Metal.Hardcore & more
whispering gloom
Masonna / Inner Mind Mystique

日本発 Noise、Masonna 。
1996年の Relapse Rec よりリリースの 7トラック入り音源。
ノイジー云々ではなく、本格的なノイズを聴いたのは 非常階段 の 「ROMANCE」 (1990) でした。。最初聴いた時はノイズだけに、あまりのエゲツナさに拒否反応すら起こりましたが、それでも何故かまた聴きたい、という様な気持ちになって、何だかんだでノイズというジャンルも聴き続けております。。。
上から目線で思想じみた解釈でノイズというジャンルを語ろうとは思いません。。というか、少しかじっている程度ですので、それ程の知識はありませんが。。。ノイズ音を聴いて美しいとか、アートだとか云々と語ろうと思えば語れるかもしれませんが、作り手さんには申し訳ないですが、正直、ノイズはノイズ、やかましくてうるさい雑音です。。。じゃあ、何で聴くのか? と訊かれれば、先にも書きました様に、何故だか聴きたくなるのです。。。個人的にはノイズを聴いている時、リズムやメロディーらしきものを聴き取ろうとしたりしながら聴いております。。
この Masonna のCDの表には紹介のシールが貼られておりまして、
Uneasy Listening . Sanity Splintering Sound !!!
Rabidry Insane Vocals !!! Utterly Barbaric Japanese Noise !!! PLay Loud !
と記されおります。。
ノイズですので確かに Uneasy Listening なサウンドなのですが、Masonna の場合は更に凄まじいまでの発狂、絶叫加工ヴォーカルが取り入れられていて、より聴き苦しさが増していると思うのです。。3~4分台の楽曲が続いた後のラスト 7曲目 (CD bonus track) の 約15分の楽曲が、これまた凄まじいまでのノイズの洪水状態で、もう聴いているとトランス状態になってきますのです。。。このノイズ音を聴いた後では、どんなブルータルなデスメタルでも、すんなり聴けてしまうくらいに、もう耳が麻痺してしまいますのです。。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。
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