ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

Yellowstone, Grand Teton の旅(8)Historical Bus Tour

2012-08-04 | アメリカの国立公園
昨晩、レストランで夕食を摂ってから、GPSユニット(Garmin eTrex Legend Cx)が動かなくなってしまった。電池を交換しても、USBケーブルでPCにつないでも電源が入らない。丸6年間、ドライブ、ハイキング、カヌーと共にしてきたGPSユニットだが、とうとう逝ってしまったか・・・・・

朝6時起床、Old Faithful Inn のデッキからOld Faithfulガイザーを眺める。




朝食はスナックショップでマフィン、ヨーグルトとコーヒーを購入してホテルの2階ロビーで食べる。食事中に日の出を見ることができた。




朝食を済ませたらハイキングの準備をして、ビジターセンターへ。ガイザーの予定表を見ると、昨日見ることのできなかったCastleガイザーはいつ噴出するか不明とのこと。Castleガイザーは諦めるか。



8時30分から始まるGeyser Hillを巡るレンジャーガイドツアーに参加。


Old Faithfulガイザーを裏から眺める。


ガイドツアーはLion Groupで終了のはずが、レンジャーの無線にGrand ガイザーが噴きそうだという連絡。急遽皆でGrandガイザーへ急ぐ。これが結構距離があるんだなぁ。ホテルのチャックアウトは11時だし、間に合うかなぁ?
Grandガイザーに着いたが、まだ小活動、噴出まではまだ相当待たなければならなそう。後ろを見るとCastle ガイザーが噴き始めた。急いでCastleガイザーへ急ぐ。



なんとかCastleガイザーに間に合った。


ホテルへ急いで戻り、チェックアウト。ママチャックが部屋の鍵を失くしてしまったけれども、別に料金を徴収されることもなかったよ。

昼食は朝と同じスナックショップで'サンドイッチとサラダラップを購入してInn のデッキで食べる。
昼食後、一階ロビーでゆっくりした後、予約してあった午後1時からのヒストリカルバスツアーに参加する。





昔、自動車文化が発達していない頃は観光客は汽車でやってきて公園内をこのバスで5日間かけて公園内のロッジを転々としながら観光していたそうだ。
バス運転手のガイドでFirehole Lake Drive, Fountain Paint Pot などのLower Geyser Basin を見て廻る。


隣のイカツイお兄さんがガイド兼運転手のジョン


Madison でトイレ休憩の後、Firehole Canyon Driveを見て廻り、午後4時 Old Faithful Inn へ戻る。



Firehole Falls


楽しかったバスツアーも終わり、自転車をトラックに積んで、今晩のキャンプ場Yellow Stone Lake 湖畔のGrant Village キャンプ場へ移動する。


Madison よりもこちらのキャンプ場のほうが良いね。
次回はこちらのキャンプ場をメインにしよう。


明日は早朝に発つのでトレイラーはトラックに繋いだまま、スライドアウトも出さず。 夕食はTrader Joe's の冷凍フィッシュフライ、枝豆とビール。

Yellowstone, Grand Teton の旅(7)Old Faithful Area 間欠泉見学

2012-08-03 | アメリカの国立公園
朝食も摂らず、キャンパーをトラックに繋ぎ、午前7時30分、Madison のキャンプ場を出発する。Old Faithful の駐車場に着いたのがビジターセンターが開く午前8時。この時間ならまだ駐車場はあまり混雑していないので、Old Faithful Inn に近い場所に駐車できた。




まずはビジターセンターで今日のガイザー(間欠泉)のスケジュールを調べる。
ちょうどOld Faithful のガイザーの噴出予定が午前8時23分 ±10分 なので、まずはOld Faithful のガイザーを見学。


昼間はものすごい観光客の数なのだけれども、朝はガラガラ。


時間的に次に噴出するガイザーは9時30分±30分のRiversideガイザー。パパチャックはすぐさまトラックに戻り自転車の準備。ママチャックと子チャックたちは朝食の買い出し。朝食を持って、自転車でRiversideガイザーを目指す。
途中Grottoガイザーが噴き出しているのに遭遇。




Riversideガイザーに到着したのが午前9時8分。周りに人は誰もいない。間に合ったかなぁ?


とりあえず、朝食のサンドイッチを食べながら間欠泉の噴出を待つ。


観光客が集まってきたが、予定時間の午前9時30分になってもガイザーは一向に噴出しない。次に噴出予定のガイザーは午前10時10分±30分のDaisy ガイザー。
Riverside が早く始まってくれないと、Daisyガイザーの噴出が始まってしまうよ。逸る気持ちを抑えながら、じっと待つ。午前9時55分、やっとRiversideガイザーの噴出が始まった。




噴出が弱くなったら、すぐさま自転車に飛び乗り、Daisyガイザーを目指す。
Daisyガイザーにはまだ数人の観光客が噴出を待っている。どうやら間に合ったようだ。すぐ午前10時12分、Daisyガイザーの噴出が始まった。自転車でなければ、RiversideとDaisy 両方を見ることは不可能だったようだ。




さぁ、これで午前中のガイザー見物は終了。Old Faithful Inn 横のGeneral Store で昼食にする。昼食後はOld Faithful Inn のデッキから BeehiveガイザーとOld Fiathfulガイザーを見学。






午後のガイザーの噴出予定はGrand ガイザーが午後2時45分±2時間。Castle ガイザーが午後5時50分±1時間。さて、どうしようか? Grandガイザーの噴出を午後12時45分から待つのもちょっと大変だなぁ。結局、Black Sand Basin を目指すことにした。自転車で先ほどの Diasy ガイザーへ向かい、さらに奥のトレイルを進む。



Puch Bowl Springで自転車を降りて、歩いてトレイルをさらに先へ進む。



Black Sand Pool を見学し、自動車道を横切るとBlack Sand Basin に到着。
ちょうどレンジャーガイドツアーが始まったところなので合流する。






Cliffガイザーは頻繁に噴出している。


Emerald Pool、Rainbow Pool、Sunset Lakeを見学して、子チャック(弟)は「もう疲れた。」と言い出したのでママチャックと一緒に一足先にトレイルを戻る。
パパチャックと子チャック(兄)はOplescent Pool も見学。




さて帰ろうかと思ったら、さっきまで全く水のない枯れたと思ったSpouterガイザーが噴いているじゃないの。



不思議だなぁ。しばらく噴出を見物していて、ママチャック、子チャック(弟)との合流が遅くなってしまった。

トレイルを戻り、Puch Bowl Spring で皆に合流。Castleガイザーに自転車を駐め、ボードウォークを歩いてGrandガイザーへ。Grandガイザーに着いたのはちょうど噴出予定中心時刻の午後2時45分。まだ噴出は始まっていなようで多くの人が一時間以上待っている。僕らが待ち始めてちょうど1時間。午後3時45分にGrandガイザーの噴出が始まった。


さすがにこのガイザーは迫力がある。


Grandガイザーのショーが終わった帰り道、来るときには全く水がなく枯れていると思ったSawmillガイザーが噴いていた。


Old Faithful Innをバックにして。


次はCastleガイザーが午後5時50分±1時間 で噴く予定なのだが、ホテルのチェックインの時間が近づいており、夕食もレストランが混む前に済ませてしまいたいため、Castleガイザーは今日は諦め、駐車場へ戻り、自転車はOld Faithful Inn の自転車置き場に固定。荷物をまとめて、Old Faithful Inn にチェックイン。



Old Faithful Inn のロビー


これが今晩泊まる部屋。バス・・トイレはない。


荷物を置いて、とりあえず共同のバス・トイレにあるシャワーを浴びてから新しいSnow Lodge のレストランへ。Old Faithful Inn のレストランは昨年来て今ひとつだったので・・・・・






パパチャックとママチャックはバッファローリブとプライムリブステーキをシェア。子チャックたちはキッズミール。
Grand Teton のColter Bay で食べたバッファローステーキのほうが美味しかった。ワサビ醤油を持ってきた良かったね。

夕食後、Old Faithful Inn に戻り、ギフトショップでお土産を購入。さらにここだけでは満足できず、隣のGeneral Store まで歩いて行き、お土産を購入。
General Store に閉店までいたら空はもう暗くなっていた。 ホテルへ戻り、子チャックたちを寝かしつけてデッキでお酒を飲みながら月夜のガイザーを眺めようと思っていたのだが、デッキは午後9時でクローズ。
Old Faithful ガイザーの噴出予定は午後10時35分±10分なのでそれまでは部屋飲み。時間が近づいたので、ホテルを出てOld Faithfulガイザーの近くへ。予定の10時35分になってもガイザーは噴かない。時々蒸気を拭きあげるのだけれども10時45分を過ぎても噴かない。おかしいなぁ。
10時50分になってようやく噴き上がり始めた。


月明かりだけで撮影するのは結構難しい。


ホテルへ戻り、就寝。長い一日が終わる。

Yellowstone, Grand Teton の旅(6)Yellowstone National Park Lower Loop

2012-08-02 | アメリカの国立公園
今日は公園内をドライブ。Mammoth Hot Springs は昨年見てがっかりしたので、今日は南側の周回道のみをドライブ。
Madison キャンプ場を出発して時計回りに周回道を回る。Beryl Spring の後はArtist Paint Pot、のトレイルを散策。




Canyon Village のガスステーションで給油。軽油は$4.199/ガロン
Grand Canyon の一番上流にあるピクニックエリアで昼食にサンドイッチ。





過去2回ともNorth Rim から滝を見物していたので、今回はSouth Rimから滝見物。まずはArtist Point からLower Falls を見物。




う~ん、ここがLower falls を眺めるのに一番のポイント。絵葉書にあるような眺め。
次はUncle Tom's Point からUpper Fallsを眺める。




Canyon エリアを後にし、Hayden Valley でバッファロー見物。




ここにはいつもバッファローの群れがいる。West Thumb エリアは最終日に見る予定なので通過。Old Faithfull も明日、明後日と予定しているので通過。Firehole Lake Drive で Great Fountai Geyser に立ち寄る。




キャンピングカーをレンタルして最初にイエローストンを訪れた15年前、キャンピングカー内で昼食を食べ、この間欠泉の噴出を見たのが忘れられなくて立ち寄ったのだが、今日の噴出予定は午後9時から午前1時の間だって、子連れではちょっと無理だね。きっと今晩も満月で月明かりの間欠泉なんて最高だろうなぁ。
キャンプ場に戻り、のんびりとする。今晩はソーセージの炭焼きと枝豆とビール。

Yellowstone, Grand Teton の旅(5)Madison Campground へ

2012-08-01 | アメリカの国立公園
今朝はブレックファーストクルーズ。 朝食も摂らず、キャンプ場から歩いてマリーへ向かう。今日はちょっと雲が多いいなぁ。午前7時、マリーナに到着すると、一昨日とは違って、多くの人達がクルーズを待っている。午前7時20分から乗船開始、船にはトイレはないので今のうちに用をたすようにというアナウンス。よし、今日はクルーズで朝食にありつけそうだ。
ところが雲がだんだん厚くなり、小雨が降り出し、Tetonの山には虹がかかる。




大丈夫かなぁ? その虹もやがて消えて、マリーナにも本格的に雨がふりだした。
雨合羽を着たコンダクターがやってきて、「この雨では島で朝食を調理することも出来ません。残念ながら、今日の朝食クルーズは中止します。」
「あぁ、やはり中止かぁ。昨日のクルーズにしておけば良かった。よっぽど縁がなかったんだね。」落ち込むパパチャック。「また、グランドティートンにいらっしゃいということね。」とママチャック。
パパチャック一人キャンプ場に戻り、トラックで再びマリーナへ、家族をピックアップ。その時にはもう雨は止んでいて・・・・・ キャンプ場へ戻り、朝食。その間も雨は降ったりやんだり、雨が止んでいる間を見計らって、キャンパーをしまう準備、自転車をトラックに積み、トラックに繋いで午前10時キャンプ場を出発する。その頃にはもうすっかり空は晴れ上がっていた。

グランドティートンから北上、イエローストーン国立公園へ入る。正午にOld Faithful に到着、カフェテリアでOld Faithful Geyser(間欠泉)を見物しながら、昼食。




Old Faithful を後にし、Madison Campground へ。午後2時、キャンプ場へ到着。キャンプサイトにキャンパーをセットアップする。このキャンプサイトは坂の途中で完全な水平が取れない。





セットアップが終わったら、トラックで近くのFountain Flat Drive トレイルヘッドへ。自転車を下ろしてMidway Geyser Basin までサイクリング。往復約12kmのフラットなダートロード。




キャンプ場へ戻り夕食はキャンプの定番、鳥手羽の炭焼き。





キャンプファイヤーを楽しんで就寝。





Yellowstone, Grand Teton の旅(2)Grand Teton National Park, WY へ

2012-07-29 | アメリカの国立公園
驚くべきことにグランドティートン国立公園のコルターベイキャンプ場でバー1本ながら3G回線に接続できた。というわけで昨日の様子をアップロード。

午前6時にWal-Martを出発。I-25号線を北へ向かう。ワイオミング州に入った最初の大きな町シャイアンの町で)-80号線に乗り換え西へ向かう。Rawlins のまちで州間道を下り、287号線を北西へ向かう。途中Sweetwater Valleyのレストエリアで昼食。



ワイオミングはこの辺りでも沙漠か草原。美しい森林はグランドティートン、イエローストンなどほんの一部だけ。
お湯を沸かして昨日Wal-Martで購入したマルちゃんのカップ麺。パパチャックはスパイシービーフ味、ママチャックと子チャック(兄)はローストチキン味、子チャック(弟)はチェダーチーズ味。

再び267号線を北上、26号線に合流し、Wind Riverに沿って北西へ進む。この辺りは沙漠の中を綺麗な清流が流れている。峠を越えると目の前にGrand Teton の頂が見えてきた。午後4時今日の目的地Colter Bay のキャンプ場に到着。



キャンパーをセットアップしたら自転車でヴィレッジ内のチケットセンターで予約してあった明朝クルーズのチケットを受け取り、グロサリーでアイスクリームを食べてキャンプ場へ戻る。
今日の夕食は冷食のマカロニチーズとビーフストロガノフ。

カールスバット洞窟群国立公園(2) Left hand tunnel ツアー

2012-06-23 | アメリカの国立公園
今日は1月に予約したLeft hand tunnel ツアーに参加。ツアー開始が午前9時なので、その30分前の8時30分にはチケットを受け取らなくてはならない。
7時から始まるホテルのコンチネンタルブレックファースト、子チャックたちを急き立て、朝食後ホテルを出たのが8時5分、間に合うだろうか? 急いでカールスバット洞窟群国立公園のビジターセンターを目指す。ママチャックをビジターセンター前で降ろし、チケットブースに走らせる。車を駐車場に停め、ビジターセンターへ。ママチャックは無事チケットがとれたようだ。レンジャーステーションでツアーにカメラ、三脚が持ち込めるか確認。カメラはOKだが、三脚はダメだとのこと。残念、三脚とデジタル一眼は車に置いて、今日はコンパクトカメラだけ。午前9時、まずはツアー準備室でレンジャーの説明を聞き、各自キャンドルランタンを受け取る。ランタンを持って、エレベーターで洞窟へ。洞窟内の休憩所でランタンのキャンドルに火を灯してもらい、いよいよツアーの始まり。いつも回るビックルームとは反対側へ、ゲートを超えるとそこは照明もなく、舗装もしていない洞窟のトレイル。パークレンジャーの説明を受けながら、ランタンの明かりだけを頼りに洞窟を進む。こちらの洞窟はドライであまり綺麗な鍾乳石はなく、ポップコーンのような石が壁面を覆う。洞窟の一番奥に行くと、ようやく水が溜まった池や、綺麗な鍾乳石が現れる。




トレイルを戻り、ツアーの最後はビーチと呼ばれる場所で円陣を組んで、誕生月を呼ばれた人は自分のランタンのキャンドルを吹き消していく。



そして、真の暗闇、目を開けても全く何も見えない。地上では味わえない不思議な感覚。
ランタンに再び火を灯してもらい、地底の休憩所へ戻り、ツアー終了。
子チャック達がお腹が空いたと言い始めたので、エレベータで地上に戻る。時間はもう11時過ぎ、ビジターセンターのレストランで早めのお昼ごはんにする。昼食の後お土産を買ってから公園を後にし、カールスバッドの ウォールマートで買い物、ホテルへ戻る。




37Cを超えるカールスバッドの午後はホテルのプールで過ごすのが一番。

子チャック(弟)の右目が赤く充血している。どうも結膜炎に罹ってしまった模様。とりあえず町のUrgent Careに連れて行こう。しかしそのUegent Careが見つからない。近くのCarlsbad Medical Center に立ち寄ってUegent Careの場所っを教えてもらおう。病院の受付の人によるとUrgent Careは潰れてしまったとのこと。仕方がない。Emergency roomを利用するほどのこともないし、今日は市販の目薬で我慢して明日ロスアラモスのUrgent careに連れて行こう。
帰りはKFCでフライドチキン、マカロニチーズ、My Daddy's BBQという怪しげで小汚い店でポークリブとコールスローをお持ち帰りして、ホテルの部屋でビール。




カールスバット洞窟群国立公園(1) バットフライト

2012-06-22 | アメリカの国立公園
昨年夏、カールスバットのバットフライトを直前の雷雨で見ることができなかったのが悔しくて、今年こそはバットフライトを見てやるぞ! 今年はモンスーンシーズンの始まる前で、かつコウモリがメキシコから渡ってきた後であろう今週末のカールスバット旅行を計画した。今回はキャンプではなくホテルに二晩滞在。移動もいつものトラックではなくて、2000年に新車で購入し、今では走行距離18万km以上、ママチャックが普段使っている傷だらけのおんぼろミニバン。ちゃんと無事に走りきってくれるかなぁ。
午前7時40分に我が家を出発。山を下り、285号線を南下、ひたすらカールスバットを目指す。この285号線、空いていて走りやすいのだけれども周りの景色はひたすら沙漠。サンタフェからロズウェルの間は殆ど何もない。途中沙漠のような牧場入口に「TLR」の黄色いサイン、あぁ、ローンレンジャーの撮影をここでもやっているんだな。
午前11時40分ロズウェルに到着。Pizza Hat / Wing Street でゆっくり昼食。



子チャック達はスパゲティ、ママチャックはピザ、パパチャックはバッファローウィング。
午後1時にレストランを出て、再び285号線を南下。午後2時40分カールスバットのホテル Fairfield Inn に到着。部屋に落ち着いたら水着に着替え、ホテルのプールで遊ぶ。




締めはジャグジー





ホテル横のIHOPで早めの夕食。でもIHOPはやっぱり朝食の店だなぁ。夕食にはあまり向かない。

午後6時50分ホテルを出発。ちょうど30分でカールスバット洞窟群国立公園の駐車場に到着。バットフライトを見ることができるナチュラルエントランスへ。



もうすでに多くの人がバットフライトを待っている。空には雲ひとつない快晴、昨夏のように雷雨で中止になる心配はない。午後7時30分からパークレンジャーの解説が始まる。バットフライトの間は電子機器の使用禁止。そのためバットフライトの様子を写真やビデオで記録することができないのが残念。パークレンジャーの解説によると数日前から急にコウモリの生息数が増えたとのこと。解説の途中突然スピーカーからザッという音。これは洞窟内に仕掛けてあるマイクがコウモリの発する超音波拾い、それを人間が聞こえるように変換した音。去年のバットフライトではポツ、ポツというコウモリが一匹ずつ目を覚ます音だったが、今回はザッと皆が一斉に起きだし、十数秒後にはバットフライトが始まった。
バサッ、バサッとかブーンというような羽音がするのかと思ったらこれが驚くほど静か。音もなくトルネードのように洞窟出口でぐるぐる回って、それから東へ向かってコウモリの群れが飛んでいく。これが延々と続くんだ。空は段々と薄暗くなって最後には見えなくなってしまったが、まだコウモリの飛翔は続いているようだ。駐車場に戻り、公園を後にする。渋滞に巻き込まれることもなくホテルへ戻ったのが9時20分。あぁ、やっと念願のバットフライトを見ることができたよ。

メモリアルデーウィークエンドキャンプ(3)Black Canyon Of The Gunnison 国立公園

2012-05-27 | アメリカの国立公園
今朝は我が家だけで早く朝食を摂り、炭を熾して、今日の夕飯用にダッチオーブンで鳥のもも肉、トマトと野菜のビール煮込みを下ごしらえして、炭にかけてから午前8時にキャンプ場を出発、Black Canyon Of The Gunnison 国立公園へ向かう。キャンプ場から峠を越えると辺りは再び木が全く生えていない沙漠のような景色、コロラド州のイメージはローッキー山脈東側は草原。山脈内は深い緑の森から望む山頂の氷河なんだけど、この辺りでも結構沙漠が広がっくているのに驚き。昨夏ワイオミング州に行った時にも州のほとんどが沙漠で西側のイエローストーン国立公園などごく一部だけが森林だったのに驚いたけど・・・・・。こう見ると日本のように緑がいっぱいの地域ってごく一部なんだよなぁ。
1時間ほどでGunnison に到着、なかなか小奇麗な沙漠の中のオアシスのような町。Gunnison川沿いに50号線を西へ向かう。町を抜けるとCurecanti National Recreation Area。Guannison川を堰き止めた人造湖 Blue Mesa Reservor。




こんなに水がいっぱいあるのに木がほとんど生えていないのが不思議だなぁ。
50号線をさらに西へ向かい、Montroseの町の手前で州道347号線へ右折、メサの上に登ると目的地Black Canyon Of The Gunnison 国立公園に到着、結局片道2時間かかった。まずはビジターセンターに立ち寄り、子チャックたちはジュニアレンジャープログラムをを入手。紹介ビデオを鑑賞してから車でSouth Rim Roadをドライブする。所々、景勝ポイントで車を降り、Black Canyon を見学する。昨日までは朝晩は寒くても昼間日が出れば暖かかったので、今日も昼間は暖かいだろうと冬用のコートはキャンプ場に置いて来てしまったのが大失敗。今日は日が高くなっても気温は一向に上がらない。北風が結構強く吹いているため、車を出ると寒い寒い。




Black Canyon という名前からてっきりニューメキシコ州タオスにある Rio Grande Gorge という黒い溶岩を侵食した渓谷 のような真っ黒な渓谷を予想していたのだが、実際には黒くない。 先カンブリア時代にできた変成岩が隆起し、そこをGuannison川が侵食してできた渓谷。岩はピンク、白、灰色など。Black Canyon という名前は谷が深くて谷底は昼でも暗いことが由来らしい。



上の画像をクリックして画像を拡大
渓谷の中で一番美しい岩壁 Painted Wall ドラゴンがいるのが分かるかな?


South Rim Road をさらに進み、Sunset vire point で持参した昼食。外はあまりに寒いのでトラックの中でサンドイッチをパクつく。
South Rim Road を戻り、East Portal Road へ。


九十九折の道で一気に600m以上谷底まで下る。

谷底は昼なお暗いということはなく燦々と陽が降り注ぐ小さなダム湖、ここからGuannisonトンネルという灌漑用トンネルでGuannison川の水をMontroseの農地に灌漑している。完成当時は世界一の灌漑トンネルだったらしい。それにしてもあの硬そうな変成岩にトンネルを掘った当時の人々には頭が下がる思いがする。この灌漑トンネルのお陰で、MontroseからGrand Junction にかけて大きなトウモロコシ畑が続いているらしい。


上の画像をクリックして画像を拡大
谷底の小さなダム湖


ビジターセンターへ戻り、子チャックたちはジュニアレンジャーの完了を報告。
ジュニアレンジャーバッジを貰う。



公園内のキャンプ場も立ち寄ったが、小さな狭いキャンプ場であまりプライバシーはない感じ。Black Canyon Of The Gunnison 国立公園は一度来ればもう十分という感じかなぁ。
公園を後にし、また2時間かけて、キャンプ場へ戻る。再び炭を熾して、ダッチオーブンを温め直して、夕食とする。


アリゾナ南東部の旅(9)Saguaro 国立公園(西側)

2011-12-29 | アメリカの国立公園




朝から夕飯の仕込み。炭を熾し、塩胡椒した鶏もも肉をグリルで焼く。野菜、マッシュルーム、トマトの水煮を入れたダッチオーブンに焼いたもも肉を並べ、上からビールを注ぎこむ。これを炭の上に置いて朝の仕込みは完了。
今日はツーソン西側にある Saguaro 国立公園へ向かう。Ina Road 経由で公園に入り、公園内のダートロードへ。まずはEZ-Kim-In-Zinピクニックエリアで昼食。ピクニックエリアにはまだ誰もいない。小高い丘の上に一つだけある石造りのピクニックテーブルを陣取る。



ここは眺めが良くて長居をしてしまった。
昼食の後はダートロードをさらに先に進み、Valley View Trail を散策。



上の画像をクリックして画像を拡大


国立公園を後にして、キャンプ場へ戻る。クリスマスプレゼントにもらったDouble Ladder Ball で遊んでから、朝仕込んであったダッチオーブンを温め直して夕食とする。



アリゾナ南東部の旅(8)Saguaro 国立公園(東側)

2011-12-28 | アメリカの国立公園




まずはTrader Joe's でお弁当を買って、ツーソン東側にある Saguaro 国立公園へ。ここは何度も来ているし、ジュニアレンジャーバッジもすでにもらっているのでピクニックエリアでお弁当を食べて、軽くハイキングしてから近くのサボテン屋さんへ行くつもりでいたのだが・・・・・
ビジターセンターに立ち寄ると、ジュニアレンジャープログラムを完了すれば新しいジュニアレンジャーパッチが買えるらしい。子チャックたちはどうしても新しいパッチが欲しいという。早速ジュニアレンジャープログラムを入手、ここのジュニアレンジャープログラムは充実していて、バックパック一式を貸してくれる。まずはビジターセンターで課題に取りかかる。これが結構時間がかかるんだな。お腹が空いたよう。
午後1時半、やっとピクニックエリアに移動。お弁当を食べてさらにジュニアレンジャープログラムの続き。課題を終えた頃にはもう午後3時過ぎ。今日はハイキングもサボテン屋も諦めて園内を車で一周してビジターセンターへ戻る。パークレンジャーにジュニアレンジャープログラムの完了を報告。



ジュニアレンジャーのバッジと証明書、そして15%割引クーポンを入手。子チャック達はジュニアレンジャーベストと新しいパッチを購入。
帰りは韓国食材店 Sandyi Oriental Market で日本の食材を購入。キャンプ場へ戻る。今晩は海鮮鍋!

南ニューメキシコの旅(3) サリナスプエブロミッション国定公園

2011-07-24 | アメリカの国立公園
朝食後、ホテルを出発。アラモゴードの町からUS54号線を北上、途中Carizozoの町を抜け、Copperで、州道55号線で北西へ向かう。この道は農地の中を突っ切るため、90度カーブが多い。途中Salinas mission pueblo 国定公園の三遺跡の一つGran Quivira遺跡を見学。



Montainiar の町にある古いホテルのレストランで昼食。



昼食後Abo遺跡, Quarai 遺跡の残り二つの遺跡も見学して、帰途へ着く。



午後5時、無事ロスアラモスに到着。

南ニューメキシコの旅(2) ホワイトサンズ国定公園

2011-07-23 | アメリカの国立公園
朝食後、午前7時ホテルを出発、US285号線を北上、アルテシアの町で左折、US82号線を西へ向かう。アルテシアは石油産業の町、以前来た時よりも町の各施設が新しく立派になっている。ガソリンなど石油製品の高騰で僕らが薄く広く負担させらているお金がこういうところに集まって、この町を潤しているのだろう。US82号線を西へ向かうと道は沙漠からリンカーン国立森林公園なにの山道へと続く。この辺りもいたるところに山火事の爪痕が残っている。途中Cloudcroft という峠の町で休憩、チェリーサイダーを飲む。この町は標高8600フィート(約2600メートル)と高く、スキー場もある。ここから先は一気に坂を下り、アラモゴードの町へ。


眼下にアラモゴードの街を望む。遠くに白く見えるのがホワイトサンズ。


町の北にあるピスタチオ屋さんでおみやげを購入。




裏の畑ではちょうどピスタチオが実っている。


街中のサンドイッチ屋さんで昼食、それからホワイトサンズ国定公園へ向かう。まずはビジターセンターを覗く。ビジターセンターに生えているヤッカやサボテンがみな枯れている。今年の干ばつで枯れてしまったのだろうか?通りかかった地元の人によると、今年の冬、氷点下20度という猛烈に寒い日があり、それで枯れてしまったとのこと。そういえば、あまりに寒くてニューメキシコの各地で都市ガスの供給が止まってしまった日があったけ。「そうそうその日よ、我が家も水道管が破裂してしまって大変だったわ。」




ビジターセンターを後にして、公園内の道路をクルマで一周、あまりに暑いので、途中記念撮影をしてあとはすぐに公園を出て、アラモゴードのホテルへ、午後はホテルのプールでくつろぐ。
夕食はホテル向かいにあるアップルビーのレストランで。

南ニューメキシコの旅(1) カールスバッド洞窟群国立公園

2011-07-22 | アメリカの国立公園
今週末はパパチャックの両親を連れて南ニューメキシコの旅。
午前7時30分にロスアラモスを出発、山を降り、サンタフェから285号線をひたすら南下する。午前11時50分ロズウェルに到着。




ダウンタウンの道路脇に車を停めて街を散策。しかしこのダウンタウンにはまともに食事が摂れる所が少ないね。 車で一本裏の道を探してやっとサンドイッチ屋さんを発見。ここで昼食にする。昼食後再び車でカールスバッドへ向かう。カールスバッドの街を抜け、午後3時少し前カールスバッド洞窟群国立公園に到着。




国立公園内の大部分は今年6月の山火事で焼けてしまって無残な姿。あまり木の生えていない沙漠なのにサボテンやブッシュがみな焼け焦げている。駐車場に車を停めて、ビジターセンターへ、入場料を払いついでに夜に見ることができるバットフライト(コウモリ大群の飛翔)の情報を教えてもらう。見学には特別な予約はいらないらしい。7時30分にナチュラルエントランスのアンフィシアターへ来れば良いということ。ただし天候によっては中止になることもあるらしい。我が家はカールスバットへ来るのはこれが4度目だが、いつもはサンクスギビングホリデーの寒い時期に避寒を兼ねて来ているので、真夏のバットフライトを見るのが今回が初めて、楽しみだなぁ。さてそれまでは地下の洞窟を楽しもう。エレベータで地下に降り、ビッグルームを見てまわる。いつ来ても同じ洞窟、それでも何度見ても素晴らしい。ビッグルームを一周して、エレベーターで再びビジターセンターへ戻る。お土産屋さんを見て回り、レストランで簡単な夕食を摂り、バットフライトまで待とう。夕食をとっていると、遠くのほうでだんだん雲が湧いてきた。雷雨にならなければ良いのだが・・・・・・
午後7時前、ナチュラルエントランスのアンフィシアター(野外劇場)へ向かう。階段状の座席が洞窟の入口に向かって並んでいる。もう結構多くの観光客がバットフライトを楽しみに待っている。我が家もコンクリートの椅子に座り、バットフライトを待つ。午後7時半、パークレンジャーが登場、説明を始める。今年のカールスバッドは記録的な干ばつで数週間前にちょっと小雨が降ったのを除いて、昨年の9月からほとんど雨らしい雨が降っていないということ、おまけに山火事があり、コウモリの餌となる虫の数が少なく、今年のコウモリは例年の半分くらいの数、それでも数万羽はいるとのこと。今日もたぶん8時10分から8時半くらいまでの間にコウモリの飛翔がみられるだろうとのこと。洞窟内に特殊なマイクロフォンが仕掛けてあり、コウモリが発する超音波を人間の耳に聞こえる音に変換してスピーカーから流している。飛翔が始まる前にその音がスピーカーから聞こえてくるとのこと。コウモリは電子音に非常に敏感なので、カメラ、ビデオ、携帯電話等は電源を切ること。遠くでは雷鳴がなっている。こちらにやってこなけば良いのだが、パークレンジャーは観客の質問に答えながら、午後8時説明を終え、観客はスピーカーから聞こえてくるコウモリの発する音を聞きながら静かにコウモリの飛翔を待つ。スピーカーから聞こえてくるプッ、プッ、という音が多くなり、洞窟内のコウモリが起き始めたようだ。気の早いコウモリ数羽はもう外に出てきている。でもだんだん雷がこちらに近づいてきてる。大丈夫かなぁ?雷が来る前に早く飛んでおくれ。午後8時10分、パークレンジャーが再びマイクを持ち始めた。あ~ぁ、嫌な予感。「雷が非常に近づいてきています。危険ですので、今晩のバットフライトはキャンセルにします。皆さん素早く駐車場の車までお戻りください。」あ~ぁ、残念、後もう少しでバットフライトを見ることができたのに・・・・・・いつかまたバットフライトを見るためにカールスバットまで来なければ。
駐車場に戻り、車でカールスバットの街へ向かう。国立公園の敷地を出る頃には土砂降りの雨と雷。豪雨の中、予約してあるカールスバットのホテルへ向かう。

カールスバッドの旅(4) グアダルーペマウンテン国立公園

2010-11-27 | アメリカの国立公園


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今朝も寒く氷点下6℃まで下がった。ゆっくりとした朝食後キャンプ場を出発、今日はグアダルーペマウンテン国立公園を目指す。カールスバッドの町から南西へエルパソへ向かいカールスバッド洞窟群国立公園のさらに先、テキサス州に入ってしばらく行った所にグアダルーペマウンテン国立公園のビジターセンターがある。子チャック達はここでジュニアレンジャープログラムを入手、ここのプログラムは年齢に関係なく、8つある課題のうち、3つ完了すればバッジかパッチをもらえ、 6つ完了すればバッジとパッチの両方がもらえると言う。子チャック達は当然6つの課題に取り掛かる。この課題が結構大変で子チャック(弟)にはちょっと難しすぎる、親子でビジターセンターの展示物やコンピューターを検索して答えを探す。途中、中国人の団体旅行客がやってきて小さなビジターセンター内は大騒ぎ。ジュニアレンジャープログラムの答え探しも難儀する。バブル時代の日本人団体旅行客も同じように見られていたのかなぁ?
ビジターセンター内での答え探しもほぼ済ませ、駐車場に戻りトラックの中で昼食にサンドイッチ。その後 Frijole Ranch へ移動し、ここでもジュニアレンジャープログラムの答え探し。子チャック達が6つの課題を終えた頃には子チャック(弟)は疲労困憊、もうこの先のトレイルを散策する力は残っていない。ビジターセンターに戻り、パークレンジャーに課題の修了を報告、プレッジも済ませ念願のパッチを入手。バッジは品切れということで、後で郵送してもらえると言うことで住所を教えてビジターセンターを後にする。







カールスバッドの町で軽油を満タンにしてキャンプ場へ戻った頃にはもう夕暮れ、今晩はダッヂオーブンで鶏手羽先の博多煮。

カールスバッドの旅(2) カールスバッド洞窟群国立公園

2010-11-25 | アメリカの国立公園


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朝5時起床、午前7時キャンプ場を出発してカールスバッド洞窟群国立公園へ向かう。約1時間で公園のビジターセンターへ到着。前回来たときにはビジターセンターは建築中だったが、今回は新しいきれいなビジターセンター。




ガイデッドツアーは前回参加した Kings Palace ツアー以外のツアーはすべて売り切れ。やはり事前に予約してこなければいけなかったか。次回(多分3年後)は予約してこよう。今回はセルフガイデッドツアーのみ購入。子チャック達はジュニアレンジャープログラムを入手。前回は有料だったのだが、今回は無料。ナチュラルエントランスから洞窟へ入る。前回は子チャック(弟)を背負っていたが、今回は子チャック(弟)も自分の足で歩けるようになった。


ナチュラルエントランス


ナチュラルエントランスルートを下り、ビッグルームまで着いたらお腹が空いてしまった。ちょっと早いが、エレベータで地上に戻り、レストランへ。昼食メニューは11時からと言うことでお土産売り場で30分ほど時間をつぶしてからレストランで昼食。ニューメキシコの外食はいつもメキシカン。豚のチリシチューとケサディア。昼食後エレベータで再び地下世界へ戻り、ビッグルームルートを散策。このビッグルームは何回来ても素晴らしい。三脚持参で写真撮影。今回は前回よりも露出を抑え目にして撮影。うまく撮れているでしょうか?



ビッグルーム パノラマ
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ビッグルームルートを一回りしたらエレベータで地上へ戻り小チャックたちはジュニアレンジャープログラムの完成をパークレンジャーに報告、バッジをもらう。




新しく出来たシアターでムービーを見てから帰路に着く。途中カールスバッドのウォールマートで買い物をしてからキャンプ場へ。晩御飯は我が家恒例サングスギビングディナー、ダッチオーブンで鶏の丸焼き。