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国民投票

2011-06-13 23:08:33 | 日記


<伊反原発派、勝利の見通し 福島事故後、初の国民投票>東京新聞 2011年6月13日 22時09分

 【ローマ共同】原発再開の是非を問い、12、13の両日行われたイタリアの国民投票は13日午後3時(日本時間同10時)から即日開票された。3月の福島第1原発事故後、原発をめぐる国民投票が行われるのは世界で初めて。ANSA通信によると、投票成立に必要な50%超の投票率について、マローニ内相は「超すとみられる」と明言。福島の事故を受け国内では反原発世論が高まっており、成立すれば反原発派の勝利が確実視されている。

 ベルルスコーニ首相は13日、投票終了前の記者会見で「イタリアは原発にさよならを言わなければならないだろう」と述べた。内務省は投票集計を管理している。

 欧州では既にドイツ、スイスが将来の原発停止を決めており、主要国(G8)の一員で欧州の大国イタリアでも反原発派が勝利すれば、日本を含めた世界的な脱原発の動きが進む可能性がある。

 イタリアは旧ソ連のチェルノブイリ原発事故を受けて1987年の国民投票で原発廃止を決め、全国4カ所にあった原発は90年までに稼働を停止。しかしベルルスコーニ政権はエネルギー需要の8割以上を輸入に頼ることから、新規建設を含む原発再開を表明。





<イタリア、脱原発を選択=福島事故後で初、9割超が反対―国民投票>時事通信 6月13日(月)23時14分配信

 【ジュネーブ時事】原子力発電所を持たないイタリアで13日、過去に全廃した原発の復活の是非を問う国民投票が即日開票され、成立条件である50%超を大幅に上回る投票率に達し、復活拒否が決まった。反対票は94%を超え、国民の圧倒的多数が脱原発を支持した。

 福島第1原発事故後に国民の審判で原発反対を選択したのは同国が初めて。政府が目指す将来の原発新設計画は白紙撤回される。

 イタリアのANSA通信によると、ベルルスコーニ首相は同日、「イタリアは原発を放棄し、再生可能エネルギーに依存する判断を下すだろう」と発言。政府の計画が国民に事実上、否決されたとの認識を示した。

 イタリア内務省によると、最終的な投票率は57.0%。国民投票の成立に必要な50%超を大きく上回り、国民の関心の高さが浮き彫りになった。






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