ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

UFO Museum

2006-11-25 | その他
N33.39344 W104.52339

Roswell に来たからには一度は立ち寄らなければならないUFOミュージアム。Roswell 市の町の真ん中、元映画館を改装した所にあった。入場料大人一人2ドルを払い、中の展示物を見る。もっと笑えるものを期待していたが、びっくりしたことにこれがとてもまじめな展示。彼らは本気である。1947年に Roswell 郊外に UFO が不時着したという事件を世に知らしめ、証明しようとしている。そうそう、その時のエイリアンはウッドチャックが以前住んでいたオハイオ州デイトン市近郊のライトパターソン空軍基地に運ばれたとされている。

Bottomless Lakes State Park

2006-11-25 | アメリカの州立公園ほか
N33.31654 W104.33047

朝食後、Brantley Lake State Park を発ち、北上。 今日は UFO で有名な Roswell 市近郊の Bottomless Lakes State Park に泊まることにする。Bottomless Lakes はペコス川沿いの河岸段丘にある7つの小さな湖、てっきり砂利採取後の穴に水が貯まったものと思っていたらこれが天然にできた湖であった。一番深い湖は水深27メートル、夏場はここでスキューバダイビングのライセンス講習が行われるとのこと。ここのキャンプホストは実に働き者、見ていて気持ちよくなる。

Guadalupe Mountains National Park

2006-11-24 | アメリカの国立公園
N31.89425 W104.82205

今日はキャンプ場から車で1時間30分、Carlsbad Caverns National Park の先にある Guadalupe Mountains National Park まで足を伸ばす。ウッドチャック家にとって初めてのテキサス州にある国立公園である。しかしこのあたりはお店もレストランも何もない。まずはビジターセンターへ立ち寄り、公園の見所を探る。しかし特にこれといった大きな見所はないようで、テキサス西部の沙漠、山と自然が見所か。子供でも歩ける簡単なハイキングコースを教えてもらい、ハイキング。しかしあまり面白くない。これなら地元ロスアラモスのハイキングコースの方がよほど面白い。なんでここが国立公園に指定されているのか疑問?もしかしたら政治力? (ブッシュを州知事に選んだということでウッドチャックはテキサス州に対して偏見がある。)お腹も空いたし、このあたりにはレストランはどこにもないし、ハイキングを途中で切り上げ、Carlsbad Caverns National Park へ戻ることにする。カールスバッドのビジターセンター横レストランで昼食後、再びエレベータで洞窟探検。しかし今日はとてつもなく混んでいる。昨日は特別空いていたのか。行きも帰りもエレベータ待ちの列。洞窟内も人、人、人。昨日は空いていて本当に良かった。来年もまた Thanksgiving day にカールスバッドに来たいと思う。

Thanksgiving dinner

2006-11-23 | 食べ物
N32.56628 W104.37958

今晩は感謝祭のディナー。米国ではこの日 ターキー(七面鳥)を食べるのが一般的であるが、ターキーは大きすぎ、パサパサであまりおいしくないため、ウッドチャック家ではチキンの丸焼きでお祝いする。今回はキャンプということでダッチオーブンで調理する。重たい鋳鉄のダッチオーブン鍋の底に大きく切ったタマネギ、ニンジン、ポテトを並べ、その上に内臓をきれいに洗い除いたチキンを一羽、味付けは塩、胡椒のみ。そこにビールを缶一本分加え、鍋を炭の上に置く。蓋をした後、蓋の上にも炭を置き、後はそのまま1時間待つだけ。これがとてつもなくおいしい! 特にチキンのうまみを吸った野菜類が最高。タマネギは飴色に溶けかけ、ポテトはホクホク、ニンジンの甘み、チキンはホロホロ。ダッチオーブンはうまみを一切逃がすことなく調理できるのがおいしさの秘密。でも脂肪分もすべて食べることになるのであまり健康的ではないが。。。

Carlsbad Caverns National Park

2006-11-23 | アメリカの国立公園
N32.17507 W104.44354

今日は Thanksgiving day(感謝祭)、いよいよ今回の旅の目的地 Carlsbad Caverns National Park へ。キャンプ場からカールスバッドの街を抜け、約1時間のドライブ。公園に入る直前、山のふもとにWhite's City という小さな町があり、ホテル、レストラン、お土産屋、RV park などがあるが、かなり場末の臭いが。。。公園内に入り山を登りきったところにビジターセンターがあった。今日は感謝祭ということなのか?それともいつもなのか?ビジターセンターはガラガラ。入園券を購入し、ビジターセンター内のブックストアでジュニアレンジャープログラム冊子を購入(1ドル)ジュニアレンジャープログラムでお金を取られたのはここが初めて。ビジターセンターでさまざまな有料ガイドツアーが申し込めるのだが、子供が小さいためガイドツアーは無理、セルフガイドツアーのみとなった。セルフガイドツアーの入り口は二つ、エレベータで地下のメインホールに下りるものと、ビジターセンター横の洞窟から自分の足で地下のメインホールまで降りるもの。とりあえずエレベータで地下に降りることにする。三男を背負子に乗せ、エレベータで一気に地下220メートルまで降りる。地下にはなんと軽食喫茶、公衆便所とお土産屋が。さっそくBig Room ルート をたどる。鍾乳洞というと細長い狭いトンネルを想像していたが、Big Room という名前だけあってとてつもなく広い。広さ8.2エーカー(約1万坪)十字型の空間に巨大な鍾乳石があちこちに、圧巻である。地下巨大帝国というか高橋克彦の総門谷の世界を思ってしまった。観光客が少なくたまに見回りのパークレンジャーに会う程度、静かにこの不思議な世界を堪能できた。再びエレベータで地上に戻り、ビジターセンターに隣接するお土産屋+レストランで昼食を取る。閑散期ということでレストランもピザ、サンドイッチ等の軽食のみ。ここもちょっと場末の雰囲気がする。

昼食後、今度は Natural Entrance ルートを辿ることにする。ビジターセンターからしばらく歩くと巨大な洞窟が大きな口を開けている。夏場はここにコウモリの大群が生息し、日出、日没時にその飛翔が見られるそうであるが、コウモリはすでにメキシコに旅立ち今はいない。それでも洞窟の入り口付近はいまだにコウモリの排泄物の臭いが立ち込めている。階段ではなく九十九折のルートをひたすら降りていく。総延長数キロメートルになるステンレス製の手摺があるので、何とか持ちこたえられるが、だんだんスニーカーのつま先が痛くなってくる。その昔、整備されたトレイルもなく、ランタンの明かりひとつでこの数キロメートルに及ぶ洞窟を探検したJim White 氏の偉業にひたすら感心する。Natural Entrance ルートはやがて Big Room ルート にぶつかり、再びエレベータに乗り地上に戻ってきた。帰りはエレベータというところが good。あの九十九折の坂道を上って帰るというのはちょっとしんどい。
これから初めて Carlsbad Caverns National Park を訪れるという方には、Natural Entrance ルート から歩いて入り、Big room ルート を回って エレベータで地上に戻るというルートがお勧め。その方がより洞窟探検という雰囲気が出てよろしい。

Brantley Lake State Park

2006-11-22 | アメリカの州立公園ほか
N32.56628 W104.37958

White Sands から3時間20分かけ今回のベースキャンプ地 Brantley Lake State Park に到着。ここはPecos川をせき止めて作った人口湖、Carlsbad Caverns National Park まで車で約1時間弱、一番近い州立公園である。民間の RV Park ならもっと近くにキャンプすることが可能であるが、駐車場のような民間 RV Park よりも広々とした州立公園にキャンプするのが、ウッドチャック家の方針である。(州立公園のほうが安いしね。)しかしこのCarlsbad 一帯は石油もしくは天然ガスの産地のようでガス漏れのようなメルカプタン系のにおいが立ち込めている。おまけに遠くの方でボコッ、ボコッ という不規則な爆発音が一晩中鳴っていた。

White Sands National Monument

2006-11-22 | アメリカの国立公園
N32.80659 W106.26096

今回はサンクスギビング休暇を利用してニューメキシコ州南部にある Carlsbad Caverns National Park に行くことを計画。ついでに White Sands National Monument にも立ち寄るため今日は朝6時前にロスアラモスを発つ。ちょうどお昼過ぎに White Sands に到着。公園入り口にあるビジターセンターの駐車場で昼食後、ビジターセンターでオリエンテーションビデオを鑑賞、そしていよいよ公園内をトレイラーを引っ張ったままドライブ。しばらく走ると一面の銀世界、まるで雪原を走っているかのようである。ただ見渡す限りまっ平らな白い世界を想像していたが、実際は結構起伏があり、真っ白な砂丘といった感じ。途中で車を降り、ちょっと歩いてみる。当然のことながら雪のように冷たくはない。また思ったより地面はしっかりしていて、滑ったり足をとられるようなことはなく比較的歩きやすい。コロラド州にある Great Sand Dunes National Park の砂丘より歩きやすかった。この白い砂は実は石膏、この地は二つの山脈に挟まれた盆地で、山から流れる硫酸カルシウム塩を含んだ水がどこにも行き場がなくこの地で蒸発乾燥、そしてできた硫酸カルシウムの結晶が風で小さな粉になり白くなったものだそうである。グーグルマップの衛星写真でも白い砂漠を見ることができる。2時間滞在しただけで、次の目的地(今夜のキャンプ地 )に向かう。



再び Villanueva State Park

2006-11-09 | 釣り
N35.26390 W105.33479

2週間後、再び Villanueva State Park へ、前回のキャンプで結構ここが気に入ってしまった。この2週間のうちにすっかり寒くなり、前回きれいに紅葉していたコットンウッドの木々も葉をすべて落としていた。今回キャンプサイトは、がら空き、さすがに寒くなってキャンパーも少ない。前回と同じキャンプサイトにキャンパーをセットアップする。今回も公園内で、ハイキング、サイクリング、川釣りを楽しむ。上の写真はペコス川沿いの崖の上にあるハイキングコースから撮ったキャンプサイトの様子。
川釣りでは今回パパチャックと子チャック(次男)が虹鱒を釣り上げた。二人にとってはじめての釣果。今年から釣りを始めて、夏にママチャックがバスを一匹釣り上げただけでもうあきらめかけていたが、これでやっと3人一匹づつの釣果、これで来年も釣りを続けられそう。



早速、内臓を取り、炭火で塩焼きに。 う~ん、バスよりもおいしい。