ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

排水タンクの断熱

2007-03-25 | DIY
週末、土曜日は雪のち雨。キャンピングカーの工事は出来ず、午前中はテコンドー、午後DVD(I Am David)を鑑賞し、夕飯には久しぶりにアメリカでは食べられない日本の味ハンバーグステーキを作る。
日曜日は晴れ、いよいよ排水タンクを断熱する工事にかかる。断熱材は厚さ1/2インチ(約12 mm)の発泡ウレタン。これをタンクに合うようにカットし、ダクトテープ(日本のガムテープに似ているが灰色)で繋ぎ、プラスチックストラップでフレームに固定する。排水管にはダクト用の断熱材を巻く。

RV タンクヒーターの取り付け

2007-03-18 | DIY
2007年春のRV改造計画第三弾は RVタンクヒーターの取り付け。RVの分類法に色々あるが、その一つに フルシーズンタイプかパートシーズンタイプに分ける方法もある。フルシーズンタイプは冬でも生活できるように排水タンクや配水管類がすべて断熱されたボディー内にあり、冬の間プロパンガスで暖房していれば、それらが凍ることがない。パートシーズンタイプはタンク、排水管等はボディ下に剥き出しになっており、外気温が零下になると凍ってしまうため冬はタンク内の水を完全に抜き、配水管等には不凍液を充填する Winterization という作業が必要となり、事実上冬の間は使用できない。我が家のRVはエントリータイプの廉価版のため当然パートシーズンタイプである。でもいつかは白銀、雪景色の中でキャンプしてみたいなぁ。と言うわけで今回は電気で暖めるタンクヒーターを取り付ける。





RV用品のお店 キャンピングワールド で 接着式のタンクヒーターを3枚購入。これが結構高くて一枚100ドルちょっと。このヒーターは120VAC用 と12VDC用 二つのヒーターが内蔵されている。




トイレ排水、浴室排水、台所排水の各タンク下部をサンドペーパーで磨き、変性アルコールでほこりをふき取った後このヒーターパッドを張り付ける。12VDC 用ヒーター配線は先日工作した上水タンク脇のリレー回路に接続する。余談であるがタンク手前にあるホースは改造計画第一弾で取り付けたトルネード。





剥き出しの排水管にはDIYセンター Lowe's で購入した配管用ヒーティングテープを巻く。タンクヒーターの配線と配管用ヒーターの配線、延長コードを合わせて防水ボックス内で結線し、延長コードはフレームに固定した食品用プラスチックボックス内に収納するようにした。
来週末はこのタンクと配管を断熱材でカバーする予定。

RV タンクレベルメータ 取り付け

2007-03-17 | DIY
2007年春のRV 改造計画第二弾は タンクレベルメータの取り付け。我が家のRV (キャンピングカー:トラベルトレイラー)には4つのタンク(上水、トイレ排水、浴室排水、台所排水)がついている。一般的にRVには標準でこれらのタンクレベルメータ(水位計)が付属しているものであるが、我が家が購入したRVはエントリーレベルの廉価版であるためこのような装備はない。そこで、アフターマーケットでタンクレベルメーターを購入し、取り付けることにした。ウッドチャックが選んだ製品は SeeLevel II Model 709-4P 約250ドル。 米国のRV関連フォーラム rv.net でも評判良く、既存のタンクレベルメータをこの製品に取り替える人も多い。



これが送られてきたキットの内容、4枚のセンサーとメータパネル、コネクタ、ネジ類。




まず キッチンオーブン下にある配電盤+コンバータ(120VACを12VDCに変換)をはずして、12VDCの電源を確保、配線する。




トイレ外側横の壁にメーターを取り付けるための穴を開け、配線用のケーブル4本を通す。




センサーを各タンクの高さにあわせて切り、次に各センサーの識別を可能にするためセンサー上部のノッチを切り取る。




センサーは静電容量を測定しているため、周りに金属や交流電線があると測定値に干渉してしまうため、これらからなるべく離して取り付けなければならない。まず各センサーをマスキングテープで仮止めし、メーターまで配線、ちゃんと稼動することを確認する。つぎにタンクを220グリッドのサンドペーパで磨いた後、変性アルコールできれいにし、粘着テープ保護紙を剥がしてセンサーを取り付ける。




二段ベット下にある上水タンクにも同じようにセンサーを取り付ける。ついでに改造計画第三弾で取り付ける予定のタンクヒータをメータースイッチでコントロールするため、リレー回路を組む。




メーターを壁に固定し、完成! 取り付けに一日半を要した。

Tornado 装着

2007-03-11 | DIY

2007年春のRV改造計画 第一弾は Black Tank (トイレ排水用タンク)に リンス用 Tornado を取り付ける。トイレ排水用タンク はなかなかきれいに洗うのが難しく、今までホースを引き回し、室内のトイレから水を流して洗っていた。そのため今回タンクに直接洗浄用のノズルを取り付けることにした。この Tornado はノズルの先が回転することにより洗浄効果を高めている。RVの下に潜り込み、タンクの横にドリルで穴を開け、シリコンコーキング剤とネジでノズルを取り付けた。つぎにノズルにアクセスするためのホースを取り回し、バンパー横にコネクターを取り付けた。漏れのないことを祈る。



トイレ修理その2,3 & 確定申告

2007-03-10 | DIY
2月に修理したトイレの調子が良いので、残り二つのトイレも同じように部品を交換した。この二つのトイレは リフォームしたようで比較的新しい。それでも一階のトイレはたまに水が止まらなくなり、それもなぜか旅行中家を空けている間とか排水が詰まった時に起きていた。また二階のトイレは夜中に急に水が流れたりという怪奇現象が・・・・

トイレの修理が終わったら今度は税金の確定申告(Tax Return)。 連邦税の確定申告は以前からTurbo Tax Basic というソフトを利用している。最近はWeb上に無料のサービスもあるようだが、前年のデータが利用できるため惰性でTurbo Tax を利用する。ソフト上で各質問に答えていくと確定申告書ができあがる。ヤッタ!今年は約800ドル貰える。(本当は給与天引きが多すぎたため、自分のお金が返ってくるだけなのだが。)最後にe-file といってインターネットを介して申告できるのだが、これが有料、17ドル弱の手数料がかかるため e-file ではなくプリントアウトして郵送で送ることにする。せっかくの電子データーをプリントアウトして、それをまた連邦政府が膨大な人件費使って電子データーに入力し直すわけで、全く不経済なことこの上ない。なぜ e-file を無料化しないのか? こちらは個人として経済原則に則るだけである。
連邦税の確定申告が終わると今度は州税の確定申告。こちらは州政府のWeb サイト上で確定申告が無料で出来る。連邦税の確定申告を元にデーターを入力すると州税が確定する。こちらは給与天引きが少なかったようで約400ドルを払わなければならない。こちらは後日、小切手を郵送することにする。

Pikes Peak International Hill Climb Race

2007-03-04 | くるま
もう3月だと言うのに今朝の気温は氷点下15度、うっすらと雪が積もっている。まったく今年はどうしたことだろう。早くこのニューメキシコにも温暖化はやって来ないものか。
先週訪れた Unser Racing Museum で一番興味を引かれた展示コーナーが Pikes Peak International Hill Climb Race。 コロラド州コロラドスピリングス近郊にある パイクス・ピーク (標高14,110フィート、約4300メートル)の麓から頂上まで約12マイル(約20km)の道路(一部舗装路)を駆け上がるタイムを競うアメリカで2番目に歴史のある自動車レースである。昔からオフロード派のウッドチャックとしてはインディーカーレースよりもこちらの方に興味を引かれた。インターネットで調べてみると昨年の総合優勝はなんと日本人 スズキスポーツ社長の田嶋伸博氏、この会社の Web Site によるとこの社長、マウンテンクライミングレースの世界では非常に有名な方である。こんなすごい日本人がいたなんて知らなかった。
今年のレースは7月21日。早速近くにあるコロラド州立公園のキャンプ場を予約した。今年の夏は田島氏を応援に パイクス・ピーク に行こう。