ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

ゲストトイレ工事(3)

2010-09-26 | DIY




今日はまず天井換気扇の交換に挑戦。古い換気扇を外し、既設の電気配線、排気ダクトに新しい換気扇を繋ぎ直して、天井に取り付けると言う比較的簡単なDIYプロジェクト。
ブレーカースイッチをオフにして古い換気扇を外してみる。そして驚愕の事実を発見、なんと排気ダクトがない!この換気扇はただ天井裏に換気していただけだったのか。マスターバスルームの換気扇も外してみる。こちらも排気ダクトがない。換気扇があまりにうるさくてぜんぜん使っていなかったのが幸いしたのか、天井裏にカビが生えている様子はない。排気ダクトの敷設からはじめなければならない。ゲスト用トイレは1階、家のちょうど真ん中に位置するため外壁から約7.5mの距離を天井裏に排気ダクトを通さなければならない。うまくいくだろうか?これは結構大工事になりそう。
後日、最近築40年の家を購入した友人にこのことを話すと、彼の家も電気工事士に換気扇の交換を頼んだところ、排気ダクトがないため現在の建築基準では換気扇の交換が出来ない。排気ダクトの敷設からはじめるとすごい出費になるからあきらめたと言う。どうも昔のニューメキシコでは換気扇用排気ダクトをつけなくても良かったのか?乾燥しているからとはいえ、とんでもないところだ。

ゲストトイレ工事(2)

2010-09-19 | DIY





インターネットで注文した部材が次々と届く。
今週末は周りの明るさでOn/Offする電子工作キットを半田ごてで組み立てる。なんか中学時代に戻ったみたい。MP3トリガーボード、セレクタスイッチと繋ぎ、ひとまず完成。壊れたDVD+RWドライブをケース代わりにする。



ゲストトイレ工事(1)

2010-09-12 | DIY




今秋のDIYプロジェクトはママチャックの希望で1階ゲストトイレの改装。1階マスターバスルームや2階のバスルームはこの家を購入する以前に一度改装されているのだが、このゲストトイレは1970年代にこの家が建てられた当時のまま。照明が洗面台の上だけのためトイレは暗く、オレンジ色の洗面台、床はさえないビニルタイル、便器も古くフラッシュするのに水を大量に必要とする。換気扇はあまりにうるさく、振動でプラスチックグリルが落ちてくるので使ったことはなし。
ママチャックはこの古いトイレを今時の日本式ハイテクトイレにしてくれと言う。便器の上にも照明をつけ、トイレに入れば自動点灯、音楽が自動的に流れ出し、便座は蓋が自動開閉する洗浄便座、洗面台も今風のオシャレなものというわがままな注文。
まずはインターネットで部材の発注。唯一TOTO がアメリカで洗浄便座を販売しており、最上位機種のWashlet S400 のみが蓋の自動開閉、自動フラッシュ機能がついている。しかしこの最上位機種でも日本にあるような音楽再生機能はついていない。音楽再生機能は自分で何とかするとして、とりあえずこのWashlet S400とそれにマッチする便器を注文する。ところがこのS400は高価すぎてあまり売れていないのかなぁ?もう手に入らないと注文をキャンセルされてしまった。普通の便器が100ドル以下で買えるのにその10倍以上の値段をトイレにかける日本人ってやっぱり変?
ほかの販売業者をインターネットで探し、何とかS400と便器を手に入れることが出来た。換気扇はこれもパナソニックの一番静かな天井換気扇Whisper Ceiling を購入。マスターバスルームの換気扇も交換するので2つ注文。特に回転系の製品は日本製が優秀だと思う。でも換気扇が届いたら、Made in China と言う表示が。まぁ、日本の優秀な技術はしっかり中国に受け継がれているだろうからきっと大丈夫でしょう。
洗面台のボウルと蛇口は最近アメリカで流行っているものをインターネットで購入。赤外線検知式のスイッチもインターネットで購入。
音楽再生機能はこれもインターネット上をいろいろ探し、MP3トリガーと言うボードを発見。これはボード上にマイクロSDカードリーダー、MP3デコーダ、プリアンプ、18個のトリガー端子がついたもので、トリガー端子を短絡するとその端子に対応したMP3トラックが再生されると言うもので、博物館の展示などに使われるらしい。このボードと、周りの明るさでOn/Offする電子工作キット、ミニステレオアンプ、天井埋め込み型スピーカー、セレクタスイッチなどをインターネットで購入。人がトイレに入れば赤外線検知式スイッチが照明を自動点灯、その明かりを検知して、選択したMP3トラックを再生すと言うアイデア。さて、うまくいくかどうか?