ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

セドナの旅(5) Red Rock, Schnebly Hill & Airport Mesa

2009-03-30 | その他
朝食と散歩の後、午前9時キャンプ場を出発、公園ゲートのレンジャーステーションに立ち寄り子チャックたちはジュニアレンジャープログラムの完了を報告。このパークレンジャーのお兄さんはとっても優しくて、子チャック(兄)と名前が一緒、誕生日が3日違いということで二人にバッジとポスターのほかに鉱石の卵もくれたよ。


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89Aを北へセドナへ向かい、町に入る手前で右折、Red Rock State Park に立ち寄る。入り口のゲートでDead Horse Ranch State Park にキャンプしていることを告げたのだけれどもしっかり入場料7ドルを徴収された。ビジターセンターで子チャックたちのジュニアレンジャープログラムを入手。ビジターセンターの展示物を見ながらジュニアレンジャープログラムを完了。ヴィジターセンター外のピクニックエリアで昼食にサンドイッチを食べてから公園内のトレイルを散策。




この公園もともとは航空会社TWAの創業者の別荘だったところ。紆余曲折があってアリゾナ州が買い取り、州立公園になったそうな。このような別荘を全米数箇所に持っていたというのだからアメリカの資本家は豪勢だね。
ビジターセンターに戻り、ジュニアレンジャープログラムの完了を報告。子チャック(兄)はバッジとポスター、子チャック(弟)はスティッカーとポスターをもらった。

公園を後にし、セドナの町を抜け、Schnebly Hill Road に挑戦。昨日のジープレンタルで一番簡単なトレイルとして薦められたもの。これなら自分のトラックでいけるだろうということで昨日はもっと難易度の高いジープでなければ走破できないトレイルにしたのだった。Schnebly Hill Road は多少路面が荒れて、石がゴロゴロしているため、スピードは出せないが、車高の高い我が家のピックアップトラックなら問題なく、道幅も広いため対向車が来ても簡単にすれちがえる。この道はジープツアー各社が利用している道路で赤、緑、ピンク、黄色とさまざまなジープ(またはハマー)ツアーとすれ違う。冬季閉鎖のゲート手前で引き返し、眺望を楽しんでから、セドナの町へ戻る。




図書館に立ち寄りインターネットで仕事状況の確認とブログの投稿を済ませる。
次はセドナ飛行場近くにあるエアポートメサへ行ってみる。しかし、駐車場は満車、仕方がないのでそのまま道を進み、飛行場手前のオーバールックを見学。しかし、木が邪魔してあまり眺望は良くない。
来た道を引き返しすと、先ほど満車だった駐車場に一つ空きスペースを見つけそこに駐車。自動販売機で1週間分のRed Rock Pass を15ドルで購入。セドナ近辺のNational Forest 内に駐車するにはこのパスを車のウインドシールドに見えるように置いておかなければならない。(5ドル/日、または15ドル/週)駐車場から岩山をよじ登り頂上へ。(もっと簡単なトレイルがあったのを知らず、皆結構急な斜面をよじ登っていた。)




頂上へ出ると、素晴らしい眺め。このエアポートメサはセドナの4大ボルテックスの一つと言われており、その中でも一番アクセスの簡単なボルテックスだそうである。ボルテックスって何?なんでも自然のエネルギーが渦巻いている場所で、スピリチュアルな世界ではセドナはとても有名な場所だそうである。僕らはまったくなにも感じなかったけれどもこの眺望は素晴らしい。遠くにこれも4大ボルテックスの一つベルロックが見える。。このボルテックスポイントの真上は飛行場への着陸ルートのため軽飛行機が低空で降りてくる。もしこんな場所にエネルギーの渦があったらまずいんじゃないの?
帰りは簡単なトレイルを使って岩山を降り、駐車場へ。セドナの町のSafeway で食料品の買出し。我が家ははじめてSafeway を利用するため会員カードを持っていないのだが、後ろのおじさんが自分のカードをスキャンしてくれたので会員価格で購入できた。セドナの人は優しい。
キャンプ場へ戻り、夕食はタコサラダ。夕食後はキャンプファイアーを楽しみ、シャワーを浴びてから就寝。

アリゾナ州セドナの旅(4) Jeep Rental

2009-03-30 | くるま
今朝ものんびりと起床。朝食の後、モモを連れ公園内を散歩。8時50分公園を出発。89Aを北へセドナへ向かう。

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セドナはコットンウッドから15マイル北にある町。コットンウッドとの標高差は約1000フィート。坂を上りセドナの町へ入ると雰囲気がガラット変わる。沙漠からレッドロックに囲まれた高級感のあるオシャレな町。朝方はちょっと曇っていたが今は快晴、今日はJeep日和。まずは89A沿いにある Farabee's Jeep Rental へ飛び込む。「ジープを借りたいのですが。」予約なしでも借りられそう。半日(4時間)ジープを借りることにする。料金は基本料165ドル+諸経費で合計200ドルちょっと。セドナは物価が高い。これでもジープツアーに家族4人で参加するよりも断然お得。セドナの街中にある3箇所のジープ専用トレイルのマップをもらい トレイルとジープの説明を受け、午前10時出発。
まずはSoldier Pass 。 高級住宅街の中にいきなりSoldier Pass trail Head があり乗用車が何台か停まっている。その先からジープ専用トレイルが始まる。入り口にはジープでなければ越えられないよう大きな岩のスピードバンプ(障害物)。ギアを4WD-Lowに切り替え、これを越えてトレイルが始まる。このトレイルは赤いジープのRed Rock Jeep Tour のテリトリー、道が細く他のジープとすれ違うのが大変。車高が高く、ホイールベースの短いジープはゆっくりと難所を越えていく。




とにかくアクセルを踏み過ぎない事が肝要。とりあえずトレイルの突き当りまで進み、Uターンして途中左に曲がり、Seven Poolsを見学。




さらにトレイルを戻り、途中左折急坂を下り、涸沢を越えてから今度は急坂を登り、The Devil’s Kitchen Sinkholeを見学。





そしてトレイルヘッドまで戻る。ギアを2WDに戻し、街中を抜け、Yを右折。このYといわれる町の中心の交差点は2つの複合ランナバウトになっていて慣れないとややこしい。とにかくYを右折、179号線に乗り、Morgan Rd. を左折、住宅街の突き当たりに再びジープ専用トレイル Broken Arrow が始まる。
このBroken Arrow がSedona で一番有名なジープトレイル、先ほどのSoldier Pass よりも難易度はだいぶ上がる。ここはピンク色ジープのPink Jeep Tour のテリトリー。




ギアを4WD-Low に切り替え大きな岩の障害物を乗り越えてトレイルが始まる。しばらく行くといきなり大きな岩盤(Princess Rock)を登る。初めてのトレイルで右に行けばよいのか?左に行けばよいのか?迷うが、岩盤の途中で左折、何とかトレイルを進む。途中メイントレイルから左にはずれ、再び岩盤を登り、サブマリンロックで休憩。




昼食にサンドイッチを食べる。ちょうど向かいの岩盤がこのBroken Arrow 一番の難所、Jeep’s Playground と階段落ち(Stairs)。ピンクジープツアー参加者の叫び声が聞こえる。昼食後、再びメイントレイルに戻り、さらに先へ進む、突き当りがChicken Pointなかなか雄大な眺め。ここまで来た甲斐があった。




メイントレイルを戻り、Jeep’s Playground 、階段落ち(Stairs)への分岐点、しかしジープを返す時間が迫り、そちらは断念メイントレイルを引き返し、トレイルヘッドへ戻る。ギアを2WDに戻し、街中へ戻りガソリンスタンドでガソリンを満タンにして、Farabee’s Jeep Rental へ帰着、無事時間内にジープを返すことができた。ジープでなければ行けないなかなか面白いトレイルであった。
近くのセドナ 公立図書館に立ち寄り、インターネットに接続。メールのチェックと仕事の実験状況の確認を行う。
キャンプ場に戻り、夕食の支度。今晩はダッチオーブンで豚とサワークラウトの煮物。

アリゾナ州セドナの旅(3) Dead Horse Ranch State Park

2009-03-29 | アメリカの州立公園ほか

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朝はゆっくりと起きてから朝食、8時40分キャンプ場を後にする。I-40を西へ向かう。今日は南西から強風。向かい風で燃費が10マイル/ガロンと悪い。
午前10時フラッグスタッフ(Flagstaff)の町で高速を降り、Sam’s で買い物をした後、南へ向かうI-17に乗り換える。しばらくは針葉樹の林の中、標高7000~6000フィートを走っているのだが、急に見晴らしが良くなり右手にレッドロックが見える。あの辺りがセドナだろうか?そして急な下り坂になり、標高は4000フィートまで一気に下がり、同時に辺りの景色は乾燥した沙漠になる。I-17をExit287で降り、州道260号を北西へ向かう。15マイルほど進むとコットンウッド(Cottonwood) の町。州間道から結構離れた町なのにウォールマートやホームディポもある結構大きな町ではないの。I-17ができる前はフェニックス(Phoenix)とフラッグスタッフを結ぶ主街道町だったのかなぁ?  町外れの川を渡ると川沿いに今回のベースキャンプ地デッドホースランチ州立公園( Dead Horse Ranch State Park)に到着。メインキャンプ場は見晴らしの良い丘の斜面に80ほどのサイトがあるのだが、ここには木はまったく生えていなく、沙漠の中の中の駐車場といった趣。もう一つのキャンプグラウンドはもっと川に近い低い場所に40ほどのサイトがあり、こちらのキャンプグラウンドはサイトの間に木が生えており、その分プライバシーが保たれている。こちらの川に近いキャンプグラウンドにサイトを何とか確保した。トレイラーをセットアップし、入り口のレンジャーステーションでキャンプサイトのレジストレーションを行う。一泊19ドル(電気水道代込み)6泊で114ドルなり。ついでに子チャックたちのジュニアレンジャープログラムも入手。




トレイラーで昼食にサンドイッチを食べてから、コットンウッドの町へ買い出しに出かける。Fry’sで食料品の買い出し。ツーソン以来Fry’sが結構気に入っている。ロスアラモスにあるSmith’sと同じKroger系列の食料品店であるが、Smith’sよりもFry’sのほうが店の造りがおしゃれ。
その後ウォールマートで日用品の購入。ウォールマートを利用していると年々生活の質が下がっていくのがわかり、(商品供給者に対する行き過ぎたコスト削減要求により機能には問題ない範囲で製品の品質は年々悪くなっていく。)また、世界経済に対するウォールマートの悪影響などから本当はウォールマートを利用するのは良くないことは十分わかってはいるのだが、やはりその価格とここにに来ればとりあえず生活に必要なものが手に入るという品揃えからどうしてもウォールマートばかりを利用してしまっている。
買い物の後はキャンプ場に戻り、炭を熾してチキンを焼く。

アリゾナ州セドナの旅(2) Homolovi Ruin State Park

2009-03-28 | アメリカの州立公園ほか

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朝5時起床、気温は-11℃。荷物を積み込み、子チャックたちを起こして、6時30分我が家を出発する。今回も最高巡航速度50マイル/時(80km/時)とのんびり旅。サンタフェ (Santa Fe)を抜け、I-25を南下、アルバカーキ(Albuquerque)でI-40に乗り換えひたすら西へ進む。制限速度75マイル/時の高速道を50マイル/時で走っていると、他の車にビュンビュン抜かれていくのだが、不思議なことに同じ車に何度も抜かれる。目立ったのはヨーローッパナンバーをつけたベンツのB型キャンピングカー。後部にユニオンジャックのマークがあったのできっとイギリスから世界一周のキャンプの旅でもしているのだろうか?それにしてもどうやって大西洋を渡ったのか?
早く走って休憩するのと、のんびり走り続けるのではあまり時間は変わらないみたい。
昼食はちょうどニューメキシコ(New Mexico)とアリゾナ(Arizona)の州境、運転しながら食べる。ナバホ居留地(Navajo reservation)を抜け、ホロブルック(Holbrook)の町を抜け、ウインスロー(Winslow)の町手前で高速を降り、そこから1マイル北にあるホモロビルインステートパーク(Homolovi Ruin State Park)へ到着、ここが今晩のキャンプ場。時間はまだ午後2時前、夏時間を採用していないアリゾナ(Arizona)では夏の間はニューメキシコ(New Mexico)と1時間の時差があるのを忘れていた。トレイラーを牽引したままビジターセンターに立ち寄り、公園情報と子チャックたちのジュニアレンジャープログラムを入手。レンジャーのお兄さんはまた立ち寄る必要がないようにとジュニアレンジャープログラム完了のサインとバッジをもうくれたよ。
公園内にある2箇所のルイン(先住民の遺跡)を見学する。ほとんど沙漠の中に瓦礫が埋もれているだけという状態で、散乱した陶器の破片がここに遺跡があったことを物語るだけ。




キャンプ場に到着、上水タンクに水をためてからサイトにトレイラーをセットアップする。公園はあまり面白いところはないが、キャンプ場はガラガラ、高速や鉄道からも適度に離れており、静かで西へ向かう中継地点としては結構使えそう。一泊15ドル(電気代込み)。
夕食はカレーライス。




アリゾナ州セドナの旅(1) 準備

2009-03-27 | キャンプ
来週1週間、子チャックたちの小学校やママチャックの大学は春休み。パパチャックも1週間の有給休暇を取得していよいよ今年のキャンプシーズンが始まった。
もうすぐ4月というのに昨晩から久しぶりの雪で、ロスアラモスの町はまた冬模様、学校も研究所も閉鎖になってしまった。
昼過ぎ職場から戻り、雪かきをして、キャンピングカーの準備をする。ベチャベチャな春の雪は重くて雪かきも重労働。予定では今日キャンピングトレイラーの上水設備の消毒をするつもりだったのだが、気温が低すぎて無理、配管に水を入れると明日の朝凍ってしまいそう。


Acer AspireOne に Linux をインストール(7)Windows共有

2009-03-16 | Tools & Gadgets
購入したAcer AspireOne は8GBのSSDがハードディスクの代わりとなっており、データの記憶容量が小さい。このためなるべくネットワーク上のWindows デスクトップPCのハードディスクを共有して使いたい。Fedora10では結構簡単にWindowsの共有ができた。
まずはFedora10のファイヤーウォールの設定。


メニューからシステム-管理-ファイアーウォールの設定を開き、信頼したサービスのSamba と Sambaクライアントにチャックマークを入れ、適用ボタンをクリック。
次にメニューから場所-サーバーへの接続 を選択。


サービスの種類はWindows共有を選択。
サーバー名にはWindowsマシンのコンピューター名を入力。
共有する場所は共有するフォルダ名を入力。
ユーザー名にはWindowsのユーザー名を入力。
ドメイン名にはWindowsワークグループ名を入力。
「接続する」をクリックするとパスワード入力画面が現れるので、Windowsユーザー名に対するパスワードを入力すればFedoraのデスクトップ上にWindowsの共有フォルダが開かれる。
「ブックマークを追加する」にチェックマークを入れ、ブックマーク名を入力すると次回から場所-ブックマークから簡単に共有フォルダにアクセスできる。

Acer AspireOne に Linux をインストール(6)Skype

2009-03-13 | Tools & Gadgets
AspireOneにはWebカメラとマイクが液晶ディスプレイの上部に内蔵されている。
せっかくなので Skype をインストールしてテレビ電話にしたい。
こちらのページを参考にSkypeをインストールする。

端末から su - でパスワード入力、root権限を得る。

# gedit /etc/yum.repos.d で次のおまじないを書き加える。

[skype]
name=Skype Repository
baseurl=http://download.skype.com/linux/repos/fedora/updates/i586/
gpgcheck=0

保存したら、
# yum install skype
でダウンロードとインストールが始まる。

Skype上でWebカメラはまったく問題なく使えるのだけれども、音声の設定が良くわからない。

結局試行錯誤した結果以下の設定でうまくいくようである。(どの設定が本当に必要で、本当に正しいかはまったくわからない。)

Fedoraのデスクトップメニューのシステム - 設定 - ハードウェア - サウンド
を開き、デバイスタブを選択。
イベントの音 再生:自動検出
楽曲と動画 再生:自動検出
音声会議 再生:自動検出
キャプチャ:ALSA - Advanced Linux Sound Architechture
デフォルトのミキサ・トラック デバイス:HDA Intel(Alsa mixer)を選択。

デスクトップ右上端のスピーカーアイコンを右クリック、音量調節ツールを開く。
デバイス:HDA Intel(Alsa mixer)を選択。
設定ボタンをクリック、表示するトラックの選択はすべてにチェックを入れ、閉じる。
音量コントロールの録音再生と録音タブのボリュームを100%に、オプションで Mic か Front Micを指定。

Skypeを起動、メニューバーに現れるSkypeアイコンを右クリック、オプションを選択。サウンドデバイスを選択。
サウンド入力:HDA Intel (hw:Intel,0)
サウンド出力:HDA Intel (hw:Intel,0)
呼び出し中 :pulse
を指定。



Acer AspireOne に Linux をインストール(5)Flash Player

2009-03-10 | Tools & Gadgets
Fedora10 標準のWeb ブラウザはFirefox 3.0.6 で文句はまったくないのだが、Adobe Flash Player がインストールされていないため、YouTubeなどのサイトを見ることができない。Firefox上でプラグインのインストールを指定しても、インストールしてくれない。どうも端末からコマンドラインでインストールしなければいけないらしい。この辺がLinuxの使いにくいところだね。

このサイトを参考にインストール。

端末を開きSU -でroot パスワードを入力し、root 権限を得る。
あとは以下のおまじない。
rpm -ivh http://linuxdownload.adobe.com/adobe-release/adobe-release-i386-1.0-1.noarch.rpm
rpm --import /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-adobe-linux
yum install flash-plugin

これでYouTubeも見られるようになった。

Acer AspireOne に Linux をインストール(4) OpenOffice

2009-03-07 | Tools & Gadgets
Live USB から Fedora10をインストールすると、OpenOfficeはインストールされないようで、代わりに小さなGNUワープロがインストールされていた。OpenOfficeが我が家の標準オフィスソフトのためどうしてもインストールしたい。そこでこのサイトを参考にOppenOffice をインストールする。

$ su
# yum install openoffice.org-core
# yum install openoffice.org-writer
# yum install openoffice.org-draw
# yum install openoffice.org-math
# yum install openoffice.org-langpack-ja_JP
# yum install openoffice.org-graphicfilter
# yum install openoffice.org-impress
# yum install openoffice.org-xsltfilter
# yum install openoffice.org-calc

Acer AspireOne に Linux をインストール(3)

2009-03-04 | Tools & Gadgets
左が業務用 Dell Lattitude D610、右が Acer AspireOne

AspireOneに元々とインストールされているLinpus Linux LightというOSはFedora Linux をベースとして開発されたものであるということで、最後の望みでFedora10のインストールに挑戦した。
参考にしたのはこのサイト
まずはこのサイトから Windows 用の Fedora Live USB Creator プログラムをダウンロード。WindowsPC上で解凍、インストールしてからプログラムを起動、Fedora Live USB ドライブを作成する。
このサイトを参考にFedoraをインストールする。
作成したUSBドライブをAspireOne に接続して起動、F12ボタンでブートメニューを開き、USBドライブからシステムを起動する。
後はインストーラーの指示に従い、言語、キーボード、地域、などを選択、ユーザー名、パスワードを入力後、ハードディスクのパーティションを設定。Swapパーティションを削除、インストールを開始する。
インストールが完了。
「¥や|が入力できない。」という問題はなし、無線ネットワークにも無事接続できた!
そこで次は AspireOneに二つあるSD カードリーダーを使えるようにするおまじない。
echo "modprobe pciehp" >> /etc/rc.d/rc.local
echo "modprobe sdhci" >> /etc/rc.d/rc.local
echo "setpci -d 197b:2381 AE=47" >> /etc/rc.d/rc.local
echo "blacklist jmb38x_ms" > /etc/modprobe.d/blacklist-msreader

内臓のWebカメラは自動的に認識していた。

キーボード手前にあるLEDに無線ネットワーク送受信の状態を点滅させる方法は現在無線が使えているので、とりあえず保留。

画面が小さいため、フォームよってはフォーム下部のボタンが見えないという問題意外は順調に稼動している。(これはUbuntuではもっと顕著な問題だった。)
ところが翌日、急にまた無線ネットワークに接続できなくなるという現象が発生。openSUSEの時の悪夢がよみがえる。
そこで保留にしてあった「キーボード手前にあるLEDに無線ネットワーク送受信の状態を点滅させる方法」を実行。

まずはRPM-Fusion repositories を使えるようにするおまじない。
su -c 'rpm -Uvh http://download1.rpmfusion.org/free/fedora/rpmfusion-free-release-stable.noarch.rpm http://download1.rpmfusion.org/nonfree/fedora/rpmfusion-nonfree-release-stable.noarch.rpm'

そして madwifi ドライバーをインストール
~# yum install madwifi

次に以下のラインを /etc/sysctl.conf に加える。
dev.wifi0.ledpin = 3
dev.wifi0.softled = 1

しかし、これでも無線ネットワークに接続できない。

Google でAspireOne、Fedora10、Wireless trouble で検索すると、このページを発見。なんだかよくわからないが以下のおまじないを試してみる。
Type sudo gconftool-2 --recursive-unset /system/networking hit enter.
Type gconftool-2 --recursive-unset /system/networking hit enter.

そして再起動後、ちゃんと無線ネットワークに接続できるようになった!ついでにキーボード手前にあるLEDも点滅している!

その後一週間以上経つが無線接続は安定している。

Acer AspireOne に Linux をインストール(2)

2009-03-02 | Tools & Gadgets


他のLinux ディストリビューションならうまくいくかもしれないという思いで、Google検索。そしてopenSUSE11.1ならば問題なく無線ネットワークが使用できるという一文をこのサイトに発見。このページを参考にopenSUSEのインストールを試みる。
これが結構大変なの。
まずはopenSUSE11.1ネットワークインストーラisoイメージをダウンロード。
このサイトの手順に従ってブータブルUSBドライブを作成する。
USBドライブのドライブレターがE:だとすると 
* 7zip archiverを使ってmini.isoをE:ドライブに解凍
* E:bootx86_64loader* または E:booti386loader* のファイルを E:に移動
* E:isolinux.bin を削除
* E:isolinux.cfg を E:syslinux.cfg へ名前変更
* [kernel.org]からsyslinux-<version>.zip をダウンロード
* syslinux-<version>.zip を c:syslinux に解凍
* c:syslinuxwin32 に移動して
* syslinux -ma E: を起動

次にopenSuseをダウンロードするミラーサイトの情報をこのサイトから入手。
たとえばユタ大学のhttpサイトならIPアドレスはopensuse.cs.utah.edu、ディレクトリーは/distribution/11.1/repo/oss/。

このようにして作成したUSBブートドライブとEthernetケーブルをAspireOneに接続して起動、F12ボタンでUSBドライブブートを選択。
メニューにしたがって、言語、キーボード、先ほどのIPアドレスとディレクトリーなどを設定するとインストーラーのダウンロードが始まる。サーバーによってはこれに数時間を要する。ダウンロードが終わるとインストーラーが勝手に起動するので、ハードディスクのパーティション(swapドライブを削除、ext2に指定)、デスクトップ環境(KDEまたはGnomeなど)を指定してインストールが完了する。

openSUSEでは「キーボードから"¥"と"|"が入力できない。」という問題はない。
そして無線ネットワークもちゃんと動く。WEPとMACアドレスフィルターの設定で我が家の無線LANにも問題なくアクセスできた。これでOSのインストールは完了!
と2日間ほど使い続けたていたときママチャックの一言が・・・・・

「私にも使えるようにパスワードを変更して。」
早速パスワードを変更したとたん、なんと無線ネットワークに接続できなくなってしまった。

数時間かけて再びOSを再インストールするも今度は最初から無線ネットワークに接続できず、再びOSを数時間かけて再インストールし今度は異なるデスクトップ環境を選択するも最初から無線ネットワークに接続できない。なぜ?もしかしたらハードウェアがいかれちゃった?パパチャックの額に冷や汗が・・・・・・・・・