今日の読売の「週刊KODOMO新聞」のページに、「入門!左右学」という記事が載っていました。
埼玉学園大学教授の西山賢一先生への小中高校生によるインタビュー記事です。
少しフィギュアスケートに関係あるような気がしたので、その部分だけ要約してご紹介。
「左右学」とは、右と左をテーマにした様々な分野の雑学で、異なる分野の学問をつなげようというものらしいです。
例えば、ショッピングセンターでエスカレーターを降りて無意識に歩き出すのは、ある統計では8割が左へ行ったそう。これを参考に効果的な売り場配置を考えることができる。
なぜ左が多いのかというと、人間は心臓が左にあるので、右に回ると遠心力で負担がかかるという説が有力。
陸上のトラックも、野球のダイヤモンドも左が内側に来るようにできている。
逆に、お化け屋敷は右の方に曲がる構造が多いと言われている。ストレスがかかることで怖さも増す。
この部分を読んで、スケートもだって思ったんですよ。
スケートも左が内側に来る回り方、つまり反時計回りが基本ですよね。家の近所のリンクに行っても、一般滑走では反時計回りに滑走方向が定められています。
確かに陸上のトラックも野球のダイヤモンドも同じ。あれは意味があって、人体に即したものだったのですね。
スポーツや人体に詳しい方なら知っているようなことでも、私は知らなかったので新鮮でした。
実はスケートを見ていて、逆回転(時計回り)の選手を見ていると、微妙に落ち着かないような気持ちになるのです。
日本の選手はそれで教えられているから全員反時計回りだし、外国人選手も圧倒的に反時計回りの選手が多いから、見慣れていないので逆回転を見ると変な気持ちがするのかなと思っていたんですよ。
でも見ているだけでも生理的に不安を感じるのかも?なんて思ってしまいました。
逆回転の選手自身はどうなのでしょう?右利きに対して左利きがあるように、それが彼らにとってやりやすい方向だから問題はないのでしょうか?
この前麗音さんに勧めて頂いた「ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと」を読んだときも目から鱗で、自分が人体についていかに知らないかを思い知りました。
しかしこれはピアノのための本だったのに、けっこうフィギュアスケートに結び付けて読んでしまっている自分がいました。(笑)
埼玉学園大学教授の西山賢一先生への小中高校生によるインタビュー記事です。
少しフィギュアスケートに関係あるような気がしたので、その部分だけ要約してご紹介。
「左右学」とは、右と左をテーマにした様々な分野の雑学で、異なる分野の学問をつなげようというものらしいです。
例えば、ショッピングセンターでエスカレーターを降りて無意識に歩き出すのは、ある統計では8割が左へ行ったそう。これを参考に効果的な売り場配置を考えることができる。
なぜ左が多いのかというと、人間は心臓が左にあるので、右に回ると遠心力で負担がかかるという説が有力。
陸上のトラックも、野球のダイヤモンドも左が内側に来るようにできている。
逆に、お化け屋敷は右の方に曲がる構造が多いと言われている。ストレスがかかることで怖さも増す。
この部分を読んで、スケートもだって思ったんですよ。
スケートも左が内側に来る回り方、つまり反時計回りが基本ですよね。家の近所のリンクに行っても、一般滑走では反時計回りに滑走方向が定められています。
確かに陸上のトラックも野球のダイヤモンドも同じ。あれは意味があって、人体に即したものだったのですね。
スポーツや人体に詳しい方なら知っているようなことでも、私は知らなかったので新鮮でした。
実はスケートを見ていて、逆回転(時計回り)の選手を見ていると、微妙に落ち着かないような気持ちになるのです。
日本の選手はそれで教えられているから全員反時計回りだし、外国人選手も圧倒的に反時計回りの選手が多いから、見慣れていないので逆回転を見ると変な気持ちがするのかなと思っていたんですよ。
でも見ているだけでも生理的に不安を感じるのかも?なんて思ってしまいました。
逆回転の選手自身はどうなのでしょう?右利きに対して左利きがあるように、それが彼らにとってやりやすい方向だから問題はないのでしょうか?
この前麗音さんに勧めて頂いた「ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと」を読んだときも目から鱗で、自分が人体についていかに知らないかを思い知りました。
しかしこれはピアノのための本だったのに、けっこうフィギュアスケートに結び付けて読んでしまっている自分がいました。(笑)
カイロプラクティック(西洋整体)の先生の話では、心臓ってほぼど真ん中にあるそうで。それなら、右寄りに心臓がある人って結構いるのかもしれない、とか思ってしまいました。
もしかすると時計回りの選手は右寄りに心臓があるのかも?とか考えてしまって。
そういった科学的な研究が進んだら、スポーツをするにも効率的かもしれないですね~。
「ピアニストなら~」進めた本人、ずいぶん前に読んだきりだから多くを忘れています。(汗
でも確かにフィギュアに限らずスポーツにおいて、ボディ・マッピングは大事ですよね。どこの筋肉を動かせばどこが動くのか、どの筋肉がどの関節と連動しているのか……など、理解しているのといないのとでは動きに差が出そうですね。
>心臓ってほぼど真ん中にあるそうで
子供の頃からかなり左寄りだと思い込んでいました。「ピアニストなら~」を読んだら、ずっと思い込んでいたことがけっこう違っていたので、正しい知識を得てのボディ・マッピングは大切ですね。
普通の人よりも右寄りに心臓がある人はいそうですね。時計回りの選手が目立つアメリカで、反時計回りと時計回りの選手の心臓の位置に差があるかの研究を誰かしてほしい、なんて思ってしまいました。
>スポーツにおいて、ボディ・マッピングは大事ですよね。
スポーツをやる人には是非身に付けてほしい知識ですよね。私もストレッチをするときなどに、関節や筋肉を意識するようになりました。ピアノを弾くときも(忘れちゃうこともあるけれど)なるべく意識するようにしています。
左右学ですか、面白いですね。
興味を持って追究すれば、それはもう学問になるんですものね、楽しい!
私自身は右利きなんですが、私の産んだ子供たちの3分の2(3人のうちの2人・笑)は左利きなんです。
彼らが文字を書いているのを見ると、右利きの私から見ると、如何にも不便そう・・・笑
勿論、彼らにとってはそれが普通ですからすらすらと。
ところが彼らが言うには、逆に左利きの人を見ると違和感があるそうなんです。
と言うのは、自分以外では、圧倒的に右利きの人が多いわけで、人を見るときには右利きが普通、と、そういうことらしく。
不思議ですよね~、人間の感じ方って。
フィギュアスケーターでも、時計回りのジャンパーも、自分以外の時計回りのジャンプを見ると、もしかしたら違和感があるのかも・・・どうでしょうね~。
訊いてみたいですね。
研究者は人一倍好奇心が旺盛なんでしょうね。実行に移して、新しい学問の分野まで立ち上げてしまうってすごいです。しかも左右学は実用性まであるってのがさらにすごい。
roseさんは3人の子のお母さんだったんですね。子供が1人でも子育てにめげそうになっている私は尊敬します。(でももしかしたら1人っ子だからわがままで扱いにくい子に育っているのでしょうか。 汗)
>逆に左利きの人を見ると違和感がある
なんだか不思議です。自分がどうかよりも、目が見慣れていることのほうが大きいんですね。自分で自分が書いているときの姿は見えませんものね・・・でもやっぱり不思議。
roseさんのお子さんのお話を伺っていると、時計回りのジャンパーも他の時計回りのジャンプを見るのに、違和感を感じてそうな気がしてきました。
なんだか今度は右利きと左利きの違いについて興味が湧いてきました。興味深いお話をありがとうございました~!