ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

メモリアルデーウィークエンド・パゴサスプリングス3

2011-05-29 | キャンプ
今朝の気温は10℃と暖かい。今年のメモリアルデーウィークエンドはついている。暖かくて、キャンプ場は静か。朝食はキャンプファイヤーを囲んでパーケーキとベーコン。朝食の後は水着に着替えて、パゴサスプリングスの温泉へ! 入場料を払って、まずは荷物置場となるテーブルを確保。まずはぬるいところから93F(34℃)のプールに入る。でもちょっとぬるすぎるなぁ。別のプールへ向かう。プールを出ると体が乾くまでは風が冷たくて寒い。次は99F(37℃)の大プールへ、ここは子供たちが多くてちょっと落ち着かない。再びテーブルに戻って水分補給。次は102F(39℃)の打たせ湯のプールへ。ここは温度もなかなか良いよ。打たせ湯も気持ちいいし、ここで長居をしていたらお腹が空いてきた。テーブルに戻り、持参したサンドイッチを食べる。体が乾いてしまえばそんなに寒くはない。昼食後パパチャックは新しく増設されたプールを探索。ここは子供は入っちゃいけないんだって。ここでも打たせ湯を楽しんだ後、締めに110F(43℃)の熱い湯に浸かり、プールを後にする。熱い湯に浸かると外の冷たい風が気持ち良いくらい。
シャワーを浴びて着替えて、キャンプ場へ戻る。今晩は鳥の骨付きもも肉を炭火のグリルでコンガリ焼いて、余分な脂分を落としてからダッチオーブンに入れ、野菜と一緒にシチューにする。


メモリアルデーウィークエンド・パゴサスプリングス2

2011-05-28 | キャンプ
今朝の気温は5℃、これでも今週末は非常に暖かい。キャンプホストによると1週間前には約30cmの雪が積もったという。天気が1週間ずれて良かった。朝はキャンプファイヤーを囲んでベーグル。今日はパゴサスプリングスの町へ出て、羊やラマ、アルパカなど毛糸関係のお祭りーファイバーフェスティバルに参加。会場には実際に羊、ラマ、アルパカなどもいる。会場で昼食を食べてから、パゴサスプリングスの町で買い物をして、キャンプ場へ戻る。今晩は自家製ソーセージを炭火で焼いてビールで乾杯。



メモリアルデーウィークエンド・パゴサスプリングス1

2011-05-27 | キャンプ
東日本大震災からはや2ヶ月半がたった。震災で命を落とされた方のご冥福をお祈りいたします。
震災からしばらくはUStreamで日本のテレビが中継されていたのでそればかりを見ていた。日本で起こっていることが全く信じられない思いで。
そして福島第一原子力発電所の事故。日本よりもロスアラモスのほうが被爆のリスクは絶対大きいと思っていたのに・・・・・
日本の皆も同じだと思うけれども、今回の事故で原子力発電の仕組みに詳しくなった。そして原発がこんなに危ないものだと知って驚いた。こんなモノを絶対安全だと言っていたんだ。原発推進派は。
燃料棒のジルコニウム被覆管が高温の水蒸気と反応して水素を発生させることなんて以前は知らなかった。使用済み核燃料棒貯蔵プールの水も循環冷却し続けなければならないなんて知らなかった。僕はただ水につけておけば良いものだと思っていたんだ。彼らが5重の防護で守られているなんて言っていたけれでも、貯蔵プールはその外側じゃないの。そして定期点検中はその貯蔵プールにまだホットな燃料が保管されていたなんて。
原子力資料情報室という反核団体があることや、京都大学に原子力に反対する研究者がいることも知っていたけれども、彼らの発言などあまり気に留めていなかった。
僕は日本の企業に就職してからずっと今まで、放射線を出さない安全な「安定同位体」という分野で仕事を続けてきた。これも元々は原子爆弾用ウランの同位体を分離する技術から派生したたもので、その縁もあり、流れ流れて今はロスアラモスという原爆(=原子力)の生まれた場所にいる。
そんな原子力に多少の縁はある僕でも原子力発電の危険性について真剣に考えたことは全くなかった。
原子力発電の危険性がここまで広く国民に知れ渡ってしまったからにはもう新規の原子力発電施設の建設は無理だろう。とりあえずすでに存在するするウラン燃料はもう危険性を内在してしまっているので、国内に現存する核燃料だけは現在稼働中のより安全な原子力発電所で燃やすことにして、それが燃え尽きたら、順次原子炉は廃炉にしていくしかないだろう。その分足りなくなる電気供給は天然ガスコンバインド方式の火力発電所の新規増設でまかない、(その分CO2の排出量が増えるのは仕方が無い。)将来はその燃料をバイオマス由来(下水、生ごみからのメタン発酵や、藻類からジェット燃料)に切り替えていくのが良いと思う。

さて、この春は家族の誰かしらが風邪を引いたり、愛猫のタマを眼医者に連れて行ったり、新しいラップトップパソコンを購入してその設定に忙しかったり、その他毎週アルバカーキまで行く用事があり、働き始めて間もないママチャックは有給休暇があまり溜まっていないので、その分週末に働かなければならないなど、キャンプに行くことができなかった。そしてとうとうメモリアルデーウィークエンドがやってきてしまった。このメモリアルデーウィークエンドから9月上旬のレイバーデーウィークエンドまでが一般的なのキャンプの最盛期、その間はキャンプ場は混雑してしまう。我が家にとってのベストキャンピングシーズンはまだ混雑していない春メモリアルウィークエンドまでと、秋のレイバーウィークエンド後なのだ。でも今年は仕方が無い。
3月下旬にメモリアルデーウィークエンドのキャンプ場を予約しようとニューメキシコ州立公園のWebSiteを調べると、もうどこのキャンピ場も予約でいっぱい。ようやく探し当てたのが、コロラド州パゴサスプリングス近くにあるSan Juan 国立森林公園内のキャンプ場、そこは以前一度泊まったことがあり、静かでなかなか良かったところだ。このキャンプ場はまだ誰も予約していない。よく調べるとキャンプ場がオープンするのはメモリアルデーウィークエンドかららしい。電気も水道もないキャンプ場で寒かいもしれない。キャンプ仲間のレイニーおばさんも一緒に行くことになり2サイトを予約。

朝のうちにレイニーおばさんのキャンピングトレーラーをつなげるのを手伝い、先に出発する彼女を送り出してから家に戻り、キャンプの準備。上水タンクを消毒したり、シーズン最初のキャンプは準備に手間がかかる。小チャックたちは今日が今学年最後の授業。トレイラーをつないで午後1時半に出発、小学校に立ち寄り小チャック(弟)をピックアップしてから、ピザ屋に立ち寄り、今晩食べるピザ(焼く前のもの)を購入。ピザ屋近くの公園で中学卒業パーティーを楽しんでいる小チャック(兄)をピックアップして、コロラドへ向かう。山を降り、エスパノーラの町を抜け、アビキレイク、ゴーストランチ、ヘロンレイクを抜けて、チャマの町へ、ここからUS84号線を北上、コロラド州に入りしばらく行くとパゴサスプリングスの町。US160合繊を東へ11マイル行った林の中にEast Fork キャンプ場がある。
レイニーおばさんは無事到着しており、サイト5番にトレイラーをセットアップしてある。我々はサイト7番にトレイラーをセットアップ。予約する際に地図上で見ると5番と7番はすぐ近くのように書いてあったのだが、実際にはかなり距離がはなれている。キャンプホストに了解を取り、レイニーおばさんのトレイラーを8番に移動、セットアップする。キャンプ場は予約がいらなかったくらいガラガラ。レイニーが来たときは他には誰もいなかったという。今晩は購入した生ピザをオーブンで焼いて食べる。