「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

平成26年第2回蕨市議会定例会 閉会

2014-06-20 10:00:00 | Weblog
2日より開会していた市議会6月定例会は、20日が最終日となりました。

本会議が開かれ、付託に対する委員長報告、提出議案に対する討論・採決が行われました。

市長より市議会に提出されていた、条例案5件、補正予算案1件、その他1件の計7件の議案については、全て原案のとおり可決されました。なお、条例案1件(蕨市税条例の一部を改正する条例)については、無所属より反対討論がなされました。

市民の方から寄せられた、請願・陳情については、請願1件が不採択、陳情1件が採択、別の陳情1件が不採択という結果になりました。

議請第4号「介護保険要支援者への保険給付を継続するよう国に意見書の提出を求める請願」は、国会で成立が見込まれている「介護・医療統合法案」につき、要支援1・2を介護保険から切り離すことに反対し、その旨国への意見書提出を求める内容でした。

この請願については、共産から賛成討論がなされ、採択の結果賛成少数を持って、不採択となりました。なお、民主党蕨市議団は賛成いたしました。

陳情第5号「集団的自衛権の行使を容認する解釈改憲を行わないよう国に意見書の提出を求める陳情」は、現在安倍政権で模索されている、解釈改憲による集団的自衛権行使に反対する意見書の国への提出を求めるに内容でした。

この陳情については、民主党蕨市議団より「いちのせき和一」市議が賛成討論に立ち、「安倍政権の集団的自衛権行使容認に向けた姿勢は、行使によるデメリットについて議論がほとんどなく、丁寧な議論・説明を書くもので賛同できない。また、集団的自衛権行使は「平和主義」という戦後の政治的な基本構造を根底から変える政策転換であり、一内閣の閣議決定による解釈改憲などで変更できるものではなく、堂々と憲法改正を国民に提起すべき」と発言いたしました。陳情に対しては、共産からも賛成討論がなされましたが、新生会(自民)、公明の反対により不採択となりました。

本会議暫時休憩中に議会運営委員会が開かれ、議員提出議案第5号「子宮頸がんワクチン接種に関する意見書」が追加上程されることが承認され、再開後の本会議で上程されました。

この意見書は、昨年4月より定期接種となった子宮頸がん予防ワクチンにつき、その後多数の副反応が報告されるに至り、勧奨接種が中止された経緯に鑑み、勧奨接種再開反対の声が高まっている現状、副反応に苦しむ当事者に診察・移動等に係る経済的負担が重くのしかかっている現状を勘案したうえで、国会及び政府に対して実態の調査・研究を徹底して行うことを求める内容であります。

この意見書は、私が提出者となり、新生会(自民)、共産、公明からの賛成者を得て上程され、全会一致で可決されました。なお、採決に際しては、会派に属さない無所属議員からも賛成を得ることができました。

以上で、6月定例会は19日間に渡る会期を閉じ、閉会となりました。

傍聴にお越し下さいました皆様に、感謝申し上げます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。