ゴダール語録
★ godard_bot Jean-Luc Godard
映画史というのは、自らの歴史をもつことができる唯一の歴史だということです。なぜなら、映画史というのは自らの痕跡をもっている唯一の歴史だからです…人々がこしらえたさまざまの映像が残っているからです。―ゴダール
★ godard_bot Jean-Luc Godard
人々はより多くのことを知りたがっている。別のやり方でよりくわしく知りたがっている。でもそのためには、つくる映像をより少なくし、それらをよりよくつくるべきなんだ。―ゴダール
(引用)
ゴダールが<映画>を、《自らの痕跡をもっている唯一の歴史》と定義したのは、ただしい。
だが、<音楽>も、そうじゃないだろうか。
両者とも(映画も音楽も)、むかしむかしあるときの、それが“つくられたとき”(撮影されたとき、歌われ、演奏されたとき)を、このいまの瞬間において、表出している。
すなわち、“太陽がいっぱい”を何十回見、“ヘイ・ジュード”を何百回聴いても、いま見、聴くことは、唯一の体験である。