気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

掲示板を作りました

2010-05-12 15:53:56 | その他
特に最近コメントのお返事が遅くなったり、ろくにできなかったりして申し訳ありません。
ゴールデンウイークから取り組み始めたことがあって、そちらに集中しすぎてフィギュアスケートにも、ブログ運営にも気持ちが入らなくなりました。
時間的に無理ということはないのですが、趣味でやっていることを自分の義務や重荷にしたくないのです。我侭ですけれど。
そんなときに子供の学校のことでもちょっとしたことがあり、益々ブログまでは手が回らず・・・。あ、子供のことは昨日で一段落ついたようなので、大丈夫です。

スケートに関してはシーズンが始まったらまた気持ちが入ると思うので、浦島状態にならないために情報のチェックをしたり、関連番組を見たりはしています。
このブログにも愛着があるので、適度に更新もしていこうと思っています。
でもコメントのお返事までは手が回らず、申し訳なく思っていました。
お返事しない宣言をバンクーバーの後にしましたが、お返事しずに放っておくと気になってしまって。
最近加わってくださった方には、ご存知ない方もいらっしゃって、私のいい加減さにあきれてらっしゃるでしょうし。

この2日間PCを開かず、もうコメント欄はしばらく閉じておこうかしらなどと考えながらコメント欄を開いたら、暖かいコメントが並んでいました。
それでここのコメント欄は交流の場として、私が思っている以上に必要とされているのかもしれないと思いました。
もしここのコメント欄を閉じても、自然にどこか別の場所に移動していくだけなのかもしれませんが。

実は1年以上前からコメントの返事に手が回らなくなるたびに、掲示板を作ることを考えていました。
でもフィギュアスケート関連の掲示板は数多くあるし、ブログのコメント欄はそこの管理人が返事をすることが前提になっているから書き込みがあるだけなのかもしれません。
掲示板を作っても利用してもらえるだろうかと思い、バンクーバー終了までは頑張ろうと、このブログをそのままの形で続けてきました。

でも今回このような事情で、いい機会なので作ってみました。→気ままにフィギュアスケート掲示板
常識で考えてネット上に書き込んではいけないこと以外は、フィギュアスケートに関連することならなんでも書き込んでくださいね。
書き込んでもいいか判断に迷う内容の場合は、事前にメールにて私にご相談ください。
皆様に楽しく末永くご利用して頂ければ嬉しく思います。

もちろんこのブログも細々と続けていきます。
コメント欄は一応開けておきますが、フィギュアスケート情報やお互いの交流など、掲示板のほうでもいい内容でしたら、書き込みはそちらにお願いします。
私が書いた記事の訂正などは、ここのコメント欄にお願いしますね。
とりあえずこの記事のコメント欄だけは閉じておきますね。掲示板のほうへどうぞってことで、一種の誘導です。(笑)
次からは一応開けておきますね。

気ままにフィギュアスケート掲示板」よろしくご愛顧ください!

ルール変更

2010-05-07 17:30:26 | ルール・エレメンツ
トリプルアクセルや4回転の基礎点が上がるなど、ルールが変更されたようです。
毎日新聞 時事通信1 時事通信2

国際スケート連盟が6日、ルール変更を発表しました。
ジャンプの採点に関する主な変更点。

3Aや4回転の基礎点が引き上げられた。
3Aの基礎点8.2→8.5
3Tの基礎点9.8→10.3

回転不足は新たに2段階で判定することになった。
4分の1~2分の1回転足りないものは基礎点の70%。
2分の1回転以上足りないものは、これまでと同様に1回転少ない基礎点。

3A以上のジャンプはGOEの減点幅のみ縮小された。
3回転以下のジャンプはGOEの減点・加点の幅が縮小された。

本当はISUで原文を読まないといけないのでしょうけれど根性がないので、日本語の記事を簡単にまとめました。
他にルール変更された部分については日本語の情報待ちをすることにします。(汗)
3A、4回転といった難易度の高いジャンプが正当に評価され、選手は挑戦しやすくなりましたね。
ジャンプの加点で高得点を稼ぎすぎてしまうことがないように、3回転以下のジャンプの加点幅も縮小されましたね。
難易度の高いジャンプに果敢に挑戦する日本の選手達を応援している身には嬉しい変更です。
新らしいシーズンが楽しみです。男子は4回転に挑戦する選手が増えそうなのが楽しみだし、女子の試合を見ているときのイライラが減るかな?

Golden Skateの記事の訳

2010-05-05 20:55:11 | 高橋大輔その他
Golden Skateの大ちゃん記事を、Mayuさんが訳してくださいました。→Golden Skate原文
be SOULや200daysを読んでいるかのような、大ちゃんが直接語りかけてくれているような、素晴らしい訳です。
読みやすい訳で読めるのも嬉しいけれど、体調が思わしくない中、人のためにこれほど労力のかかることをしてくださるMayuさんの姿勢が凄いと思いました。
Mayuさん、本当にありがとうございました!
以下、Mayuさんが送ってくださったメールの全文です。

追記:Mayuさんから訂正があり、一部差し替えました。

 walさんをはじめ、皆様方に励ましていただいてうれしくて(大ちゃんから励まされたような気持ち?!)お礼のつもりで訳しました。
原文はインタビュー記事ですが、勝手な脚色を加えてありますことをご承知おきください。

Golden Skate May 2, 2010        by Tatjana Flade

Making History
Daisuke Takahashi

ワールドチャンピオンになった、日本人初の。
なぜか「日本人初」には、縁がある。
2002年ジュニア世界選手権優勝、2007年東京ワールド銀メダル、
どちらも日本人男子で初めて。
バンクーバーで獲った銅メダルも、
男子フィギュア界で初のオリンピックメダルだった。
歴史的偉業だって言われるけれど、試合する時はもちろん
「フィギュアスケートの歴史をつくってやる!」
なんてこと思ってる、わけない(笑)。

「やるべきことをやろう」、そう思ってるだけ。
結果は後からついてくる。
今回、幸運にも結果を残すことができて、正直うれしい。
誇らしくもある。
もし、僕のしたことをだれかが伝説のように語ってくれるんだとしたら、
この伝説をここで終わらせず、まだまだ続けていきたいと思う。

技術面の力強さと演技面の優雅さ、両方兼ね備えていたから世界の頂点に立てた、
周りはそう言ってくれる。 
でも、今シーズンの初めは、こんな結果になるとは
他の人はもちろん、僕自身もまるで考えてなかった。
2008年10月、ジャンプの練習をしていて、僕は右ひざの前十字靭帯を切った。
オリンピック前の大事な1シーズンを、まるまる棒に振ることになり、
翌年の4月まで氷に乗ることすら、できなかった。

リハビリに励んでいた頃、テレビで世界選手権を見た。
そしたらもう、オリンピックでメダル獲るなんて夢、
絶対叶いっこないって気がしてきて・・・。
もう一度自分が表彰台のてっぺんに立ってる姿なんか、想像できなかった。
世界選手権に出場することだって、全然考えられなかった。

怪我の後、復活するのが、大変だった。
全日本前までずーっときつかった。
氷の上に戻ってすぐは、大丈夫だったんだ。
でもジャンプの練習始めたとたん、「たいへんなことになった!」と思った。
僕の身体はリハビリによって変わっていた。
その身体が、自分の思い通りに動いてくれない。
何とかしようと思うのに、どうしてもうまくいかない。
あせった。

9月、カーニバルオンアイス1週間前、
やっと手に入れたはずのジャンプが、また全く跳べなくなった。
恐怖の瞬間だった。
全てを失って、自分が空っぽになったような気がした。
全日本までずっと、ジャンプの感覚を取り戻す戦いが続いた。
 
リハビリ中、正直言えば、
もうやめる!と思ったことがある。
でもなあ、これまでみんなにどれほど支えてもらったか、
それを考えるとやめられない。
結局、自分で自らをプッシュするしかない、
選手として競い合ってここまできたのに、諦めるのはイヤだ、負けるのはイヤだ。
その思いが、自分を取り戻させた。

去年の秋のグランプリシリーズは、むらばっかり。
スケートカナダはうまくいって、2位。
だけど、NHK杯とファイナルは、とうてい納得のいく出来じゃなかった。。
それでも、12月になってようやく全日本で勝てて(4度目のナショナルチャンピオン)
自分を取り戻せてほっとした。

バンクーバーで、僕はもう一度決戦の舞台に立った。
ショートプログラムは今シーズン一番の出来。
1位とは僅差の3位につけて、フリープログラム。
その冒頭、僕は4回転トゥループに挑んだ、より高い表彰台をめざして。

飛ぶことがたとえ大きな代償を払うことになったとしても、僕は後悔しない。
ぼくにとって理想の演技とは、4回転を含んだものだから。
結果、大コケだったけれど、あれは自分のための挑戦だった!

オリンピックの銅メダリストとして迎えた世界選手権。
ショートプログラムは1位。
僕は、再び4回転に挑んだ。
今回はフリップ。
着氷はしたけれど、両足でしかも回転不足。
でも、僕はうれしかった、
自分が4回転を飛びに行ったことが・・・。

4回転にのぼせてるってわけじゃない。
でも、怪我の前には1つのプログラムで2度4回転を入れることができた。
だから、僕はどうしても怪我の前の自分のレベルに、戻りたかった!

(175.84ポイントを得点した2008年四大陸選手権で高橋大輔は4回転トゥループを2度成功させている。 また175.84点は新採点方式になってからISU下で成し遂げられた最高フリー演技スコアである。それまでは2006年のオリンピックでロシアのプルシェンコ選手の出した167.67点が最高だった。)

オリンピックのあと、シーズンが終わったような気持ちになってたから、
ワールドチャンピオンになれたのは、想定外。
モチベーションが上がらなかったけど
それがかえってリラックスにつながって、いい結果に結びついたのかな。

フリーの演技中、余計なことは考えなかった。
心を空っぽにして、
ただぼくのファンのためにいいプログラムを届けよう、
それだけを思った。
勝ち負けは、考えなかった。
滑っていること自体が、楽しかった。
表彰台の上は気持ちよかった。
勝てるとは思わなかったけれど、つきには恵まれてるかな(笑)。
初めは勝った実感がわかなかったけれど、
やっと実感できてきたかな。

08年までは、ニコライ(モロゾフ)についていたので
ずっと日本とアメリカを行ったり来たり。
今は、フルタイム日本で練習できる。
コーチは、ずっと前から見てくれている長光歌子先生。
今シーズン、ショートは宮本賢二さんが振り付けてくれた。
高校生の頃からCobaさんでやりたい曲があったんだけど
偶然その曲を持ってきてくれてビックリ!
「Eye」は日本のモダンタンゴで、僕が踊りたかった曲、
表現力を生かしてくれた振り付けになった。
フリーは、パスクァーレ(カメレンゴ)にお願いした。
まわりは驚いたかもしれないけれど
ずっと前から密かにあこがれてたんだ、
オクサナ・グリシュク&エフゲニー・プラトフやマリナ・アリシナ&グェンタル・ペーゼラ、
パスクァーレが振り付けたアイスダンスのプログラムに。
「ラ・ストラーダ」はちょっとお茶目で魅力満載のプロ。
二人に頼んだことはとてもよかったって思ってる。

まだ来季も一緒に仕事するか、決めてない。
ただ、僕は本当にいろんなスタイルの音楽をためしたい。
まだ試してないことが、いっぱいあるんだ。
新しいシーズンでは、これまでとは違うことにトライしたい。
だから、可能性としては新しい振付師かな。
はっきりした案はまだがないけれど、とにかく新しい何か!

世界選手権が終わった後の休暇、楽しみにしていたんだ。
ハワイに行こうかと思ってた、まだ行ったことないから。
でも、今はもう気持ちはそっちじゃない、
次の大きなゴールに向かってる。
2011年僕の国日本で開かれる、東京世界選手権に。
その後に何が来るかは、わからない。
でも、もしそこで成し遂げたものに満足してなかったとしたら、
まだ現役を続けるつもり。
そうやっていたら突然、そこにソチがあるかも・・・

そんなこと考えてたりしてたら、下の世代からの圧力も感じる。
後輩達は、よくやってると思う、
ジュニアワールドで勝った羽生結弦くんを初めとして・・・。
彼らのがんばりに時に脅かされながら、
ぼくもまだまだ、これっくらいの自分ではとうてい満足しないよ、
そんなことを思っている。

(高橋大輔は、今、次世代の若者達が憧れその高みまで昇ることを願う、目標そのもの。)

振付はシェイリーン!&広報くらしき

2010-05-01 17:34:25 | 高橋大輔その他
コメント欄でお知らせ頂いた、大ちゃんの新プログラムの振付師の記事をこちらに貼り付けておきますね。→スポーツ報知 サンスポ
<高橋は「彼女にしかない感性があるので、昔から一度は一緒にやりたいと思っていた。6月から来季にスタートしたいので、5月中に決めたい」と話した。>

大ちゃんでジャズを、それもシェイリーン振付で!と希望していたら、本当に叶ってしまいそうです。
私はジャズは詳しくないのでどんな曲を使うのか予想するのは難しいのですが、最近の他選手のジャズのプログラムはどれも大好きなものばかり。
そしてシェイリーンのプログラムもどれも素敵。

ジャズとシェイリーンの組み合わせだと、今季のレイノルズ君のSP「モーニン」が思い浮かぶので、見返してみようかなと思います。GPS最初の試合では踊りこなせていなかったレイノルズ、試合を重ねる毎にジャズらしい洒落た雰囲気が出て、形になっていました。
ジャンプの出来も含めていい演技だったのは四大陸。このときは81.60という高い点数を出していて、PCSもアダムもいたのに一番高い34.30という彼にしてはかなり高い点を出しています。
ジャンプなどエレメンツもよかったのはもちろんのこと、シェイリーンの振付が彼を後押ししていたのでしょう。
このプログラムによって、レイノルズは表現力が増したように思います。

大ちゃんを気に入ってくれている(というより、恐らく惚れ込んでくれている)シェイリーンが、どんなプログラムを作ってくれるのか、すごく楽しみです!

夜追記:
これもコメントで教えて頂いた情報です。
広報くらしきの5月号に大ちゃんが載っていて、ネットから見ることができるし、送料着払いで送付もしてもらえます。→広報くらしき