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Decades of Despair / Throes of the Wretched


フランス発 Melodic Death Metal/Hardcore、Decades of Despair
2009年、5曲入り EP音源。

2007年の 3曲入りデモ音源 「Beneath The Ruins」 は、ハードコアなブルータルさ、メロディックデスメタルな劇的さが、もう思わず唸ってしまう程のかっこよさでした。このデモ音源は 試聴&フリーダウンロード出来ます。

2007年のデモ音源の流れを汲んだメロディックデスメタル/ハードコアサウンドは、更にメタル度を上げ、メロディックさ、激しさも増し、その分ハードコアな要素は薄れましたが、もうメロディックデスメタルと紹介してもいいくらいで、バンドの Facebook でもサウンドを Melodic Death、 又は Epic Melo Black Death Metal とも紹介していますな。。
メロディックさ、スラッシーな疾走、ハイとロウが交錯するボーカル、そして、畳み掛ける勢い。
試聴は Facebook にて。
デモ音源曲も再録してほしかったですが、本作収録音源も実にかっこいいです。
本音源の CD、もっと流通させてほしいですなぁ、デジタル販売がメインみたいなので。。

2011年には 2曲収録のシングルがリリースされているのですが、更にメタル化が進み、というか、もはやハードコアな要素はなく、その為雰囲気が変わったかなぁ、と。。否定はしませんが、2007年のデモ音源と 2009年のEP音源のサウンドがやはり好きです。
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Stiff Bastard / Dead Horse Metal


ハンガリー発 Metal/Hardcore、Stiff Bastard
2009年の 11曲入りアルバム、
「Dead Horse Metal - An Alan Smithee album」。

バンド自らサウンドを Dead Horse Metal という様な紹介をしていますが、サウンドはモダンメタル/モダンスラッシュでメタル度が強いながらもハードコアなモッシュさ、アグレッシブさ、且つグルーブさのある、いわゆるニュースクールなメタルな音です。。。程好く疾走するノリのいい楽曲は、そつのないかっこよさで、聴いていますと自然と体が、頭が揺れる、なかなかの佳曲揃いの音源です。。

本作はバンドの HP にてフリーでダウンロード出来ます。
また、2011年の 3曲入り音源もフリーダウンロード出来ます。
この 3曲入り音源は、歌い上げるボーカルパートが耳に残る様になり、そして、曲の雰囲気が少し変わったかなぁ、と。。この 2011年の音源は少し微妙だなぁ、というのが正直な感想です。。

2009年のアルバムの 2曲目 「Short-term Life For Sale」 (OFFICIAL)

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Shake The Pagoda Tree / Beginnings


ドイツ発 Progressive Electronic Deathcore、Shake The Pagoda Tree
2010年の 9曲入り音源。

バンド自ら Progressive/Electronic/Deathcore と紹介しています様に、デスコアベースにエレクトロな打ち込みな要素、Key が程々に加わったブルタルながらもメロディックでエモーショナルなサウンドです。。。5~6分台の楽曲は、ブルデス/スラミングな緩急ついた展開を軸に、ズリズリに引きずり落とす極悪激重ビートダウン/モッシュパート、そして、歌い上げるメロディアスなパートが交錯します。。

ちと褒め過ぎかもですが、私はこの音源がメジャーや大手インディーズレーベルからリリースされていても、何らおかしくないくらいのクオリティーを持っていると思います。。ほんとに、実に楽曲が良く出来ていて、聴き応えがあります。。個人的には 7曲目 "Cathleen" の展開がツボで、思わず暴れ回りたくなります。。

本作はバンドの facebook にてフリーでダウンロード出来ます。
2011年のシングル 「Eden Lake」 もフリーでチェック出来ます。
このシングル曲も実に素晴らしい出来です。
Great! Excellent!! Highly Recommended!!!
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maroon / 2nd ~ 5th


ドイツ発 Metal/Hardcore、maroon

初期の頃から maroon が好きな方にとっては、2000年のEP、2001年の Self Conquest とのスプリット、そして 2002年の 1st 「Antagonist」 が特にお気に入りの方が多く、バンドについてもここで一区切りつけられた方は多いのではないかと思います。「Antagonist」 は赤と青の 2つのジャケットがあり、当時、赤盤、青盤などといっていましたなぁ。ちなみに私は青盤です。。
ニュースクールハードコアからメタル/ハードコアなサウンドへとシフトチェンジした 2004年の 2nd 「Endorsed by Hate」 は、当時かなりの賛否両論 (否の方が多かったですが...) がありましたな。。私も当時は否定的で、音源の入手は見送っておりました。。。しばらく遠ざかっていた maroon でしたが、再び音源を聴いたのは 2006年の 3rd 「When Worlds Collide」 収録の "Wake Up in Hell" でした。。正直な感想、かっこいいではないかと。。初期の頃の音源が好きだった maroon がメタルコアなサウンドをやっているのが私の中のどこかでネックになっていて、2ndからの音源はチェックしていませんでしたが、この時から改めて聴く様になりました。
2nd~5th の曲のパターンは大体似た様な感じで、メロディックデス/スラッシュメタル+ビートダウンなサウンドです。。ですが、なんだかんだ言っても、かっこいいです。

Endorsed by Hate (2004) 2nd
アルバム 2曲目 「The Worlds Havoc」


When Worlds Collide (2006) 3rd
アルバム 4曲目 「Wake Up in Hell」


The Cold Heart of the Sun (2007) 4th
アルバム 1曲目 「(reach) The Sun」


Order (2009) 5th
アルバム 3曲目 「Stay Brutal」

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Grievous Burden / The Weight of the World


ドイツ発 Death/Black Metal/Hardcore、Grievous Burden
2011年の 6曲入り 1stEP音源。

本音源は バンドのMyspaceにてフリーでダウンロード 出来ます。

正直な感想ですが、本音源を聴いていますと、ここで曲が終わるのか? もう一展開いかないのか? という消化不良さを感じます。ですが、まぁその辺はファースト音源ということもあり大目に見るとして、イントロ、アウトロ含む 6曲入りの本作の楽曲はなかなか かっこいいです。。とは言うものの、この手のメタル/ハードコアなバンドは多くいますので、気に入る気に入らないは多くを語るよりも試聴して頂く方がいいかと。。。

私事ですが、この Grievous Burden、かなり気に入っております。
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Cydocore / Envenom


クロアチア発 Melodic Death Metal/Hardcore、Cydocore
2007年の 7曲入り 1stデモ音源。

本作はバンドの jamendo のページ にてフリーでダウンロード、試聴が出来ます。

あまり疾走しないタイプのメロディックデスメタルにハードコアなモッシュパートを組み込んだメタルコア、です。。。ギターのメロディアスさはそこそこ耳を惹きますし、ヴォーカルは歌い上げるパートは取り入れずハードコアなデスヴォイスで終始咆哮し、分かりやすく落としてくる曲展開ながらもモッシーさには体が反応して揺れますし、と、特に個性的で特徴的な部分があるわけではなく、いわゆる数多く存在するメタル/ハードコアなバンドの内の一バンド、な存在なのは正直否めないです。。

しかしながら、気に入る気に入らないのポイント、ツボは人それぞれでして。。
私はこの Cydocore のサウンドをかなり気に入っており、何だかんだでよく聴いています。。メロディックデスメタルな要素が強いのも気に入っていますが、楽曲がなかなかカッコよろしいです。。コンポにてボリュームを上げて聴くと、これまたかっこよさが上がるのです。
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As Gravity Fades / What Lies Beneath


スイス発 Metal/Hardcore、As Gravity Fades
2006年の 5曲入り MCD。
バンドは解散しています。

女性ヴォーカル有する As Gravity Fades のサウンドは、リリースレーベル等でもメタルコアと紹介されているのですが、確かにハードコア+メタルなサウンドですのでメタルコアなのですが、メタルな要素があるとはいえそれ程メタル度が強い訳ではなく、また、落としてくるパートはあるのですが、それ程あからさまなビートダウンな曲展開ではなく。。。サウンドについてはそれぞれの解釈があると思いますが、個人的にはメタルコアと紹介するよりは、ニュースクールハードコア寄りの メタル/ハードコア なサウンドと紹介しますかなぁ。。。個人的にはこのメタル過ぎず、ハードコア過ぎずな、この互いの良いとこ取りな中間をいくニュースクールサウンドが、なんとなく LIAR 辺りのバンドをよぎらせてくれて、好きなんですよねぇ。。。
ツタツタと走るテンポをベースに、更に速いパート、モッシーなパートを組み込んだ緩急の付いた曲展開の楽曲は、5曲共になかなかに佳曲揃いなのです。。先にも書きましたがヴォーカルさんは女性なのですが、スポークンなパート以外は始終 絞る様なシャウトヴォイスで、楽曲を更に盛り立てる程の強力さを持っておりますのです。。

UNDYING な雰囲気に近いサウンドだとも思いますので、その辺りのニュースクールハードコア寄りのメタルサウンド好きの方や、そうニュースクールという私の紹介に拘らず、メタルコア好きの方は MySpace にてチェックしてみてください。
この音源は日本の通販店ではほぼ取り扱っていなかったと思うのですが、なんと最近、Retribution Network さんで扱っておられます。。
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Arcadia Fades / Self Titled EP


チリ発 Emotive New School Hardcore、Arcadia Fades
2011年の 5曲入り EP音源。

バンドの Fades の表記は現地語で Desvanece でして、バンド表記を Arcadia Desvanece としてあることもありますが、MySpace などでは英語表記の Arcadia Fades とされているみたいです。

叙情的でエモーショナルなギターのメロディーを組み込んだ楽曲は、あくまでミッドテンポがベースとなっているのですが、そのミッドテンポからスタスタと走るパートへとシフトチェンジする曲展開が実にかっこよく、聴いていますと腕が突き上がり、気持ちが高ぶりますのです。。落としてくる様な曲展開があるハードコアではなく、ちと懐かしいですが Strongarm「The Advent of a Miracle」 や 後期 naiad 辺りを思わせるサウンドで、この辺りのエモーショナルなハードコアサウンドがお好きな方はお気に召すのではないかと思っております。。

緩急ついた曲展開でメロディアス、且つ エモーショナルな楽曲は、情 な要素だけでなく 激 な要素も兼ね備えていて、その 激 な部分をより増させているのがヴォーカルさんです。。ノーマル、クリーンヴォイスは取り入れず、始終、振り絞る様に叫び歌う感情剥き出しヴォーカルは、バックのメロディアスさ、メロディアスなフレーズを より浮き出させ、聴いていて耳を惹きますのです。

この EP音源 は バンドの bandcamp のページ にてダウンロード出来ます。
この楽曲のメロディアスさは、どことなく日本のバンドみたいだなぁ、とも感じるのです。
Recommended 音源です!

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As Blood Runs Black / Instinct


US発 Metal/Hardcore、As Blood Runs Black
2011年の 11曲入り 2ndアルバム。

以前に 紹介 しました 2006年の 1stアルバムは、もう失禁する程にかっこいいメロデスラッシュなメタルコアサウンドでして、個人的にかなりのお気に入り音源です。。その 1stから殆ど音沙汰がないまま時が経ち、正直、もう解散したかと思っておりましたが、何と 5年という歳月を経て本 2ndアルバムがリリースされました。。
前作から大幅にメンバー交代がされていること、入手前に MySpace にて本作の楽曲を試聴し感じたサウンドの雰囲気などから、少し 「ムムム...」 となる点はあったのですが、某通販店の紹介にて 「なんら変わる事無し。」 と推されていましたので、実際に聴いてみることにしました。。

最初にアルバムを通して聴いた時、前作と比べ少し違和感を感じたのは正直な感想です。。でも、それはそうですわな。前作から約 5年ぶりのアルバムで、しかもメンバーも交代していますし。。。そこで、ここ何日か集中的に 1st と 2nd を交互に聴き続けておりました。結果、それ程、いや、特に違和感なく 2枚のアルバムを聴いております。。アルバムの構成も前作と似ていて、前作では 5曲目にインストナンバーがあり、本作では 6曲目にインストナンバーが挟まれています。。個人的な話、この 2ndアルバムでは 6曲目のインスト以降の畳み掛ける楽曲が続く流れが特に気に入っております。。

何だかんだで本 2ndアルバム、実にかっこええです。
メロディックデスメタル/ハードコア なサウンドが好きな方はぜひチェックしてみてください。

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Postmortem Promises / On Broken Foundations


UK発 Death Metal/Hardcore、Postmortem Promises
2010年の 10曲入り 1stアルバム。

バンドの MySpace にて 本アルバムの 5曲目に収録されている "Self Righteous" を初めてチェックした時、楽曲のデスメタルさ、モッシュフルさ、極悪さ、そしてダウンテンポしてからの約 2分近くあるギターソロパートという曲展開のかっこよさに、もう思わず体が仰け反ってしまいましたのです。。。

3~5分台の楽曲で全10曲、トータル約 37分の本作。
曲展開の中でツタタタとデスメタルに走るパート、モッシーでハードコアに走るパートは組み込まれてはいますが、楽曲はあくまで重く這いずるか如くのデスメタリックなミドルテンポがベースとなっています。。そのミドルテンポからの更にシフトダウンしてくる曲展開がこれまたニヤける程に悪さプンプンで、家で聴いていても思わず暴れたい衝動に駆られるのです。。。そして、更に極悪さを増させているのが猛獣系咆哮ロウデスヴォイスのヴォーカルさんです。。楽曲にはシンガロングパートも組み込まれていて、暴れて熱くなるだけでなく、一緒に叫んで熱くもなれます。。

結局、個人的に気に入ったギターソロが入った楽曲は、アルバム中 5曲目の 1曲だけで、アルバム通しては、いわゆる Deathcore と紹介されるサウンドですかなぁ。。どうせならもっとギターソロパートを組み込んで、他のバンドとの差別化をアピールしてもよかったのに....と、余計ながらも思ったりするのです。。まぁ、何だかんだ言ってますが、このデスメタリックさ、落とし方は個人的に気に入っております。。MySpace、または、本作の 5曲目 "Self Righteous" (このライブver ではギターソロは少し短いです。。) のライブ動画をチェックしてみてください。

Postmortem Promises / Self Righteous


バンドは残念ながら解散したみたいです。。。
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