ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

ヘロンレイク州立公園(3)

2010-05-31 | カヌーイング


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今朝は皆早起き。子チャック(弟)もすっかり元気になった。カヌーをやるなら、風が吹き出す前の早いうちに行こう!朝食とモモの散歩を済ませ、午前9時、カヌーを積んだトラックで出発。このキャンプ場から直接カヌーを水辺に運び出すことは出来ないので、すぐ近くのボートランプまで移動する。ボートランプでカヌーを下ろす準備をしていると、パークレンジャーがやってきて、Inspection (検査)をするという。皆ライフジャケットは持っているし、何も問題はないだろうと快諾すると。「予備の救命フロートはありますか?」と聞いてくる。「えっ!なにそれ?ライフジャケットだけじゃ駄目なんですか?」、「新しい規則で必要になったんですよ。」それと水を掻い出すためのバケツ、助けを呼ぶホイッスルが必要なことが判明。バケツとホイッスルはキャンパーにあるが、予備の救命フロートはない。「その救命フロートはどこで買えますか?」、「公園入口近くのヘロンストアで買えますよ。これら必要なものをすべて用意してからまた来てくださいね。」
そこで、早速ヘロンストアへ。ところが店は月曜日閉店。あぁ~、今回はカヌーに乗れないのか。
仕方がない、することがないので、公園入口近くのビジターセンターにでも立ち寄るか。
ビジターセンターでパークレンジャーに再び質問。「予備の救命フロートが必要と言われたのですが、どこか売っているところを知りませんか?ヘロンストアに行ったのですが、月曜日閉店だったのですよ。」
「それならもう一軒 El Vado Lake の方に Stone House Lodge と言う店がありますよ。電話で救命フロートを売っているかどうか尋ねてあげましょう。店は開いていて、お探しの救命フロートも売っているそうですよ。カヌーをするなら El Vado Lake の北ボートランプから Rio Chama 川をさかのぼるルートが面白いわよ。」
「どうもありがとう。」ビジターセンターを後にし、キャンプサイトへ戻り、バケツを入手、ホイッスルは見つからないのでホイッスルも買わなければ。すぐに Stone House Lodge を目指す。キャンプ場から約18km、ちょっと迷ったが、Stone House Lodge へ到着。こんな辺鄙なところにある店だが、結構繁盛している。四角い予備用の救命フロートとホイッスルを無事購入。
予定よりもだいぶ遅くなってしまったが、午前10時50分、El Vado Lake の北ボートランプに到着。 まだ風は吹いていないし、広い湖ではなく狭い川を遡るためあまり風の影響も受けないだろうということで、トラックからカヌーを下ろして、今年はじめてのカヌーイング。 El Vado Lake は Heron Lake と違って、No Wake Lake (モーターボートは波を立てないようにゆっくり航行しなければならない湖) ではなく、モーターボート、水上スキーやジェットスキーが走り回る湖なので、カヌーイングの場所として全く候補に入れていなかったのだが、この北ボートランプから北側、Rio Chama 川にかけてはNo Wake の規制対象になっていた。なるほどこれは良い場所を教えてもらった。北ボートランプから湖を横切りまっすぐ目の前の谷へ漕ぎ出していく。ここから両岸はかなり切り立った崖、峡谷の川を遡っていく。どこまで川を遡れるのだろうか?ヘロンダムまで行けるのかな? ヘロンダムへ向かうちょうど半分くらいまで遡っったところで、川下から風が吹き始めたので急いでU-ターン。





湖に戻ってくると風は結構きつくなっているが、なんとかボートランプまでたどり着いた。カヌーをトラックに積み込んでキャンプ場へ戻り、昼食。
午後はパパチャックひとりで公園のトレイルをサイクリング。結構なアップダウン、途中階段や橋などもあり、面白い。途中で見つけたミサゴの巣。




ヘロンレイク州立公園(2)

2010-05-30 | アメリカの州立公園ほか



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夕べは真夜中に子チャック(弟)に叩き起こされ、ベットに吐いたと言われる。昨日まであんなに元気だったのに、急に胃の風邪に罹ってしまったらしい。仕方がない、パジャマを着替えさせ、パパチャックとママチャックの間で川の字。でも結局一晩中吐いていた。子供っていうのはいつもこうなんだよね。おかげでパパチャックとママチャックは寝不足。
子チャック(弟)は今日一日中ベットでお休み。ママチャックは看病。あぁ、今回はカヌーは無理かぁ。朝食後ダッチオーブンのシチューを火にかけ、パパチャックと子チャック(兄)は近くの岸辺から釣り糸を垂れるも、まったく釣れる予感はなし。午前11時を過ぎると今日に風が吹き出す。午後1時過ぎ、キャンパーへ戻って昼食はビーフシチュー。うん、今度は肉も柔らかくなっているよ。
夕飯は鶏の手羽先の炭焼き。そしてキャンプファイヤー。この頃には子チャック(弟)もだいぶ元気になってきた。これなら明日はカヌーに乗れるかもしれない。





ヘロンレイク州立公園(1)

2010-05-29 | キャンプ


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5月31日はメモリアルデー。子供たちの夏休みが始まり、このメモリアルデーウイークエンドからキャンプシーズン到来、例年どこのキャンプ場も満員で、キャンプサイト探しに苦労し、オマケにラテン音楽大音量パーティーがそこここで行なわれ、今まであまり良い思いではない。今年は4月のうちに、そのことに気づき、キャンプ場を予約することが出来た。予約したのはニューメキシコ州立公園の中で一番気に入っているヘロンレイク州立公園。ギリギリ最後に一つだけ残っていたエレクトリックフックアップサイト24番を予約。24番はキャンプ場の一番端、キャンプホストサイトの隣。それで人気がないのだろうか?
今日はキャンプサイトも予約済みのため、朝ゆっくりと9時15分に我が家を出発。天気予報によると今週末はずっと快晴。山を降り、エスパニョーラを抜け、US84号線を北西へ向かう。アビキュレイク(Abiquiu Lake)、ゴーストランチを通り過ぎ、チャマの町約20km手前で左折、そこから約13kmでヘロンレイク州立公園に到着。今年から入口近くのビジターセンターに立ち寄り、レジストレーションをしなければならなくなった。それを知らずに行き過ぎてしまったため、キャンプ場のダンプステーションでU-ターン、ビジターセンターへ戻り、レジストレーションを済ませる。
キャンプ場へ向かい。サイト24番へ。サイトは細長いが、思ったほど悪くない。なんといっても一番端なので、左隣は誰もいないし、右隣はキャンプホストのためうるさく騒がれる恐れもない。キャンパーをセットアップしたのが11時40分、昼食は持参したサンドイッチ。





午後からはいつものように風が出てきたので、カヌーは無理。今日の午後はキャンプサイトでゆっくり過ごすことにする。昼食後すぐに炭を熾して、夕飯の準備、ダッチオーブンでビーフシチューを作り始める。 
それにしても静かなキャンプ場だ。聞こえるのは風の音と野鳥の声。メモリアルデーウィークエンドと言うのが信じられない。キャンプ場内を皆で散歩してみると驚いたことにどのサイトも静か。一箇所だけオペラを大きな音で流しているサイトがあっただけ。(実はパパチャックはラテン音楽よりもオペラとラップが苦手。)ヘロンレイク州立公園内にいくつもあるキャンプ場の中でこのキャンプ場だけはほとんどがエレクトリックフックアップ付の予約サイト。遅くとも4月中に予約しなければサイトは取れない。と言うわけでパパチャックが思うに、ヒスパニック系の人々はそういった計画的な生き方が苦手なんじゃないかなぁ?だからこのキャンプ場だけは静かなのか?それとも偶然? 7月の独立記念日の週末もこのキャンプ場に予約を入れているので、その時判明するかも?
夕飯はダッチオーブンで煮込んだビーフシチュー、まだ少し肉が硬いか。





コンバーター交換

2010-05-26 | DIY





23日夜に注文したコンバーターメインボードがもう到着、さすがFedexは早い。120VACのコンセントを抜いてから、コンバーターのカバーを外し、メインボードの交換を15分で終了。これでちゃんと12VDC関連の設備が動くようになった。どうも今までバッテリーは充電されていたようなのだが、(充電されていなければ今年の冬には凍結して完全に駄目になっていたはず。)もしかしたら過充電でバッテリーの性能も落ちてしまったかもしれない。バッテリーはしばらく様子見が必要。

サンタフェ国立森林公園・ヘメスフォールズ

2010-05-23 | キャンプ



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今日も朝寝坊、この季節、サマータイムの所為もあって、日が暮れるのが遅くて、キャンプファイヤーをしているとどうしても寝るのが遅くなってしまい、翌朝は朝寝坊になってしまう。
遅い朝食後、近くのヘメスフォールズまでサイクリング&ハイキング。
いつも使用しているデジタル一眼は重たいので、最近購入したPentax Optio WS80を持っていく。
このデジカメたぶんそろそろモデルチェンジが近いのか?定価250ドルのところアマゾンで88ドルで購入。10メガピクセル、1.5m防水、5倍ズーム、HDムービーなどスペックはいいのだが、とうとう壊れてしまった3メガピクセルのコンパクトデジカメや今使っている6メガピクセルのデジタル一眼に比べると写りがむちゃくちゃ悪い。晴天以下の暗さではノイズが目立ち、ほんのちょっとした逆光で写真が白っ茶けてしまう。無意味な高解像度競争の結果か。まぁ、88ドルなら仕方ないか。





キャンプ場へ戻り、昼食後、ロスアラモスへ帰る。
今回のキャンプが今年初めてエレクトリックフックアップなしのキャンプ。スライドアウトを出し入れするときの電動モーターのパワーも弱いし、夜の電灯もどうも暗い。ちゃんとバッテリーが充電されているのだろうか?そういえば昨年の暮れぐらいからエレクトリックフックアップサイトでも夜の電灯が暗いような気がしていたが、どうも120VACを12VDCに変換するコンバーターがちゃんと働いていない模様。家に戻ってから、じっくりと調べてみる。バッテリーを外したときの電圧、バッテリーだけのときの電圧などを測り、コンバーターの製造会社へ電子メールで質問。ついでにGoogle で見つけた Bestconverter.com というコンバーター通販会社にも同じメールを送る。すると日曜日の夜だと言うのに10分後にはBestconverter.comから返信。レストランからブラックベリーで返信とのこと、コンバーターのメインボードの交換が必要なことが判明。
あまりのレスポンスの良さにこちらもすかさず、コンバーターメインボードを発注、135ドル送料無料。

サンタフェ国立森林公園・スペンス温泉

2010-05-22 | キャンプ



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夕べはキャンプファイヤーをしながら暗くなるまで外にいたので、寝るのが遅くなってしまった。そのため今日はちょっと朝寝坊。朝食とモモの散歩を済ませてから、ヘメスキャンプ恒例のスペンス温泉へ向かう。キャンプ場から10分のドライブ、午前9時30分駐車場にトラックをおき、トレイルを温泉へ向かう。谷を下り、川を渡ってから再び山の斜面を登り、中腹にある温泉へ約20分のトレイル。





温泉にはもう先客が。それも全裸の白人女性二人、困ったなぁ。最近あまりの安さに購入した防水デジカメを試したかったのだが、これじゃさすがに写真を撮るわけにも行かない。目のやり場に困ってしまう。僕らの後には大勢のヒスパニック系のグループもやってきた。彼らは温泉でタバコを吸いながら、ポテトチップを食べるのだ。ちょっと朝出てくるのが遅かったね。この温泉に来るにはもっと早く来なければ。帰り際には全裸で仁王立ちのおじいさんまで来てしまった。トレイルを戻り、駐車場に着いた頃にはもう11時30分。急いでキャンプ場へ戻り、昼食。
午後はキャンプサイトでゆっくり過ごす。パパチャックは釣りに行きたかったのだが、子チャックたちはヤダという。このヘメスフォールズのキャンプ場は大きくて、隣のキャンプサイトとの間隔が広くて気に入っているのだが、難点はすぐ近くに釣り場がないため、釣りをするには車で出かけなければならない。
夕飯は炭焼きソーセージ、そしてキャンプファイヤー。





サンタフェ国立森林公園・ヘメスフォールズキャンプ場

2010-05-21 | キャンプ



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今週末は暖かくなってきたので、エレクトリックフックアップサイトでなくても大丈夫と言うことで、ロスアラモスの裏山、サンタフェ国立森林公園のヘメスフォールズキャンプ場へ行くことに。2週間前にはサンタフェ国立森林公園のキャンプ場はまだオープンしていなかったので、確認の意味もかねて、子チャック達を学校に送り出してから、ママチャックと二人でヘメスフォールズまでドライブ。キャンプ場は無事オープン。サイトNo.11にキャンプ用の椅子を2つ置いて、サイトを確保。ロスアラモスへ戻り、スミスで食料品の買出し。家へ戻り、パパチャックは買ってきた豚肉と牛肉のブロックを挽いてミートローフを作る。思ったよりも時間がかかってしまって、キャンプへ行く準備が終わるともう子チャックたちは学校から帰ってくる時間。まだ暖かいミートローフ(3斤)はそのままキャンパーに乗せて、キャンプへ出発。ヘメスの九十九折れの山道をゆっくりトレイラーを引っ張り、ロスアラモスから約50分でキャンプ場へ到着。朝、サイオンで来た時には気がつかなかったが、キャンプサイトは思ったよりも細長くトレイラーをバックで入れるのがちょっと大変そう。念のためトラックから一度降りて、進路を確認してから、ママチャックの誘導で、トレイラーをバック。何とか一発でトレイラーをサイトに入れることが出来た。隣のサイトのおじさんから「ナイスバック。」と一声。ちょっとうれしい。
今晩はキャンプファイヤーをしながら、ミートローフ。





コヨーテクリーク州立公園(3)

2010-05-09 | アメリカの州立公園ほか

今日は朝から晴れ、日が差せば、暖かい。朝食後、パパチャックと子チャック(兄)はコヨーテクリークで釣りに挑戦。今回まったく魚影を見かけていないのでまったく期待はしていなかったが、2時間で6尾の虹鱒をゲット!初めての大漁。キャンプサイトに戻り、開いて塩をする。これは来週末家で燻製にするので冷凍庫に保存。昼食後キャンパーをトラックに繋いで、家路につく。







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コヨーテクリーク州立公園(2)

2010-05-08 | アメリカの州立公園ほか


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天気はうす曇、陽が差さないので今日は寒い。オマケに風が強くて、キャンプファイヤーも出来ない。ほとんど一日中キャンパーの中で過ごす。午後になってようやく陽が差してきて、少し暖かくなってきたので、公園内を散歩。子チャックたちはプレイグラウンドで遊ぶ。





コヨーテクリーク州立公園

2010-05-07 | アメリカの州立公園ほか


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今週末はどこへキャンプに行こうか?久しぶりにロスアラモスの裏山、ヘメス山中にあるフェントンレイク州立公園はどうだろう?しかしあそこのキャンプ場は小さくエレクトリックサイトは5つしかない。夕方から行っても多分空いていないだろうから、朝のうちにキャンプサイトを押さえておこう。と言うわけで、子チャック達を学校に送り出してから、パパチャックの愛車サイオンxA(日本名:トヨタ イスト)でヘメス山のワインディングロードをフェントンレイクまでドライブ。途中通り過ぎるサンタフェ国立森林公園のキャンプ場はどこも閉鎖。どうしたのだろう?今年のオープンにはまだ早いのかなぁ?約1時間でフェントンレイク州立公園へ到着。金曜日の朝だと言うのに湖には結構な数の釣り人たち。キャンプ場も満杯。残念仕方がない、今回はいつも空いているコヨーテクリーク州立公園にしよう。急いで、ロスアラモスへ戻り、スミスで食料品の買出し、家へ戻り、トレイラーを繋いで昼食。パパチャックは予約してある歯医者へ、ママチャックは美容院へ。あぁ忙しい。
子チャック達が学校から帰ってきた午後3時40分、ロスアラモスを出発する。山を降り、途中エスパニョーラの町にあるウォールマートに立ち寄り、パパチャックと子チャック(兄)は今年のニューメキシコ州フィッシングライセンスを購入(大人は35ドル、12歳以上は15ドル、12歳未満はライセンス必要なし)。エスパニョーラからリオグランデ川沿いの68号線を北上、タオスを目指す。道はやがて左側にリオグランデ川、右側は急峻な山の谷底を縫うように走る。突然道の右側路肩で雑草が燃えている。すわ山火事か?と思いきや、数百メートル毎に路肩の雑草が燃えている。なんだ、コントロールバーン(山火事を防ぐため、わざと雑草や枯れ木など燃料となるものを燃やしてしまうこと)か?しかし、火が道に近すぎて危ないなぁ。北に向かうほど火勢は大きくなり、最後には道路右側の崖一面が燃えており、炎が道の真ん中まで噴き出している。なんてこった、これはやっぱり山火事じゃないの。向かいの駐車場では携帯電話片手に消防署に電話をしている人。トレイラーに火が移らないことを祈りながら、反対車線を通り抜け、なんとか火事現場を通過。思うに、チェーンスモーカーが南下しながら反対車線の路肩にタバコの投げ捨てを繰り返したのではないか?
タオスの南側にあるRnacho de Taos の町でようやく消防車とすれちがう。なんとかあの山火事を消し止めて下さいよ。
タオスの町手前で64号線に乗り換え、東へ向かう。カーソン国立森林公園を抜け、峠を越えて、エンジェルファイヤーの町で、今度は434号線で南は向かう。ブラックレイクを過ぎると道は細くなり、コヨーテクリークに沿って山を下る。そして午後6時50分、コヨーテクリーク州立公園へ到着。エレクトリックサイトにキャンパーをセットアップ。