ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

ビスティバッドランド(1)

2007-08-31 | キャンプ


9月の第一月曜日(今年は9月3日)はレイバーデイ(労働感謝の日)。そのため9月1日からのレイバーデイウィークエンドは 7月4日の独立記念日と並びキャンプ場の最も混雑する日である。このような時にニューメキシコ州のキャンプ場に行くと、発電機とラテン音楽の騒音で快適なキャンプはまず不可能である。このような時はほとんど誰も行かないビスティバッドランドに限る。去年に引き続き今年で二度目。
金曜日子供たちの学校が終了してからすぐ午後3時45分に家を出発。ロスアラモスの裏山ヘメスでは雹に見舞われ、路面は真っ白。キューバの町では雷雨。ファーミントンの町を抜け371号線を南下するが、前方には稲光が、ビスティは雷雨か?幸いなことに雷雲はビスティよりもさらに南、午後9時にビスティバッドランドの入り口駐車場に到着した。あたりは真っ暗、誰もいない。とりあえず駐車場の真ん中に停める。車を降りてみるとトレイラーからシュッーというものすごい音が、見てみるとなんとタイヤの一つに親指大の砕石が刺さっている。タイヤ交換は明日ということでとりあえず寝る。

Dドライブクラッシュで落ち込んでいます。

2007-08-14 | その他
8月3日から6日までニューメキシコ州南西部のヒーラ国立森林公園に行って来た。その時の模様をブログにアップしようと写真の整理をしていたら、突然コンピューターの反応が遅くなりフリーズ。強制終了し、再度立ち上げてみるとデーターを保存してあるDドライブが消えている。BIOSからディスク診断を起動するとFail、error code:7の表示が。インターネット上を検索してみると Spinrite 6 というディスクリカバリーソフトで回復できるかもしれないという。89ドル払いそのソフトをダウンロードし、試してみる。とっても遅い。60ギガバイトのディスクなら30分で完了するはずが、丸2日経っても0.07%しか処理が進んでいない。あ~ぁ、きっと回復は無理なんだろうなぁ。最後のバックアップは昨年の3月。それ以降のほとんどのデータが消えてしまった。みなさんこまめにバックアップをとりましょう。

ヒーラの旅(5) 沙漠の花々

2007-08-06 | その他
今年のヒーラは例年にない大雨。そのおかげで温泉は満足に楽しむことはできなかった。その代わり、花々が咲き乱れとてもきれいであった。


この白い花はヤッカ(別名 ジョシュアツリー)の花


これもヤッカの一種。わざと逆光で撮ってみた。


キャンプサイトに咲いていた変わった形の花。マメ科の花


別の角度から撮ったもの。えんどう豆のようであるが鞘は非常に硬くとても食べられそうにない。


これもキャンプサイトにて撮影。

これ以外にももっときれいな花々を撮影したのだが、Dドライブクラッシュにより喪失してしまった。残念。

ヒーラの旅(4) ヒーラ クリフ ドゥェリングス 国定公園

2007-08-05 | アメリカの国立公園


今日の目的地は Gila Cliff Dwellings National Monument。朝、多少遠回りでもトラックの燃料補給と朝食を購入のためシルバーシティ経由で公園へ向かう。これが峠を越えなければならず、結構の遠回りであった。

今年のヒーラは本当に雨が多いようで、ヒーラ森林公園内の道路いたるところが冠水している。本来大雨の振った直後だけ冠水するはずの道路が四六時中冠水している。橋を架けるほど雨は降らないはずなのだ。


午前10時半予定よりもだいぶ遅く国定公園入り口に到着。駐車場で朝食を摂る。子チャック(弟)を背負子に乗せいよいよ公園へ。これが公園入り口を入った橋を渡った直後の風景。先住民の居住跡はあの崖の横穴にある。


崖まで上ると いくつかの横穴に日干しレンガでできた住居跡が並んでいる。


コロラド州南西部にあるメサ・ヴェルデ国立公園に比べればとても小さい遺跡であるが、遺跡の中奥深くまで入れるのがうれしい。


これが遺跡の内部の一部

遺跡見学の後はビジターセンターで昼食の弁当を食べ、子チャック(兄)
はジュニアレンジャープログラムを仕上げる。

帰りは公園近くのGila Hot Springs によってみる。ここは一応管理された温泉+キャンプ場。入湯料大人3ドル 子供1ドルを払い、水着で温泉に入る。これがとてつもなく熱い。源泉近くの温泉の池は藻が浮いており、あまりきれいではない。温泉のお湯が川に合流するところにも池があるはずで、ここなら川の水で温度を調整できるはずなのだが、この池も川の濁流に流されてない。川は真っ赤、足元は泥、背中から熱湯、腹側は川の冷水。ニューメキシコの温泉は楽ではない。日本のきれいで快適な温泉が懐かしい。

ヒーラの旅(3) キャットウォーク

2007-08-04 | アメリカの州立公園ほか



きょうの目的地はヒーラ国立森林公園西部にあるキャットウォークトレイル。帰りにはその近くにあるサンフランシスコ川沿いの天然露天風呂に浸かってこようと思っている。


英語で Catwalk と言うのはファッションショーでモデルが歩く花道のこと。ここキャットウォークトレイルは非常に幅の狭い渓谷に架けられた歩道橋が続くトレイル。もともとは19世紀後半、近くの鉱山に水を送るためこの渓谷に水道管を施設したのが始まり。20世紀初頭には鉱山は閉山となり、必要なくなった水道管の上に板を渡しトレイルとなった。現在のトレイルは最近になって建て替えられたものである。
トレイルの真下は急流、とても涼しい。

ハイキングの後、トレイル入り口のピクニックエリアで昼食にお弁当を食べる。来た道を戻り、180号線沿いに天然露天風呂を探す。露天風呂はサンフランシスコ川沿いにあるはず。一つ目は Bubble Hot Springs と言われる温泉。180号を外れ未舗装道を入る。道路の一部は雨によりえぐられて、とても走りにくい。車を降り、川岸まで歩く。この辺りの川沿いに温泉があるはずなのだが・・・・・



今夏のヒーラは例年になく大雨、サンフランシスコ川は氾濫し、温泉は跡形もない。
次に目指したのは San Francisco Hot Springs。
180号をもう少し南に下がり、わき道を入り、San Francisco Hot springs トレイルの入り口で車を降り、トレイルを歩く。GPS データをDドライブクラッシュのため消失してしまい、何キロ歩いたかわからなくなってしまったが、数キロ歩き、サンフランシスコ川を眼下に見渡すところまで来たところでやはり川は氾濫しており、とても温泉が有りそうには見えないため、残念ながら引き返した。

ヒーラの旅(2) City of Rocks 州立公園

2007-08-03 | アメリカの州立公園ほか



I-25をCaballo Lake で降り、ルート152を西へ向かう。対向車も後続車もほとんどいない道。ヒーラ国立森林公園へ入ると道はやがて険しくなる。これなら遠回りをしてでも南側から回ったほうがよかったと後悔。峠を越え、森林公園を抜けてからルート61を南に向かいしばらく行くと目的地のCity of Rocks 州立公園に昼前に到着。昨晩泊まった州立公園は満杯だったので心配していたが、この公園のキャンプ場はガラガラ。


ここが今回の旅のベースキャンプ City of Rocks 州立公園。何もない沙漠(今年は雨が多いため草原のよう)の中にここだけ岩がゴロゴロしている不思議な場所。まるで空から岩を落とし、それが崩れたかのよう。隕石でも落ちてきたのだろうか?それにしてはクレーターがないし・・・・ 後でビジターセンターに行ってみると、数キロ北にあった火山が噴火した際に超巨大な火山岩が降ってきてできたそうである。



昼食後さっそく公園内を散歩してみる。結構奇岩好きのウッドチャックにはうれしい公園


電気水道のあるRVサイトは公園の端にまとまっているのだが、テントサイトは公園内の岩陰に転々とある。これもそのテントサイトの一つ、結構この下に泊まるのは勇気がいるのでは?


宙に浮く岩


愛犬モモにひたすらついて行く。

ヒーラへの旅(1) エレファントビュートレイク州立公園

2007-08-02 | アメリカの州立公園ほか



再来週から子供達の学校の新学期が始まるのでこれがこの夏休み最後の旅行。今回は8月2日から6日にかけニューメキシコ州南西部に位置するヒーラ国立森林公園 (Gila National Forest) 周辺を旅する。今日は仕事を早めに切り上げ、午後4時半ロスアラモスを出発する。サンタフェからI-25をひたすら南下、午後9時過ぎエレファントビュートレイク州立公園に到着する。ここは昨年暮れにアリゾナ州ツーソンを訪れる際に立ち寄った公園。ビックリしたことにキャンプサイトはほとんど満車状態、仕方ないので予約済サイトで空いているところに泊まる。翌朝は日の出とともに出発。