goo blog サービス終了のお知らせ 

Deafheaven / Roads to Judah


US発 Black Metal/Post HC、Deafheaven
2011年の 4曲入り 1stアルバム。

Youtube にて本作の 1曲目「Violet」 のライブ映像を観て初めて Deafheaven を知ったのですが、曲の最初の雰囲気ではメンバーの見た目も含めポストハードコアなサウンドかと思いきや、3:50~の疾走へと雪崩れ込む展開から一気にブラックメタルへと化し、もうその曲展開の壮絶さに思わず唸ってしまいました。。。サウンドはブラックメタルを彷彿とさせるとかブラッキッシュ等という段階ではなく、もはやブラックメタルと紹介しても差し支えないサウンドです。。疾走一辺倒たけでなく、ゆったりとした静のパートも組み込まれており、そのゆったりとしたテンポ時は日本の envy 辺りを彷彿とさせるエモーショナルさで、その曲展開含め楽曲のメロディアスさは なかなかに耳を、感情を惹きますのです。。喚き叫び、アジり続けるヴォーカルの気迫も凄まじく、気をみなぎらせ、力をくれるのです。。4曲入りですが 12、6、9分台の楽曲で、トータルは約 38分。

激しくも胸を突き刺してくる、激情、エモーショナル ブラックメタル。
ボリュームを上げてスピーカーから聴くもよし、ヘッドフォンで聴き浸るもよし、な音源です。
Wolves in the Throne Room 辺りのサウンドがお好きな方もぜひ。

Deafheaven / Violet

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Wolves in the Throne Room / Black Cascade


US発 Black Metal、Wolves in the Throne Room
2009年の 4曲入り 3rdアルバム。

今作もサウンドは変わることなく、あくまで一線にひた走る曲展開をベースに、静のパートが組み込まれ、エモーショナルでメロディアスに掻き鳴らされるギターにより、叙情的で激情な世界が繰り広げられます。。。収録されている 4曲共に 10分以上の長さがあり、アルバムトータルは約 50分。。先にも書きましたが、楽曲はあまり大きな展開はなく、少し言い方が悪いかもしれませんが、淡々と横一線にひた走る様な感じで進みます。。ですが、この曲展開が聴く者をじわじわと楽曲の世界に惹きずり入れ、聴き惹き込ませてくれるのです。。。

邪に喚き叫び歌うヴォーカル等、サウンドは寒々しくメロウなブラックメタルなのですが、ポストメタル/ハードコアな雰囲気も感じられたりしないでもないので、激情なサウンドがお好きな方にメタル云々は抜きにしてお勧めしてみたいなぁ、と勝手に思っております。。。
以前にも音源を 紹介 しております、個人的にお気になバンドですので、良いことしか書きませんが、MySpace にてぜひチェックしてみてください。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Wolves in the Throne Room / Two Hunters


US発 Black Metal、Wolves in the Throne Room
2007年の 4曲入り 2nd音源。

以前 に 1st音源を紹介しております、Wolves in the Throne Room
今作も 4曲入りで、トータル約 46分。。
ディプレッシブでアンビエントな広がりをみせ、ゆったりと流れる 1曲目のインストから叙情的なサウンド世界が奏でられ、早くも聴き惹き込まれますのです。。。約 10分~18分の長さがある楽曲は、激速パート、程好い疾走パート、ミドルパート、そして静のパートにより構成され、いずれのパートも非常にメランコリーでメロディアスに掻き鳴らされるギターにより、叙情的でエモーショナルな冷たいサウンドがアルバム通して貫かれております。。それらを更に際立たせているのが、始終、悲痛に喚き叫び歌うブラッキーヴォイスの存在です。。。ラスト 4曲目は約 18分にも及ぶ楽曲で、緩急目まぐるしく展開するのですが、実に激情度数が高く、且つドラマティカルで、聴いているとぐいぐいと聴き惹き込まれますのです。。アルバムの始まりに自然の音が取り入れられているのですが、このラスト4曲目の最後にも自然の音が取り入れられていて、何ともいえない余韻を耳に残してくれるのです。。。

個人的に堪らなく好きなサウンドですので、良いことしか書けませんです。
MySpace にて、どんな感じのサウンドかぜひチェックしてみてください。。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Wolves in the Throne Room / Diadem of 12 Stars


US発 ブラックメタル、Wolves in the Throne Room
2006年の4曲入り1st音源。

4曲入りとはいえ 1、2曲目は約13分、3曲目は約14分、ラストの4曲目は約20分と、かんなり聴き応えのある内容となっております。。
楽曲は疾走するパートがメインとなりつつも ミッド/静のパートが組み込まれ、ひたすらに冷たくも寒々しい、且つメロウなメロディーを撒き散らしながらメロディアスに展開していきます。。薄っすらと取り入れられているKeyが出しゃばらないながらも、実に良い味付けがされております。。ヴォーカルさんの邪悪、病み、叫び具合もなかなか強力でして、非常に良い仕事をされてます。時折、女性Voも絡んできます。。
アメリカのバンドとは思えないくらいの寒々としたメロウなメロディー、フレーズがギターで掻き鳴らされ、また、静のパートも実に叙情的でして、楽曲は長いのですが、個人的には堪らなく好みのサウンドということもあり、途中でダレることなく、なかなかに惹き込ませてくれますのです。4曲目の約20分にも及ぶ大作は、これがまたなかなかにドラマティックでして、特にラストパートでの女性Voが絡み、切なく疾走する曲展開が実に惹き込まれます。。。

myspace にて試聴出来ますので、どんな感じかぜひチェックしてみてください。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )