ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

ツーソンの旅(8) チラカウア国定公園

2009-12-31 | アメリカの国立公園


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ちょっと朝寝坊、朝食を摂り、キャンプ場を発つのが結局午前8時30分になってしまった。I-10号線で、ひたすら東へ向かう。きょうは緩やかな向かい風。午前10時50分、ウィルコックスのSagebrush RVパークに到着。今日もオフィスには誰もいないので、セルフレジストレーションで18ドルを支払い、サイトにトレイラーをセットアップ。トラックを切り離し、昼食におにぎりを食べてから、チラカウア国定公園へ向かう。さすがに今日は公園入口ゲートにパークレンジャーが詰めている。入園料を払い、そのまま観光道路へ。麓の標高は約1600m、そこからBonita Canyon を奇岩を見上げながら入っていく。


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山の裏側から一気に標高2100mのSugarloaf point へ。ここまで来るとトレイルは雪に埋もれ、ハイキングは無理。次はEcho canyon の駐車場にトラックを停めるが、ここもトレイルは雪に埋もれている。最後は観光道路の一番奥、Masai point にトラックをとめ、一番短いNature trail の南側半分をハイキング、ここは上から奇岩群を眺めることができるが、この時間は逆光。




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ここは奇岩好きにはたまらない場所、もっと暖かい時期にもう一度来て、奇岩群の中をハイキングしたいね。観光道路を下り、公園入口近くの Faraway ranch のガイドツアーに参加。




1880年代から1960年代までスウェーデン移民のエリクソン一家が牧場、民宿経営とレンジャーを営み、ログハウスから少しずつ大きくしていった家。ガイドツアーの後はビジターセンターで先日壊れていて観ることができなかったオリエンテーションビデオを見てから、RVパークへ戻る。今日もこのRVパークではインターネットにアクセスできない。安いから仕方ないか。
今日の夕飯は年越しそばならぬ年越しうどん。このクリスマス-正月休暇パパチャックはそば、玄米断ちをしているので・・・・・

ツーソンの旅(7) カタリーナ州立公園

2009-12-30 | アメリカの州立公園ほか


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今日はやっと晴れた。朝の気温は0℃、ツーソンでも寒くなるときもあるんだ。午前中はまず Oro Valley 図書館へ行き、インターネットにアクセスして、ブログのアップロード、帰り中継地の天気予報をダウンロード、そしてチラカウア国定公園の電話番号を調べる。図書館を出て、Fry’sで食料品を調達、キャンプ場へ戻る。チラカウア国定公園に電話をすると、観光道路はオープンしているとのこと、当初の予定を変更して1日早く明日の朝、ツーソンを発ち、明日チラカウア国定公園を再び訪れることにする。
昼食はキャンプ場でスープ&サラダ。午後は州立公園でゆっくり過ごす。昼間キャンプ場内をロードランナーが走り回っている。


この鳥、まったく人見知りをしない。

皆で、公園内をサイクリング、トレイル入口に自転車を置いて、Canyon Loop Trail をハイキング、スワローサボテンを堪能する。






自転車でキャンプ場へ戻り、帰り支度を始める。明日の朝は早い。晩御飯は鶏の照り焼き。


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ツーソンの旅(6) ピマ航空宇宙博物館

2009-12-29 | その他


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今日も曇り、ゆっくりした朝食の後、午前10時キャンプ場を出発、ツーソン南部にある Pima Air and Space Museum (ピマ航空宇宙博物館) へ向かう。I-10号線で南に向かい、軽油を給油後、博物館に午前11時到着。
駐車場で昼食にサンドウィッチを食べてから博物館見学へ。しかし入口前には長蛇の列。なんと入口で入場料を払わなければならない。ワシントンDCにあるスミソニアン航空宇宙博物館もオハイオ州デイトンの空軍博物館も入場料無料だったのに、ちょっとビックリ。大人一人15.5ドル、子供一人9ドル支払い、いよいよ博物館の中へ。




格納庫が小さい。それに飛行機が次代順に並べられているわけではなく、なんか無秩序に並べられているみたい。各飛行機の説明も機種名と活躍した年代が書いてあるだけで、飛行機に詳しくない我が家には何がなんだか?
第一格納庫を出、屋外の飛行機を見学。さすがにここは広い。結構歩かないとすべてみて回れない。



飛行機を見ながらさらに宇宙ギャラリー、第2、第3、第4格納庫を観て回る。


第4格納庫には第2次大戦中の日本の戦闘機はやぶさと日本を爆撃したB-29。



外で面白いのはNASAのスーパーグッピー、ケネディ、ジョンソン大統領が利用していた大統領専用機など。


最後に390th 記念博物館という第2次大戦中ドイツを爆撃した部隊の記念館を見て出口へ。出口のお土産屋でこの博物館に展示されている飛行機の解説書を発見、何だこれを見ながら観て回ればもうちょっと興味がもてたのに・・・・・・。子チャックたちは大統領専用機のおもちゃを購入。
午後2時30分、博物館を後にし、毎年訪れているB&Bサボテン屋さんに立ち寄り、今年のサボテンを購入、キャンプ場へ戻る。晩御飯は鶏手羽先の炭火焼。




ツーソンの旅(5)

2009-12-28 | 買い物


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今日のツーソンは曇り空、ゆっくりとキャンプ場で過ごす。昼食後、洗濯物がたまっているので、近所のコインランドリーまで出かける。州立公園から北へ約10kmのところ、カタリーナの町にあるコインランドリー屋さんへ。選択をしている間の暇つぶしに近くの図書館を探すが、なかなか見つからない。同じ道を何度も行ったりきたりして、やっと見つけたのが潰れたショッピングセンターの一角に警察署と図書館を発見。内部はまるで場末の貸しビデオ屋さんのよう。一応フリーWiFiがあるのでラップトップを持ち込みインターネットにアクセス。これからいく韓国食材店の電話番号を調べる。
洗濯が終わった頃なので、コインランドリーへ戻り、洗濯物をまとめて、キャンプ場へ、キャンパーの中に洗濯物を干す。
韓国食材店に電話をかけて、店が開いていることを確認してから、キャンプ場を出発。サンディーオリエンタルマーケットへ。ここで、正月用食料品などを買いだめ、250ドルも買ってしまった。キャンプ場へ戻り、今日の夕飯はダッチオーブンで豚肉のミネストローネ。






キャンプ場へやってくる野鳥たち

ツーソンの旅(4) カタリーナ州立公園

2009-12-27 | キャンプ


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今日は最終目的地ツーソンへの移動日、朝起きると氷点下4℃。排水を捨てて、出発の準備をするが、トレイラーのベット下収納庫のドアが凍り付いて開かない。ロスアラモスから運んできた屋根の雪が解けて滴となり、ドアの周りをぬらして凍り付いてしまった。このままでは出発できない。ベットを上げ、電気ストーブで暖めるが、ビクともしない。結局棒でドアを内側からたたいて何とか開ける事ができた。
午前9時RVパークを出発、I-10号線を西へツーソンに向かう。目的地はいつもと同じツーソンの北にあるカタリーナ州立公園。しかし、今回の旅は初日のエレファントビュートレイク州立公園が閉まっていた事、昨日のチラカウア国定公園の道路が閉鎖されていた事など、不運が重なっている。二度あることは三度あると言うように、カタリーナ州立公園のキャンプ場は空いているだろうか?不安になる。ウィルコックスからカタリーナ州立公園までは約100マイル。いつものように50マイル/時とゆっくり走っても約2時間、11時過ぎには到着の予定。その頃ならちょうどキャンプ場を出発する人が多く、キャンプサイトも空いているだろうと言うママチャックの計算。
ツーソンの町を抜け、裏道を抜けて、Oro Valley の町へ、この辺り、相変わらず年々と新しいショッピングセンターと住宅地が広がっている。なんとカタリーナ州立公園のまん前にも大きなショッピングセンターができていた。午前11時10分、公園へ到着。入り口でレジストレーション。キャンプ場の値段が上がって、一泊25ドル。とりあえず4泊分100ドルを支払う。ジュニアレンジャープログラムがないか尋ねるが、こちらも州の財政危機でジュニアレンジャープログラムは止めてしまったとの事。キャンプ場では無事キャンプサイトを確保し、一安心。
キャンプ場にはバスコンバージョンと言う超高級RVが並ぶ。不景気と言うのは公平には訪れないよね。いつも最下層の人々から悪いことの影響を受けるんだ。だから教育が大切なんだろうけれども子チャック達の将来は大丈夫だろうか?いつも心配。
キャンパーをセットアップし、お昼にきのこスパゲティを食べ、ゆっくりしてから買い物へ出かける。ますは公園目の前のウォールマート、ワールドマーケットそしてペトコで買い物をしてから、近くのフライズとトレーダージョーズで食料品を購入、キャンプ場へ戻る。本当にこの州立公園は便利だわ。今日の夕飯は炭焼きソーセージ。



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ツーソンの旅(3)チラカウア国定公園 & フォートブーイ

2009-12-26 | アメリカの国立公園


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昨晩はクリスマスだというのに近くを走る貨物列車の音がうるさくてよく眠れなかった。夜中に汽笛を鳴らすのはやめてほしいわ。

今日は今回の旅のメインイベント、Chiricauha (チラカウア)国定公園へ向かう。この公園に立ち寄るためにウィルコックスと言う寂れた町に2泊もすることにしたのだ。チラカウア国定公園は不便な場所にあるためあまり有名ではないが、もう一つのブライスキャニオンと言われているように奇岩が見所。奇岩好きのウッドチャックとしてはぜひとも一度は行ってみたい所なのだ。
朝食後午前9時にRVパークを出発。ウィルコックスのダウンタウンから州道186号線を東へ向かう。町を抜けると周りはもう何もない荒野。途中数軒の家と10頭の牛を見ただけ、茶色のチラカウア国定公園の看板に従い州道181号線へ左折、道は谷間に入り、チラカウア国定公園へ到着。谷の奥の方に柱状節理のような奇岩がそびえる。谷間ではまだ道の両脇に結構雪が残っている。




まずはビジターセンターに立ち寄り、入園料を払うことにする。ところが、ビジターセンターのパークレンジャーによるとこの先のシーニックロード(観光道路)は雪のためまだ閉鎖されているので、入園料は要らないという。もしかしたら午後1時ごろ道路が開くかもしれないので、その時入園料を払って下さいとのこと。あぁ~せっかくここまで来たのにどうしよう。とりあえず午後にまた来るとしてもどこで暇をつぶすか?そういえば来る途中にNational Histtrical Site Fort Bowieの看板があった。ビジターセンターでその場所を尋ねると、そこはオープンしているとのこと。Fort Bowie のマップをもらい、簡単な説明を受ける。なんでもダートロードを数マイル行くと駐車場があり、そこからトレイルを2.5km歩くと遺跡とビジターセンターがあるとのこと。普通はトレイルの入り口にビジターセンターがあるものだが、ここではトレイルの終点にビジターセンターがあるというのが変わっている。パークレンジャーも毎日歩いてビジターセンターに通っているのか?
チラカウア国定公園のビジターセンターを後にし、州道181号線、186号線を戻る。チラカウアから22kmの地点、茶色のNational Histrical Site Fort Bowie の看板を右折、ダートロードに入る。ダートロードを13km走った道の途中に小さな駐車場とトイレがあり、Fort Bowie Trail Head の看板があり、ここにトラックを停め、まずは昼食にサンドイッチを頬張る。




昼食後いよいよハイキング。トレイルを登って行く、途中時々ある遺跡や墓地を見ながらのハイキング。

Fort Bowie と言うのはいわゆる西部劇の時代にジェロニモ率いるアパッチインディアンと戦った騎兵隊の砦。途中の墓地にはインディアンに殺された兵士やジェロニモの子供の墓もある。




しばらく行くと丘の上に星条旗と砦の遺跡が見えてくる。




その手前にはわずかな水が湧き出るApache Springs この水源をインディアンから死守するためにここに砦が築かれたそうだ。




この沙漠ではこのわずかな水源を命をかけて守る必要があったわけだ。百数十年たっても枯れることなく細々と湧き出るところが自然の不思議。そして丘の上のビジターセンターに到着。峠にあるビジターセンター付近は結構風が強い。建物の中に入るとパークレンジャーが迎えてくれる。




なんとこのパークレンジャーはこの峠に暮らしているとのこと。しばらく休憩の後、ビジターセンターを後にし、帰路に着く。ビジターセンター裏の丘をさらに上がると、峠の裏に立派な住居群、ここにパークレンジャーたちが住んでいるのか。駐車場もあり、車で簡単に登ってくるのか。





復路は結構岩がごつごつして歩きにくいが眺めが良い。




山を一気に下り、往路と合流、駐車場へと戻る。子チャック(弟)はもう限界の模様、彼にしてはよく歩いた。
トラックで再びチラカウア国定公園へ戻る。ビジターセンターに立ち寄ると、結局今日は観光道路は開通しなかったとのこと。非常に残念。仕方なく観光道路の入り口まで行き、写真を一枚パチッ。





この先なんか面白そうだなぁ。今度はもっと暖かい時期に来なければ。
ウィルコックスのRVパークまで戻る。今日の夕飯は豚肉とキャベツの炒め物。

ツーソンの旅(2) ウィルコックスへ

2009-12-25 | キャンプ


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朝はキャンパーの中でゆっくりと過ごし、外気温が零度以上になるのを待つ。子チャックたちはクリスマスプレゼントを開けて大喜び。午前9時過ぎ、ようやく外気温が零度以上になったので、排水を捨てて、出発の準備。午前10時RVパークを後にする。I-25号線をさらに南下、唐辛子の町ハッチで、I-25を降り、デミングへ向かう。デミングで今度はI-10号線を西へ向かう。今日は強い西風、向かい風で燃費は期待できない。途中のレストエリアで昼食におにぎりを食べて、さらに西へ向かう。アリゾナ州に入り、今日の目的地Willcoxへ、Willcoxは寂れた町だな。町の西端にある、Sagebrush RVパークに午後3時過ぎ到着。




インターネットで調べて一番安いRVパーク。今日はクリスマスのため事務所も閉まっている。セルフレジストレーションで二泊分36ドル(インターネットスペシャル価格)を払う。明日の為にトラックをトレイラーから切り離し、シャワーを浴びた後、今日はクリスマスディナーと言うことですき焼!


ツーソンの旅(1) エレファントビュートレイク

2009-12-24 | キャンプ

一昨日から雪が降っていたが、予想よりも積雪量は多くなく、何とか今日中にキャンプに出発できそう。ママチャックが仕事に行っている間に、キャンパーに荷物を詰めこみ、トラックにも自転車を積んで出発の準備。ママチャックはお昼少し前に帰ってきた。お昼ごはんを簡単に済ませて、午後12時15分出発する。路面にはもうほとんど雪はない。今日の目的地エレファントビュートレイク州立公園まで約5時間のドライブ。順調にサンタフェ、アルバカーキを抜け、I-25号線をひたすら南下する。午後5時過ぎには日が暮れ、薄暗くなってきた中、州立公園へ到着。ところが公園入り口は封鎖され、Closed のサインが・・・・・・・仕方なくUターンして、次の州立公園へ向かおうとしていたところへちょうどパークレンジャーのトラックが通りかかった。なんでも今日は州知事の命令で全州立公園が一日閉鎖なんだとか。これも州財政危機の影響か?仕方なくすぐ隣にあるRVパークに飛び込みで泊めてもらう。一泊34ドル。州立公園なら年間パスを使って4ドルで泊まれたのに、予想外の出費。こんなことなら明日の朝早くロスアラモスを出発すればよかった。夕飯は簡単にカレースパゲティ。



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ゆで卵の殻

2009-12-22 | その他




今日は冬至。子チャック達の学校も先週の土曜日から冬休み。例年ならパパチャックも有給休暇をとって今週からキャンプに行くのだが、今年から働き始めたママチャックはまだ有給休暇が貯まっていないため、クリスマスイブまで働かなければならない。子チャック達とパパチャックは家でお留守番。

今朝はゆで卵の殻がきれいに二つに割れた。殻がきれいに二つに割れるとなんかうれしい。瞬間接着剤でくっつけて、コレクションに加える。