
朝の連ドラで舞台になっているから という訳ではないんですがおジィーさんのお誘いで甲賀市信楽へ行ってきました
町はスカーレット色に染まっています いや焼き物じゃなく紅葉ですが (窯元巡りとかの観光はせず(^^;)

家から自走だと往復で100km超になってしまうので水口あたりまで車載で もうこの頃はのんびりポタがいいですわ
信楽までは片道で20kmほど 信楽高原鉄道と並行して走ってる国道307号がメインルートになるんですが
そんなとこ車と一緒に走っても楽しくない 出来るだけ旧道を探して行くことに

旧国道307号だった小野峠 簡単なバリケードがあるので車の通行は皆無 傾斜もそんなになくいい感じの道
峠の少し先に庚申山広徳寺の案内看板 キツそうな坂を上がらないといけませんがちょっと行ってみましょう
約1kmちょいのミニヒルクラ (^ ^) それでも最初の数100mは15%はありそうな激坂

そこを越えれば道もゆるくなり上り下りを繰り返し庚申山山頂(407m)に到着 山上の庚申さんと呼ばれる広徳寺
ここは真鍮の始祖に関する伝承で江戸や大坂などの金物屋から信仰を集めていたとか

山頂には展望台があり甲賀市から遠く鈴鹿山系が見晴らせる壮大な眺めが

すぐ下には先程走ってきた街道とかスタート地点の貴生川や水口の町並み 鉄道や杣川が確認できます

こちらは北側 琵琶湖方面 ちょっとかすんでどの辺かわかりにくいけど琵琶湖や比良山系もぼんやりと
山から下り国道307号に合流して信楽方面に

途中紫香楽宮跡にも立ち寄って 紅葉がキレイ (^ ^)

寺院跡を主とする内裏野地区 建物の礎石しか残っていませんがその規模が偲ばれます

そこからは信楽高原鉄道に沿った集落をつなぐ田舎道を
玉桂寺前の吊り橋ではいつものようにおジィーさんにモデルになってもらって (^ ^)

信楽駅の巨大たぬきの前でお約束の記念写真 最初の写真はこのたぬきを後ろから撮ったところ

お昼は寝そべった大きなたぬきが店舗になっているうどん屋さんでたぬきうどん!と行ったけどこの日はお休み (><)
しようがないので観光案内所でもらったパンフにあった串かつ屋さんのたぬき丼(串カツ丼)を

信楽での観光といえば普通は信楽焼の窯元などを見て回るんでしょうがあまり時間もないのでそちらはパス
信楽の町が一望できる愛宕山山頂(369m)にある信楽らしく土の神と火の神を祀る陶器神社へ

鳥居や狛犬は当然のことながら陶器で出来ている 紅葉も盛りでスカーレット色に (^ ^)

参道の石段は山頂に向かって一直線 ここの傾斜がなんともすごく60度ほどはありそう

山頂からの景色は木々の間から町並みが見える程度だけれど小さな落ち着いた いい雰囲気の神社でした

さて帰り道は同じコース走ってもつまらんので少し南に首を振って三重県伊賀市の方へ
滋賀・三重県道50号 伊賀信楽線 途中までは立派な2車線道路でしたが山に入った途端 離合も困難な狭い道に
車ではあまり走りたくないですが我々自転車乗りには逆に最高の道といえます (^ ^)

県境の標識 三重県突入です が県境上なのかその先何回か滋賀県と三重県を行き来しましたわ

JR草津線甲南駅近くで東海道関宿からの旧街道 杣街道に合流 左が杣街道 我々は右からの伊賀街道を

矢川神社近くの森尻準堤堂

名もない道端の建物の土壁 木の梁がいい味出してたので
帰り道は大回りしたような感じだったけど24km程と行きとそんなに変わらない
またいい道を見つけましたわ (^ ^) あとで調べてみると面白そうなとこが道筋にあったので今度行ってみよう
この日走ったのは
こちら 50kmもありませんが輪行や車載ではこれくらいがちょうどいい距離
天気も良かったし楽しいポタリングでしたね おジィーさん 一日ありがとうございました