ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

サンディエゴの旅(6) LEGOLAND

2010-12-27 | アメリカの州立公園ほか


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今日は子チャック達が一番楽しみにしていたレゴランド。午前9時40分キャンプ場を出発、いつものようにI-5号線を南へ向かう。レゴランドはキャンプ場のあるサンクレメンテとサンディエゴのちょうど中間にあるカールスバットと言う町にある。カールスバッドの町で高速を降りて、レゴランドへ。しかし駐車場手前で大渋滞。一番左側のレーンに並ぶ。料金所手前にやっと来たところで、係員からこのレーンは現金支払オンリーと言われ、なんだ、もっと手前から表示してくれれば良いのにと思いながら、渋滞の中、右側のレーンに割り込ませてもらう。駐車料金12ドルをクレジットカードで支払って駐車場についたのが、午前10時40分。やれやれ。





入り口で今度はチケットを購入するため列に並ぶ。僕らの前に並んている家族はかなりハイな状態で、持っているクーポンがいかにお得かを大きな声でしゃべっている。なんでも大人ひとり正規料金($69)を払えば子供ひとり($59)が無料になると言う。えっ、そんなお得なクーポンがあったの!今回の旅行前からインターネットでサンディエゴのアトラクションのクーポンを探しまわったのだけれども、一番お得なのは12月24日にサンディエゴハーバーの観光案内所で手に入れたサンディエゴ観光ガイドブックについていたクーポンで一人につき$10オフというクーポン。一体どこでそんなお得なクーポンを手に入れたのだろうか?ここでママチャックが「もしかしたらレゴブロックの箱に入っているのかなぁ?」 きっとそうだ。なんでクリスマスプレゼントに子チャックたちがもらったあのレゴブロックを開けなかったんだろう。悔やまれるなぁ。結局$10オフのクーポンを使って合計$216、あ~ぁ家族4人連れともなると高い。
入園したら左に折れ、時計回りに回ることにする。まずはDino Dig Store に立ち寄る。Storeでバケツとシャベルを借りて砂場で作り物の化石を掘るというアトラクション。さすがにバケツなどを借りるのは無料だったが、以前は有料だったらしい。これ有料だったら怒るぞ。子チャックたちは結構気に入って遊んでいたのだが、こんなただの砂場遊びじゃ高い入園料の元が取れないよ!と急き立てて次のアトラクションへ。





向かいにあるSafari Trekへ、ここが結構混んでいるんだなぁ。列に並んで30分、やっと僕らの番が来た。





二人乗りのジープに乗ってぐるっと一周、レゴブロックで作られた動物を見てまわるだけ。





所要時間は一分ちょっと、短い短い。お腹が空いてきたので、DUPLO Village にある Ristorante Brickolini でピザを食べる。





次はFun Town のVolvo Driving School。こちらも長蛇の列。列に並んで約50分、やっと子チャックたちの番が来た。ここでは親は外から見てるだけ、子供たちだけで遊ぶ自動車教習所のようなところ。




子チャックたちはこのアトラクションをいたく気にいった模様。





次はFun Town Fire Academy。一列に並んだ消防車。家族ごとに一台の消防車に乗り込み、親が空気ポンプのようなものを操作して消防車を約20メートルほど動かす。これが結構な重労働。消防車が目的地についたら飛び降りて放水、絵に書いた家の的を狙って火事を消す。消えたら再び消防車に飛び乗り、空気ポンプを操作して元の位置まで戻る。親チャックたちは息が上がり、結局何着でゴールしたかも分からず。当然写真を撮る暇もありません。あぁ~もう一気に疲れが・・・・・
次は同じFun TownにあるFlight Squadron。





まぁ、昔から場末の遊園地にあるような飛行機がただグルグルまわるだけのアトラクション。これでも30分待ち。さて、次はどこに行こうか?レゴブロックで作った世界の街があるMini Land はきっとライトアップがきれいな夜に行くことにして、まずはヨーロッパの中世をテーマにしたCastle Hillへ。 滑り台や吊り橋など普通の公園にあるプレイグランドを大きくしたHideawaysで子チャックたちを勝手に遊ばせ、パパチャックはここで休憩。Castle Hillを通り抜けて、Land of Adventure へ、ここで最新のアトラクション Lost Kingdom Adventure に並ぶ。ここは50分待ち。エジプトの遺跡をテーマにしたような館内で、車に乗りレーザーガンで標的を撃つアトラクション。ちょうど僕らの車が出口にたどり着いたところで、施設が緊急停止、館内の途中で止まってしまった客の一部は怒って安全バーをこじ開けて、歩いて出てくる。こうなると安全確認などでなかなか再開できない。10分ほど待たされてやっと車を降りることができた。その後も施設はずっと稼働できず、僕らの後で列に並んだ人たちはかわいそう。





外に出るともう暗くなってきた。Castle Hill に戻り、Knights' Tabel Barbecue で夕食にローストチキンを注文。カフェテリア形式なのだが、レジで精算しようにも担当者がいなくてなかなか精算できない。どうもこの施設は運営がうまくいっていない。





夕食後は子チャック(弟)一人で Royal Joust という木馬に乗って一周するアトラクションを楽しむ。





その後は家族皆でMinilandへ向かう。




New York Cityは綺麗にライトアップされているのだが、その他の町は夜用には作られていないのか?工事用の夜間照明をどこかでレンタルして据え付けたという感じ、そのため見物する人たちの影が写りこんでしまう。期待はずれ。





そしてCoast Cruise でボートに乗りMiniland を池から見物。これも暗くて良く見えない。ボートを降りてから最後に打ち上げ花火を見て、レゴランドを後にする。





親チャックの感想としてはレゴランドは高すぎる!ワイルドアニマルパークやシーワールドは生き物を扱っているからそれなりに経費がかかっているのはよく判るのだが、レゴランドは所詮プラスチックブロックでしょ。アトラクションや運営方法もディズニーランドと比べるとまったくもってお粗末、ボッタクリだよな。でも子チャックたちの心はグッと掴んだようで、今回のサンディエゴの旅ではレゴランドが一番面白かったという。

サンディエゴの旅(5) Sea World

2010-12-26 | キャンプ


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今日は曇り時々晴れ。午前9時過ぎにキャンプ場を出発し、午後10時過ぎシーワールドに到着。日本の鴨川シーワールドには何度か行ったことがあるので、「どうせ同じようなものだろう。」とパパチャックはあまり行く気はなかったのだが、ママチャックが「日本のシーワールドとはぜんぜん違うらしいよ。」と言うので、事前にインターネットでチケットを購入してきたのだった。インターネットで購入すれば、正規の大人料金($69)で子供が一人$59のところが$5になるという。と言うことで大人二人、子供二人で$256が$148とかなりお得になる。家で印刷したチケットを持って直接入口へ。ゲートを入ったところでマップとショースケジュールを手に入れる。


クリスマスツリーの前で記念撮影


まずは午前11時からシャムースタジアムでBelieveというシャチショーを見学。




Soak zone というシャチの水しぶきでびしょぬれになるかもしれない場所に座る。あぁ、レインジャケットを持って来れば良かった。濡れないよう祈りながらショーを見学。




音響設備が充実しているので子チャック(弟)は怖いと言い出す。うん、確かに鴨川シーワールドとはちょっと違う。ラッキーなことに濡れずにすんだ。




ショーの後はすぐ近くのShipwreck Reef Café で昼食。すぐ足元を川が流れ、円形ボートに乗った人々がずぶ濡れになりながら滝に突っ込んでいく悲鳴を聞きながら、子チャック達はまたもやキッズメニュー。親チャックはフルラックのポークリブとサラダを分け合う。




昼食の後はDolphin Stadiumへ行き午後1時からBlue Horizonsというイルカのショーを見学。ところがこのイルカのショーが鴨川シーワールドとはまったく違う。イルカは脇役、イルカだけじゃなくて鳥と人間のアクロバットと噴水の融合ショー。




連続高飛び込み、バンジージャンプ、客席の後ろの方から極彩色の鳥がステージに向けて飛んできたかと思うとその鳥が人にすり代わって宙吊りなどなど。唯一つ残念だったのはステージが観客席の南側にあるため逆光がまぶしい。




イルカショーの後はその足ですぐ近くのSea Lion and Otter Stadium へ向かい午後2時からのSea Lion Live というアシカのショー観客席でを待つ。ショーの20分ほど前から舞台裏方役のBiffというコメディアンが観客をいじったり、ダンス映画のあて振りをやったりとショーを待つ観客を飽きさせない。




でもじつはこれはもうショーが始まっていてその一部だったりして。午後2時からはアシカも混じってアメリカテレビ番組のパロディー、CSI ならぬ SSIとか、Dance with the Stars じゃなくてDance with the Sea Lionなどのコメディーショー。




Sea Lion Live (SLL)というショーの名前もSaturday Night Live (SNL) のもじり、多分。




その後は園内をゆっくりと見て周り時間をつぶす。Shark Encounter では鮫が悠々と泳ぎ回るのをチューブの下から眺め、Penguin Encounterでペンギンを見学。




Wild Arctic では 白熊、トド、ベルーガを見物。






入口近くのSeaport Marketplaceでコーヒーを飲んで一休憩してから出口近くのお店でお土産にマグカップを購入する。
ちょっと早いが、再びShamu Stadium へ戻り、午後6時からのShamu’s Christmas と言うショーを良い席で見るために開場を待とう。スタジアムの入口ゲートにはもう何にかの人々が待っているのだが、午後5時になってもゲートが開かないのでほとんどの人はあきらめてどこかへ行ってしまい、僕らが列の一番先頭になってしまった。どこに座ろうか?濡れないように一番真ん中の後ろの方が良いかなぁ?
そこへチョト変わったお姉さんが登場、iPhone でシャチショーBelieveのテーマを流しながら、周りの人に話しかけている。どうも相当なシャチオタクらしい。シャチの調教師になるのが夢でいままで100回近くこのシーワールドに来ていると言う。その彼女が真ん中の一番前は絶対濡れないと言う。
午後5時30分過ぎ、いよいよゲートがオープン。そのシャチオタクのお姉さんに着いて行って真ん中の一番前の席を確保!



すぐに目の前でクラッシクギターでクリスマスメロディーの生演奏。そして午後6時会場が一瞬真っ暗になり、ショーが始まる。男性歌手と女性歌手が後ろの階段から降りてきて目の前でクリスマスソングを歌い始める。




後ろのプールではシャチ達がジャンプやスピン。




途中からサックス奏者と聖歌隊も加わりショーは盛り上がる。




そして最後に"Joy to the world"を観客も一緒に合唱してショーは終わった。




あぁ、素晴らしいショーだったね。一番前で観ることができて本当によかった。となりのシャチオタクのお姉さんに感謝感謝。

サンディエゴの旅(4) Wild Animal Park

2010-12-25 | キャンプ


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今日はクリスマス。子チャック達はクリスマスプレゼントを見つけて大喜び。おじいちゃん、おばあちゃんが送ってきてくれたスターウォーズのレゴブロック、子チャック達はなぜか家に帰るまで箱を開けないという。大事に取っておき開けるのを楽しみにしているらしい。
今日は朝から霧。日が昇っても霧が晴れない。朝9時キャンプ場を出発。今日はサンディゴズーが運営するサファリパークへ向かう。I-5号線を南下、カールスバッドの町で78号線に乗り換え東へ、山の方へ向かう。途中さらに霧が濃くなったが、サファリパークに近づくと霧が晴れて快晴。午後10時前にサファリパークに到着。




入園料(大人40ドル、子供30ドル)$5Offのクーポンを使って合計120ドル。ここは日本のサファリパークのように自分の車で園内を巡るのではないんだね。






入口から歩いて少し広めの動物園を見て回る感じ、そして一番奥にサファリトラムの乗り場がある。ここで連結されたバスのようなものに乗って広々としたサファリパーク内を一周する。






それでも直接動物達に触れ合えるわけではなく柵越しに遠くの動物たちを見るスタイル。別料金のガイドツアーやセグウェイツアーに申し込めば、直接キリンに餌付けとか出来るらしい。




サファリトラムの後は降車場近くのレストランで昼食。子チャック達はキッズメニュー、パパチャックはナッチョシュープリーム、ママチャックはチキンヌードルスープ。





昼食後ゆっくりと園内を歩いて出口へ向かう。








今日はクリスマスディナーを作るため早めに帰ることにする。午後4時キャンプ場に到着。今晩はダッチオーブンで焼いたローストビーフ。




サンディエゴの旅(3) USS ミッドウェー博物館

2010-12-24 | その他


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いよいよ今日からサンディエゴ観光。キャンプ場を午前8時15分に出発、海沿いを走るI-5号線を南へ向かう。午前8時40分、Oceanside と言う町で高速を出て、California Welcome Center に立ち寄る。ところがオープンは午前9時からと言うことでまだ閉まっている。仕方なく、外に一冊だけ残っていたカリフォルニア地図が載っているガイドブックを手に入れ再びI-5号線を南へ向かう。I-5号線をひたすら南下し、サンディエゴのダウンタウンで高速を出て、港へ向かう。午前9時20分、USSミッドウェイ博物館の駐車場に到着、入口で4時間分7ドルの駐車料金を払う。駐車場はまだ空いていると思ったら博物館の開場は午前10時からだった。そこでまずは港の散策。港ではいろいろな観光遊覧船が出航の準備をしている。そして巨大な豪華客船がちょうどクルーズを終えて入港したところ、乗降客や、タクシーの列、出迎えの人々などでなかなかの喧騒。昼食はここと決めているAnthony’sのレストランを過ぎたところが Maritime Museum いろいろな時代の船が係留された博物館。




ここは外から見るだけにして、Uターンし、途中インフォメーションセンターでサンディエゴ観光ガイドブックを手に入れて、駐車場へ戻る。
そしていよいよミッドウェイの見学。入館料(大人$18、子供$10)、印刷してきた大人$2オフ、子供$1オフのクーポン券を使い4人で$50の入場料を払い、まずは格納デッキへ。ここで音声ガイドを借りる(無料)。音声ガイドはヘッドフォンとMP3プレイヤーのようなもので、艦内の見学通路に表示してある番号を入力すると、その説明が聞けると言うもの。親チャックは日本語、子チャックたちは英語のガイド。
ミッドウェイは1945年から1992年まで稼動していた航空母艦で横須賀が母港だったため、船内のいたるところ(特に上官の利用する部屋)に日本的装飾がなされている。日本のアルミサッシ製引き戸などが所々に使われているのが面白い。




60箇所以上のポイントで音声ガイドを聞いていると船内をすべて見学するのに4時間以上はかかる。最後は飛行甲板に上がって展示されている飛行機、ヘリコプターを見学する。




本当は飛行甲板の上に突き出ている艦橋も見学したかったのだが、子チャック(弟)の身長が足りず、登ることは出来なかった。そこで艦橋下の船長室を見て回って、見学を終了したのがもう午後2時近く。あぁお腹が空いた。再び港を歩いてAnthony’s へ。レストランではなく隣のセルフサービスのAnthony’s Fishette で昼食。子チャック達はキッズミールのフィッシュアンドチップス。親チャック達はMixed Treasure (白身魚、エビ、ホタテ、クラムとイカの揚げ物)、サイドディッシュを指定するのを忘れたら、自動的にフライドポテトになってしまった。




魚介類は新鮮でおいしいのだが、さすがにこの山のように大量の揚げ物ばかりに辟易、食べきれずお持ち帰り用のボックスをもらってトラックに戻り帰路に着く。途中日本食料品店ミツワのサンディエゴ店に寄り道をする。でもここのミツワは小さいなぁ。




品揃えも今ひとつなので、とりあえず今晩食べるお寿司を購入。そしてSan Clementeにあるもう一軒のRalph’sとTrader Joes’sで明日のクリスマスディナーの買い物。この辺り、町の北側が新しく開発された商業地域らしく、こちらの方が新しくきれいで大きい。キャンプ場へ戻り、今晩はお寿司とAnthony’s で持ち帰った白身魚のフライを電子レンジでチンして、衣を外してしょうゆを数滴たらしていただく。うんやっぱり魚はあっさりしょうゆ味がおいしい。




サンディエゴの旅(2) 

2010-12-23 | アメリカの州立公園ほか


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夕べは一晩中雨音を聞き、「あ~ぁ雪じゃないなぁ。大丈夫」と思いながら眠っていた。出発の準備をする頃には雨も上がり、午前7時30分RVパークを出発。近くの山肌は雪で白くなっている。フラッグスタッフはたぶん雪だったのだろう。再びI-40 をひたすら西へ向かう。コロラド川を渡りカリフォルニア州へ。今回家にあるはずのカリフォルニア州の道路地図が見つからなかったので、GPSのナビゲーションだけが頼り。州境近くにたいていある州のWelcome Centerで無料の地図をもらおう考えていた。ところが、I-40カリフォルニア州のレストエリアはほとんど閉鎖。カリフォルニアの州財政はここまで悪くなっているのか。地図が手に入らない。トイレ休憩も出来ない。コロラド川を越えた所にNeedlesというかなり大きな町があったが、その先はひたすら何もないモハベ沙漠。Cruceroでやっとガソリンスタンドを見つけてその駐車場でおトイレ休憩。再びI-40で西へ向かう。I-40はやがてBarstowの町でI-15と合流し、そこのLove’sで給油と昼食。このBarstowの町はかなり大きな町だ。I-15を南へ向かう。だんだんと町が大きくなってきて、高速道も複雑に入り組んでくるが、こちらはGPSのナビゲーションだけが頼り。Coronaの町で91号線に乗り換え西へ、そして241号線に乗り換え、これが有料道路だったののかなぁ?途中料金所で$5.75も取られた。カリフォルニアは何でも高い!今までアメリカの有料道路はたいてい1ドル以下でコインをバケットに投げ入れるとゲートが開くようになっていたが、ここは人が車軸の数を数えて料金を徴収する。我が家はトレーラーを牽引しているので、車軸は4つ、思いのほか高くつく。
そして料金所を抜けたとたんにこの先洪水のため通行止め!強制的に他の有料道路(たぶん261号線)に下ろされてしまった。ここでも料金$3.75を払う。 ナビゲーションが計算し直し、一回街中に下りて、何とかI-5に乗ることが出来た。カリフォルニアのフリーウェイは日本みたいに渋滞するんだね。交通渋滞なんてすっかり忘れていた。映画評論家の町山智浩氏がラジオ番組(ポッドキャスト)で「アメリカ人は通勤に1時間以上かけるのが当たり前、その間車の中でラジオを聴いている。」なんて言っていたが、何を言ってるんだこの人は?今までオハイオでもニューメキシコでも通勤時間は20分以下だぞ。ところがこのカリフォルニアの交通渋滞に遭遇して納得。なるほどこれは通勤に一時間以上はかかるね。でも町山さん、カリフォルニア州ががアメリカ全土のように紹介するのは良くないなぁ。
I-5号線を渋滞に巻き込まれながら南下。San Clemente の南端にある San Onofre State Beach, San Mateoキャンプ場に到着。このキャンプ場は海側ではなくて高速の山側にあり、山の高台にあるものと期待していたが、実際には山の谷間の川沿いの低い場所にあるキャンプ場のため海は見えない。そしてキャンプ場の料金は$60/泊!!! カリフォルニア州財政悪化のため州立公園の利用料を上げたらしい。上下水道、電気、ケーブルテレビ、インターネットを完備した街中のRVパークの方が安いんじゃないだろうか?水道と電気しかない州立キャンプ場に泊まるのはよほどの物好きだけだよね。キャンプ場内はガラガラで、6つのキャンプホストサイト以外にまばらにキャンパーがいるだけ、多分キャンプホストの2倍くらいかなぁ。これじゃまったくの赤字だね。ニューメキシコ州立公園では$14/泊なのにね。まぁ比べても仕方がない。でも来年からニューメキシコ州知事も共和党系に代わるから州立公園の利用料も上がるのかなぁ?





トレイラーをトラックから切り離し、セットアップ後 San Clemente の町まで食料品の買出しへ行く。一番近いKrogar 系のRalph’sへ。 この駐車場が狭い!我が家の大きなDodge Ram トラックでは駐車するのも楽ではない。カリフォルニアではあまり大きなフルサイズピックアップトラックが走っていないのにも納得。そしてRalph’sの店へ入る。店も古くて狭い!日本の食料品スーパーみたい。とりあえず今晩と明日の朝の食料品を購入。今晩は奮発してロブスターテイル、キャンパーに戻り白ワインの蒸し焼きにする。





キャンパーの中をクリスマスライトで飾りつけ


サンディエゴの旅(1)

2010-12-22 | キャンプ


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今日からクリスマス休暇。今回はカリフォルニア州サンディエゴ近辺を観光することにしている。
10月中にとりあえずカリフォルニア州立公園のキャンプ場を1週間予約してある。ロスアラモスからキャンプ場まで州間道I-40を使って約1500km。例年この季節はもう雪が積もり、I-40でカリフォルニアに行くのはかなりリスクがあるので、もっと南のI-10を使うのだが、今年の冬は暖かいので、I-40 でも大丈夫。今日の目的地はアリゾナ州キングマン近くのRVパーク。天気予報によると今日は雨、ただしアリゾナ州フラッグスタッフだけは標高が高いので、夕方から雪になるかもしれない。そのためなるべく早くフラッグスタッフを通過するよう朝5時30分に家を出発する。トラックを運転しながら、朝食を頬張る。山を降り、サンタフェからI-25を南下。アルバカーキでI-40 に乗り換え、ひたすら西へ向かう。天気は曇り。今回は燃費は気にせず、65mph (約105km/hr)で巡航。アリゾナ州ホロブルック手前のトラックストップにあるバーガーキングで昼食。飲み物持参でバリューメニューだけ注文すれば一家4人で6ドル。フライドポテトとかドリンクなど店にとって利益率の高い物は注文しない。
ホロブルック、ウィンスローを抜け、フラッグスタッフを過ぎてから雨が降り始めた。午後4時30分、キングマン手前の Black Ranch RV Park に到着。以前デスバレー国立公園へ向かう途中でキングマンの街中にあるRV Parkに泊まった時は近くを通る列車の汽笛が一晩中うるさくて辟易したので、今回は町からだいぶ離れたRVパークに泊まることにしたのだった。このRVパークは広々してなかなか感じが良い。これからも中継地として使えそう。





ゲストトイレ工事(12)

2010-12-12 | DIY
今日はいよいよゲストトイレの仕上げ。洗面台の天板を取り付け、その上にガラス製のシンクボウルと水道蛇口をインストールする。前のシンクと新しいシンクでは排水管の位置がだいぶずれているので、近所のDo It Bestで配管を購入してPトラップを新しく付け直してシンクに繋げる。週中に塗装した扉をキャビネットのフェイスフレームにインストール。





仕切り壁に作った棚には音楽再生システムをインストール。
入口近くのキャビネットフェイスフレームと、システムのコントロールパネルの2箇所に赤外線検知式モーションセンサーを取り付ける。入口近くのセンサーで人の侵入を検知し、システムON、コントロールパネルのセンサーで人がいることを検知し続け、両方のセンサーが5分間何も検知しなければシステムをOFFにするようプログラムを組んである。









天井LEDダウンライト、排気ファンと音楽再生用アンプはx10シグナルでコントロールしているのだが、これが1~2秒ほどの遅れがある。このためまず部屋に入ると人の侵入を検知して、棚にインストールしたLEDダウンライトが点灯、棚に置いたオブジェを照らす。その約1秒後、天井の照明が点灯する。これは思いがけない効果。
そしていよいよトイレの設置。





TOTOのトイレットボウル(これはアメリカ製)を取り付け、それにタンク(これもアメリカ製)を載せる。このタンクのレバーには既にオートフラッシュ用のモーターが組み込んである。そして便座にWashlet S400(これは日本製)をインストール。コントロールリモコンを壁に取り付けて、水道と電源を繋いでWashletについてきた取り説に従いWashletのテスト。前に立つとちゃんと蓋が開く。便座も暖かい。洗浄機能もちゃんと動く。ところが最後のオートフラッシュが動かない。タンクのバルブを動かすモーターが反対方向に回ろうとしてフラッシュできない。参ったなぁ。週明けにTOTO USAに連絡を取らなければならないか。と思っていたら、トイレットタンクについてきた一枚の紙切れに、Washlet のリモコンをセットする方法が書いてあった。このおまじないを行なうとちゃんとフラッシュできるようになった。満足満足。





サンタフェのディーラーでトラック修理

2010-12-11 | くるま
今日はトラックをサンタフェのディーラーまで修理に持っていく。トラックを新車で購入する際に、やはりアメ車と言うことで品質に不安があり、5年の延長保証を購入していたのだが、それが来年の春に切れる。その延長保証がやっと役に立つと思ったら、冷却水の漏れはホースからで、ホースは消耗品扱いで保証の対象にならないと言う。なんだって!延長保証を販売する時にはバンパートゥバンパーといって前のバンパーから後ろのバンパーまですべてが保証の対象になると言ったのに!もう二度とアメ車は買わん。
修理とオイル交換に4時間も待たされ、結局ホースの在庫がなかったので、交換は出来なかったが、ホースクランプを閉めるだけで漏れは止まったという。本当に大丈夫だろうか?

ゲストトイレ工事(11)

2010-12-05 | DIY
2010年12月3日~5日

今週末は12月にしてはとても暖かいので、トラックの修理は来週にして、今週末中に出来るだけトイレの工事に取りかかかる。

まだ寒い朝のうちはブレッドボード上に組み立てた音楽再生システムを基板上に半田付けして移植する。





暖かくなってからガレージでキャビネットの扉や音楽再生システムのケースとなる扉などを木工。
キャビネットの扉は今回は以前オハイオの家のキッチンキャビネットの時と同じようにピロウレイズドパネル(扉の鏡板が滑らかに膨らんでいる)のブックマッチ(左右の扉が本を開いたように対称)に、扉の枠は周りのフェイスフレームと木目が繋がるように木取りをしてある。