11月21日
今年の感謝祭休暇もカールスバッド滞在となった。この季節、暖を求めて南に向かい、手頃な距離の国立公園となるとやっぱりカールスバッドになる。感謝祭の前日11月21日午後3時にロスアラモスを出発。州道285号線をひたすら南下する。この道は核廃棄物をロスアラモスからカールスバッドまで運搬するため、交通量が非常に少ないわりに大変整備されており走りやすい。夕食は運転しながらおにぎりをほおばる。ひたすら走り続けて午後8時30分、今回のベースキャンプ地ブラントレーレイク州立公園に到着。南下し、標高も低いはずなのに外気温は1℃と寒い。キャンパーをセットアップし、電気ストーブをつけたまま眠る。夜中にはミゾレが降る音を気にしながら眠る。
11月22日感謝祭当日
朝5時起床、だんだん外が明るくなってくると外は一面うっすらと白くなっている。朝食後、7時にキャンプ場を出発、カールスバッド洞窟群国立公園へ向かう。8時10分公園のビジターセンターに到着。ところがビジターセンターは全面改装中、チケット売り場棟、トイレ棟、食事棟、お土産棟とすべて別々に、仮設のトレイラーハウスが駐車場に建てられている。雪と寒さのため各棟の移動は厄介。チケット売り場棟で入場券と午前10時からのキングスパラダイスツアーのチケットを購入。8時30分ナチュラルエントランスへ向かう。外は寒く、雪が降り、早く洞窟の中に入りたい。切符もぎりのパークレンジャーもいつもは洞窟入り口手前にいるのだが、今日は洞窟内で待機。レンジャーの説明を受けた後、セルフガイドで洞窟を先に進む。昨年も書いたようにこのトレイルは階段ではなくずーっとスロープが続く。途中若干上りもあるが基本的にずっと下りのスロープで標高差は240メートル、これを2kmかけて降りる。子チャック(弟)と三脚をバックパックに背負い(昨年はほとんどの写真が手ブレ状態だったため、今年は三脚持参。)重いカメラを下げて(今年はカメラも大きくなった。)、歩くともう膝が限界。子チャック(弟)を背負うのも来春のアーチーズ国立公園を最後にしよう。
洞窟内の気温は約13℃と外に比べれば暖かく、湿度が高いため、結構汗をかく。午前10時のガイドツアーに間に合うように去年よりは早足で歩く。一番下の休憩所に着いた時は9時30分。もうちょっとゆっくりでも良かったか。休憩所でガイドツアーが始まるのを待つ。
午前10時、ガイドのレンジャーがエレベーターで降りてくる。いよいよキングスパレスツアーの開始、さっき降りてきたナチュラルエントランストレイルを途中まで逆送する。そういえば途中に立ち入り禁止のゲートがあったっけ。このゲートからいよいよキングスパレスのトレイルが始まる。このトレイルは以前はセルフガイドツアーという形で自由に入れたのだが、鍾乳石の損傷が激しく、入場制限のためガイドツアーのみと言う形になったとのこと。75人のビジターに2人のガイドが付き添う。この人混みではゆっくり三脚を開いて写真を撮ることは不可能。手持ちでの撮影のみとなってしまった。カメラの感度を最高に上げ、手ブレを防ぐ。下の写真はそうして撮った2枚の写真を繋いだもの。(写真をクリックしてみて。)
女王の間では皆が座ったところで洞窟内の照明をすべて消し、完全な暗闇を体験できた。目を見開いてもまったく何も見えない。これは一験の価値あり。
ただ13℃という気温は歩いている分には寒くないのだが、ガイドの説明を聞くため、長時間立ち止まり、または冷え切った石のベンチに座るため、冷え性のママチャックは凍えてしまった模様。
ガイドツアーが終わるとちょうどお昼時、エレベータで地上に戻り、チケット売り場横のテーブルで持参したお弁当を食べる。
午後はエレベータで再び地下世界へ。ビッグルームをゆっくり見て回る。去年と同じく感謝祭当日のカールスバッドは空いている。ここでは三脚を使い、ゆっくり撮影することができた。しかし、照明は人工光、蛍光灯と白熱灯が混ざっており、明るいところは非常に明るく、暗いところはほとんど真っ暗、この中でホワイトバランス、露出を決めるのは非常に難しい。後で確認すると今回はちょっと露出オーバー気味であった。
下の写真はビッグルームで三脚を使用して撮影した5枚を繋いだもの、ビッグルームの大きさを理解してもらえるだろうか。(写真をクリックしてみて。)
ビッグルームを一巡した後、エレベータで地上に戻り、キャンプ場へ帰る。今晩のサンクスギビングディナーは昨年と同じくダッチオーブンでチキンの丸焼き。
11月23日
今日も朝から雪、キャンプ場は10cm ほどの積雪。午前中はキャンパーの中で人生ゲーム。午後からカールスバッドのウォールマートまで買出し。
11月24日
今日も朝から小雪がちらつく曇り空、こう寒いと洞窟以外に行くところはない。再びカールスバッド洞窟群国立公園へ。しかし今日は結構混んでいる。大型観光バスが何台も駐車場に並んでいる。これらはほとんど中国人の団体客。なんか一昔前の日本人観光客みたいだな。中国の経済格差も思ったほどではないのか? 皆同じように豊かになっているのかなぁ。今日もビッグルームをゆっくり一回りしてキャンプ場へ戻る。今日は州立公園のビジターセンターがオープンしているので立ち寄ってみる。パークレンジャーに天気予報を尋ねたら、ネットの天気概況をプリントアウトしてくれた。そのサテライトイメージによるとなんとこのニューメキシコ州南部だけにずっと雲が渦巻き、停滞している模様。明日は雪から雨になるとのこと。
キャンプ場に戻りスライドアウトの上に積もった雪を掻き落とす。明日の朝積もった雪が凍ってスライドアウトが仕舞えないなんてことのないように。
11月25日
朝食後、すぐに帰り支度、キャンプ場を後にする。今朝も曇り時々小雪。州道285号線を北上すると、ロズウェル市近郊から晴天に。やはり昨日のサテライトイメージの通り。なんか今回の旅はわざわざスノーストームに突っ込んでいったようだね。しかしロスアラモスに帰ってくると結構の積雪 約20cm。こっちも結構降ったんだなぁ。
今年の感謝祭休暇もカールスバッド滞在となった。この季節、暖を求めて南に向かい、手頃な距離の国立公園となるとやっぱりカールスバッドになる。感謝祭の前日11月21日午後3時にロスアラモスを出発。州道285号線をひたすら南下する。この道は核廃棄物をロスアラモスからカールスバッドまで運搬するため、交通量が非常に少ないわりに大変整備されており走りやすい。夕食は運転しながらおにぎりをほおばる。ひたすら走り続けて午後8時30分、今回のベースキャンプ地ブラントレーレイク州立公園に到着。南下し、標高も低いはずなのに外気温は1℃と寒い。キャンパーをセットアップし、電気ストーブをつけたまま眠る。夜中にはミゾレが降る音を気にしながら眠る。
11月22日感謝祭当日
朝5時起床、だんだん外が明るくなってくると外は一面うっすらと白くなっている。朝食後、7時にキャンプ場を出発、カールスバッド洞窟群国立公園へ向かう。8時10分公園のビジターセンターに到着。ところがビジターセンターは全面改装中、チケット売り場棟、トイレ棟、食事棟、お土産棟とすべて別々に、仮設のトレイラーハウスが駐車場に建てられている。雪と寒さのため各棟の移動は厄介。チケット売り場棟で入場券と午前10時からのキングスパラダイスツアーのチケットを購入。8時30分ナチュラルエントランスへ向かう。外は寒く、雪が降り、早く洞窟の中に入りたい。切符もぎりのパークレンジャーもいつもは洞窟入り口手前にいるのだが、今日は洞窟内で待機。レンジャーの説明を受けた後、セルフガイドで洞窟を先に進む。昨年も書いたようにこのトレイルは階段ではなくずーっとスロープが続く。途中若干上りもあるが基本的にずっと下りのスロープで標高差は240メートル、これを2kmかけて降りる。子チャック(弟)と三脚をバックパックに背負い(昨年はほとんどの写真が手ブレ状態だったため、今年は三脚持参。)重いカメラを下げて(今年はカメラも大きくなった。)、歩くともう膝が限界。子チャック(弟)を背負うのも来春のアーチーズ国立公園を最後にしよう。
洞窟内の気温は約13℃と外に比べれば暖かく、湿度が高いため、結構汗をかく。午前10時のガイドツアーに間に合うように去年よりは早足で歩く。一番下の休憩所に着いた時は9時30分。もうちょっとゆっくりでも良かったか。休憩所でガイドツアーが始まるのを待つ。
午前10時、ガイドのレンジャーがエレベーターで降りてくる。いよいよキングスパレスツアーの開始、さっき降りてきたナチュラルエントランストレイルを途中まで逆送する。そういえば途中に立ち入り禁止のゲートがあったっけ。このゲートからいよいよキングスパレスのトレイルが始まる。このトレイルは以前はセルフガイドツアーという形で自由に入れたのだが、鍾乳石の損傷が激しく、入場制限のためガイドツアーのみと言う形になったとのこと。75人のビジターに2人のガイドが付き添う。この人混みではゆっくり三脚を開いて写真を撮ることは不可能。手持ちでの撮影のみとなってしまった。カメラの感度を最高に上げ、手ブレを防ぐ。下の写真はそうして撮った2枚の写真を繋いだもの。(写真をクリックしてみて。)
女王の間では皆が座ったところで洞窟内の照明をすべて消し、完全な暗闇を体験できた。目を見開いてもまったく何も見えない。これは一験の価値あり。
ただ13℃という気温は歩いている分には寒くないのだが、ガイドの説明を聞くため、長時間立ち止まり、または冷え切った石のベンチに座るため、冷え性のママチャックは凍えてしまった模様。
ガイドツアーが終わるとちょうどお昼時、エレベータで地上に戻り、チケット売り場横のテーブルで持参したお弁当を食べる。
午後はエレベータで再び地下世界へ。ビッグルームをゆっくり見て回る。去年と同じく感謝祭当日のカールスバッドは空いている。ここでは三脚を使い、ゆっくり撮影することができた。しかし、照明は人工光、蛍光灯と白熱灯が混ざっており、明るいところは非常に明るく、暗いところはほとんど真っ暗、この中でホワイトバランス、露出を決めるのは非常に難しい。後で確認すると今回はちょっと露出オーバー気味であった。
下の写真はビッグルームで三脚を使用して撮影した5枚を繋いだもの、ビッグルームの大きさを理解してもらえるだろうか。(写真をクリックしてみて。)
ビッグルームを一巡した後、エレベータで地上に戻り、キャンプ場へ帰る。今晩のサンクスギビングディナーは昨年と同じくダッチオーブンでチキンの丸焼き。
11月23日
今日も朝から雪、キャンプ場は10cm ほどの積雪。午前中はキャンパーの中で人生ゲーム。午後からカールスバッドのウォールマートまで買出し。
11月24日
今日も朝から小雪がちらつく曇り空、こう寒いと洞窟以外に行くところはない。再びカールスバッド洞窟群国立公園へ。しかし今日は結構混んでいる。大型観光バスが何台も駐車場に並んでいる。これらはほとんど中国人の団体客。なんか一昔前の日本人観光客みたいだな。中国の経済格差も思ったほどではないのか? 皆同じように豊かになっているのかなぁ。今日もビッグルームをゆっくり一回りしてキャンプ場へ戻る。今日は州立公園のビジターセンターがオープンしているので立ち寄ってみる。パークレンジャーに天気予報を尋ねたら、ネットの天気概況をプリントアウトしてくれた。そのサテライトイメージによるとなんとこのニューメキシコ州南部だけにずっと雲が渦巻き、停滞している模様。明日は雪から雨になるとのこと。
キャンプ場に戻りスライドアウトの上に積もった雪を掻き落とす。明日の朝積もった雪が凍ってスライドアウトが仕舞えないなんてことのないように。
11月25日
朝食後、すぐに帰り支度、キャンプ場を後にする。今朝も曇り時々小雪。州道285号線を北上すると、ロズウェル市近郊から晴天に。やはり昨日のサテライトイメージの通り。なんか今回の旅はわざわざスノーストームに突っ込んでいったようだね。しかしロスアラモスに帰ってくると結構の積雪 約20cm。こっちも結構降ったんだなぁ。