子チャック（弟）は最後の1kmほどを手を引かれながら歩いたが、その前まで子チャック(弟)をずっと背負っていたパパチャックはもうヘトヘトです。子チャック（兄）も今日は良く歩いた。




朝来た道を戻り、午後6時10分キャンプ場に到着。
夕飯は簡単にカレーライスを電子レンジでチン。

ユタ州モアブの旅（7） アーチーズ国立公園 －Devils Garden －

天気予報によると午前中は雨。そのため今朝はキャンパーの中でノンビリしようと思っていたのだが、外を見ると良い天気。あわてて外出の準備。ママチャックは弁当を作る暇もなかった。午前9時35分、キャンプ場を出発、アーチーズ国立公園のDevils Garden を目指す。公園内には観光気分でのんびり走る車が多く、Devils Garden Trail Head に着いたのが午前10時15分、さっそくハイキング開始。子チャック（弟）はすぐ「背負子に乗りたい」と言い出すので背負子に乗せ昨日と同じ道を Landscape Arch を目指す。午前10時50分、Landscape Arch に到着。


この時間なら逆光になっていない。

そしてさらに先のトレイルを進み Double O Arch を目指す。しかしLandscape Arch から先のトレイルはあまり整備されておらず、結構ハード。


Landscape Arch のすぐ先に　Wall Arch。


屏風岩に登り、


その背の上を歩いたり、


トレイルの目印は石を積んだRock Cairn だけが頼り。

Double O Arch に着いたのは午前11時50分もうお昼時、今日はお弁当を持ってきていないので、非常食のクラッカー等を食べる。


Double O Arch は上下に2つの穴が開いているアーチ。


裏側からの眺めが素晴らしい。

帰り道は


Black Arch Overlook、


Partition Arch、（Landscape Arch の隣に見えた穴）


駐車場近くの Tunnel Arch、


Pine Tree Arch (アーチの下に生えているのはPine ではなくJuniper)

を見学して午後2時35分駐車場に戻った。歩行距離往復8.9km 、4時間20分のハイキングであった。




ビジターセンターに立ち寄り、子チャックたちはジュニアレンジャープログラムの完了を報告、二人ともバッジをもらう。明日の長丁場に備え、今日はこのまま Moab の町で食料品と軽油を調達、キャンプ場に戻る。夕飯は鮭と野菜のソテー。

ユタ州モアブの旅（６） アーチーズ国立公園 －The Windows －

午前10時空が晴れ上がってきたのを確認してからキャンプ場を出発アーチーズ国立公園の The Windows Section へ向かう。ここにはアクセスが簡単なアーチ群がある。駐車場にトラックを止め、約1.6kmの良く整備されたトレイルを歩き、アーチを見て回る。




時計回りにまずはNorth Window。


次がSouth Window


そして Turret Arch


Balanced Rock 近くのピクニックエリアで昼食におにぎりを食べた後、再びWindows section の駐車場へ戻る。そして Double Arch を見学 。往復約１ｋｍの整備されたトレイルを行くとダブルアーチの真下に出る。


アーチの下では岩の上でヨガのポーズを取る女性とそれを撮影するカメラマンが・・・・・

そしてアーチの下にけなげに立つ幼木を発見。


その後、公園北側のDevils Garden sectionに移動。駐車場から往復3.2km の整備されたトレイルを行くとLandscape Arch の下に出る。これが一番長いアーチ。いつ崩壊してもおかしくないため、次回来た時にも見られるかどうか?


しかし観覧ポイントはアーチの真北になるため午後になると完全に逆光。これはまた午前中に来なければ。キャンプ場に戻り、夕飯はダッチオーブンでチキンロースト。

ユタ州モアブの旅（5） キャニオンランズ国立公園 －The Needles －

今日はキャニオンランズ国立公園の The Needles へ行く。キャニオンランズ国立公園はコロラド川とグリーン川で3つに分断されている。アーチーズ国立公園に近い北側が昨日行った Island in the Sky 地区。西側が The Maze 地区。The Maze 地区は整備されていない4WDオフロードとハイキングトレイルがあるだけで、気軽には行くことができない未開の地。そして東南側が今日行くThe Needles 地区。Moab のキャンプ場からUS191号線を南へ約40マイル戻る。そして Church Rock を右折、UT211号線を北西に向かう。35マイルほど行くとビジターセンターに到着。ビジターセンターのすぐ先に Roadside Ruin という小さな小さな先住民住居跡を見てから道路を先に進む。


舗装路の突き当りが Big Spring Canyon Overlook。

しかしここでもThe Needles 特有の景色を見ることはできない。
道を戻り、Squaw Flat キャンプ場脇の２WDダートロードに入り、Elephant Hill Trail Head に到着。ここで昼食にサンドウィッチを食べる。結局この先、ハイキングトレイルを歩くか、 ハイクリアランス４WDオフロードを進まないと The Needles の景観は見ることができない。ジープが下りてくるのを見ると我が家のトラックでは４WDロードはとても無理なようでハイキングルートをとることにする。子チャック（弟）を背負子に乗せ、Chesler Park トレイルを進む。約1.6km 歩いたところでようやくThe Needles らしい景色が見えてきた。


トレイルを進み　The Needles の中へ入っていく。



さらに1.6km先の Elephant Canyon で引き返し、トレイルヘッドへ戻った。




国立公園を後にし、帰路に着く。途中、UT211号線沿いにあるNewspaper Rock を見学。


午後5時40分キャンプ場に帰着。夕飯は豚しゃぶしゃぶ。