ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

ホームコースに春

2013年03月17日 | コース

今年初めての外ランである。春の日差しが眩しく、微風が心地よかった。

春の訪れ1(スタート地点のハウスの中では苗づくりが行われている)

冬の名残1(コースの脇には雪の壁)

春の訪れ2(雪解け水の流れる音が聞こえる)

冬の名残2(雪が解けたあとから秋の落ち葉が現れた)

春の訪れ3(柳のつぼみが銀色に輝いている)

冬の名残3(日陰の坂道はまだ凍ったまま)

今年はまずは、伊達ハーフと千歳ハーフにエントリーした。


走り納めの外ラン

2012年12月23日 | 雑感

 今年は寒気の訪れが早く厳しい。12月なのに平年の4倍の積雪だそうだ。少し早いが今年の走り納めにいつものコースを2周してきた。陽は照っていたが風は冷たかった。シャキッと気持ちは締まったが、スノーランナーを履いても雪が深くて、さすがに走りにくかった。1月と2月はオーバルかスインピアにしようと思う。

 今年は本当に走れなかった。仕事で時間がとれなかったこともあるが、以前のようなひた向きさが失せていた。昨年からファンランに徐々に移行してきているといえよう。そうは言っても、やはり私にとって走ることはストレスの解消になるし、体調の維持にも欠かせない。来年もどこかのレースを目標に楽しみながら走っていこうと思う。さてどこがいいかな~。


冬はオーバル?

2012年12月16日 | コース

 朝起きてみると、雪がしんしんと降り続いていた。除雪を済ませてクルマを出し、家族で投票に行ってきた。例年ならまだ外ランに挑戦できる時期なのだが、今年は何故かとにかく寒い。12月はスインピアが点検で使えないので、3年ぶりにオーバルに行ってみることにした。

 

 更衣室で着替え、廊下にならぶロッカー前に移動。

ナンバーロックしていよいよコースに入る。

こども連れの家族が何組か来ていて、こどもたちにスケートを教えていた。というかみんな随分上手に滑っている。休日に連れてきて練習させるくらいだから、親が熱心でこどもも好きなのだろう。ランニングコースは1周約460m。ちょうどスインピアの2倍の距離である。本日は10周を2本した。数人のランナーが走っていたが、残念ながら顔見知りの人はいなかった。

それなりに汗をかいたのでシャワールームへ。100円で7分間のシャワーが使えた。更衣スペースは狭いがシャワーは4台なので問題なし。その後廊下のロッカーから荷物を出して更衣室に移動して着替えた。

 16時過ぎのオーバルの外の風景。雪は止んでいた。いつものように夜は開票速報が待っている。


第1回フードバレーとかちマラソン(ハーフ)

2012年11月04日 | 完走記
 この数日風邪をひいていた。なかなか回復せず、かといって悪化もしなかった。ただ鼻汁と咳が続いていた。今日も天候が悪ければ文句なく棄権するつもりでいた。ところが朝起きてみると昨日の天気予報通り晴天!しかしなかなかの強風。気が進まない中、なんとか準備をして、家内のクルマで会場に向かった。その前にスタート地点の近くにある職場に立ち寄って軽く柔軟体操で体をほぐした。そこから徒歩で会場に移動。決して冷たい風ではないのだが、やはりかなりの風である。一番遅いグループの先頭に位置どり、トローチをなめながら出走時刻を待つ。




 9時と同時に出発。最初はアップのつもりで走り出す。それでもだいたい1km6分ペースだ。これを維持することを今日の目標としたのだが、距離表示がなかなか見つけられない。競馬場通りを西に進む。往路は若干の登りで、しかも向かい風なので無理は禁物。風が強いので体が冷えることを懸念してウインドブレーカーを羽織ったが、中に長袖コンプレッションと半袖ポロを重ね着していたために、体はすぐに汗ばんだ。5km辺りまではなんとか6分ペースを維持(5km;30分42秒)、しかし体がヒートアップし過ぎていたので、その後いくらかペースを落とした。開西病院の辺りを左折し、1回目の給水。少し進んで、本日の招待選手である市橋有里選手のハイタッチ応援をパシッと受けた。南商高の方に折れて進むと一時的に強い追い風となった。



 やがて左手に家内と娘の姿が見えてきた。家内は一度自宅に引き返して娘を連れて沿道に応援に出てくれたのだ。ここでは私の方からそばによってハイタッチ!一寸かすり気味だったのが残念。そこを過ぎると今日一番の上り坂だ。美瑛のなんじゃこりゃの坂に比べると大したことはない。この辺りまでくると引き返してくる選手たちがたくさんいた。第一折り返し地点を過ぎ、第二折り返し地点の手前で2回目の給水だ。

 坂を下るといっちゃんさんが走っていて声を掛け合った。向かい風が急激に強まったので一時背の高い男性の後に付いた。右折して前が開けたが、間もなくあの新栄さんに抜かれてしまった。腕をよく振っていたので、私も真似てみたが、どんどん置き去りにされてしまった。3回目の給水をとって、右折するとあとは一直線で、後ろから強風に押してもらうだけだった。距離表示が目につかなく、ペースが確認できなかったが、どうやら6分より若干遅いペースを維持しているようだった。復路はかなり楽ちんで、多くのランナーを追い抜いたが、前方にはまだまだたくさんのランナーたちが見えていた。途中の沿道には何か所か手を挙げたこどもたちが列を作って並んでいた。それに応えようとできるだけハイタッチの連続でそれに応じた。でもこれが予想以上に堪えた。こどもたちの手から跳ね返ってくる力に耐えていると、背すじが張ってくるのだ。意外な発見だった。4回目の給水を済ませて競馬場前を通過すると、安心して気が緩みいくらかスピードが落ちた。しかしなんとか歩くことなく、そのまま家内の待つゴールに両手を挙げて入り込む。到着だ。(記録:2時間08分18秒)



 今日のハーフはこれまでのレースの中で一番きつかった。やはり風邪をおして出場し体調が万全でなかったことと、レースの半分が強い向かい風であったからだろう。本当のことを言うと7kmを過ぎたあたりでは、今日はここでやめておこうかと思ったほどだ。でももう少し進んだら家族が待っているはずだと思い気を取り直して走り続けたのが、結果的に完走を果たせた大きな要因だった。今日は晴天で良かったが、この時期のレースは天候の影響が大きく、開催時期としては再考を要するのではないかと、個人的には思っている。それにしても沿道の応援はほとんど途切れることなくあり、ランナーにとってはありがたいものであった。多くのボランティアが大会の運営を支えてくれていることには心から感謝である。そして今回も家内にはすっかりお世話になった。みなさん今日も楽しませてもらってありがとう!

2012千歳マラソン(ハーフ)

2012年06月07日 | 完走記

めっぽう朝に弱い私だが、早朝5時にむっくりと起き上がり、女房マネとともに一路千歳に向かった。高速道路経由だとなんと2時間で会場に到着できる。しかし目指した駐車場は7時半の時点でもはや満車。仕方なく私だけ降りて、受付を済ませた。昨年と比べるとずいぶん寒い!しばし娘のところで休ませてもらい、エネルギー補給とトイレを済ませ、出走の準備をした。9時過ぎに会場に戻り、今日一緒に走ることになっている友人を探したが、やはり大人数の中では簡単には見つけられない。スタート地点で整列しているランナーの中を少しずつ前方に移動していくと、女房マネが偶然にも友人を発見。なんとか友人とその仲間たちに合流できた。今年は準備不足もあり、今大会は初めてハーフにエントリーしていた。寒さが心配だったのでTシャツの下にアンダーアーマーを着用し2枚重ねとした。下はロングタイツが欲しかったが、残念ながらハーフパンツしか用意していなかった。手袋はノーマークで持ってこなかったので、女房マネの日よけ手袋を拝借した。

 

 

9時30分レース開始。千歳の林間コースは道幅が狭いので、スタート直後から鮭の遡上のような混雑状態が続く。あわてず流れに沿っていこうとするが、ペースは全く上がらない。5kmほどしてようやくあたりが空いてきて、一定のペースで走れる状態となった。このコースで少しでもタイムを求めようとするならば、できる限り前方に並んでおく必要があるだろう。しかしここでタイムを出すことは難しい。7km位走ったところでなんとか友人に追いついた。10km手前でフルのコースから離れ、ハーフ折り返し地点の方向に進んだ。先を行くランナーたちは、やはり顔つきが違う。私のようにキョロキョロ人物探しをしている者はまず見かけない。みなさん前方をしっかりと見据えて走っていた。その中に先輩のM先生の姿があった。もちろん先輩は例によって猪突猛進に走り去っていった。すれ違うランナーの中にはほかに知人はいないようだった。給水地点では必ず水を飲みカロリーメイトを頬張った。12km地点からは登りだ。フルのコースでは32km過ぎに出現してくる難所だ。毎回ここではほとんど歩きそうになっていたことを思い出した。しかし今回はなんとか友人とともにここを登り切った。森を抜けて国道にでると、そこは例の下剋上の道であった。例年ここらでどんどん抜かれていったものだ。今回はハーフということで余力があったせいか、これまで気づくことのなかった病院や公共施設を沿道に発見したのには驚いた。人間というものは疲労困憊していると情報処理能力が極端に低下し、現状を維持することで精一杯となり、他のことには注意が向かなくなってしまうものなのだと再認識。いよいよ川沿いの道に入ってきた。焼肉の準備をしたテントが立ちならび、多くの人たちが声援を送ってくる。その中を私と友人は並走しながらゴールを目指す。そして遂に初めての笑顔でのフィニッシュ!<記録:2時間21分>

 

 

 

レース前は寒いと思っていたが、走ってみると意外にも苦にならず、かえって最高のランニング日和となっていた。今回はゴール前の笑顔が物語るように、友人と一緒に充実したランニングの一日を過ごすことができ、大満足であった。とはいうものの、レース後は娘のところで1時間ほど横にならせてもらったし、帰路の運転は女房マネ一人に任せてしまい、いつものことながら、家族にはたっぷりと助けてもらいました。感謝である。