ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

Las Conchas Fire 05 サンタフェ観光(1)

2011-06-30 | その他


今日はサンタフェの駅周辺を散策してみよう。毎週木曜日と土曜日にはファーマーズマーケットが開かれているはず。まずはファーマーズマーケットに行ってみるが何もやっていない。仕方ないので、モールの駐車場にトラックを停め、辺りを散策。有名なCowgirlといレストランではロスアラモス避難民は50%Off の張り紙。サンタフェ駅のビジターセンターで子供たちも楽しめそうなミュージアムの情報を入手。REIに立ち寄り、モールに戻ってモール内のレストランで昼食を摂る。ここで、子チャック(兄)の調子が悪く、食欲がない。午後ダウンタウンのミュージアムを見てまわろうかと思っていたが、諦めてキャンプ場へ戻る。キャンパーの中でUNOで遊ぶ。しばらくすると子チャック(兄)の調子も良くなってきた。再び買い物へ。ロスアラモスに住んでいるときは週一回、ロスアラモスのスミスで食料品を買う以外はほとんどAmazon.comで買い物をしているのだが、サンタフェにいて毎日買い物をしていると、特に必要でなくてもちょっと便利そうなものなどつい無駄遣いをしてしまう。



Las Conchas Fire 04

2011-06-29 | その他


今日も朝はテレビのニュース、その後はインターネットラジオで情報収集。ラジオでパワーキ高校体育館にロスアラモスの臨時郵便局が開設されていることを知ったので、今日は買い物と郵便局へ行くことにする。避難に当たり必要なものは全て積み込んだと思っていたのに、いざとなると結構足りないものがある。まずはアウトレットモールで買い物。



次にSam's Club、PetsMartで猫のトイレ用砂スクイ他、Targetでは知人に会い、お互いの無事を確認、彼らはパワーキのホテルに避難中とのこと。途中ラジオでパワーキのカジノにあるレストランではロスアラモス住民はタダでバフェット(食べ放題)が食べられというので’買い物を途中で切り上げ、パワーキのCity of Gold Casinoに向かう。こことエスパニョーラのカジノに避難所が開設されている。

駐車場にトラックを止め、まずは避難所を覗いてみる。避難所はカジノの催事ホールにキャンプ用の簡易ベットが敷き詰められている。この避難所で過ごすのは結構きつそうだなぁ。家族もペットも一緒に過ごせるキャンピングトレーラーを持っていて本当によかった。



バフェットを探すのだが、なかなか見つからない。避難所に詰める赤十字関係者に聞いてもタダで食べられるところなど知らないという。あぁ、騙されたか。お腹すいたなぁ。念のためカジノの方も探してみよう。子連れでカジノの中へ、雰囲気は日本のパチンコ屋を大きく広々にした感じ、煙草臭いのが嫌だね。そしてついにカジノの奥にバフェットを発見!受付で免許証を見せ、住所氏名を記入してテーブルにつく。バフェットっていつもは払ったお金の元をとろうとつい食べ過ぎてしまうのだけれども、今日はタダなので腹八分目に抑えられる。小チャックたちは白身魚のソテーがいたく気に入った模様。チップをはずんでカジノを後にする。
パワーキ高校へ向かい、体育館へ。この高校初めて来てみたけれどもは新しくて立派だね。なんでロスアラモスの学校ってあんなにボロいのだろうか?いつもテコンドーに使っている中学の体育館なんて、アスベストが天井から落ちてくるんだよ。このパワーキ高校の体育館にはベン・ルーハンという現職の下院議員の名前が付いているからね。彼が頑張ってお金を引っ張ってきたんだろうなぁ。


体育館の中で、郵便局職員に免許証を見せ、椅子に座って待っていると、我が家に届いた郵便を集めて手渡してくれる。郵便のほとんどは請求書と広告、そして先週注文したAmazon.comの箱が一つ。
体育館の外からヘメス山を望む。煙しか見えないが、思ったよりも広い範囲にわたって燃えている。


サンタフェのスミスで食料品を購入。キャンパーの冷蔵庫はそんなに大きくないので、あまり買いだめができない。2日に1回は食料品の買出しに来なければ。

Las Conchas Fire 03

2011-06-28 | その他
今朝、テレビのニュースでは山火事はますます勢いを増している模様、研究所と町を守ろうとアメリカ中から応援が駆けつけているため研究所や町が焼けてしまう恐れは感じないのだが、この様子ではすぐには家に帰れそうもない。この砂漠の中の駐車場のようなRVパークはランドリーもないし、インターネットが繋がりにくい、ここに何日も滞在するのは厳しいなぁ。RVパークディレクトリーを調べて、サンタフェにあるRVパークをいくつかピックアップ。トラックで実際にRVパークの様子を見に行く。まずは森の中にあって、プールやランドリーもある一番過ごしやすそうなRVパーク、サンタフェの南にあるEl Dorado の近くにある Ranchores de Santa Fe キャンプ場へ行ってみる。受付でロスアラモスから来たこと、何日滞在するかはっきりしないが、避難命令が解除になるまで滞在したいことを伝える。子供の分はタダ、10%Offで一泊$31。キャンプホストのバギーに乗せてもらってサイトまで案内してもらう。ホストも親切で、キャンプサイトも林の中でなかなか良い。ここに引っ越すことを即決。とりあえず2泊分をクレジットカードで支払う。トラックでパワーキのRVパークへ戻り、急いでトレイラーのスライドアウトを縮め、荷物を片付けて、トラックを繋ぎ、RVパークを後にする。サンタフェの街を抜け、ヒストリックルート66を南下、Ranchores キャンプ場に到着、キャンプサイトにトレイラーをセットアップして、トレイラーの中で昼食。結局午後はトレイラーの中でテレビとインターネットで情報収集に明け暮れる。

Las Conchas Fire 02

2011-06-27 | その他
午前中北西の風弱し、山火事の煙は低く町から離れる方向へ流れている。この調子なら大丈夫だ。今日は研究所が閉鎖になったので午前中は昨日やり残したドアのペイントと薪の移動を終える。昼食後、軽く昼寝。起きてみると風向きが変わり、町が少し煙くなってきた。そして少しずつ風が強くなっている。インターネットラジオで地元の放送をきいいていると、いよいよ避難命令が出るそうだ。リバース911といって各家庭の電話に避難命令がかかってくるそうなので、その電話がかかってきたら速やかに車で非難するとのこと。ラジオで言っている6P(People, Pets, Paperwork, PC, Photos, Pills)に留意して避難準備を始める。キャンピングトレーラーに詰め込んでいると、携帯電話にリバース911が掛かってきた。愛猫タマにとっては初めてのキャンピングトレーラー。この狭いトレイラーでタマとモモはうまくやっていけるのだろうか?トレイラーをトラックにつないで我が家を出発する。町には警察やナショナルガードの軍用車が交差点ごとに並び交通整理を行っている。たいした渋滞もなく意外とスムースに町を出ることができた。山を降り、一番近いパワーキという町にあるRVパークに寄ってみる。最後に一つだけ空いていた短いサイトを確保。トラックを切り離してキャンパーをセットアップする。このRVパークは砂漠の中にある大きな駐車場のようなキャンプ場、日陰など何もなく、風が吹くと凄まじい砂嵐。ケーブルテレビもなく、アンテナを立てても谷間のためあまり電波の入りは良くない。おまけにこの広いRVパークが満杯でWiFiインターネットも非常に遅い。ロスアラモスからの避難民には10%割り引いてくれるということでとりあえず一泊$36を払い、今晩はここに泊まることにする。

Las Conchas Fire 01

2011-06-26 | その他
来週から家の改築(窓の取替えと外壁を木製サイディングからスタコ(日本でいうモルタル)に変更)工事が始まるので、そのための準備を始める。先週末新しく取り付けたガレージのエントランスドアをペイントし、ガレージ裏においてあった薪を移すためデッキ下に薪置きラックを作製する。昼食後、工事を再開しているとあたりが急に薄暗くなった。午後2時だというのにまるで夕暮れのよう。空を見ると西側のヘメス山から巨大な煙が立ち上っている。あ~ぁ、とうとうここにも山火事が来たか。今年のアメリカ南西部は全く雨がふらず、風が強いため、そこら中で山火事が発生している。一番大きいのはアリゾナ州南東部で発生したWallow Fire。風向きによってはその煙がロスアラモスまで覆い、最初は近所で火事があったのかと思うほど、強い煙と匂いのため、ママチャックは消防署に電話したほどひどかった。最近では向かいの山サンタフェの裏山で発生したPacheco Fire。これはロスアラモスから東の方角にあり、風はいつも西から吹くため煙の影響はない。そしてとうとうヘメス山でも火事が発生したか。巨大な煙がもくもくと立ち上るのだが、火は見えないため、実際にどこが燃えているのかは不明のまま、夕食をお呼ばれしているレイニーおばさんの家に向かう。夕食後家へ戻る途中、車窓から煙の麓から大きな赤い火が立ち上るのが見える。これはまずいなぁ。思ったよりも火事は近いぞ!家に戻りデッキから山火事の見物。



火元にあまりに近いせいなのだろうか?煙は高く舞い上がるのでロスアラモスは全く煙くない。でも煙は僕らの頭の上に立ち上っている。ということは火は町のほうに向かってきている。
夜になり急に風が弱くなった。インターネットラジオで地元のラジオ放送を聞くと今晩中に町が火に包まれる恐れはない様子なので、午後11時就寝。